CEL-1-489/VS “セルネード"

ページ名:CEL-1-489_VS_Cellnado

セルリアン管理番号: CEL-1-489/VS

種別名: Vertex squali

世代区分: 第1世代

脅威レベル: 3(通常避難)

駆除状況: 未駆除

規定対応手順: 不審な扇風機を発見次第セルリウムセンサーを用いて検出し、駆除してください。セルネード発生時にはサメのアニマルガールの協力を得て、極力人気のない場所に誘導してから駆除を行い、欺瞞情報“悪天候”を用いて来園者及び規定権限に満たない職員をシェルターに退避させてください。また、CDCは監視カメラを通して避難の遅れている来園者を発見、無線連絡により現地の職員へ報告してください。このセルリアンの駆除にあたるハンター編成にあたっては必ず5匹程度のチームを4組以上で構成してください、戦闘能力評価において一定の成績が認められたアニマルガールは任意で避難誘導を行うことが許可されます。セルネード発生時以外の場合のCEL-1-489/VSは脅威レベル2のセルリアン相当として駆除が許可されます。

説明: CEL-1-489/VSは2000年代初頭に普及した一般的な扇風機状の形態を持ったセルリアンです。休眠状態では一般的な扇風機と通常の観測手段を以っては見分けることができません。活性化状態になる条件は不明ですが、仮説として一定の範囲内にサメを基底種とするアニマルガールが侵入した場合とされています。活性化状態では、ファンにあたる部分を上空へ向け、高速で回転させます。これにより大規模な竜巻を発生させて周囲のセルリアンを引き寄せ、そのまま周囲のアニマルガールを捕食するために移動を開始します。これら一連の生態は“セルネード”と呼ばれます。セルネードは随伴しているセルリアンが10体程度まで落ち込むと消滅し、内部のCEL-1-489/VSの駆除が可能となります。

 

+[事案記録を閲覧する]-[認証しました]
 
+[事案記録CEL-1-489/VS-1 20██年/█月/██日]-[閉じる]

 

発生場所: ホートクエリア北部(███,███-███,███)

随伴規模: 約200体

<再生開始>

[晴天にもかかわらずマイクが風音ばかりを拾う]

ミライ: 来園者の皆様は担当フレンズの案内に従って避難してください!繰り返します!あっ……

[この瞬間に竜巻が上陸、録画地点からおよそ1.5キロメートル]

██: ミライさん!現場にはハンター部隊が向かいました。ミライさんも避難を!

ミライ: いいえ、フレンズさん達が命がけで頑張ってくれているんですから、私達も最善を尽くす必要があります。██さんも逃げ遅れた人を探してください!

██: はい![竜巻向かって左手方向の路地へ移動]

ミライ: 私は逆を探しましょうか。[約12秒間疾走] 泣き声?

男児: うわーん!お母さーん!

ミライ: 逃げ遅れ?そこのお客様!君!一緒にあなたのお母さんを探すからこっちに……きゃっ!

[服に取り付けていたカメラが飛ばされる]

ミライ: ほら、良い子だから。

男児: [泣きじゃくりながらで読解不能]

[その後パークガイド・ミライは男児を抱えてシェルター方面へ疾走]

[約16分が経過]

██(AG-1): 倒しても倒してもキリがない!全員離れるなよ!

██(AG-2): オーダー、承知です!えいやっ!

[吹き飛ばされたと思しき中型セルリアンがカメラの前へ入ってくる]

中型セルリアン: [移動を再開し、カメラの上にのしかかる]

[ここでカメラが破壊され、映像が乱れる]

<再生終了>

補遺: 幸いにも怪我人は出ず、パークガイド・ミライの保護した男児とその両親は合流を果たしました。この事案により、サメを基底種とするアニマルガールを優先して狙うことが判明しました。これにより、既定対応手順が改訂されました。

 

 

+[事案記録CEL-1-489/VS-2 20██年/█月/██日]-[閉じる]

 

発生場所: ゴコクエリア東部(███,███-███,███)

随伴規模: 約600体

詳細記録は残されていません。対処に当たったアニマルガールの証言をまとめました。また、CDCのカメラはいずれも竜巻の接近により、破損しており、遠巻きの観測記録しか残っていません。

証言記録:

  • 竜巻の近くにいるセルリアンは、本来飛行しないタイプでも飛んでいた。
  • 竜巻に近づき過ぎると吸い込まれる。竜巻内部は大量のセルリアンが飛んでいて危険。
  • 絶滅種のフレンズもサメの次に優先して狙われているように見えた。

補遺: この際、セルネード誘導係の一員であったホホジロザメが一時的にセルネードに飲み込まれました。間もなく救出され事なきを得ましたが、のちにその際の出来事についてインタビューを行ったところ「何故か竜巻の中にいることで安心感を得た」という旨の返答が得られました。こちらの原因究明は進んでいません。輝きの喪失による後遺症は一時的な体力低下に留まり、数日間の経過観察の後に完治が確認されました。サメ以外が基底種となっているアニマルガールでは竜巻に吸い込まれた際、危機感や恐怖を感じたという証言があります。

 

どこかで聞いたことのある話だ――パークガイド・███

 

 

+[事案記録CEL-1-489/VS-3 20██年/█月/██日]-[閉じる]

 

[編集済]

 

 


画像提供: idola様

 


セルリアン 第1世代 脅威レベル3 未駆除

シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。

コメント

返信元返信をやめる

※ 悪質なユーザーの書き込みは制限します。

最新を表示する

NG表示方式

NGID一覧