サルカズ/然数理事長

ページ名:カスの擬人化

 

 

「フハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!」

「フハッ(息継ぎ)」

「ハーハッハッハハッハ!!!!」

「今深夜2時ですよ」

「ッハーーー(小声)」


名前:農奴のサルカズ/然数公理

年齢:400歳前後

身長:182

性別:男性

瞳の色:

髪の色:

外見・服装:ジャケットやスーツなど

職業:エルドラド学園理事長、その他複数企業の会長

専門;経営、農学(穀物中心)、神学、屠殺及び解体

好きなもの:ビールやワイン、豆のスープ、あと高いものと珍しいもの、見所のある若者、富と権力

憎悪するもの:飢えること

詳細な設定:職業欄に記載がある通り、エルドラド学園の創設者にして理事長。

地位の高さに反して人当たりがよく紳士的だが、正面から取り合うには鬱陶しいくらいハイテンション。しょっちゅうやかましいくらいに高笑いしており、一見して見本のような快男児に見える。

典型的な成金趣味で、むやみやたらに華美な服飾や高価な宝石、食に関しても「とにかく高いやつ(ゲテモノであっても)」を好む。ケバケバしい彼の趣味嗜好は周囲の殆どの人物から顰蹙を買っているものの、それに相応して羽振りも非常によくそれを目当てに近寄り媚びを売る者も多い。しかし彼らのことは彼自身としては好ましいものでもあるらしく、手元に置くことも多い。

食い意地の張った犬ほどよく懐く。‐然数理事長

……それとまあ、ハングリー精神のある子は好ましいからね。‐然数理事長

金は万事を解決すること、そして才に長じるものは他の短所を隠す、という信念を持っており、まあ何が言いたいかというと金にあかせた教育で尖りに尖り切った生徒を輩出することこそが校是と定めている。それに従った結果、”北半球まではギリ庭””変人カタパルト”と揶揄されるほどのフットワークで海外留学に生徒を投げ込んでいる。

……揶揄もそこそこ真実だからな。俺はヒッチハイクだけでアメリカ全土横断した奴を知っている。‐主任

あれ楽しかったなあ。もっかいやりたいよ‐異邦人

 

過去を含めた詳細な設定:しかし、そのような立ち振る舞いとは裏腹に、元々の彼の出自は中世ヨーロッパにおける農奴の子であり、特に少年期を大飢饉の時代で過ごしており、実の父を殺めた経験さえ持つ。不作が続く年の冬を越すために、父親から口減らしに殺されるところを返り討ちにしたのだ。元々の生まれか、それがきっかけなのかは不明瞭だが、青年期の彼は極めて寡黙であり、また他者を陥れることに躊躇いがなかった。

狂った魔術師から魔術をくすね売り捌き、悪政から来る反乱の目算が立てば『勝ち目がない』と領主に密告し自分の立場を伸ばした。やがて貴族に取り入り立場を上げていく(饒舌さはこの頃に社交の道具として身に着けた)と、正式に位を簒奪するために彼らも殺した。共通した手法として、常に入念に時間を掛け弱みを欲するものを探り当てて利用することを旨としている。そのため、性根で言えば完全に悪人といっていい。

とはいえ、いつかは因果応報もやってくるというわけで、領地へと訪れた正義感の強い旅人と、いつかの反乱を潰された農奴の子どもが暗殺を共謀される。旅人は金でやり込め帰し、農奴の子は明けには処分したものの、彼の誤算だったのは先に述べた正義感とやらが常軌を逸していたことだった。旅人は死んだ農奴の報せを聞いては領地に戻り、寝所のサルカズの首を裂き、そしてただちに護衛と彼によって百舌鳥の早贄にされた。

いやあまさか、殺し殺されに戻ってくるなんてびっくりだよね。お前はメロスかよ思った。‐サルカズ

この件を経て人間の思惑には図り切れないところがあると反省しており、さらにゆっくりとその結果凄まじい時間を費やしてでも、衝突することのなるべくないように立ち回るようにスタンスが変化している。

その結実の一つが、数十年のスパンを掛けての社会に影響する手段としての『教育主義』である。

 

 


クトゥルフ神話事象について:過去の項で述べたように元々魔術には触れているものの、ある意味で完全な魔術師になったのは旅人の一件からになる。神話生物との接触と契約を行い助命を図り、この際に『延長』の呪文を行使し取り決めたことでこの時点を以て不老の存在になっている。

また、解決が目的なのか観察が目的なのかは判然としないが、神話事象に積極的に介入する傾向にあり、その関係者なども学園に積極的にスカウトする傾向にある。


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評価基準

観察:行く末が気になる

好感:(色んな視点で)いい感じ

保護:ほっとくとのは不味そう

監視:こいつは野放しにできない

無関心:興味なし

利用:興味はないけど使える

生徒部門


千草 大奈

観察枠。医学生レベルの学習量とそれに込める執念から将来性を見出してスカウトした。

とにかく物怖じせず、芯が強くて真っ当な倫理観の持ち主。その上で人当たりよく振る舞えるので、スカウト時とは打って変わり、個人的には探索者や調停者・交渉人などに適性を感じてはいる。いるが、どんな道にせよ自力で切り開き、いずれ学園に還元されるだろうと考えているため、干渉する予定はない。それにしても本当に肝っ玉がお太いのが面白すぎるので、卒業後への興味も止まない。


墨流 灰音

観察枠。探偵技能は前々から評価していたが、疑いを持たせぬよう神話事象に合わせてそれを隠蓑にスカウトした。

合理思考・推理気質などに自身と似通うところに共感を感じているが、社会性が終わっているところやそれから来る孤立ムーブにフフッとなっている。その観察眼を人間心理にも向けられるようになるといいね。半ば偶然とはいえ、赤月との接触がかなり情操教育になっているので、程々に弄っていく予定。向けている目が全体的に学生と教師、というより娘や後輩のものに近い。


赤月 知衣

保護→観察枠。”炎の精”案件で深い心的外傷を負っており、保護下に置くべきと判断したためスカウトした。

逆に言うとそれだけの存在であり、期待するところはなかった。強いて言えば、日夜との関係構築に若干興味があったくらいか。……が、墨流のところに通い詰める辺りから風向きが変わり始め、ライヘンバッハの立ち回りで挙動が読み切れなくなったのでだいぶ面白くなってきた。何を目指していくかに関心があるが、未だ自立心は弱いのでどうにかしてそこを煽りたいところ。だが迂闊なことをすると墨流が面倒になるので現在様子見中。


日夜 努

観察枠。一応神話事象の関係者としての庇護もあるが、純粋に見所ある学生としてスカウトしたところが大きい。

両親との死別というエピソード、経済的な逆境下で奮起した実績、実直で真面目な生徒会長、と全ての要素が極めて老人ウケが良くどこにでも売り込み人脈を広げうる点を商品として高く評価している。またそれに加えて、上昇志向の強さは個人的な好感ポイントでもある。過去に呪われている部分は誘導材料にすべく、赤月らと接触し挙動を観察しよう……としたが、ライヘンバッハで克服し御破算となった。なったが、今の方は彼は伸びるだろうと素直に喜んでいる。


西条 春来

無関心→観察枠。彼はスカウト枠ではなく、一般入学生である。

両親との愛着形成不全による警戒心と劣等感の強さに自尊心の弱さ。うん、普通だな!面白みはないし、売り込むにしても鬱屈した部分があるため、表面上はともかく本質的な部分で他者と連携させにくい。学年トップの日夜と競い合う優秀さを鑑みて、スタンドプレーで活躍できる場所を斡旋するのが妥当か……くらいに考えていたが、ライヘンバッハにて吹っ切れたことで、親の型もとい呪いからも解放され彼自身の可能性が広がった風に見える。

これからは日夜を内心の敵ではなくライバルとして、自分を磨いていくだろう。


白花 水月

無関心枠。彼女はスカウト枠ではなく、一般入学生である。

なんもおもろない。吹っ切れる前の西条君を一回りか二回りくらい下位互換にした何かでしかない。信念がなく表面上の日夜の立ち振る舞いを模倣しようとする点が癇に障る。少なくとも過去の西条には日夜に勝ちたい(それによって自分の価値を証明したい)・その為にわかる範囲で分析しようという意識があった。それもないので、現状内面に興味なし。


立尾山 信乃

好感枠。彼はスカウト枠ではなく、一般入学生である。

彼への評価は楽をするのに一生懸命、という言葉に尽きる。人間を破壊する生徒会で要領よく自分の分の仕事だけを済ませて帰られる自我の強さと要領よく立ち振る舞うところから、折衝や部署改善などの適性を見出している。また、利益を得ることへ素直なので、誘導するまでもなく自分の持ち掛けに応じるだろうと考えており、真っ当に期待されてる枠になる。


黒津 砂羅

無関心→好感枠。彼女はスカウト枠ではなく、一般入学生である。

取り立てるところがある人間ではなく、等身大に悩み・等身大に心が弱く・等身大に善良である。同調圧力に負けて万引きしちゃうのはまあ仕方ないが、仕方ないくらいの人間ということになる。しかし彼女の交友範囲が何等かの形で少しズレた人間が多いことから、「普通だが、(彼らにとっての)普通の人間の手本でもある」というところは現状評価している。また、彼らから影響を受けることで彼女自身の何かも見えてくるかもしれない、と願っている。


此花 咲夜

好感→観察枠。女優としての才覚を一点買いし、スカウトはもちろんのこと事務所にも金を出している。

実際に1年後には(色々あったが)芽を出したことも然ることながら、元々彼女自身の気質に対して期待を掛けているところも大きい。明るく・親切で・共感性が高い、真っ当な形で人に好かれる人種なので日夜のように取り回しがよい。特に共感性の高さは演技の技量にも関わる部分なので、適性通りの進路だと捉えている。まあそれが災いして、殺されかけるとは予想していなかったが。


狩谷 翔

好感枠。彼はスカウト枠ではなく、一般入学生である。

順当に考えて親の店を継ぐことが確定しており未来が見通せてる点で、役割というか期待するところはほぼないと言っていいのだが、結構な難易度のある給付型奨学金付の入学で親に負担を掛けることなく、幼馴染の咲夜に付いて行ったというガッツを単純に一個人としてかなり気に入っている。身体的には虚弱な方なのでハンデがある側でもあるし。

ただどう転んでも面白い枠でもあるのでこれから先も咲夜に関して末永く弄られるだろう。


悪友ちゃん

無関心枠。彼女はスカウト枠ではなく、縁故入学生である。

素行の悪さにもその結果の報いもどうでもいい。どれだけ篩を掛けようとも一定数は残るものだと考えているし、どこにでもいる以上、そのような人間と接する知見を得るのも成長に必要なものであると捉えている。このため、目に余るような内容でなければ、彼女らへ直接的に対応する気はなく、自治を促している。


教師部門


吉野

監視枠。自分が取り立てたわけでもなく教員入りしていた。

どう考えても洗脳・催眠系の支配呪文持ちである。この手の魔術使いに迂闊に手駒を晒すと余計に大惨事になるので、慎重かつ早急に取り組む必要がある……と思ったらなんかライヘンバッハで死んだ。よかったよかった。


歌原揺蕩菜

保護枠。彼女の両親からの要請があり、縁故採用した。

元々知られていた実績の通り体育教員として十二分以上の能力は認められていたものの、やはり過去に起こした事故や、それによる肯定感の低さや情緒不安定な側面など、憂慮するところが多い。また、それの大元の原因であろう衝動の強さから、まだ彼女の内面が必ずしも成長し切ってはいない状態なのではないか?と考えており、教員として生徒達と触れ合う中で何か変わるものがあることを期待している。


軍黄泉

保護枠。『アノレクシア』の成り行きから、秘書として縁故採用した。

単なる神話生物として処分しようとしたが、同行する生徒の意を汲み保留し、最終的にはそれなりの貢献は見せ、また挙動が面白いので取り立てた……のもあるにはあるが、彼女が『復活】によって正気を全て失うことのないままに人の感覚や欲求を失ったことを憐れみ、またその遠因であることの一応の責任感があった、というのが実態になる。咲夜に願いを押し付けられなくなった今、人生に目標が持てないことは明らかなので、自身の学校運営に加担する形でいつか見出せることを願っている。


人物相関

交軸 夜人

墨流よりももっと自分に似ている、ということはこの年で同じ人でなしというわけで、何があったか知らないけど悲惨だなあ、同情するけど毛程も同情は求めてないだろうなあと思っている。次に会うことがあれば、どちらかが相手のパーソナルスペースの領空侵犯をすることになる(≒殺し合う)と懸念しているので、お互いの為にその機会がないように、と祈っている。

あでも、大概人のこと言えないが、ちょっと露悪的が過ぎるので長生きするつもりなら気を付けたまえよ。

 

質問/偏見寄稿所

 

オタクのイメソン

 

 

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