アノマロカリス「リア」

ページ名:Anomalocaris

名称: アノマロカリス(Anomalocaris

愛称: リア(カンブリア紀に由来する)

所属: ミチアト古生物研究所

管理権限: GENERAL-1 / SANDSTAR-2 / MIP-3

外見: 赤いツインテールの髪が特徴的であり、肩から前に垂れた状態を維持しています。臙脂色のパーカーは常に豊満な胸元を大きく開き着用し、Vネックのシャツから素肌が露になっています。パーカーのフードの頭部先端は二股に分かれてます。足元はサッカーシューズのようなスパイク付きスニーカーを着用しています。数えたところ突起は13ずつありました。これらはそれぞれ前方の触手、胴体部分の捕食口、尻尾、13対の鰭が元となっていると推測されます。また、当然ながら絶滅動物特有の瞳孔反応が示されました。アノマロカリスが現存していないことの新たな強い裏づけとなります。

概要: 現存するアノマロカリスではなく、化石から誕生したアニマルガールです。カンブリア紀に最盛を誇った肉食動物であり、三葉虫などを捕食していたとされています。アニマルガールとしての特性は神経の通ったツインテールを基底時の█.█センチメートルから█.█メートルまでの伸縮性を持って自在に動かせることの他、高い水泳能力と水中呼吸能力が挙げられます。ツインテールはけものプラズム形成部位であることが判明しています。彼女の毛皮(服装)や言動は古生代カンブリア紀研究において貴重な資料となるため、パーク研究開発局にて倫理規定に違反しない範囲で実験対象となります。自分自身のことについて知りたがっている彼女自身も実験に協力的であり、██番研究棟█-█号室はちょっとしたサークルやクラブ活動の様相を呈していました。

飼育時留意事項: 簡易報告書に記した通り極めて負けず嫌いで食いしん坊です。敗北はおろか引き分けすら認めず、あらゆる勝敗を決する行為に対して貪欲に勝ちを目指します。勝ちを目指すためには極めて狡猾な手段を用い、そのための学習能力にも長けています。ただしルール上明確に不正行為と定義されている行為は滅多に行いません。ただ単純に勝負事に勝つことを好むのではなく、頂点捕食者としての矜持故だと考えられています。彼女は主に甲殻類などの節足動物を好んで摂食します。海老煎餅といった加工食品よりも節足動物としての原型を留めた物を好むことが判明しています。仮に生のまま昆虫を摂食しても問題の無い消化能力が確認されています。彼女のストレス管理の観点から、担当飼育員は以上のことに留意して給餌を行ってください。研究室内に出没した[編集済]を彼女に捕食させることは栄養管理と衛生面から推奨されていません。また、必要以上に食事を行う傾向が強いので過度な間食は控えさせてください。

確かに[編集済]もまた古生代の生物だけど、仮にも女の子が[編集済]を食べている姿を見る方の気持ちにもなってください――███飼育員
 

・ブラックタイガー
・甘エビ
・セミエビ
・ダイオオグソクムシ
・カブトムシ
・カミキリムシ
・[編集済]

 

野生解放等: 彼女の野生解放は食欲と餓えがトリガーとなります。より空腹時である方が高いパフォーマンスを示すことが判明しました。彼女の野生解放は極めて攻撃的です。ツインテールが末端まで精密かつ素早く強い力でで動かせるようになります。片方で物を引く力を実験したところ、4.51×10ニュートンを示し、両方で計測したところ計器が破壊されました。加えて、野生解放中は体表が[データ削除済]に侵食されにくくなり、上腕二等筋付近が強化されることがわかりました。█.█立法メートルのボールを用いてベアハッグの圧力を測定したところ[編集済]。

 このように、野生解放中の彼女のベアハッグは極めて強力ですが、研究対象としての価値から緊急時以外セルリアンとの接触は許可されません。戦闘訓練及び実戦への配属へはミチアト古生物研究所の管理権限4の職員2名以上、及び所長の合意が必要となります。

 

備品の修理代は君らの給料から天引きで支払うこととする――██主任研究員

 

 

インタビュー記録: 20██年/█月/██日(█)

対象: リア

インタビュアー: ████飼育員(彼女の担当)

同伴者: ████研究員(古生代生物学専門)

状況: リア所属の研究室にて昼食後に実施。

<録音開始>

███飼育員: 録音を開始しました。

リア: それで、インタビューってのは何をするんだ?

████研究員: そうだね、とりあえず君の自己紹介をしてくれ。

リア: んなことしなくたって知ってるだろ? ――いや、そういう記録だから必要か。何から話せばいい?

████研究員: まずは君の基底種と、それについて君が元々知っていたことを頼むよ。

リア: はいよ。基底種はアノマロカリス。古生代カンブリア紀の頂点捕食者で、主に三葉虫を食ってたね。天敵に脅かされた記憶は特に無いよ。大量絶滅したらしいが、生憎アタシはよく覚えてない。

███飼育員: リアさんの仲間が絶滅していると知って寂しいとかは?

リア: 特に無いね。むしろいなくて良い。頂点はアタシ一人でいいのさ。

███飼育員: あはは……三葉虫ってどんな味でした?

リア: ん~?よく覚えてないけど、[編集済]なんか食べると懐かしい気分になるんだよね。

████研究員: 確かに[編集済]は古生代ペルム紀から姿が変わってないと言われているが……(顔をしかめる)

███飼育員: そうです。彼女ってばたまに研究棟に出る[編集済]を拾い食いするもんですからこっちも大変なんです。

リア: そういえば最近見てないな……ん?あれは!!(野生解放を発動させ、ツインテールを[編集済]に伸ばした)

███飼育員: ああ!リアさんダメです!

[雑音]

<録音終了>

 

 彼女には常に小型無線マイクとGPSを装着させてください。彼女は要監視対象「いのちのみほし」及びその関連研究団体から4度に渡って襲撃を受けました。彼女は例外的に誕生当初からけものプラズムにより形成された毛皮を衣服として認識し、着脱することができたためだと予想されます。この情報は誕生当初より閲覧に管理権限4以上を要していましたが、「You are an idiot」によるものと思わしきサイバーテロにより一部の要監視対象に流出しました。何故人間社会に生きる動物とは程遠い古生代の彼女が最初から衣服という概念を理解していたのか、彼女に聞いても一切の有効な返事を得ることができませんでした。これはアノマロカリスがかつて文明と接触していたことを示唆する証言となり、絶滅の原因に関する新たな仮説を立証することが出来るかもしれません。

 

 


本ページ内の伏せ字で表現されている研究員、飼育員は公式DiacordにてAlanからの許可を得た上で、誰でも独自にページを作成することができます。その際の本ページの名前、及びセリフの書き換えはそれらの製作者自ら行うようお願いします。

画像提供: 旭 櫻花


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