千草 大奈

ページ名:ちぐさ おおな

 

 

「人間楽しく生きなきゃ損だぞー。」


名前:千草 大奈

年齢:17

身長:155cm

性別:女

瞳の色:黒みがかった緑

髪の色:灰色

外見・服装:制服+白衣(授業中は制服のみ)

職業:学生(高校2年生、保健委員)

好きなもの:両親、気楽に話せる人お見舞いに来てくれる人賑やかなところ、甘いもの、

      外食ほぼ全般(みんなで食べるのが好き)

苦手なもの:不健康、運動(体育)、静かすぎるところ(特に病室)、辛(から)いもの(味も嫌いだし身体に負担がかかるため)

特技:読唇術

一人称:「私」

詳細な設定:

エルドラド学園の2年生女子。保健委員であり、帰宅部。

+身体の弱さ-身体の弱さ

先天性の疾患の影響で、生まれつき身体が弱い(特に筋力と体力)。歩く程度なら支障はないものの、走るなら数十mが限界で、重いものもろくに持てない。そのため、体育の後の授業や、休み時間はほぼ寝て過ごしている。

反射神経と瞬発力だけは高く、ドッジボールでは体力が切れるまで(回避においてのみ)無類の強さを発揮する。ただし、骨は脆いため、ボールが当たるとたまに骨折し病院送りになる。

同じ疾患の影響で、筋肉・脂肪が全然付かない。人並に食べてはいるのだが、見るからに細いので「ちゃんとご飯食べろよー」と周りに言われることが多い。そのたびに「ちゃんと食べてるぞー!」と返している。

ここまでの記述は現在(アノレクシアの一件後)の千草の状況であり、エル学に入学する前はもっと深刻だった。そもそも走ることもできない上に免疫力も非常に弱く、中学時代は学校よりも怪我や病気で入院している時間の方が長かった。医師からも「長くは生きられない」と宣告されており、それが原因で中学生のときまでは今よりもやや悲観的な性格だった。

……死ぬまで楽しかったら私はそれでいいんだー。あははー。-中学時代の千草大奈

現在は後述の保健だよりの作成による食生活の変化がきっかけになって、余命宣告も取り消されるほどに改善された。

おらー!ちゃんと食事摂れー!-現在の千草大奈

+頭脳-頭脳

極めて優秀な頭脳を有しており、まだ高校生でありながら高い医学の知識を有する(勉強を始めたのは中学3年生の頃)。将来の夢は医師であるが、医大受験のための勉強は「既にやり尽くした」とのことで、今は楽しそうなことを探して遊びまわっている。

基本的に難しい話をすることは好まないため、普段はそこまで会話で詰まることはない。ただ「相手が話をしっかり理解してそう」と思うと説明を少し省く癖があるので、「あーそうそう」といった感じで分かったふりをしているとどんどんついていけなくなる。

+保健委員として-保健委員として

エル学に入学した後、千草は不健康な生徒をたくさん見て愕然とする。「私と違ってちゃんと健康になれるのに何してんだよー!」と思い、この状況を改善すべく、率先して保健委員に立候補した。(もともと保健委員になるつもりではあったが)

どうすればみんなの健康に寄与できるか考えた結果、保健だよりに栄養価のあるレシピを載せることを思い付き、栄養学を勉強した。が、料理を自分でしたところ筋肉痛になったため、理事長に相談した結果、レシピを家庭科部と共同開発することになった。

家庭科部とのレシピの共同開発は、「具材の指定」(千草)→「調理法の開発」(家庭科部)の順で行っている。たまに理事長も来る。また、一口に健康といっても需要は色々あるので、リクエストがあったらそれに合う具材の組み合わせを考えたりもする(糖質カロリー抑えめとか)。

そうして作ってもらった料理を自分で試すことを繰り返した結果、生きるのに支障がないレベルまで健康になりびっくりしている。保健だよりの執筆は千草がやっているものの、調理法の開発に時間をかけて付き合ってくれている家庭科部の部員たちには本当に感謝している。

みんなも保健だより活用してくれよなー。-千草大奈

+性格について-性格について

身体の弱さを感じさせないほど人懐っこく明るい性格。

「○○だなー。」、「○○かー?」のように語尾を伸ばす口調が多いのが特徴。気楽に話できる状況じゃなくなると「ー」は消失する。気分が良いときに「わはー」と言う口癖がある。

楽しく喋るのが大好き。気楽に話せそう、距離感とか気にしなさそう、と思った人相手なら、たとえ年上であっても敬語を使わない。

必要な場面ではちゃんと敬語使うからなー?-千草大奈

これは中学時代までの身体の弱さに起因しており、「どうせすぐ死んじゃうなら、ありのままの自分を受け入れてくれる人といたい」という思いによる。それ故に感情が顔に現れやすく、表情はかなり豊か。エル学入学後は身体の弱さも大分マシになったが、悲観的でなくなった分より積極的に距離感を縮めるようになった。

普段緩い口調をしているため勘違いされることが多いが、芯は強い。周りに流されにくく、言いたいことは意外とはっきり言う。めったにないが、怒ると「死ね」「殺すぞ」以外の暴言も普通に吐く。

一方で寂しがり屋の一面もあり、一人でいる時間が苦手。これは入院中など一人の時間が多かったのが原因。入院中にお見舞いに来てくれるとすごく喜ぶが、誰も来ない時間が長く続くと泣き出してしまう。

(たまに入院はするが)普通に登校できるようになってからは、みんなとわいわいできる時間を目いっぱい楽しんでいる。そのこともあって、身体が不自由なことが祟っているときは悲しむが、それ以外のときは基本的に自分の身体の弱さを気にしていない。エル学に入って状況が劇的に変わったので、入学できて本当に良かったな、と思っている。

新しい具材の組み合わせを思いついたー。明日からまた忙しくなるぞー。-千草大奈


+技能-技能

一部抜粋。

【回避】:元々瞬発力はそれなりにあったが、ドッジボールに積極的に参加してるうちに回避だけ上手くなった。

【応急手当】:「治療する前に死んだら意味ないから」ってことで勉強した。

【精神分析】:とにかく寄り添って落ち着かせる。

【図書館】:勉強する過程で色々調べ物をするので、その過程で上達した。

【目星】:目は良い。入院中に外をじっくり見る場面が多くあり、何かと細かいところにも気付くようになった。

【読唇術】:耳がそこまで良くないので、万が一聴力を失ったときのために勉強した。アノレクシアの一件では、病院内でマネージャーとプロデューサーが何か喋っているのを読み取ろうとしたが、疲労が祟って見えなかった。

【医学】:医者を志望する上で最も重点的に勉強した。まだ治療の経験はないが、それが必要な場面が来てもなんとかできるくらいの知識がある。

【薬学】:医学のついでに勉強した。それなりには分かる。

【栄養学】:エル学入学以降に勉強した。保健だよりに書くメニューの開発(主に栄養バランスを重視した食材の組合せの考案)に使っている。結果的に自分の身体の強化にも役立っているため、最も千草を救っている技能でもある。アノレクシアの一件後は咲夜ちゃん向けのレシピを考えるためにさらに勉強した。


クトゥルフ神話事象について:

+『アノレクシアは誰の為に?』(クリックで展開)-『アノレクシアは誰の為に?』:

狩谷の友人で、女優の咲夜と出会うも、彼女が体調不良であることに早い段階で気付く。居合わせた学生、夜人、理事長と一緒に、その原因を断つべく奔走した。

持ち前の医学の知識で、彼女の病気が「アノレクシア(拒食症)」であることを突き止める。その原因は「パワハラ」だの「痩せた死体をコレクションにしたい」だの、千草の地雷を徹底的に踏み抜いたものだった。そのため、マネージャーとプロデューサーに対してはこれ以上ないほど本気でブチギレていた。

死んだからって許すわけじゃないからね?-千草大奈

なんとか咲夜の敵を排除するまで意識を保っていたものの、一日を通して体力を極端に消耗。帰宅してからは一週間近く寝込んだ。

生死を超越したゾンビの存在は、医者を目指す身として最初はめちゃくちゃショックを受けたものの、自分の目で見るうちに呪文ともども受け入れた。この世界がゾンビだらけになったら嫌だなと思っていたが、復活の呪文が簡単に習得できそうなものではないことから、そうはならないだろうと安堵している。

呪文について:

「農作物を枯らす/祝福を与える」:アノレクシアの一件で、カーチェイス中に理事長のノートを見て使えるようになった呪文。カーチェイス中に夜人が使った際、植物のあまりの成長具合に驚愕した。用途としては「台風が来そうになったときに農作物を育てきったりとか?」と考えてるらしい。

「魚の招来」:アノレクシアの一件で、理事長のノートを見て使えるようになった呪文2。こっちは使い所がまったく思い付いてない。


人間関係

白花水月

(呼び方:「白花さん」)

生徒会会計。入院するとお見舞いに来てくれるので、彼女の存在には非常に助けられている。

食べ過ぎな上に仕事し過ぎなのを気にしている。この部分に対してやや当たりが強いのは、「生徒会としての意識が強そうだから彼女の評価に傷が付いてほしくない」のと、「話はちゃんと聞いてくれそうだからまだ(健康的な方に)引き返せる」と思っているため。

本当は「白花ちゃん」か「水月ちゃん」って呼びたいが、丁寧な話し方をしてくる分ちゃん付けで呼ぶと調子が狂うのでためらっている。

然数公理

(呼び方:「理事長」)

理事長。エル学には彼の勧めで進学した。

教養があるが故に波長が合うのか、最初に会ったときから「めちゃくちゃ話しやすい人だなー」と思っていた。(実際話を察したりもしてくれるのですごく話しやすい。)そのため、途中から敬語を捨てて喋るようになった。

もう少し、気楽に喋ってもいいですか?-千草大奈

……?まぁ、好きにするといいさ。-然数理事長

おっけー。じゃそうするー。-千草大奈

!?-然数理事長

入学への推薦、家庭科部とのレシピの共同開発の提案など、めちゃくちゃ恩がある。そのため、彼には一定以上の信頼を置いている。ただ話し方がアレなので若干舐めている部分があるのも事実。

呪文を使えることを知ってからは「……そっちの世界でもすごい人だったんだー」と思ったが、接し方は特に変わっていない。むしろ事情を知った分以前より気楽に喋るようになった。

狩谷翔

(呼び方:「狩谷くん」)

家庭科部の男子。保健だよりに載せるレシピの開発に協力してもらっている。彼が来てから、特に味の面でのクオリティが大きく上がったため、感謝していると同時に新メニューの開発を密かに楽しみにしている。

「喋りやすそうだなー」と思ったので、いつも通り距離感を縮めにいったら呼び捨てされるようになった。ちょっとびっくりしたものの、より気楽に喋れるようになったので割と喜んでいる。

此花咲夜

(呼び方:「此花ちゃん」(アノレクシアの一件中)→「咲夜ちゃん」(アノレクシアの一件後))

アノレクシアの一件で出会った女子。狩谷の友人であることと、女優であることは知っていた。

彼女の復学後は定期的に経過観察をしており、順調すぎるくらいに快復しているのを見て安心している。その際に呼び方も「此花ちゃん」から「咲夜ちゃん」に変えた。印象としては「裏表のない元気な子」。

ほんとは「咲夜ちゃん」って呼びたいんだけど、いいー?-千草大奈

いいですよー!-此花咲夜

わーい。-千草大奈

交軸夜人

(呼び方:「夜人くん」)

アノレクシアの一件で出会った少年。言葉の端々からただならぬ雰囲気を感じ取っており、「なんか怖いなーこの子」と思っていた。彼が神話事象に関わっている人間であると察してからは、その発言にもなんとなく納得がいくようになった。それはともかく性格悪すぎない?とも思っている。

千草はアノレクシアの一件後寝込んでおり、その間に夜人は帰ってしまった。そのため、彼について詳しいことはあまり知らない。「不思議な子だったけど、色々苦労したんだろうなー」と思っている。

軍黄泉

(呼び方:「黄泉さん」)

咲夜の演技指導をしていた人。彼女が咲夜に無理矢理吐かせていたのを見たときには本気でキレていたが、話を聞いていると一応ちゃんと咲夜を想っていることは分かった。そのため、(そうしないと動けないこともあったが)ある程度信じることにした。いくら死なないからといって、マネージャー相手に無茶させられてたときは本気で可哀想だと思っていた。

理事長の秘書になってからは普通に話しかけている(もちろん敬語は使っていない)。認識としては「面白い変な人」。生前の死因が不憫なものだったため、報われてほしいなーと思っている。

黒津砂羅

(呼び方:「砂羅ちゃん」)

保健だよりを書くにあたって、家庭科部である彼女にも協力してもらっている。テンションが似ているからか仲は良く、食材の買い出しに行く以外にも一緒に遊びに行ったりしている。


質問/偏見寄稿所

Q.身体が弱いのになんで積極的にドッジボールに参加するの?

A.楽しいからだぞー。

 

Q.アノレクシアの一件のガラス玉はどうしたの?

A.狩谷くんに話を聞いてから叩き割ったぞー。あんな呪物要らん。

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