このアイドルがウケないのはどう考えても世界が悪い

ページ名:ご注文は濃いメンツですか?

2時間後。



PPPPPP!!


K「はいはーい!どうでもいいビジネスマナーは要らないから結果だけ教えてねー!」


T『例の作曲家から楽曲提供を受ける事に成功しました』


K「だろうね!別に驚きはしない!なぜなら天才だから!」


T『そのお方をラボに招待するところまで進展出来そうですが、どうしますか』


K「それは普通に想定外!君を見くびり過ぎていたようだね、すまない。今度改めて特に謝罪もしないよ!二回やっても意味ないし!」


T『お連れてしも?』


K「構わないよ!アイドルユニットを立ち上げた以上私はプロデューサーだからね!面会しなくては!」



数分後



T「失礼します」ガチャ


K「おっ!来たね!それでそれで?作曲家様はどちらに?」


T「はい。お入り下さい」




たにし「さぁその眼に刻むがよい!
我こそは軍神!踊り狂う暴風!!……違うか」
https://wiki3.jp/japari-group/page/115#


K「何もかもが」


T「違いますね」


た「くははは!まぁいい、ここが新たな狩場《デモンズフィールド》か。そして貴様らが、革命者《シンクロニスト》と言う訳だな」


K「うっわ絡み辛っ!」


T「ブーメラン刺さってますよ」


た「紹介が遅れたな。私は……おっとこれは過去の記憶《ロストメモリ》か。ふっ。いつにも増して揺り戻し《フラッシュバーン》は慣れないものだ、申し訳ない」


K「大丈夫気にしないよ《スマイルゴットネス》」


T「染まらないでください」


K「おやおや、環境に順応できないのかい?」


T「だから滅びました」


K「おっと地雷だ」


た「改めて、コホン。私は転生前は悪魔と天使の子で前世は救世主。今では来たるべき戦い《ラストラグナロク》に備え《トリミングチャージ》しているよろしく頼むぞ」


K「よろしくたにし君、私は天才だ。覚えておいてくれたまえ」


T「【たにし】さんと【K博士】です。ここまで初対面の挨拶が壊滅的なの初めて見ました」


K「君の噂はかねがね届いているよ。君の創造《クリエイトエナジー》する楽曲《アムネシアソング》は素晴らしいね!」


た「フッ当たり前だ、だからこそ私は曲《アンサー》を創り続ける」


K「ただ私は君の楽曲《アムネシアソング》より、実は他の作品《インモラルクライシス》に興味《トゥルー》がある」


た「うん?それは一体《フェイクスモーカー》……?」


K「君の著作、『暗黒議事録英雄譚《ダークネスキングアーカイブ》』だ」


た「!!」


K「いやはや、異世界に転生した主人公【たにし】がチート能力で敵を蹂躙し敵味方問わず尊敬され好かれ、特に努力障害なく全てを手に入れるという奇抜な設定!
特に《私、またなんかやっちゃったか?》《こんなの普通なのに何を驚いているのだろう》というセリフや《第十話!最強の戦士現る!》という題目からの主人公の無双!
どれもこれも素晴らしい!面白いよ!」


T「(普通ならばからかいですが)」


た「い、いやぁ〜そうかなぁ。あれは私自身軽く書いちゃってて推敲もしてないから勢いだけっていうか、実はあの主人公の設定とか色々練ってて」


T「(まぁこうなるでしょう。しかしなんという早口、引きこもりとは思えません)」


K「あ、もう大丈夫だよ」


T「博士、雑に止めないでください」


た「K博士と言ったか。実に話が分かるな!相容れない奴なら直ぐに帰ってやろうと思ったが問題なさそうだ!」


K「そりゃそうだろう、私は天才なのだから!」


た「面白いじゃないか!狂気を彩りし世界を蹂躙する者《サイエンスドグマオブドクター》!くははははは!!」


K「君も中々の逸材だ!あはははははは!!」


た・K「「わははははははははは!!」」


T「話を本題に戻したいのですが宜しいですか」


K「構わないよ?」


た「あぁむしろ何故今までそうしなかったのか。
よし、安寧と祝福を司りし花園の主《イノセントスプリング》よ」 


T「あ、私ですか」 


K「間違いない」


た「約束《チャームリボン》の件《アンクルストラップ》はどうなっている?」


K「何の話?」


T「博士が起用したアイドルユニットの話です。
たにしさんがあの二人のファンでして」


K「やはり既存のファンが付いている自称アイドルは手堅かったか」


た「あの二人のフレンズが自主的にアイドル活動をしている時からファンなんだ!
それが今回正式なアイドルとして活動出来るなんて!そしてその初めての曲を作れるなんて!私は……もう!もう!!うわぁああああん!!」


K「ふふ、よかったねぇ。くくっ」


T「博士、顔」


K「おっと。ではやはりティラノ君は彼女らを」


T「はい、利用しました。許可は既に取ってあり、現在近場に待機してもらっています」


K「さすがの辣腕だ!」


T「お呼びしますか?」


た「い、今か!?い、いいとも!私はじゅびゅ!準備でき、ぬふっ!」


K「緊張し過ぎてるけど、まぁ是非もないよネ!それじゃ連れてきちゃってチョーダイな!」


T「畏まりました。……あ、もしもし私です。……えぇ、では手はず通りに自己紹介から……はい、お待ちしております」




数分後



どたどた!バタン!



??「はじめましてぇえええええ!!!元気ですかーー!!?私はサイコーでーーす!!」


??「神よ!!神よ神よ神よ神よ!!!この類稀ない幸運を感謝致します!!あぁ!私はなんと美しいッ!!」


K「ほう?シスターと」


T「なるほど、軍服の軍人ですか」


た「おおおおおおお!!」



??「私達!元気いっぱい気合じゅーぶんの!」


??「神のご威光と素晴らしき美貌の!」



プラナリア・クマムシ「「アイドル!『エンドレスパッケージ』です!!」」




プラナリア「うおおおお!サイコーー!!!」


クマムシ「より迷える民の救済が!!」


T「濃いですね」


K「裸パーカーに黒パンツでインテリな君が何を言っているんだ」



つづかない



Tale

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