はむはむ

ページ名:はむはむ

「はむはむはむ……」

カントー内にある小さな公園で少女はいた
ゴールデンハムスターのフレンズ「ハミィ」である。
どうやら今は好物のひまわりの種を食べているようである

「はむはむはむはむむむ……」

「何してるの?ハミィ」

もう一人の少女もいる。
彼女はシャーリィ・K・クラーク
11歳でありながら研究者である天才少女
ハミィの元飼い主であり、友達である。

「おいしい……」

「あまり食べすぎないでね?結構カロリーもあるから」

「はぁい……はむはむ」

「全く………」

シャーリィはハミィの隣に座った。

「……不思議だね」

「はむ……ん?」

「いや、いつもカゴの中でよく遊んでいたハミィがこんな大きくなって私の隣にいるなんて……」

「アニマルガール……その元のサンドスターって不思議だなって……」

「たしかに……ハミィもシャーリィと同じくらいになるなんて思ってもなかったよ」

「まだサンドスターにはいろいろわからないこともあるけどね、はい」

「ん?」

「お茶、ひまわりの種だけだと食べにくいでしょ?」

「ありがとう、シャーリィ」

お茶を飲むハミィ

(確かに同じくらいだけど……ハミィ)

(「ソレ」の大きさが私より大きいのは………)

「はぁ………」

ハミィを見ながらため息をつくシャーリィ

「?」

「……さて、私は研究に戻るから」

「うん、わかった………また遊ぼ」

「うん」

シャーリィは研究室に戻る………

「はむはむはむはむ……残りの種、食べちゃおう……」

ハミィは引き続きひまわりの種を食べるのであった……。

END


Tale

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