CDC記録部からの要請: セルリアンデータベースセンター(CDC)保管・管理部が管轄するクラウドデータベース管理システム「セルデ・データベースシステム」でのファイル保管フォーマットに関する情報概略が示されています。セルリアンに関する情報を報告書として提出する場合、システム読み込みを円滑化するため以下の記法に基いて提出を行うようにしてください。 |
セルリアンデータベース記録フォーマット
セルリアン管理番号: [ここにセルリアンの管理番号を入力します。セルリアン管理番号は「CEL-X-YYY/ZZ」といった形で記述されます。「X」にはセルリアンの世代区分を、Yにはセルリアンの番号(任意)を、Zには種別名の単語の頭文字を入力します。]
種別名: [ここに種別名を入力します。種別名は学名のようなものであり、そのセルリアンの特徴を表したものをラテン語で記述します。例えばイージスであれば黒いイージス「Nigrum aegis」と入力します。その際、必ず斜体を適用してください。]
世代区分: [ここにセルリアンの世代区分を入力します。通常は第1世代(女王襲撃事件以前)か第2世代(女王襲撃事件以後)までです。]
脅威レベル: [ここに脅威レベルを入力します。脅威レベルについては後述しますが、通常は1~5までです。記入例: 「脅威レベル: 4(危急避難)」]
駆除状況: [ここにセルリアンの駆除状況を入力します。通常は「未駆除」「完全駆除済」「通常駆除困難」の4種類となります。]
規定対応手順: [ここにセルリアンを駆除する上での方法を書きます。]
説明: [ここにセルリアンの説明を入力します。特徴や攻撃方法などを記述してください。]
脅威レベルについて
脅威レベルとは、そのセルリアンがヒトやアニマルガールに及ぼす影響を総合的に(メタ的に言えばある程度主観的に)定義する数値です。定義としては以下のようになります。
-
脅威レベル1(低脅威)
脅威レベル1は、50cm以下の小規模セルリアンのうち、ヒトやアニマルガールへの攻撃性や影響度が低い場合に定義されます。大抵は小型のセルリアンに対して付与されます(アニメ1話で登場した小さいセルリアンはこれに定義される)。
- 脅威レベル2(高脅威)
脅威レベル2は、2m以下の小・中規模セルリアンのうち、ヒトやアニマルガールへの攻撃性が非常に強いものの、物理的な身体能力が比較的低い場合に定義されます。物理的・能力的影響度が低いものの、その攻撃性は非常に高い物が多いため、迂闊に接触することは避けなければなりません。
- 脅威レベル3(通常避難)
脅威レベル3は、2m以下の小・中規模セルリアンのうち、ヒトへやアニマルガールへの敵対性が非常に強く、また個体の物理的な身体能力も高いものが定義されます。1個体だけであれば対処は容易でも、群衆化した際に一切の対応が困難になるような場合でも脅威レベル3に定義されることがあります。
- 脅威レベル4(危急避難)
脅威レベル4は、2m以上の大規模セルリアン全般に対して基本的に定義されます。この規模では攻撃性の高いものが多く、通常は来園されたお客様以外にも、セルリアンハンターに指定されたアニマルガール以外も通常は避難義務が発生するレベルとなっています。このレベル以降、基本的にはセルリアンの捕獲調査は行われることは無いか、稀です。
- 脅威レベル5(退避警告)
脅威レベル5は、2m以上の大規模セルリアンのうち、その駆除が非常に困難なもの(DH型セルリアンなど)に対して付与されます。通常はセルリアンハンターであっても戦略的指示が無い場合は退避が優先されます。これに指定されるセルリアン個体は多くの場合は駆除状況「通常駆除困難」が付与されています。
駆除状況について
セルリアンの駆除は、上記脅威レベルや報告されたセルリアンの戦闘能力情報などに基づき、各セルリアン個体の駆除作戦が考案・運用されます。ここでは、その駆除作戦の進行状況やセルリアン個体の存在の有無などを分かりやすく判定するための定義として4つの「駆除状況」が定義されています。以下はその定義の一覧です。
- 未駆除
当該セルリアンのうち駆除が終わっていない個体、あるいは未だ調査段階にある個体に対して定義されます。
- 完全駆除済
当該セルリアンがパークから完全に駆除された場合に対して、この状況が定義されます。その場合、関連資料はアーカイブとして再保管されることもご留意ください。
- 通常駆除困難
当該セルリアンがパークから駆除できておらず、将来的にも通常の方法では駆除が困難な場合にこの状況が定義されます。DH型セルリアン(黒セルリアン)の多くは基本的にこれが付与されます。
その他の用語について
欺瞞情報
欺瞞情報とは、セルリアンの存在を隠ぺいするために用いられる偽の情報です。
この偽の情報は、該当セルリアンを知ることが許されない管理権限の低い職員や、誤ってセルリアンをの影を見てしまった来園者、パーク外の一般社会に向けて発表されます。
セルリアンの存在が外部に漏れないよう隠蔽措置を行った場合は、その内容を資料に欺瞞情報の内容を記載してください。
規定対応手順
規定対応手順とは、各セルリアンに用いられる特別な隠蔽処理・無力化手段を指します。
セルリアンの中には非常に危険な性質を持つものも多く存在しますが、その生態や性質によってその拡大や行動を制限可能なものも存在し、その必要性があると判断されればあらゆる手段を用いて該当セルリアンにその手段を適応します。
パークは潤沢な資金を保有していますが、セルリアンの多さはそれを上回るため規定対応手順をどの程度の規模で行うかは、特定特殊生物対策委員会指導の下、その都度精査が行われます。
隠蔽措置
セルリアンの隠蔽情報に漏洩の恐れが出た際、CDCでは特定特殊生物対策委員会の制定した3つの対応措置に従い、それぞれの事件性に応じて隠蔽処理を行っています。
大まかにどのような規模で隠蔽を行ったか記載する際は、以下の記法を参考にしてください。
- 第1種隠蔽措置
あいまいな目撃情報や、容易に隠せるような軽微なものの隠蔽に使用される措置です。
記憶処理は使用されず、欺瞞情報が流布されます。
- 第2種隠蔽措置
小規模なセルリアン接触事例などを隠蔽する時に用いられる措置です。
記憶処理薬の使用が認められます。対処は難しくありませんが、扱い方によっては大事になり得る事例の場合に適応されます。
- 第3種隠蔽措置
大規模な情報漏洩違反が懸念されるほどのセルリアンとの接触事例などに用いられる措置です。
人の多い場所にセルリアンが出現した場合などに適応されます。記憶処理薬の他、過去の事例では██、████などが行われたこともあり、あらゆる手段での隠蔽実施が認可されます。
コメント
最新を表示する
NG表示方式
NGID一覧