+あなたは秘密を守れますか?-ここについては他言無用でな。
概要
ホートクエリアの森の中、日本列島と照らし合わせると遠野郷に当たる地域周辺の森にあると言われています。
該当するであろう地域では高頻度で発生する濃霧で視界が遮られるうえ、現地は樹海となっているため遭難する確率も高く危険なため、職員の立ち入りが制限されています。
また観測用無人機のUAV及びUGVを用いた調査を行ったところ、濃霧地域に侵入してすぐに、UAV、UGVともに緊急停止してしまい、以後の調査でも同じような結果に終わっています。回収した機体を検査すると、電子回路やセンサーの一部が著しく劣化していて、高価な機体の消耗を考慮しこれ以上の調査は無人機を使用しない事になりました。
正確な位置情報は、周辺の地理状況のせいで測量もまともに出来ないため特定されていません。
そのため、ここに来る者は「導かれた」か、「迷い込んだ」か、のどちらかです。
また、マヨヒガの住人とされる者、または導かれた者はたどり着けるようです。
UMA種のフレンズは特に迷い込みやすいと言われています。これはマヨヒガが妖怪のような存在が入り込みやすくできているからと考えられています。調査どころか発見さえも難しい状況なので正確な情報ではありません。
また、宴が開かれる時は迷い込みやすくなります。(※要出典)
遠野物語に代表する民話譚などに登場するマヨヒガは、訪れた者に富を与えるという言い伝えがあります。このマヨヒガもその例に漏れず、訪れた者に何かを授けます。どんな物が贈られて来るかは分かりませんが、本人にとって価値と使い道がある物が贈られます。
マヨヒガの導き
※この資料はマヨヒガとの交渉によって明かされた話を基にしています。
マヨヒガは、通常は辿り着けません、むやみに探そうとしないでください。
辿り着くには住人による導きが必要です。
マヨヒガにおける導きとは、住人がマヨヒガに案内したり、迷う仕掛けを発生させている住人などが意図的に人を通す事を言うそうです。
マヨヒガの周辺の特異な環境は、住人の内の数名がフレンズの技を使い意図的に仕掛けたものです。
導きのない状態マヨヒガに辿り着く事はほぼ不可能です。
導きは、住人が行い直接の案内や手紙などによって行われるケースもあれば、客人の素質を信じて濃霧の中仕掛けを解いて、マヨヒガまで誘導させると言うケースもあります。
例外として迷い込む、と言うのがありますが。これは何らかの理由でマヨヒガの住人が客人を迎え入れようとするときに発生するようで、多くの場合は客人が生命の危機に瀕している場合の助けであるそうです。マヨヒガは遭難者を発見した場合に、一時的に招待する時もあるとのことです。
マヨヒガの住人
マヨヒガの中で生活していたり、拠点にしたりしているフレンズも居ます。彼女たちが自由に出入りできるのはマヨヒガの住人として、マヨヒガの主に認められているからです。
マヨヒガに招待された者は住人として認められ、以後マヨヒガに入りたいときに自由に出入りする事が出来るようになります。
迷い込んだ者は住人達に歓迎され、もてなしを受けます。そして気に入られ信頼を得ると住人として扱われます。
時に住人となった者にはマヨヒガから宴の誘いが来る事があります。これに参加するか断るかは自由です。
マヨヒガの設備
マヨヒガには様々な部屋があり、役割の決まっている部屋もいくつかあります。
またマヨヒガは、門と塀の中だけではなく、周辺の濃霧地域にも施設が存在するようです。
大広間
宴が開かれる場所です。
宴が無いときは寝床などに利用される時もあります。
その広さを活かして様々な事に利用されます。
茶の間
迷い込んだ者や招待されて初めて来た者がもてなしを受ける場所です。
くつろぐ事が目的の部屋でもあり、来客が無いときは人の目を気にせず思い切りくつろぐ事が出来ます。
お茶と茶菓子が常備されていて、自由に頂けます。ヨモツヘグイにはなりませんのでご安心を。
庭園
日本庭園。
橋のかかった大きな池と彩の豊かな植物が特徴的な庭園です。
大広間と茶の間の縁側からこの庭園を眺めることが出来ます。
庭園の中は自由に歩き回れます。
住人たちの部屋
マヨヒガには住人たちが生活する個人部屋が用意されています。
一人一部屋で、広さは住人によって違いますが入居前の初期状態が十畳間であることから、基本は十畳間であると考
えられます。
この部屋は拡張が可能らしく広くスペースを確保している者もいれば、逆に部屋全体を縮小して狭くしている者もい
ます。
模様替えも自由に行えます。部屋は住人、一人一人が快適に暮らしていけるよう配慮されています。
客を招く事も出来るため、秘密の会話をしたい時などに適しています。
納戸
様々な道具がここに収められています。
釣り竿や壺といった普段使わないものから、宴のための食器などもここに保管されています。
使った物は元の場所に戻すのが鉄則です。張り紙にもそう書いています。(達筆)
呪具の類はここには保管されていません。
書斎
書き物をする部屋で、マヨヒガには複数用意されています。
その内の一つは専属の司書が使っていますので、使用する場合は他の書斎を使ってください。
ここで書かれた書物は書庫に保管されます、この世に残したくなかったら放置せずに自分で処分してください。
書庫
マヨヒガで起こった出来事やパークの中で起こった出来事、またセルリアンや異変についての資料が保管されていま
す。
また、書斎に放置された文書の類もここに保管されます。
資料は「あいうえお順」でまとめられていますが、「い」と「ゐ」などの平仮名も混在しているので気を付ける必要
があります。
主に資料を整理したり、しまったりするのは司書と働いている住人です。
酒蔵
宴のための酒が造られる場所です。
酒を保管している場所でもあります。
ここの酒は最高の出来になるように様々な工夫が凝らされていて、一級の神酒を目指したものとなっています。
主人はここの酒を、いつでも飲めるようにしているので、住人に一言断れば誰でも飲むことが出来ます。
しかし、常識の範囲内を超えて飲むようであると、途端に酔いつぶれ、それ以上飲めなくなります。
この酔いは、一睡する事で醒ます事が可能です。
(この酔いは宴の時は解除されるので、つぶれるまで好きに飲むことが出来ます。)
宝物庫
敷地内にある大きな蔵です。
この蔵の中には、マヨヒガの住人が持ち込んだ呪具や武器、そしてマヨヒガに預けられた宝物などが保管されていま
す。普段は巨大な南京錠と暗号、そして呪いからなる厳重な鍵が施されています。
むやみやたらに開ける事は許されず、物を持ち出す時は主人か、不在の場合は代理の誰かに口頭で申し込んでくださ
い。
マヨヒガの宴
マヨヒガでは時に宴が開かれます。見て何が起こっても知らないよ。 マヨヒガを管理しているフレンズ達
この宴会に参加できるのは住人と迷い込んだ者(宴の時は迷い込みやすくなる)で、全員に酒が振舞われます。
飲めない。と言う時には代わりの飲み物が振舞われます。(頼めば色々用意してくれます。ふぁんたなども)
今まで歓迎されたことのある者には、宴の前に知らせが来ます。大体の場合は和紙の手紙ですが、それ以外の方法の場合もあります。
パークとの関係
マヨヒガはパーク管理役員の一部にのみその存在が明かされています。
また、ここを利用しているアニマルガールの間で、ここを拠点とする者が利用しています。
そして、マヨヒガの住人たちは時に宴を開き、知り合いたちを招きます。
また、パークではマヨヒガを緊急時の避難場所として利用できるようにする事をマヨヒガの主人と約束しています。
※管理役員及び職員の極一部に住人が居る事がわかりましたが。パークは約束に則り個人に対して言及しません。
+見て何が起こっても知らないよ。-マヨヒガを管理しているフレンズ達
※この項目は約束を破ったうえで書かれています。
マヨヒガの主人と呼ばれる、マヨヒガを管理維持しているフレンズ達の情報の一部を記載します。
明確に名前を表記すると、危ないと言うとある民俗学者の助言により、役職名で表記します。
主人
マヨヒガと周辺の環境の維持など行っているとされています。
未だに存在が確認されていない、フレンズの一人だと考えられます。
今年の忘年会には出席するらしいので、その時の報告が期待されています。
フレンズの技として、けものプラズムを空気中に紛れ込ませて、周辺の環境を変化させたり維持したりすることが出来ると言われています。明確な証拠も観測したと言う報告も一切なく、この記述に関しても何ら確証のない情報です。
樹海の幻惑者
マヨヒガの周辺で妨害工作を行っていると思われるフレンズ達です。
一人ではなく、複数人居ると考えられています。
濃霧地域の監視や警戒などを行っていると考えられます。
恐らく妖怪がもとになっているUMA系フレンズだと思われます。
宴の日にマヨヒガに迷い込みやすいのは、酒が入って影響力が弱まるからだと考えられます。
酒蔵の主
マヨヒガの中に存在する酒蔵で酒を造っているとされるフレンズ。
だが、それだけが仕事ではなく他にも様々な仕事を受け持っているらしいです。
一部の証言によると、住人の間からは専ら「のんだくれ」と呼ばれているようです。
書庫の司書
マヨヒガの中に存在する書庫で、書物の管理をしているとされるフレンズ。
マヨヒガの住人でさえ、素顔を見たことが無い者がいるらしい。
極度の恥ずかしがり屋でもあると言う噂である。
司書としての仕事以外に校閲や検閲を行っているとの情報もある。
制作者:妖猫狐
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