狗賓マタギ

ページ名:KuhinMatagi

動物名:狗賓

愛称:マタギ

所属:ホートクエリア(樹海)

管理権限:0

最下位の天狗と言われているが、
これでも山の守り神みたいなモノでな。
迷ったのだろ?外へ案内するよ。

概要

狗賓と呼ばれる天狗のフレンズ。
主にホートクエリアの樹海周辺に姿を現すと言われています。
人前に出る事が少ないため、目撃例も少ないが樹海の濃霧の中で道に迷っていると助けてくれたと言う証言がたまに報告されています。
彼女に関する目撃証言のなかで最も特徴的で共通していた証言は、「ライフルを携帯していた」という事です。
しかし、職員が樹海の中で彼女に接触を図った際には、そのような物は確認できませんでした。
そして、「もう迷うなよ。」と言われたそうです。
その後、その職員がプライベートで偶然にも五平餅を持って迷った時は、

「それ、………………………………ちょうだい。

と、赤面しながら恥ずかしそうに言った後に嬉しそうに頬張って、樹海の外まで案内してくれた様です。

容姿

天狗の特徴である山伏の衣装に白い狼の耳を持っています。
どうやら服の中身は基本的には白狼のフレンズと言って差し支えないようです。
また、冬の寒い日に被り傘とマタギのキガワと見られるものを装備していたこともある様です。
※パークの職員が確認できていないので確証が取れませんが、ライフルを携行している時があるらしいと言う情報があるので、接触する際には注するべきだと思われます。

性格

山に生きるものとしてのプライドのようなモノを持っているようです。
前述の恥ずかしがった様子はそのプライドから来ているのかもしれません。
ただ、彼女と接触したことのあるフレンズからの情報によると、自分を大きく見せようとすることは無く、どちらかと言うとなるべく対等で在りたいと強く思っているようです。
しかし、約束を破ったり何度も繰り返し警告を無視して樹海の中に迷い込んだりすると、呆れられたり冷たく扱われるようです。

伝承情報

犬の口を持つ狼の姿とをした天狗。
天狗の中でも一番地位が低いと言われている。
名の有る霊峰などに住む地位の高い天狗と違い、名も無い山に住んでいる。
また人を地獄に送るような強力な力は無い。
山の神の使いなどとも考えられ、だからこそ山に住む人々に近い存在として崇拝された。
また、山仕事を行う猟師や樵からは特に信仰されていた。
人々の生活に密接だったとはいえ異質な存在であることには変わりなく、山を荒らせば祟るとも言われている。
地域によっては狗賓に捧げる狗賓餅というモノがある。
また一説ではこの狗賓餅が、五平餅の元になったと言われている。

 

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ライフルについて

彼女は何らかの銃火器、又は銃火器を模したフレンズの武器を所持している可能性があります。
証言としては不確実ではありますが、以下のような事例が報告されました。

ホートクエリアの樹海付近で密猟者が逮捕された事件がありました。
この時に密猟者が以下のような証言をしていました。

・樹海に入って銃を構えた時、森の奥から金属片のような何かが飛んできた。
・弾丸かと思ったが、どうやら違うらしい。
・銃声が全く聞こえなかった。
・わざと外しているような気がした。
・コッキングレバーを引く音が微かに聞こえた。
・いきなり誰かが目の前に現れて、銃のような何かで殴られた。
・気が付いたら道路の真ん中に居て、警察官に起こされ逮捕された。

この件に関して、恐らくこの密猟者を樹海から撃退したのは、この狗賓のフレンズなのではないかと思われています。

彼女は目撃例が少なく、意図的な接触も難しいため今後接触した際には何かしらの調査を行いたいと思います。

 

 

+秘密の屋敷を知っていますか?-開けた?ならばあなたは住人ですね。

さてと、私の銃について司書が色々と考察してくれてな。
ココに残しておくぞ、樹海で会ったらまぁ、その時にでも。 :マタギより

マタギの銃

『化火銃』。(ばけのひづつ)
そのライフルはかつて実際に使われていた狩猟用の村田銃で、これがマタギの種であり、そしてその使用者は彼女に憑いています。
マタギには高い狙撃能力があるされていますが、これは彼女の腕が良いのではなく憑いている猟師の霊が的確な指示とアドバイスをしている結果です。

種となった村田銃は一度彼女に吸収されて、体の一部と化していて、あなた方の言葉を借りれば、『ほぼ100%けものプラズム』で彼女の意志に合わせて様々な効果を発揮します。

弾丸の類は使用できなくなっていて、代りにマタギのけものプラズムを使います。
本人の意思で無害にしたり、威力を高めたりできるので、使いやすいとか。
マタギ曰く、これは山で生きるための道具だそうです。

そして、マタギは狙撃眼鏡(スコープ)は使わない主義だそうです。

何故銃を持っているのか

これは私の独自の解釈なのですが。
猟師や樵と言うのは、山の命を頂くことを明確に仕事にしていているために、狗賓の信頼を得る事が重要とされていました。また、種となった村田銃そのものの影響も強くみられていると思われます。
猟師と言う仕事と特に密接な関係にあった狗賓だからこそ、猟師の特徴をその身に受けたものと考えられます。
呼び名マタギも、そもそもは狩猟を行っていた人たちの事ですし。
ちょっと冬寒いときにはマタギみたいなを格好していた時もありましたね。

とにかく、この銃はマタギの生まれや信仰に対する物が深く影響した結果だと考えられます。

小話

今は昔の話さ。

かつて、その山では狗賓に対する信仰心が強かった。
そんな山に、一人の猟師が居た。
その猟師は山に気に入られていたのかは分からないが、野生の狼と協力して狩りを行っていた。
山を共に理解し、共に歩き回り、共に耳を澄ませ、共に休み、そして共に獲物を捕らえては分け合った。
そんなある日の事、密猟者が現れて金になる山の動物たちを狩らんとした。彼はそんな欲にまみれた銃声を聞いて激怒し、狼と共に戦う事を決意した。
狼が密猟者を奇襲し、そしてその間に狩人が殺さないくらいに狙撃して追っ払う。
月光が明るいその日の夜、狼は策通り密猟者を襲った。密猟者は狼の奇襲に慌てふためき、その隙に猟師が密猟者の肩を狙撃し使い物にならなくした。
狼と猟師は互いに無事であった。
この話の後、密猟者は村の連中に捕まった。
そして、猟師の話を聞いた村人の一人が、その銃の銃床に狼とその呼び名を彫った。

猟師はこの狼を山の化身だと考えていたようで、こう呼んでいた。
『狗賓』
と。

さぁ、昔話はおしまいだ。
有名でも何でもない、今となっては何処だったかもわからない山の話さ。
この昔話は調べたってどうせ出てこない。
なにせ、ただの一人の思い出話なのだから。

 

検閲してて、どうしようか悩みましたが載せました。 :司書より

 

 

 


アニマルガール UMA ホートク

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