【RP】ドラマチックな夜風に揺られて

ページ名:ドラマチックな夜風に揺られて

◆登場キャラクター
モニカ
サバンナキャット




サバンナキャット
[ 試験解放区 とあるアパートの一室 20:30 ]
[ じゅ~~~。ちゃき、ことことこと。はふはふっ。 ]
[ 食欲をそそる料理の音、それらを美味しそうに食べる音。聞いているだけで厨房に舞う香りが届いてきそうであり、自然と表情も綻んでくる ]
はー……おいしそう。
[ それでもサバンナがまだかまだかと料理を急かしたりしないのは、音のもとがテレビであるから ]
[ 物置にあってちょっとホコリ被ってたソファを引きずり出して座って眺める画面には、グルメもののドラマが写っている ]
ああ……フレンチー、フレンチ食べたーい……。


モニカ
わかります?、美味しいですよね?……
[ にんまりとしているサバンナの隣で、もう一人のサバンナも同じようにドラマを眺めている ]
[ だいぶ散らかっていた部屋をある程度片付け、ゆったりと休む二人にとって、ご飯物のドラマはたまらないものだろう ]


サバンナキャット
はぁあ?………………。
じゅるり……。
[ 部屋の明かりもオレンジのものに変わっており、どこにでもあるアパートの一部屋にしてはムーディな雰囲気が出ている。普段なかなかこうしてドラマを見ることがない(猫の方の)サバンナが、せっかくだからということで昼間にライトを買ってきていたのだ ]
[ (猫の方の)サバンナは(トカゲの方の)サバンナの隣で、垂れそうになるよだれを気付いては抑えている ]


モニカ
[ (トカゲの方の)サバンナ、モニカは(猫の方の)サバンナをちらりとちらりと見てクスッと微笑む ]
ふふっ……♪
サバンナさん、またよだれ垂れそうになってますよ?


サバンナキャット
っは、じゅるっ…………。
ふへへ……wお腹すいちゃうねえ。
[ 流石によだれを垂らしそうにはしていないものの、柔らかい笑みを浮かべるモニカの顔を見る ]
さっき食べたばっかりなのにね……。


モニカ
そうですよぉ、ついさっきあんなにいっぱい食べてきたじゃないですか♪
[ サバンナのアパートにやって来る前に、二人はすでに何軒ものお店で沢山の料理を食べてきていた ]
[ 二人とも、これ以上は流石に食べすぎだとはわかっているのだが…… ]
……でもこういうの見ちゃうと食べたくなっちゃいますよねぇ?♪


サバンナキャット
わかる…………だってさあ、
……いや、さっき食べてきたのもすっ……ごくおいしかったけどさあ。
[ きらきらと光る無邪気な目で ]
[ 画面を指さして ]
これフレンチ……高級料理だよ……!
こんなの美味しそうに見えて当たり前じゃん……!


モニカ
そうですよ!しかもテレビだから余計においしそうな演出してるし、食べたくないわけないですよ!
[ どんどん熱が入っていく ]


サバンナキャット
うんうんっ……ほら、ここの……っ!!
[ 食い入るように見る画面には分厚いステーキが。まな板の上で、今まさに切り分けられようとしている ]
お肉……!お肉っお肉ぅ!!!
うぁはあー♪♪♪
[ 興奮する勢い余ってモニカに抱きついてしまう ]


モニカ
ひあぁぁっ……♪♪
[ 慌てて目線をサバンナに向けてサバンナを受け止める ]
ふふっ♪
やっぱりご飯っていいですねぇ?♪
[ そう言ってサバンナの頭を撫でる ]


サバンナキャット
ん…………♪
んんぅー……♪
[ 子供のような声を埋めながら、しっぽをぱたぱたと振る ]
ご飯すきー……♪♪
[ ぎゅーっ ]


モニカ
私もですよ?…♪
[ きゅーっと抱きしめ返す ]


サバンナキャット
うひゃーーー……♪♪
[ 抱きしめられるその腕の温もりをじっと感じながら、ドラマにも目を向けないまま抱き合って数分が過ぎる ]
お、
…………ほっ、よいしょ。
[ すると突然何を思ったか、モニカの膝の上にふとももを絡め始める ]


モニカ
ん…?どうしました?
[ 特に抵抗もせずにサバンナの行動を見守る ]


サバンナキャット
んしょっ、と!
[ ぽんっ ]
[ モニカの膝の上に乗り、体重を預ける ]
[ 柔らかくお肉の乗ったふとももの感触が、直接モニカに伝わってくる ]
うへへー♪気持ちいい……♪


モニカ
あらあら……ふふ♪
[ 後ろからサバンナのお腹あたりに手を回して、顎をサバンナの頭に乗せる ]
[ 身長差がある程度あったので、ぴったりとモニカに収まった ]


サバンナキャット
おわっ、……ふふー♪
[ サバンナの着ているTシャツは薄手なため、布の感触でほとんど隔たれることなく柔らかさを感じることができる ]
[ そう、夏場にサバンナは寝る時にはだいたいTシャツとハーフパンツなため、今はジャージ姿ではないのだ ]
んふふ……モニカちゃん、やわらかーい……♪


モニカ
サバンナさんも柔らかいですよ?♪
[ もちもちした体を後ろからぎゅーっと抱きしめる ]


サバンナキャット
うにゃああっ!?
わ…………もー♪やめてよー♪
[ その腕に自らの腕を添えながら、温かいモニカを感じる ]
……ありがとー、モニカちゃん……♪


モニカ
こちらこそですよ?♪
[ 頭をすりすりと合わせる ]


サバンナキャット
んひゃうう♪くすぐったいってばあ♪
[ 先程まであれだけドラマに見入っていたにも関わらず、今ではすっかりモニカの温もりの虜になっている ]
……♪


モニカ
うりゃうりゃ?♪
[ 同じようにモニカもサバンナの感触を楽しんでいて、もうテレビから流れる映像や音声は一切気になっていないようだ ]
[ サバンナの手を握りながら、顎でサバンナの頭をすりすりする ]


サバンナキャット
わひゃあぁあ!?///
うあ…………ん、ふひひ……♪♪
[ モニカに包まれ身動きが取れない中で好き放題に弄ばれ続けるサバンナは、だんだんと空いている両手が寂しく思えてくる ]
……んー…………♪モニカちゃんっ……♪


モニカ
ん??どうしました???
[ スリスリするのを一旦止めて、サバンナを見る ]


サバンナキャット
[ うずうず ]
……む…………んー……っ。
[ 前で組まれるモニカの手をぎゅっと掴んでいる ]


モニカ
…どうしたの?サバンナちゃん♪
[ サバンナの言おうとしていることを聞こうとしている ]


サバンナキャット
…………私もぎゅーってしたい!
[ 拳を小さく振りながら訴える ]


モニカ
……はい、どーぞ♪
[ 両手をバッと広げて受け止める姿勢をとる ]


サバンナキャット
みゃ……。
[ いきなりふわっと離された身体を少し寂しく感じながらも ]
わ、うにゃーーーーっ♪♪
[ 振り向きモニカの胸へばふっと飛び込み、思い切り抱きしめる ]
うむぅーー♪んふふふぅ♪♪♪
[ うりゅうりゅと胸に頭をすり寄せながら、背中を丸く撫で回す ]


モニカ
うひゃあっ!?ちょっ、ちょっと落ち着いてぇっ!
[ いきなりの猛アピールに慌てるが、すぐに満更でもない顔になる ]
んふふっ♪
[ 自分の胸に顔を埋めるサバンナの頭を優しく撫でる ]


サバンナキャット
にゃふ、はふぅ♪んにゃうう♪
[ 少し重たいその身体を完全にモニカに預けながら、勢いよく撫でまくる ]
[ 撫でているのはこちらの方なのに、サバンナの方まできもちよさそうだ ]
モニカちゃんっ♪モニカちゃんっ♪


モニカ
ひゃんっ!……な?に?
[ ずり落ちそうなサバンナの体を尻尾でささえながら、無邪気に撫でまくるサバンナを蕩けた顔で見る ]


サバンナキャット
ふふ……っ♪
[ 一度体制を整えて、ちゃんと膝に乗り ]
[ 目と目を合わせて ]
だいすきーーーーーーっっ♪♪
[ むぎゅううううっ ]
[ 首に腕を回し、今度はモニカの頭がこちらの胸に埋まるように ]


モニカ
わっっ!
[ 急に引き寄せられたが、サバンナの豊満な胸がクッションになって受け止められる ]
……私も?!!
[ そういって、体を預けた状態でサバンナに思い切り満面の笑みで抱きつき返す ]


サバンナキャット
うひゃああああう♪
かわいいよー、モニカちゃん♪♪
[ 幸せそうにとろけた顔で、腕に力を込める ]
[ ふにふにとサバンナの胸に深く沈んでいくモニカの頭。口が塞がり、少し苦しいかもしれない ]


モニカ
わぷっ…ん?!
[ なすがままに顔を埋めていたが、流石に時間がたって来ると少しづつ苦しくなって来る ]
ん?、ん?!!
[ 口が動かせないので、手で何とか少し離れようと合図を送る ]


サバンナキャット
ふふふー……♪
……にゃ?
[ 異変に気付き、腕の力が緩まる ]


モニカ
むぐぐ……ぷはっ!!
[ 何とか抜け出して、大きく息を吸う ]
ふぅ……えへへ♪
[ そして再び目を合わせて、にっこりと微笑んだ ]


サバンナキャット
……っ……!
( あー……かわいい……/// )
ん、へへ……///
[ その笑みからは目を背けることが出来ず、恥ずかしそうに微笑んでみせる ]
………………あっ、ごめん!!もしかして苦しかった!?


モニカ
ううん、大丈夫、平気だよ♪
[ 手を振って問題ないと笑う ]


サバンナキャット
よ、よかった……!
[ ほっと一息ついて、流石にこれ以上は重たそうだと思ったのか一度モニカから降りてみる ]
あれ、モニカちゃん?


モニカ
[ ももを少しだけ手で払って ]
ん?どうしたの?
[ 首をかしげる ]


サバンナキャット
なんか、話し方変わったよね?


モニカ
あ、気付いた?
[ ふふっと笑って ]
そろそろ敬語じゃなくてもいいかなって、もっとラフに話せたらいいなって思って、ね?
[ サバンナにむけてウインクする ]


サバンナキャット
……!
そういうとこほんとずるいよ、モニカちゃん……♪
[ 笑顔にきらめくそのウインクに心を揺さぶられながら、嬉しそうにその手を握る ]
ありがとー、モニカちゃん。
別にその、敬語が嫌だったわけじゃないけどさ。
モニカちゃんともっともっと、仲良くなれた気がするよ。
[ すりすりとお尻を滑らせて、ぴったりと身体を寄せてくっつける ]


モニカ
ふふっ♪良かった♪
[ 優しくサバンナの頭を撫でる ]
私も、これからももっと仲良くなっていろーんなことしたり、いろんなもの食べたりしたいからさ、その?……
これからもよろしくね?
[ 満面の笑みを浮かべる ]


サバンナキャット
んー?♪
[ どうしてか、モニカのその笑顔を見ると抱きつきたくなってしまう。その柔らかい言葉と身体に、身を委ねたくなってしまう ]
[ 腕に腕を絡ませ、もたれかかって ]
私と一緒に?
[ 繰り返し、確認するように ]


モニカ
そ、一緒に♪
[ 空いてる方の手で鼻を優しくつんとつつく ]


サバンナキャット
ひゃっ…………!///
[ どきっ ]
ん……んん…………っ……!///
や、やめてよ、せっかくどきどきが落ち着いてきたのに……///


モニカ
ふふ♪かわい?♪
[ 赤くなったサバンナの顔を見て、意地悪そうに笑う ]


サバンナキャット
だから……っ//////
もう、モニカちゃんっ……これじゃお返事できないじゃん……///
[ ばっ、と目を逸らし、もじもじと足を揺らす ]
[ 腕を抱く力は強まったり弱まったりして忙しない ]


モニカ
ふふふ……♪♪
[ にっこりと笑って、サバンナが答えてくれるまでじっと待っている ]


サバンナキャット
[ 意地悪そうに(本人はそんな意思はないのだろうが)ずっと待ち続けているモニカに、早く答えなければとは思うものの恥ずかしさに口が動かない ]
すー……ふぅ。
[ 一息ついて ]
……よ、喜んで。
これからも、一緒に……いろんな楽しいことしたりとか、美味しいもの食べたりとかしようね。
大好きだよ。モニカちゃん。


モニカ
っ………!///
[ 予想以上の返答に顔を真っ赤にして ]
うん……よろしくね♪///
[ それでも満面の笑みをサバンナにむけた ]


サバンナキャット
……ほ、ほら!モニカちゃんも顔真っ赤じゃん!///
[ どうにか冷静に落ち着いて答えられたというのに、そんな顔をされてはこっちまで恥ずかしくなってくる ]


モニカ
し、しょうがないじゃん!///
まさかそんな答えが返って来るなんて……///
[ だんだん声が小さくなる ]


サバンナキャット
だって、ほ、ほんとなんだもん///
ほんとに一緒に、いろんなとこ行ったりとか、したいなあって……///
[ こちらは懸命に訴えるせいで、どんどん声を張っていく ]


モニカ
そ、そうだね……///
[ 目を閉じて大きく深呼吸して ]
じ、じゃあこれからよろしくね♪
[ そう言って握手をしようと手を差し出す ]


サバンナキャット
……ふぅ!
うん!よろしくね!
[ ぎゅっと柔らかく両手で握りしめる ]
……………………………………。
……………………。
……。
[ じゅ???。はふ、はふっ、ぐつぐつ。とんとんとんとん、ざくっ ]
それにしても長いね、このドラマ。


モニカ
そうだね……、特番か何かなのかな?
[ そういえば、さっきからずっと同じような番組が続いているようだ ]


サバンナキャット
よいしょーっ、と。
えいっ、
[ リモコンに手を伸ばし番組表を見ると、確かにそうらしい。ドラマタイトルの隣に、「2時間スペシャル」と書かれている ]
ほんとだ。
[ この話からなんとなく見始めたドラマであるため、正直ドラマ自体の見応えをいまいち感じられず、ただただ二人ともお腹が空いてばかりでいた ]
……。
[ くきゅるるるるる…… ]


モニカ
……
[ くぅぅぅ…… ]
[ ふたりのお腹がほぼ同時になる ]
あ……えーと……やっぱり、何か食べに行く?
[ 苦笑いをする ]


サバンナキャット
あ、はは……そうだねー、夕飯あれだけ食べれば大丈夫かなって思ってたけど……w
どこ行こっか?


モニカ
そうだね……このあたりにあるサバンナちゃんオススメのお店とかないかな?


サバンナキャット
オススメの店……かあ。
うーん、そうだなあ……。
前にモニカちゃんと出歩いた時、だいたい紹介したんだけどなあ……。
[ どうにかいい感じのお店はないかと考えあぐねていると ]
[ ふと、気付く ]
あれ?このドラマに出てる場所、駅前の中華屋さんじゃん。
[ ついさっきまでは登場人物は高級フレンチを食べていたはずだが、今見てみると場所は中華屋に変わっていて ]
[ 登場人物も、見覚えのある席に座っている ]


モニカ
えっ、中華?さっきまでフr……あ、本当
[ さっきまでいかにもという感じのフレンチ料理が写っていたはずなのに、ふと見るといつの間にか餃子とラーメンのセットが画面に写されている ]
[ あまりにも違いすぎてすこし笑えて来る ]
あはは……じゃあそこにしてみる?ここからどのくらいかな?


サバンナキャット
えっとねー、ここからだと……。
……数分で着くよ、そこまで遠くない!
[ 早速ソファから立ち上がり、部屋の明かりをオレンジのものからいつもの白へと切り替える ]
あそこね、駅前で働く人がよく通るからって、安いメニューが多いのがウリなんだよね。
だからそんなにお金もかからないと思うけど……、問題は今の時間でもやってるかだなあ。


モニカ
うーん……
[ 時計を見て見ると大体9時30を過ぎたくらいを指していた ]
まだやってるんじゃないかな…?
テレビに営業時間出てない?


サバンナキャット
あ、出てるでてる。
……へー、すごい、結構遅くまでやってるんだ。
あんまり行ったことなかったから、知らなかったなあ。
[ テロップとして出てきた時間情報によると、夜の11時まではやっているらしい ]
うん、いけそうだね!
それじゃ準備して、行こっか!


モニカ
うん!そうしよう!
……あ、どうせなら、お店まですこしジョギングしながら行かない?
少しくらい運動しないと……ね?


サバンナキャット
あっ……やっぱり?
じゃあ、そうしよっか!
服はー……このままじゃ寒いかな。
着替えるから、ちょっとまってて!


モニカ
はーい♪
[ 机の上に置いてあったメモと財布をポケットにしまい、いつでも外に出られるようにフードを被る ]


サバンナキャット
[ そ う し て ]
ほいほーい!おまたせ!
[ 先程のTシャツの上に緑の長袖シャツを羽織り、下はしっかりジーパンで固めてきた。夏の夜、これなら寒くはなさそうだ ]
このシャツ最近買ったんだけど、どう?似合ってる?
[ ふりふりと袖を掴んで動いてみせる ]


モニカ
うん!すごく似合ってるよ!
[ モニカはいつもと変わらない服装だ、彼女自身この服装が気に入ってるため、あまり変えることはしないらしい ]


サバンナキャット
うわーい!ありがとー!
……モニカちゃんは、いっつもそれだよね。着替えたりしないの?
私の服でよかったら、貸すよ?


モニカ
大丈夫だよ?、私はこの服装結構気に入ってるからさ♪
[ くるっと一回まわる ]


サバンナキャット
そうなんだ……それならいいんだけどさ、
モニカちゃんの違う姿も見てみたいなー、なんて。
[ 無邪気に回る姿に、ふふっと笑う息が漏れる ]


モニカ

………。
……………。///
そ、そうかな……
じ、じゃあ明日にでも、服、買いに行ってみようかな……


サバンナキャット
それがいいよ!私も選んでいい?


モニカ
あ、うん!じゃあ、お願いね?
[ にっこりと ]


サバンナキャット
ふふふー♪まっかせてよ!
モニカちゃんに似合うばっちりな服、選んであげるね!
[ 手を取って自身満々に言う ]


モニカ
うん!
じゃあそろそろ行こっか!
早く行かないとテレビ見た人が来ちゃうかも!


サバンナキャット
あー、そうかもね!
よし!いこいこー!
[ 取った手は離さずぎゅっと繋いだまま、アパートの階段を降りていく ]
[ 長袖に着替えてきたとはいえ頬を撫でる夜の風は肌寒く、思わず鳥肌を浮かべる ]
ううっ……ちょっと寒い……。
長袖に着替えてきてよかったー……!


モニカ
ちょっと肌寒いね?…
よし、体を温めるには走る!
[ その場で軽くジャンプして ]
よーし、行こっか!
[ サバンナが追いつけるペースでジョギングを始める ]


サバンナキャット
あっ、そ、そっか……。
うん、走ろ走ろ!
[ 繋いだ手を寂しそうに離す ]


モニカ
サバンナちゃんのペースに合わせるから、道案内よろしくね♪


サバンナキャット
わかった!
ふっふっふ……これでも私、野生の血混ざってるんだからね?
見ててよー……!
[ 踏み出して駆ける力は強く ]
まずはまっすぐ!あっちだよ!
[ 彼女らからすればゆっくりとしたジョギングではあれど、それは人間から見たら十分速いペースだと言えた ]
ほっ、ほっ……。
モニカちゃん、大丈夫?疲れてない?


モニカ
はっ、はっ……
ぜんっぜんへーきだよ?♪
[ 野生下で広大な草原を時に猛スピードで駆けていたサバンナオオトカゲにとって、今のペースを保つのは非常に容易なことであった ]


サバンナキャット
はっ…はっ…、さすがモニカちゃんだね!
いっつも走ってるだけあるよ!
でも、私もまだまだ大丈夫だからね……もう少しペース上げるよ?


モニカ
おっけ?♪
[ サバンナがペースを上げても、モニカは全く差を広げずについて行く ]
[ これなら数分でお店まで着きそうだ ]


サバンナキャット
[ ぐんぐんぐんっ ]
[ 歩幅は広く、スピードも徐々に上がっていく中で、街の灯りが近づいてくる ]
[ サバンナは「数分で着く」と言ったが、それは野生動物の運動神経を以ての場合。人間なら、その距離を数分で移動するには自転車をそれなりの速度で漕がなければならないだろう ]
はっ、はっ……はあ、はあっ……!
も、モニカちゃんすごいね!?
まだっ………………大丈夫なの!?


モニカ
はっ、はっ、はっ……
うん!まだまだ平気っ!
伊達に毎日走ってないよ?っ!
[ 人間の最大時速は約38km/h、しかしサバンナキャットやサバンナオオトカゲの身体能力を人間に換算すると、そんな記録は簡単に超えてしまう ]
[ 彼女たちにはジョギングのつもりであろうが、普通の人間には考えられない速度なのである ]


サバンナキャット
[ もうお店は目の前。辺りはすっかり街の灯りに包まれ、金色に輝いている ]
そ、そっか……、毎日……。
はあっ、はあっ……はあ……!はあ……!
[ しかし、サバンナにとっては少しペースを上げすぎたようで ]
ご……………………っ……ごめ、ちょっ………………と!
はっ、はっ、はっ……。きつ……っ。


モニカ
はっ、はっ、大丈夫っ??
[ 負担にならないようにゆっくりとペースを落としていく ]


サバンナキャット
うんっ…………。はあ、はあ、っごめ、ごめん……。
[ 頬を赤く、表情も少し苦くしながら、こちらもペースを落としていく ]
はっ……はっ……はっ……はあ、はあ、はあっ……。


モニカ
サバンナちゃんのペースでいいからねっ、ゆっくりゆっくり……
[ サバンナに並んで、様子を少し心配そうに見る ]


サバンナキャット
……はは……やっぱりこの姿じゃモニカちゃんには勝てないや。
[ 苦笑い ]
[ 光る街路樹をいくつも過ぎながら ]
もしかしてモニカちゃん、あれよりまだまだペース上げて走れるの?


モニカ
そうだね?……普段はさっきのくらいだけど、出そうと思えばもうちょっと出るかな?


サバンナキャット
うわわ……すごいねー……!
今の私じゃ、あれが限界かなあ……。
外には結構出てるから、運動不足……ってことはないんだろうけど。
それにしてもちょっと走るの遅いよね。


モニカ
いや?でも相当早いと思うよ?
私はいっつも走ってるからあれだけど、でも他の子から見たらだいぶ早いんじゃないかな?


サバンナキャット
そ、そうかな?
……そう言ってくれると、なんだか自信持てるよ……♪
[ 嬉しそうに髪を掻く ]
……モニカちゃん、結構汗かいた?
[ そう問いかける彼女の頬には、たらたらと何本か汗が流れている ]


モニカ
んー………でも今日は外が涼しいから、あんまりかいてないかも
[ フードを外してみても、あまり汗をかいた様子はない ]


サバンナキャット
ええっ……あれだけ走って汗かいてないんだ……!?


モニカ
サバンナちゃんも、それだけの汗で済むのはすごいとおもうよ……?


サバンナキャット
え、へへ……♪そんなに褒めたってなんにもならないってば……♪
[ ペースを落として走ること数メートル、ようやくたどり着いた店の扉に手をかける ]
よーし、ついたね。入ろ入ろー。


モニカ
こんばんは?…
[ 扉を開けるとともに、中華料理店特有の熱気と香りが一気にやってくる ]


サバンナキャット
[ いらっしゃーせー!!という夜でも元気な声とともに迎え入れられる店内には、まだまばらに人がいた ]
わあ……いい香りだね……!


モニカ
うん!すごく美味しそうな匂い……!
[ さっきまでやっていたテレビでは伝わらなかった匂いを、目一杯に堪能する ]


サバンナキャット
[ 二名様で、ではテーブル席へどうぞ ]
[ よくある入店の流れにも、張りのいい店員の声からは気迫が感じられる ]
[ 特に荷物らしい荷物を持ってきていなかったサバンナは、モニカの隣に座ることにした ]
んしょーっと、それじゃ何食べよっか?


モニカ
そうだね?……
[ 一瞬とはいえ、テレビで見たラーメンと餃子のセットが、頭から離れなかった ]
うーん、ラーメンと餃子セットかなぁ……いやでもこの時間だと……うーん…………うおおお……
[ 頭を抱えて悩む ]


サバンナキャット
私は……っ、
[ ぺしっ、と人差し指で ]
麻婆豆腐!!
[ これは人によっては「こいつ本当に鯖猫か」と疑いたくなるような発言ではあったが ]
今日はそういう気分なんだよね!
[ そういう気分ということもあるらしく、本当に麻婆豆腐を頼むようだ ]


モニカ
お?……よし!じゃあラーメンにしよう!餃子は妥協、また今度来た時にしよう!
[ 普通なら逆だとおもうが、空腹のモニカにとってはこれが精一杯の我慢なのだろう ]


サバンナキャット
うぐ、ら、ラーメン……モニカちゃんはラーメン頼むんだ……。
[ ラーメン ]
[ 口に出されると、揺らぐ ]
……でも、麻婆豆腐おいしそうだしなあ……。
モニカちゃん、ラーメン……私に一口くれない?


モニカ
ん?……
[ もちろん、サバンナがラーメンが大好きなのは知っている。しかし、自分も空腹、なるべくたくさん食べたい…… ]
[ 口に手を当てて少し考えて ]
……じゃあサバンナちゃんの麻婆豆腐と少し交換でいいかな?


サバンナキャット
うん!いいよいいよ!
ありがとー!モニカちゃん!
それじゃあ注文するね!
[ 大きく声を張って ]
店員さーん!!!
[ すぐさまやってきた店員に、麻婆豆腐とラーメンを注文する ]
店員: こちらどちらも大盛り無料となっていますが、どうなさいますか?
……えっ、そうなの?
どうする?モニカちゃん。


モニカ
えっ……
………………。
[ ここに来てまさかの誘惑、もちろんモニカの今の空腹具合なら、食べるのは容易だろう。しかし、流石に今日は食べ過ぎだ、いくら来る前にジョギングをして来たとはいえ、それでも今日の分を消費するには全くと言っていいほど足りない ]
うーーーん………


サバンナキャット
……。
モニカちゃんが大盛りにしないなら、私だけしちゃうけど。
[ 大盛りにすることがさも当然のように、葛藤するモニカの前で告げる ]
……無理はしないでね?


モニカ
えっ……あ、うーーん………
[ 店員とサバンナの目線がモニカに集中する。もはや腹をくくるしかないようだ、まぁその腹は大盛りを食べたいと訴えかけているのだが ]
……すいません、私も大盛りでお願いします
[ 苦笑しながら店員に言う ]


サバンナキャット
店員: 承りました、少々お待ちください。
[ 厨房の方に店員が消えると同時に、注文の大声が響き渡る ]
モニカちゃんは大盛りでよかったの?
だいぶ迷ってたみたいだけど。
あっ……食べられなかったら私が食べるから、そこは気にしないでね!


モニカ
いや、食べられないとかじゃないんだけど……
まぁ、今日くらいは大目に食べてもいいかなって、ね
( 明日はちょっと多めに走ろう…… )


サバンナキャット
ん……?
[ 最近ダイエットをしていないサバンナにとっては、モニカがそういう点で食べる量を気にしていることは簡単には想像できなかった。これが、食べたい分だけ食べればいいおめでたい生活をしていたが故の交錯だ ]
そうなんだー。モニカちゃんにも色々あるんだね。


モニカ
ま、まぁ、そうだね?…
[ お店の壁に設置されているテレビを見ると、ちょうど今まさに二人がいるお店の特集がまだ続いていた ]
……なんだか面白いね、いま見てる場所に自分達がいるんだもんね


サバンナキャット
うんうん。ほんとだねー。
[ よく見ると、店内のレジの近くには「[番組名]で紹介されました!」と手書きのポップが飾られている ]
モニカちゃんも、あの人みたいに食レポしてみたら?
[ テレビの登場人物を指さして ]


モニカ
あー食レポかぁ?
[ 基本的に感想などはメモ帳に書いていたが、食べてその場で感想を言う、と言うことは確かにやったことがなかった ]
サバンナちゃんはよくやるの?


サバンナキャット
私はねー……。
どうだろ、たまーにするかもしれない。
今日はしてみよっかな?


モニカ
ふむふむ、じゃあ私もやってみようかなぁ?


サバンナキャット
ふふふー……♪やるからにはうまくやってよー?
[ にやにやとプレッシャーをかける ]


モニカ
え??じゃあその分しっかりとお手本も見ないとね??……ふふっ♪
[ 同じく意地悪そうに笑う ]


サバンナキャット
おー?……じゃあ見ててよ、まず私からね!
[ そこにタイミングよく ]
店員: おまたせしました、こちら麻婆豆腐と……っ。
[ ごとっ ]
……醤油ラーメンになります!
[ ごとっ ]
うわああ……♪
おいしそーう…………♪


モニカ
はぁぁぁ……♪


サバンナキャット
よーし、それじゃ。
いただきます!
[ 大きなスプーンですくい上げるは、熱々の豆腐とそれに絡み込むスープ ]
はふっはふ、んっ……くふ…………っ!
はふっあふっ、ひゃふっ……!!
[ しかし、口には含むが猫舌のせいで ]
ん……っ…………ごくんっ。
[ ろくに味わうこともできないまま飲み込んでしまった ]
………………。


モニカ
…………。
[ しかしモニカはそんなことには全く気づかず、ただサバンナがどんな感想を言うのか、期待の眼差しを向けている ]


サバンナキャット
…………こ、こう……。なんていうか。
熱々のスープに熱々の豆腐がうまく絡み合ってて。
全体的に熱くて、燃えるようなスパイスのパンチも効いてて……。
……。
……あ………………熱かったです。


モニカ
……あ?……えっと…………
[ なんとなく察したモニカはなんとかフォローをしようとするが ]
…………猫舌………?


サバンナキャット
……っ。
[ 苦い表情でこくこくと頷く ]
もうちょっと冷めてからでいい……??


モニカ
………ぷっ
[ 我慢できずに笑ってしまう ]
あっははははは!!!いいよいいよ!!ゆっくりで大丈夫!!


サバンナキャット
え、
………………。
……???????っ!!!
もう!や、やめてよ!笑わないでよ!
さっきの一口目、無かったことにしてぇ!!


モニカ
いやまさかふーふーもしないで熱々の食べてたから、あつくないのかなと思ったけど……ふふふふっ
[ ツボに入ったようで、我慢はしているがなかなか笑いが治らない ]


サバンナキャット
っ……だっ、て、「食レポしなきゃー」って、意気込んでたから……つい。
って、モニカちゃんいつまで笑ってるの!?///
さすがにそろそろ恥ずかしいよ!?///
[ 両手をぶんぶんと振って顔を赤くする ]


モニカ
ご、ごめんねっ……ふふっ……
[ コップを掴んで水を一気に飲んで ]
……ぁあ面白かった♪
じゃあ次はお願いね?


サバンナキャット
ああ面白かった♪じゃないよもう……うぅ。
わかったよ、今度こそ、ね?
…………。
ふぅ。
[ 大きく深呼吸して ]
ふー、ふー。
[ わざとらしくふーふーする ]
…………はふっ。
[ 今度は熱すぎないように調整できたようで、しっかり味わうことができそうだ ]
……もぐもぐ、んくっ……ごくんっ。


モニカ
……どう?
[ 今度こそと、サバンナの様子を見守る ]


サバンナキャット
今度は大丈夫!ちゃんと味わって食べられたよ!
[ こほん、と一つ咳払いをして ]
食べてみて最初に感じたのは、この麻婆豆腐のスパイシーな辛味の奥深さだったんだよね。香辛料のことは私そんなに詳しくないけど、きっとたくさんのスパイスがブレンドされて、ここまでのコクを生み出してるんだと思う。
……でもそうやって口の中に辛みが広まっていくうちに、だんだんと甘さがその後を追ってくるの。ぴりっ!と強めに刺激してきたかと思ったら、飲み込む頃にはマイルドな味わいに変わってて。またすぐに二口目にいけちゃうくらい、口当たりがソフトなものに変わってるんだよね。
けどその甘みは決して辛みを打ち消してるわけじゃなくて、しっかりとスパイスの爽やかな香りを残したまま、その刺激だけを柔らかくしていく感じ。
口の中を駆け巡る味の移り変わりがダイナミックで、とっ……ても美味しかったです。
…………。
…………………………ごめん、長くなっちゃった。


モニカ
……
…………
…………すっ……
すっごーーーい!!
[ 目をキラキラさせて ]
すごいよサバンナちゃん!テレビに出てる人みたい!!


サバンナキャット
……え、ええ……?ほんとー……?
[ 予想以上の反応に、少し身を引くが ]
そんなことないよ、だって……思ったことをそのまんま口に出しただけだから……そんなあ///
[ 後ろ手で自分の髪をわしゃわしゃと掻きながら、照れくさそうににやついている ]


モニカ
思ったことを口に出すだけでも大変なことだよ!サバンナちゃんの言葉で本当に味が想像できるもん!


サバンナキャット
うへへへ…………♪
素質ある、かなあ?♪


モニカ
あるある!ぜんっぜんある!
……わたしにもできるかなぁ……?


サバンナキャット
あはは……大丈夫だよ、私にだってできるんだもん!
モニカちゃんにだってできるできる!
[ ぽんぽんとモニカの背中を叩く ]
ほら、ラーメンの美味しそうな香りを感じて……。
もう、どんな味なのか食べてみたくてたまらなくなるでしょ?


モニカ
……よし!
じゃあまずスープから……
[ レンゲを手に取り、スープをすくう ]
[ 黄金色のスープから香る独特な香りが、モニカのお腹を刺激する ]
ふー……
[ スープを息で少し冷まし、ちょうど良さそうな時に ]
……よし、いただきま?すっ
……ずずっ………ごくっ………
[ じっくり、ゆっくりと時間をかけてスープの味を口の中全体を使って感じ取る ]


サバンナキャット
………………!
[ わくわくと目を輝かせながらその姿を眺める ]


サバンナキャット
どう?おいしい……!?
( ラーメンだからおいしくないわけないんだけど……! )


モニカ
…………。
[ …食レポというものは、実際にやるとなると、非常に難しいものである。自分が食べたものから感じとったことをそのまま自分の言葉で表現する、それを瞬時に行うというのは、かなりハイレベルなのである ]
[ だから初めて食レポをやる人は ]
……ご、ごめんね?もう一口だけいいかな?
[ 基本こうなるわけである ]


サバンナキャット
ん?……ふふ、いいよいいよ。
ちゃんと味わってからね?
[ モニカがラーメンを食べる姿を、愛おしそうに見つめる ]


モニカ
うん……よーし!
[ もう一度スープをすくい、少し息を吹きかけてから口に運ぶ ]
んくっ………………ごくっ、ごくっ……
[ 今度もじっくりと時間をかけてスープの味を感じる ]


サバンナキャット
( おいしそうに食べるなあ……。 )
[ 見ているこっちがよだれを垂らしてしまいたくなるくらい、モニカの食べっぷりは食欲をそそる ]
じゅる……。
( この時点でもう、番組的な撮れ高は十分なんじゃないかな? )


モニカ
……ん?……よし!
[ 十分に時間をかけて、頭の中でついにこれからいう言葉の整理が出来たようだ ]


サバンナキャット
……いけそうかな?
[ ラーメンの湯気に視界を曇らせながら、モニカの顔をじっと見る ]


モニカ
うん!たぶん!えーっとね……
[ レンゲを置いて ]
…香りは、王道の醤油ラーメンって感じで、すごく食欲をそそる匂いですね。
ほかのお店のスープよりちょっと色が黒いから、すこし味濃いのかな?って思ったんですけど、そんなことは全然なくて、すごくあっさりしてて飲みやすいです!
あとは?、口に含んだ時に、焦がしたネギと醤油の香りが口に広がって、いっそう味を引き立ててる感じがします!
全体的に優しくも主張を強く、みたいな感じで、凄く深い味わいでとても美味しいと思います…!
…………どうかな?
[ ちらりとサバンナを見 ]


サバンナキャット
……………………!!
[ 目と口を見開き ]
…………すごーい!!!
[ 尻尾を揺らしながら拍手を送る ]
モニカちゃんも上手じゃん!!


モニカ
そ、そうかな??
[ 少し恥ずかしそうに頭をかく ]


サバンナキャット
うんうん!これならテレビに出ても恥ずかしくないよ!
[ 興奮しながら喋る口は止まりそうにないが、お腹がそれを制止する ]
[ 一口じゃ足りない ]
……じゃあ、ちょっと交換する?
[ 麻婆豆腐の器を持って ]


モニカ
うん!いいよ?!
[お互いコメントを聞いた後に想像しながら食べる味は、普通に食べるより格段に美味しくなるだろう]
[ 麻婆豆腐を受け取り、ラーメンの器を渡す ]


サバンナキャット
あ。
……っと、ちょっと待った。
[ 器を交換しようとするモニカの手を止め、もう一度麻婆豆腐のお皿を前に持ってくる ]
どうせなら、ね。
[ また大きなそのスプーンで、ちょうどいい温度になった具を掬いとる ]
あ、新しいスプーンの方がいい?


モニカ
……!
[ 意図を汲み取って ]
ううん!大丈夫だよ?♪


サバンナキャット
わかった。
……ふー、ふー。……ふー。
[ そっと近づけて ]
はい、
あーん……♪
[ 微笑みながら促す ]


モニカ
ん、あ??んっ
[ 目を閉じて口を開ける ]


サバンナキャット
[ 優しく口の中に入れてあげる ]


モニカ
んむっ……♪
[ 口を閉じてよく麻婆豆腐を味わう ]
[ さきほどサバンナが言っていたコメントがその通りに浮かび、麻婆豆腐の味をさらに引き立てていた ]
……はむ……む…ごくっ
……うーん!美味しい!!


サバンナキャット
ふふ……♪♪よかったー……♪
熱くなかった?


モニカ
うん!大丈夫だよ♪
[ そう言ってレンゲと箸を取り、ラーメンを器用にレンゲにすくう ]
じゃあ私も、はい、あ?ん♪


サバンナキャット
ん、あーーん…………はむっ!
[ 濃厚な醤油スープとコシのある麺が口の中で混ざり合い、サバンナの顔をとろけさせる ]
んふぅ…………?
もぐ、もぐ……ちゅる、んくっ…………くちゅー…………♪
ふふふ……♪
[ しかし、ラーメンの味はもう十分堪能しただろうに、できるだけ長くそうしていたいのかなかなかレンゲを離そうとしない ]


モニカ
ふふふ……♪ほ?ら、そろそろはなして、ね?
[ しかし、それを強いることもなく、ただ微笑ましく様子を見守っている ]


サバンナキャット
んー!
んーん……♪
[ 口の中でレンゲをくちゅくちゅと回しながら、まだ離そうとしない ]


モニカ
ほらほら、冷めちゃうよ??


サバンナキャット
ん……。
ぷは!
[ やっと満足したのか、レンゲを口から離す ]
ふひひ……♪
おいしかったー……♪


モニカ
そう?よかった?♪


サバンナキャット
んふふー……♪
………………。
[ 何を思ったのか、ゆっくりとモニカにもたれかかり ]
……もう一口だけ……ちょうだい?


モニカ
え?また?
……もー♪
[ そう言いながらももう一回レンゲに乗せて ]
はい、あ?ん♪


サバンナキャット
あーーー………………はむっ……♪
んふふぅ♪
[ 幸せそうに小さなラーメンを噛み締めながら、今度はすぐにレンゲを離す ]
……おいひい……♪モニカちゃん、ありがとー……♪♪


モニカ
ふふっ♪こちらこそ♪
じゃあ、早く食べちゃお?
冷めないうちに♪
[ 持っていたレンゲをそのまま器のスープに沈めて箸で麺をすくう ]


サバンナキャット
うん!
ふふ……♪
モニカちゃんは麻婆豆腐、もういらない?


モニカ
ん?……じゃあせっかくだから、もう一口♪
あ?ん♪
[ 手を止めて、サバンナの方に口を開ける ]


サバンナキャット
はいはい♪あーーん……♪
[ 今度は豆腐を2個乗せ、少し多めの具を口の中に入れてあげる ]


モニカ
あーーむっ……はむ……♪
[ さっきより長い時間、麻婆豆腐を口に含み、ゆっくりとレンゲを離して豆腐を噛みしめる ]
んふ??♪


サバンナキャット
ふふふ……♪おいしいー?
[ 見るからにおいしそうにもぐもぐするモニカの顔をじっと眺める ]


モニカ
んむっ……はむ……ごくっ
うん♪美味しい♪
[ 満面の笑みを浮かべる ]


サバンナキャット
んん……♪
また今度来た時は、麻婆豆腐もがっつり食べてみるといいよ。
[ スプーンを持っていない方の手でモニカの頭を撫でながら ]


モニカ
サバンナちゃんも次はラーメン食べてみてね♪


サバンナキャット
わかった!
……何気にここのラーメン、まだ食べたこと無かったんだ……。
メモしておかないと。
[ 端末の「今まで食べたラーメンリスト」に店の情報を書き込みながら、麻婆豆腐の方に向き合う ]
………………。
[ そのままがっつくかと思いきや、モニカが離したそのスプーンをじっと見つめている ]


モニカ
……?どうしたの?
[ じっとサバンナをみる ]


サバンナキャット
………………………………ちゅ。
[ スプーンを空のまま口に入れる ]


モニカ
!!!///
ちょちょちょっ、何してるの?!?!///
[ 唐突なサバンナの行動に顔を真っ赤にする ]


サバンナキャット
……///
[ 口の中にスプーンを入れながら、顔を赤くして俯いている ]
……ん………………んん……っ///
や、やだった……?


モニカ
い、嫌じゃないけど……///
そ、その、び、びっくりしたっていうか……///


サバンナキャット
…………/////////
……おいしいよ、モニカちゃん。


モニカ
?????!!!////
も????!!!///
[ 照れ隠しにサバンナの背中を少し強めにバシバシと叩く ]


サバンナキャット
んぷ!?///
ぶふっ……わっ、いたたた!
ご、ごめんって!もうしないからあ!
[ そう謝ってはいても、モニカの照れた赤い表情を見るとどうしても笑ってしまう ]
……ふふw


モニカ
……もう!//
ほら、早く食べちゃうよ!//
[ レンゲを取り直す ]


サバンナキャット
わかったわかった……///
[ さすがにこれ以上冷ますのはまずいと思い、食べ始める ]
はむっ……もぐもぐ、んふ……。
はー……生き返るわあ……。
んぐっ……はふ、ちゅるっ……。
[ 入店時にいたほかの客もいつの間にか姿を消し、店内には黙々と料理を食べる食器の音のみが響く ]


モニカ
はふっ、……ずるるっ……ずず?っ…はむ……もぐっ……。
[ どんどんと食べ進んでいき、ものすごいスピードで器の中身がなくなっていく ]


サバンナキャット
…………んくっ、んっ……ごくごく……。
[ 香辛料の溜まった最後の汁の一滴まで飲み干したところで ]
……くはぁ!
ごちそうさまー!
[ 水で口を冷やしながら、器を置く ]


モニカ
…んっ、ごくっ、ごくっ…….
[ 器を持ち上げてスープを一気に飲み干し ]
….ぷはぁ……!!
ごちそうさま?♪
[ 幸せそうな表情を浮かべる ]


サバンナキャット
はーーー……♪
おいしかったねー、モニカちゃん!
[ 口を開けて風味の余韻に浸るサバンナの顔も、同じくらい幸せそうだ ]
そろそろ帰ろっか!


モニカ
うん♪
はぁぁぁぁ……♪
[ 口の周りを紙ナプキンでふいてゆっくりと席を立つ ]


サバンナキャット
[ 領収書を持ちレジカウンターまで歩くと、店員がなんとも言えない表情でお会計を済ませる ]
[ 店内でぽつりと残る客があんなことをしていては、大きく目立ってもしかたないだろう ]
店員: ありがとうございました!またお越しください!
[ 満腹になったお腹をさすりながら、すっかり暗くなった空を見上げてサバンナは言う ]
……ねえ、帰りも走ってくなんて言わないよね?


モニカ
......無理だよ.......倒れちゃうよ…
[ 苦笑してサバンナを見る ]
でも、すっごく美味しかったし楽しかったよ!


サバンナキャット
よかったー!
ふふ、ドラマ見ててよかったね!
[ 苦笑いするモニカの肩を腕で寄せて ]
うぷ……ちょっと食べすぎちゃったかな。
どこかで休んでかない?
座れるところなら、私いい場所知ってるんだけど。


モニカ
そう?じゃあ、そうしよっか!
[ サバンナの横に並んで、ゆっくりと歩く ]


サバンナキャット
[ てくてくと並び歩く二人は、照らす街並みからの夜光を受けながら橋の近くまでやってくる ]
ここに来るまでの間に、ちょっと大きな橋渡ったでしょ?
あそこの下の川辺、涼しくて気持ちいいんだよ。
[ 橋の横には石垣で傾斜ができており ]
いつもならぴょんって飛び降りちゃうんだけど……このお腹じゃ無理かなあ。


モニカ
ここね?……
ほっ……よっと……
[ ゆっくりと傾斜を、尻尾を支えにして器用に降りていく ]


サバンナキャット
あ、やっ……。ううん。
[ ちゃんと歩いて下る用に階段が用意されている……のだが、この暗さでは見えなくても仕方ない ]
……まあいっか。
ほっ……よ、わっ……とと。
[ 下った先には川沿いの小道があり、涼しい風が水面を撫でながら二人の間にそよそよと吹き抜ける ]
[ 座れる場所、と言った通りに、ベンチが設置されているようだ ]
あ、あそこあそこ。あのベンチ座ろうよ。


モニカ
いいよ?♪
[ サバンナの手を握ってベンチに向かって歩き出す ]


サバンナキャット
……わっ、あ………………にゃ……♪
[ 握られた手で握り返し、そのまま腕を組みながらベンチに座る ]
[ するとどうだろう ]


サバンナキャット
[ さほど高くない石垣のおかげで(それは石垣としてどうなのだろうか)、自分たちが歩いてきた街並みの灯りが目の前にずらりと広がり、夜空を照らしているではないか ]
ここだと、街の灯りがゆっくり眺められて、綺麗なんだよ。


モニカ
うわぁぁぁ……!!
きれい……!


サバンナキャット
でしょー?
私、夜に街に出歩いた時は、
だいたい焼き鳥かなにか買って、ここで食べてるんだー。
冬だと寒いからやらないけど、
今みたいな夏場だとちょうどいいんじゃないかな。


モニカ
うんうん、すっごくいい!
よく見つけたね?こんな場所!
[ サバンナの頭を撫でる ]


サバンナキャット
ふふふー♪
せっかく教えたんだから、ちゃんとメモに残しておいてよー?
[ 撫でられる頭をモニカにすり寄せる ]
[ なにかのイベントなのか橋もライトアップされており、その明かりも座る二人を柔らかく照らす ]


モニカ
もちろん!ちゃ?んと取っておくからね♪
[ そのまま撫で続ける ]


サバンナキャット
うにゃーぅ…………♪
[ 撫でられると本能で姿勢が低くなってしまい、モニカの膝の上に甘える形になる ]
[ ぴくぴくと耳をひくつかせながら、モニカの膨れたお腹に頬を寄せる ]
[ すりすり ]
んふー♪……♪


モニカ
ふふっ♪かわいいなぁ?も?♪
[ わしゃわしゃ ]


サバンナキャット
……んー……♪
[ ごろごろと喉を鳴らしながら無心で甘えるサバンナだが、ふいに表情が暗くなる ]
……モニカちゃん、今回はここにどれくらいいるの?


モニカ
…今回は?、明日までかなぁ?……ごめんね?短くて、また遊びに来るから、ね?
[ 少し寂しそうではあるが、我慢して笑う ]


サバンナキャット
えっ。
あ、明日まで!!??
そんな、そんなにすぐ帰っちゃうの!?


モニカ
うん……明後日にロッジの方でイベントがあってね、それに行かなきゃいけないんだ
それがおわったら、また来るよ


サバンナキャット
……そう、なんだ……イベント……。
それじゃあ仕方ないね……。
[ さっきまで心地よさそうにベンチの上で揺れていた尻尾は今はぴたりと止まっている ]
……明日まで……。
明日、何しよっかな。
モニカちゃんが帰っちゃう前に、いろんなことしたいなあ。


モニカ
そうだね?……
まぁ、イベントが終わったらまた来れるから、本当の楽しみは今度でもいいんだよ?


サバンナキャット
うーん…………。
うん……。
わかった。
今度来た時にはやりたいこといっぱいで迎えられるように、ちゃんと考えておくね。
[ モニカの膝から頭を起こし、寂しそうに足を揺らす ]
花火とか買ってみようかな。
他のお友達もみんな呼んで、花火パーティとかしてみたいなあ。


モニカ
あ?、夏っぽくていいねぇ?、あとはスイカとか食べたり?
[ イベントが終わった後のことをもう考え始める ]


サバンナキャット
スイカいいよね!ここの川辺でスイカ割りしようよ!
あ、あと……そのイベントがいつ終わるかにもよるけど、次にモニカちゃんが来る頃には、出店が並んでるかもしれないよ。
去年は……くじ引きとか、金魚すくい、射的……あと大判焼きにポテトにたこ焼き、それに確か焼きそばまで出てたような!
[ ラインナップの後半がほとんど食べ物になっていることには気づいていないらしい ]


モニカ
お?ザ、お祭りって感じ!
輪投げ、宝釣り、的当て……りんご飴、ベビーカステラ、お好み焼き、わたあめ!
[ また二人に笑顔が戻り始める ]


サバンナキャット
あー……想像しただけで楽しくなってくるね!
もしかして、モニカちゃんのロッジのイベントも、夏にちなんだものなのかな?


モニカ
そうだね?、たしか近々流星群が見えるらしいから、それをベースに色々やるんだって!


サバンナキャット
流星群かあ!
いいなあいいなあ、ここからでも見えるかなあ!
[ そんな風に話し込んでいると、サバンナの携帯の着信が鳴る ]
ん。
[ 画面を確認すると、それは別になんてことない着信だったのだが ]
…………そろそろ、日付変わっちゃうなあ。
[ ついでに時計を確認してみると、もう時刻は23:50にもなってしまっていた ]


モニカ
え、もう??
そっかぁ……ふぁぁ……
[ 街明かりのせいで全く気付かなかったが、もうそんなに夜も更けていたのかと知ると、急にあくびが出てきた ]


サバンナキャット
[ 眠そうに目をこするモニカを見て ]
……そろそろ帰ろっか?
[ まだ眠気は訪れずぴんぴんしているサバンナが問いかける。いくら徹夜ゲーム中に寝落ちすることはあれど、サバンナは夜行性なのだ ]


モニカ
そうだね?、眠くなってきちゃったし、明日もいろんなことしたいからね?
[ 対照に、サバンナオオトカゲは昼行性、本来ならとっくに眠っている時間なのだ ]


サバンナキャット
うん。
そろそろ、寝ないとね。
[ そうは言うが、身体が動かない。帰ろうとは思っても、まだここでモニカと座っていたいのか、足が立ち上がろうとしない ]


モニカ
…………今日は、もう少しだけここにいますか?
[ かくいう自分も、眠気はあるが、まだ帰りたくないという気持ちが強かった ]


サバンナキャット
……………………もしモニカちゃんが寝ちゃったら、おうちまで運んであげるよ。
もうちょっと一緒にいよう。


モニカ
ふふっ♪ありがとう♪じゃあ、そうしよっか♪
[ そう言って、優しくサバンナの手を握る ]


サバンナキャット
うへへ……こっちこそ。
遊びに来てくれて、ありがとう。
……っ。
[ 握るその手に、軽く口付けをする ]


モニカ
っ……///
……こちらこそ♪


サバンナキャット
………………♪
[ 二人微笑み合いながら、モニカが寝てしまうまでずっとベンチに座っていた ]
[ 夜の風は少し肌寒かったが、抱きしめるお互いの身体は料理を食べた後ということもあり温かく、凍えるようなことはなかった ]
[ その翌日、モニカが電車でゴゴクまで帰り ]
[ 張り切ってイベントに向け準備を進めていくその人混みの中に ]
やっほー!頑張ってるねー、モニカちゃん!
[ また昨日と同じように笑う彼女を見つけることになるのだが、それからはまた別のお話 ]
ーfinー


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