「ひらひら、ゆらゆら。ボクとゆったり泳ごうよー」
概要
熱帯・亜熱帯の沖合やサンゴ礁に生息しているトビエイ目トビエイ科オニイトマキエイ属オニイトマキエイのフレンズ。個体名は「あお」。ホートクエリアにある巨大海洋生物展示施設「タズミ海洋動物公園」に暮らしている。
極めて陽気で能天気な毒気の無い性格。口調も非常にゆっくりで淡々としていて、「ひらひら」「ゆらゆら」といったオノマトペが口癖として発言に付属することが多い。常に無表情ではあるが感情が無い訳ではなくむしろ豊かな方で、頭鰭(とうひ)を動かすことで自身の感情を表現する。平和とゆったり泳ぐことを何よりの宝とし、四六時中水中を胸ビレや頭鰭をひらめかせながら優雅に泳ぎまわっている。水中にいる際は手足を動かすことはほとんどない。好奇心旺盛な面もあり、ダイバーや他の海棲フレンズ、気になるものなどがあれば積極的に近寄る。
元々はタズミ海洋動物公園の"太平洋エリア"にて飼育されている個体だったが、ある時にサンドスターを受けフレンズ化。しかしヒトの身体となっても彼女の生活が特段変わるというわけもなく、今まで通りエリア内を穏やかに泳ぎ続けている。基本的に単独で泳ぎ回っており陸上には滅多に上がることはなかったが、最近になって興味が湧いたのか頻繁に外に出るようになた。しかし乾燥にはとても弱いため、長くは保たずすぐに海中に戻ってしまう。
空を飛ぶことを密かに夢見ており、水中を泳ぐように空をゆったりと飛んでみたいと常日頃想い続けている。時々海面を飛び上がってはバシャンと落ちる様子を見ることができるだろう。
容姿
髪の毛の一部が元動物のようなけものプラズムに変容しており、揉み上げは頭鰭に、後頭部は胸ビレとなってそのシルエットを形作っている。背ビレやオニイトマキエイ特有の白い模様もあり、その下は結われ、長い尻尾のようになっている。白縁のダイバーゴーグルを着用し、その両脇には目を模した髪飾りを付けている。
彼女の白いワンピースは袖や裾が横に大きく広がっており、ひらひらと揺らめく。脇腹にはエラを模した模様と黒いポケットがあり、裾には胸ビレの裏面を模した斑点模様、後方は腹ビレを模した切れ込みがある。首元や脚からは黒いインナーが覗き、裸足の上に黒いサンダルを履いている。
野生解放
「ボク、キミと空を泳ぎたい。一緒にふわふわ、しよう?」
野生解放することで目や頭の白い模様が銀色に輝き、サンドスターが水玉のようにぶくぶくと溢れ出す。この時にのみ発動できるスキル「えぶりでいふわふわじゃーにー」は、自身を宙に浮かせることができるようになり、また同時に、彼女が選んだ何者かを泡に包み、空へと導き共に泳ぐ。
そしてその力は、彼女のいつか空を自由に飛び回りたいという「憧憬」により解放される。
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