CEL-1-173/SC "ゴースト"

クリオネ型セルリアン

 

セルリアン管理番号: CEL-1-173/SC

種別名:Stella  Clione

世代区分: 第1世代

（成体）脅威レベル: 3（通常避難）

（幼体）脅威レベル: 1（低脅威）

駆除状況: 未駆除

通称: ゴースト

成体の大きさ: 全高1m〜2.6m（尻尾除く）

幼体の大きさ: 全高20cm〜40cm

規定対応手順: CEL-1-173/SCは夜行性・その上常時透明化している為欺瞞情報の流布が非常に容易です。遭遇した来園者やアニマルガールに対しても「もしかしたら幽霊かも？」の欺瞞情報の流布で対応が可能です。

CEL-1-173/SCに遭遇した際には弱点の目を撃ち抜くか貫くなどの攻撃で破壊し、駆除を行ってください。

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説明:CEL-1-173/SC、通称"ゴースト"はパークの全域で不定期に確認される第１世代型セルリアンです。出現する場所は不規則ですが、基本的に夜に姿が確認される事が大半です。

形状に反して水中で活動することはなく、大抵は空気中を浮遊して行動して居ます。
ゴーストは非常に用心深く、大抵の場合は後述の能力で姿を隠して行動する事が多く、人目に触れることや、直接来園者に対して攻撃することは滅多にありません。
ですが若干悪戯好きな側面もある様で、姿を隠したまま近くで風を起こしたりなどして驚かせる場合があります。
幼体にはその傾向が顕著で、姿を隠したまま悪戯に及ぶケースが大半です。

 

 

ゴーストの形状・容姿は体表は白く透明で、内臓が青い大きなクリオネの様な姿です。翼足は通常のクリオネより長く、肘・手首の様な関節の有無が確認されて居ます。ヒレも存在しており、まるで振袖の様な印象を抱かせます。
また成体にまで成長すると尻尾も形成されます。普段は格納されており、使用する際は下半身が蕾の様に広がりそこから尻尾が露出します。色は青色。
尻尾の用途は不明ですが叩きつける他、真下の物に覆い被せてそのまま体内に取り込む様子が確認されているため、第二の補食器官として機能している可能性があります。

顔に当たる部分には二つの目のように輝く斑紋が存在し、瞬きのような動きを見せる事もありますが後方にも同じ様な斑紋がある為、実際はまやかしに過ぎません。本当の目はコアの様に胸部から除く大きな単眼です。色はどちらも青色です。

 

当然ながら口の位置は頭のツノの間に存在します。
基本盗み食いが大半ですがアニマルガールに対する捕食も行い、単体の場合は口を開いて直接捕食にかかる事が確認されています。

集団の場合、尻尾と同様に伸縮自在のバッカルコーンを口から展開して捕えようとした他、一本だけバッカルコーンを伸ばして捉えようとした例もあり、多種多様な使い方ができる様な仕組みになっていると考えられます。

 

ゴーストは基本、繁殖期を迎えると下腹部に幼体の元が生成され、ある程度まで成長した幼体を体外に放出します。放出され生まれ出た幼体は、餌を食べたり輝きを奪ったりする事でじっくりと成体へと成熟します。
幼体の時点で後述の擬態能力を獲得しているものの、体内まで擬態が出来ず、成熟するまで暫くは親元を離れない様に行動して居ます。幼体のうちは親に分かりやすい目印として体内が仄かに発光する様です。

成体も自分から排出した幼体の事を自らの子供と認識しており、手に入れてきた食料などを渡して食べさせるケースが多々見られます。
セルリアンの中では珍しく明確な「子育て」を行う種と言えます。

 

 

ゴーストについて特記すべき点としては、カメレオンの様な擬態能力を有している点にあります。前述の様に基本的に全身が青白い体色ですが、その外皮、体内の色を自在に変化させることが可能で、周りの光景に溶け込みやすい体色に変色させて姿を隠しながら行動して居ます。
その擬態の性能は成体ともなれば、条件が合えば人間の肉眼では身体の輪郭を捉えることが困難になる程に正確です。背後にいる人間やアニマルガールはもちろん、降りしきる雨粒や砂埃でさえも擬態に反映してしまうといった例も確認されており、透明化した際の発見は非常に難しく、一部からは昼にも姿を隠して活動している可能性が高いとされています。

夜に擬態を解除した状態で確認される事が多い事と能力、体色の所為で目撃された来園者からは「大きな幽霊」程度の認識として広まっており、都市伝説的な扱いを受けて居ます。
現在はその「都市伝説」を欺瞞情報として適用し、当該セルリアンの隠蔽が続けられて居ます。

 

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^{セルリアン 第1世代 脅威レベル3 脅威レベル1 未駆除}