Celliens Database Center 保管・管理部 "藍沢 優"

ページ名:Aizawa-s-personnel-file.pdf

人物情報


名前: 藍沢 優 (アイザワ ユウ)

性別: 女性  年齢:22歳  

身長:156cm 体重:53kg

取得管理権限: 2

特定特殊動物権限:4

所属: CDC 保管・管理部

所在: CDC セントラル保管・管理本部

 

詳細情報


-職務内容について

彼女はCDC保管・管理部に勤め、セルリアンに関するデータの整理や、要請に応じて必要なデータを探し出したりするなど、司書のような業務を行っています。

彼女はこの業務について「えと…裏方ではありますが…、とても大事な…ことだとは思う…ので…」とコメントをしており、業務に対する意欲も高く、一定水準以上の効率性をあげています。

また、CDCは秘密裏な部署であり、表向きはPROTECの受付嬢として職員登録されています。しかし彼女は受付嬢をすることに対して難色を示しており、何度も変更を希望していますが、今のところ承認は得られていません。

安藤:気が弱いから押し付けられちゃってるんだよねぇ

藍沢:そ…そんなことない…でひゅ…

安藤:ほらぁ、その感じからもうダメ。ダメダメダメ。

藍沢:あぅあうああああ…! どうしろって言うんですかぁ…!

 

-性格について

おとなしい性格ではありますが口は非常に硬く、パークのセルリアン隠蔽に関しては信頼がおけます。しかしながら、人見知りであると同時に臆病であり、初対面の相手やおびえている際は非常におどおどとした口調になり、言葉の歯切れも悪くなる様子がよく見られます。

そんな一見頼りない彼女ですが、パークのため、アニマルガールのために頑張りたいという信念は強く、率先してアニマルガールを助けようと動いたり、パークの環境改善の事をよく考えているようです。

そのため、普段は引っ込み思案な彼女ではありますが、来園者やアニマルガールが大変な状況にある場合、考えなしに飛び出してどうにかしようとあれやこれやする様子もよく見られます。この時は普段のおどおどとした性格はどこかへ消し飛び、もうどうにでもなれと言わんばかりに様々な行動を思いつく限り行います。

以下の表に、彼女が行った事前行動とその突飛な解決法を一部記録しておきますので、以後彼女が同じように無茶なことをしないよう、少し気にかけていただければ幸いです。

  • 藍沢氏が行った、無茶な慈善行動リスト
起こったこと 取った行動
迷子の来園者の子供を発見した。

親を探すのに協力しました。
しかし親の行方を捜すため、CDCの保有するカメラを無断で使っていたため、
厳重注意を行いました。

川にアニマルガールが落ちた。 一番に飛び込んで助けに行こうとしました。
このあと藍沢氏は溺れましたが
逆に川に落ちたアニマルガールに助けられ、事なきを得ました。
宴会の席がいまいち盛り上がらなかった。 キツツキのマネという一発芸を提案し、実行。柱に何度も頭を打ちつけました。
笑いは得られませんでしたが、彼女を介抱することで、
若干参加者同士の緊張は一応ほぐれました。
フレンズ同士が喧嘩していた。 「あああああああ! どうにでもなれええええ」と叫びながら、
喧嘩の中に飛び込んだ後、フレンズのパンチをもろに食らい気絶。
喧嘩をしていた二人のフレンズの頭は冷えました。

 

-生活について

彼女は普段から真面目ではありますが、休日はパーク内の散策と、おいしいお店探しが趣味となっています。オープンカフェで甘い飲料水とクッキーをつまむことが特に好きで、休み時間には近場のスターバックスでくつろいでいる様子もよく見かけることができます。

根っからの甘党であり、甘々なスイーツを好む他、自身の好みに合わせて注文を行う場合も多々あり、現在のお気に入りは、リストレットベンティ ツーパーセントアドエクストラソイエクストラチョコレートエクストラホワイトモカエクストラバニラエクストラキャラメルエクストラヘーゼルナッツエクストラクラシックエクストラチャイエクストラチョコレートソースエクストラキャラメルソースエクストラパウダーエクストラチョコレートチップエクストラローストエクストラアイスエクストラホイップエクストラトッピングダークモカチップクリームフラペチーノ」と噂されていますが、あまりに長大な名前のため、正確性はありません。
しかも藍沢氏は、これらの名称を丸暗記して注文しており、ただならぬ拘りぶりを見せています。この注文に対して、その長さから店員もたまに内容を間違えてしまうこともありますが、彼女はそれに気が付いて少し残念そうな顔をするものの、文句を言う様子はありません。加えて、おいしいのは変わらないので間違っていても多少はどうでもよくなるようです。

藍沢:なんというか、落ち着くといいますか…ここなら多少わがまま言っても許されるような気がするといいますか…まぁ…とにかく私にとって、スタバは素敵な場所…なんです…

藍沢:それに、甘いものって癒されますよね…!!

安藤:いやーなんで彼女太らないんだろうね? これが分からない。

 

スタバの店員:ああ、あの人ですか…やべーですよね。最近はあの人が来たら、すぐにレジを交代するんですよ~。一番ベテランの人に。あ、あと、あの人の注文を受けられるようになったら一人前みたいなジンクスが、うちにはあるんですよね。

 

-アニマルガールに対して

もともとはパークガイドを志望していたこともあって、アニマルガールに対して大変好意的です。アニマルガールのためになることをよく考え、親切をすることをごく自然に行っており、ガイドになり損ねて管理職をしている今でも、アニマルガールのためにとにかく何かしたいという理想が高いようです。

これはかつて、彼女が幼少のころジャパリパークに来て、アニマルガールに良くしてもらったことも起因しているらしく、それに対する恩返し的な意味も含まれているようです。
そうでなくでも藍沢氏にとって、アニマルガールらと話したり触れ合ったりすることは職務の合間の楽しみとなっており、勢い余ったときは森の奥まで散策しに行ってしまうほどのようです。加えて、アニマルガールを自身の趣味であるカフェに誘うことも多々あり、その際は激甘な飲み物を薦めてしまって困惑されることもたまにあります。

 

-経歴について

彼女は、パークセントラル襲撃事件"(通称"女王襲撃事件")以降に雇用された職員です。元々はパークガイドを志望してジャパリグループの入社試験を受けしましたが、体力の少なさによって第三希望だった管理職に配属されました。

管理職に配属後、ひょんなことからセルリアンに遭遇しましたが、事態を重く見た彼女は個人的にこの事態を隠蔽。この遭遇の事実をCDCは気が付けず、その1か月後、対応に悩んだ藍沢氏がどのようにすればいいかパーク上層部に事態を相談して初めてその事実が判明しました。CDCはその隠蔽能力に注目し、彼女のCDC異動を要請。藍沢氏は、問題の報告を怠った罰と称して部署を管理職からCDCへ移されました。

隠蔽が得意な理由として、藍沢氏がかつて、ペット禁止のビルに住んでた彼女の友人が大切に飼っていた猫の存在を、親に告発したことがある経験が起因していると思われます。この告発によって、友人の飼っていた猫は保健所に送られ、処分されました。結果的に藍沢氏は友人にひどく嫌われ、藍沢氏もこの結果にとても後悔をすることになりました。

この時の経験がトラウマになり、藍沢氏はたとえ本当はいけないことでも、必要な秘密であれば何が何でも隠し通すという癖が体に染みついているようです。

 

-人事面談

人事部:藍沢さん…大変申し訳ないのですが、あなたにはCDCへ部署異動をして頂きたいと思っています。

藍沢:は…はひ!? そ…それは例の件でですか…?

人事部:まぁ…そうなりますね…。 罰と称してですが。 とはいえ、藍沢さんが困るというのであれば、このお話はなかったことにして頂いても大丈夫ですよ。

藍沢:あ…そ、そうなんですか…っ 少しホッとしました……というかCDCというのは…なんなん…でしょう…? 今までお仕事していて、聞いたことないんですけど…。

人事部:それについてはまだお話しできません。…ただ、アニマルガールのためにある、秘密裏な組織とだけ。 そして、この組織に入った場合、もう部署は変われないと思っていただいたほうが良いかもしれません。

藍沢:えっアニマルガールのためですか!? やります!(前のめりになる)

人事部:そ、即答ですね

藍沢:…へぁ…! すみません考えなしに…

人事部:いえ、かまいませんよ。 でも本当にいいんですか?

藍沢:ええと…まぁ、はい、もう。こう、ずっと管理職だとフレンズやお客さんのためにお仕事してるんだーって感覚がなくてですね…! 意外な形ではありますが、フレンズのためになるっていうなら私としてはどんなのだって大歓迎ですよ…! どのみち管理職も、潰しがきかないから他の場所に部署異動なんてこともめったなことがないとできませんしね…
それに、秘密裏な組織ってなんだか、正義の味方みたいじゃないですかぁ…!(目を輝かせる)

人事部:………まぁ、そうですね。

人事部:とはいえ、部署異動に同意いただけるのであれば歓迎いたします。いかんせん性質上だいたい人手不足なので…ようこそ、CDCへ。これからCDCについて、詳しい説明をさせていただきます。

 

-交友関係

  • 安藤 信二

安藤氏はCDC保管・管理部における、藍沢氏の上司です。
藍沢氏は彼の突飛な行動に引きずられたり、後始末を任されたり、彼のまき散らした資料の整理はもっぱら藍沢氏が行っています。

ロボは嘘や隠し事を嫌うアニマルガールであり、彼女と初めて接触した際は、CDCという職務の性質上ひどく嫌われていました。その一方で、藍沢氏自身はアニマルガールのことが大好きであり、ロボに軽蔑されたことに対して非常に心を痛めていました。

しかしその後、ロボは藍沢氏の抱える嘘と隠し事に対する信念と、パークをよくしていきたいのだという理想と心を認め、嘘や隠し事を全面的に認めたわけではありませんが、折り合いをつけて藍沢氏と仲良く過ごしている姿が見られています

かつてサンドスター持ち出し事件をもしだした人物であり、藍沢氏もそれは知っているようです。
サンドスターに関する情報は機密であり、本来は責められるべき内容ではありますが、藍沢氏自身はその行為を「人々の事を考えてやったことだから」と一定の理解を示しており、むしろ彼のことを尊敬しているようです
ひょんなことから出会った際にも意気投合をしており、パークのあり方や、どうすればそれらがよくなるのかを長々と話し合ったり、愚痴を言いあったりする様子が見られています。

彼はパーク研究開発局の生物工学研究室の上級研究員です。
藍沢氏とよく会っている姿を見かけられましたが関係性はよくわかっておらず、藍沢氏は時期によって、藍司氏に懐いていたり、怯えていたり、感情が安定していない点も不明事項として挙げられています。

藍司氏に対して藍沢氏をどう思っているのか聞いたところ「僕はね、彼女の心が気になるんだよ」という要領を得ない回答が得られました。

+20██年██月██日追記情報-解放

彼は秘密裏に藍沢氏に対して、事件を隠蔽するための薬品などを提供していたことがわかりました。

彼はそのような協力していた理由を「彼女が何を考えて、どう壊れていくのが見たかったんだ。実際は最初から気が狂った子だったんだけどね。それでも面白かったから」と述べています。

 

 

 

【重要】20██年██月██日_追記情報

20██年██月██日、藍沢氏が個人的に記していた日記帳が発見されました。

藍沢氏は、重大なパークの裏切者です。彼女の得意とする高い隠蔽能力は、まったくパークのために活かされていませんでした。それどころか、その能力を駆使して自身が信じる正義のために、隠蔽しなければならない情報をばらまいたり、記憶処理薬で対処すべき来園者を巧妙に隠蔽したり、捕縛し██すべきアニマルガールを意図的に逃がしたりしていました。

関係者各位は、彼女を見かけ次第直ちに拘束してください。
彼女が行った行為の数々のせいで、パークはもうボロボロです。パークの威信にかけて決して逃がさないように。

藍沢 優 氏の手記


204█年4月13日

CDCという部署に異動しました。
不安もありますが、フレンズさんのためになるお仕事ができるそうです! がんばりたいです!

204█年5月21日

セルリアンをいち早く見つけて、セルリアンのいる場所から、お客さんや、フレンズを遠ざけたり…
目立たないお仕事ですが、とてもやりがいを感じます。
こうして私が頑張ってるおかげで、みんなが安全に、楽しくパークで過ごせるんだろうなぁって思います。

204█年6月01日

いっそセルリアンを全部倒せたらいいのに…でも私にはその力はありません。
うーん…

204█年8月15日

セルリアンに関する管理権限が上がりました!!!
うれしいです…! もっともっと頑張りたいです!

204█年8月16日

脅威レベルの高いセルリアンに関する資料をいろいろ見ました。
こんなに危ないセルリアンがまだパークにいたなんて信じられません…とてもではありませんが、私たち対処できる範囲を超えているのではないかと思いました。
これをこのまま隠蔽して、お客さんを呼んでもいいんでしょうか? アニマルガールの皆はどうなるのでしょうか…?
もっと国とか…力のある人たちが対処しないといけないんじゃ…

204█年8月20日

脅威レベルの高いセルリアンを見てしまったアニマルガールに記憶処理薬が投与されました。
…記憶処理薬ってなんですか!?
それにあの子、あんなに嫌がってたのに…忘れたくないって…

204█年8月21日

昨日記憶処理薬が投与されたアニマルガールの子に、こっそり対抗薬のrememberを投与しました。
…やってしまいました。
隠さなきゃ…。

204█年10月20日

あれから2か月ほどたちましたが、ばれた様子はありません。何とかなったようです。

20██年10月21日

これからはできるだけ、望まず記憶処理されるアニマルガールの子やお客さんを助けていきたいと思います。
思い出を失うって、悲しいことだし、本人の意思は尊重されるべきだと思うんです…
それに、ちゃんと秘密だよって約束すればいいことじゃないですか。

20██年11月02日

アニマルガールの方に、何か隠してるだろって言われました。
やっぱり勘がいい子っているんですね…しかも嘘ついてるからって、嫌われちゃいました…うううう…

20██年11月20日

研究者の藍司さんという方に会いました。
アニマルガールとセルリアンが遭遇した痕跡を隠蔽する作業の途中に出くわしてしまって、セルリアンの事とかばれちゃうかと思って怖かったんですけど…
事情を分かったうえで私に協力してくださるそうです…! 今まで一人で頑張ってきたから、うれしい!

20██年12月11日

監視カメラの映像をチェックしていたところ、要監視対象の「いのちのみほし」の過激派、「蠍座の会」を見つけました。
フレンズにひどいことをしているのを見つけましたが、隠すことしかできない私にはどうしようもないです…。
報告したらなんでそんなことを知ってるんだという話になって、今まで隠してきたこともばれちゃいそうですし…うぅん…。

20██年3月13日

意図せずですが…「蠍座の会」の中に人狼のアニマルガールを発見してしまいました。
どうも人を食べないと死んでしまうようです。
もしかすると、パークに見つかったら処分されてしまうかも…。

そんなことになったら可哀そうなので、このことも隠すことにします。悪い人の蠍座の会しか食べてないみたいですし、生きるためには仕方のないこと…ですから…。

20██年██月03日

蠍座の会を倒したいというアニマルガールの子に出会いました。
これは…渡りに船です!!!
きっとアニマルガールの子なら、蠍座の会だって…!

20██年██月14日

やりました! 蠍座の会は壊滅しました!!!!!
みんなみんな、アニマルガールの皆のおかげです! 流石アニマルガールの子は、人間相手ならバッタバッタと倒せるんですね…監視カメラ越しに見ていましたが、まさに猛獣でした…!
今日は気持ちよく眠れそうです。

20██年██月14日

人を殺してしまいました。
…蠍座の会とアニマルガールが戦った痕跡を隠すために来ただけだったんです…
でもそしたら、蠍座の会の人がまだ一人いて…怖くなってつい…。

このことは私の胸にそっとしまっておきます。

20██年██月27日

藍司さんに蠍座の件の事を問い詰められました。
私は人間の事を殺したんだって、しかも、それをアニマルガールに実行させて高みの見物をしていたんだって…。 殺す相手の善悪を私が裁くのかって…。

幸い、藍司さんは怒っているわけじゃなくて、「私を試しているんだ」というようなことを言って見逃してくれました。

…あれは、アニマルガールの子を守るために必要なことだったから。
大丈夫、大丈夫、大丈夫、私、自分を信じなきゃ、もう引き下がれないんだから…

20██年██月28日

私は私をちゃんと信じられるのでしょうか…?

20██年██月29日

考えるのは私の事じゃない…アニマルガールや、お客さんの事です…!
人のために、誰かのためになることをしっかりやっていけば、きっと大丈夫です。
その人は幸せになれます…

20██年██月03日

セルリアンの襲撃で、お客さんの多くが███、あるいは█怪我をしたとのニュースを見ました。
当然、私たちCDCの手によって隠蔽されています。
酷い…まず隠蔽なんて、やっぱり違うと思います!
危険性は公表すべきですし、駆除できる能力がある国に知らせるべきなんじゃないでしょうか…!

20██年██月21日

UNEPPCにセルリアンの情報をリークしました。

20██年██月██日

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20██年██月██日

こんな…こんなはずじゃなかったのに…

20██年██月██日

私のやってきたことは、全て裏目に出てしまいました。
他に方法があってんでしょうか? 私は正しいことをやってきたつもりでした…。
どう…して…

 

その後の藍沢氏の行方は分かっていません。

 

 

 

 

 

 


パーク職員 負の遺産 インタビュー protec cdc

執筆者:Fu_sutu

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