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『テイルズ オブ デスティニー』 (Tales of Destiny) は、1997年12月23日にナムコ(現・バンダイナムコゲームス)から発売されたプレイステーション(以下PS)用RPG。2006年11月30日にプレイステーション2(以下PS2)でリメイク版が発売された。2008年1月31日にディレクターズカット版がPS2で発売。
『テイルズ オブ』シリーズのメインタイトル第2作目。略称は「デスティニー」、もしくはタイトルの頭文字をとって「TOD」。テイルズ独特の固有ジャンル名はPS版では「運命のRPG」、PS2版では「運命という名のRPG」。キャッチコピーは「運命を解き放て」。
1998年11月26日にPS the Bestとして廉価版が発売された。
PS2版が日本ゲーム大賞2006 フューチャー部門を受賞。
『テイルズ オブ デスティニー ディレクターズカット』としてディレクターズカット版(以下、DC版)が発売。ソフト単品の通常版とアートブック、スペシャルサウンドトラックが同梱された数量限定のプレミアムBOXが存在する。ジャンル名は「もうひとつの運命という名のRPG」。
直接の続編に『TOD2』がある。
兵士として自らの名を上げに故郷のリーネ村を飛び出したスタン・エルロンは、セインガルド王国の首都ダリルシェイド行きの飛行竜「ルミナ・ドラコニス」に密航するが、密航が発覚し武器を取り上げられてしまう。そこへ魔物が襲来。武器を取り上げられていたスタンは武器を探しに飛行竜内を捜索。そして倉庫内で見つけたのが知能ある剣「ソーディアン・ディムロス」だった。ディムロスのマスターとなったスタンは、その後の道中で「ソーディアン・アトワイト」のマスターであるルーティ・カトレットや、「ソーディアン・シャルティエ」のマスターであるリオン・マグナスらと出会い、「神の眼」を巡る騒乱に巻き込まれていく。PS版とリメイク作品のPS2版では細部に物語の改変がみられる。
また、漫画版については便宜上、作者の名前から以下の略称を用いる。
プレイヤーが操作するキャラクター、及びプレイヤーキャラクターが装備するソーディアン。プレイヤーキャラクターの人数はシリーズ最多の9名(『TOS』と同数)、PS2版では10名で単独最多。
物語の進行上必ず仲間になる。「ソーディアンマスターの資質」とは「かつて人間が有していた言語を用いずに意思を疎通することが出来る能力」である(PS版のみ)。ドラマCDによるとこの能力は何らかの遺伝性によるものと説明されており、PS版でもマスターの一人・ウッドロウの素質が特定の血筋(王家)によって受け継がれているとソーディアンから説明がある。
スタン・エルロン[](Stan Aileron)19歳・身長172cm・体重63kg 一人称:俺声 - 関智一主人公でソーディアン・ディムロスのマスター。村で祖父や妹と暮らす羊飼いだったが、兵士として名を上げに村を出る。密航した飛行竜がモンスター襲撃に遭った時、宝剣ディムロスと出会う。祖父仕込みなのか剣腕は鋭い。ディムロスと出会ってからは戦の中で更に剣術を磨き、ディムロスの炎と自身の剣技を合わせた奥義を体得。純粋な正直者で熱血漢。田舎育ち(劣等感になっている)の為、世間・一般知識には疎いが常識は持ち合わせており、年下の仲間や親友には砕けた態度で接するが、目上の者等には礼儀正しい。金髪を伸ばし放題にしたボサボサの髪型は拘り。どこでも眠れる一方、寝起きが悪くて起こすのは至難。戦の最中ですら眠らされると中々起きない。ルーティとは相棒という感じで、軽口を叩き合う。興奮してディムロスに暴言を吐いたり、尊大な態度を取るリオンに皮肉ったりと、人間くさい一面も。『TOD2』ではルーティと結婚し、カイルを設ける。本来はまだ生きている筈だが、十数年前、息子とロニを庇いバルバトスに殺された。ロニやルーティはカイルに「スタンはカイルが生まれた後、遠くへ冒険の旅に出た」と偽り、父の死亡の事実を隠している。カイルはスタンの顔も覚えていないが、「信じる事、信じ続ける事、それが本当の強さだ」という信念は継いだ。彼の運命は歴史改編で影響を受けている。漫画版ではバルバトスに深手を負わせた唯一の人間の為、彼の恐怖のトラウマになっている。物語終盤では神の眼の前で倅との夢のタッグ(他の仲間は手が出せない状況)でバルバトスを倒した。リーネに彼の墓が安置されている。27歳没・死亡時は身長172cm・体重63kg。PS2版単純さや脳天気さが増し、皮肉や嫌味を殆ど言わず、意に介さない(気付かないだけの時も)。田舎者扱いに対する劣等感も無くなった。髪の毛も羊が寄ってくる為に伸ばしており、拘りなし。拍車の掛かった単純さからPS版よりも頭が悪く見えるが、それ故に時に物事の核心を見抜く事も。歌音痴という設定も追加。物語上ではリオンとの友情が重視され、裏切った彼との戦の後もPS版とは違い、説得をする場面も。固有装具はガントレット。サポートタレントは『寝押し』(薬草を一段階強化。自身のHP回復)。備考啄木鳥しんき版コミックでは敵将グレバムの不幸に涙したり、セインガルドの仕官になれる機会を捨ててまで仲違いした仲間に謝ったりと、お人好しで仲間想いな面が描かれている(但しルーティが知人の荷物を横領して騒ぎになった際には彼女の話を聞かない等、激怒した)。またグレバム父娘やリオンの件の影響か、ヒューゴと対峙する際には彼の娘ルーティの気持ちを気遣って、敢て彼女を家政婦のマリアンの護衛につかせた。特典DVDでは食べ物に意地汚い一面も。スタンの剣技はゲーム本編では語られなかったが、ドラマCDでは毎日羊飼いの仕事の合間に訓練していた事が語られている。また、セインガルドへ行きたがっているが、経済面での計画はしていなかった。『TOVS』にも登場。物語の前大会の決勝の最中に起きた事件で盟友を亡くし、復讐の為にリオンやカイルを置いて旅に出る。一人で複数の相手を倒す剣豪として描かれている。リオンと共に2大騎士団の団長を務める。やはりディムロスを持っている。今作のソーディアンは他の人物にも声が聞こえる為、レプリカのルークに「気持ち悪い」と言われ放置された事も。彼のストーリーモードは単独行動する話で基本的に1対2の戦いになり、高度な立ち回りが要求される。『マイソロ』では田舎からドープルーンへ来た後、騎士団(アドリビトム)へと入隊した経緯を持つ。居眠りで敵将ガンゼルに捕まる。『マイソロ2』では妹がバンエルティア号に来た事で実家の祖父を心配している。前作に比べ技が大幅に削除されているが、近接戦闘用の攻撃から術まで持つ万能戦士である。彼を含めた『TOD』メンバーは前作ではPS版の性格に近かったが、本作ではPS2版寄り。ルーティ・カトレット[](Rutee Kartret)18歳・身長157cm・体重46kg 一人称:あたし B:83 W:56 H:83 (cm) (スリーサイズはPS版設定)声 - 今井由香ヒロインでソーディアン・アトワイトのマスター。クレスタ街出身のレンズハンター。孤児院育ちで、経営危機の孤児院存続の為レンズハンターに。儲け話には目が無く、戦の最中にもガルドを拾う程。金への執着から犯罪を行う事もあり、手配書が配られている。通り名は「金の亡者」、「鬼のルーティ」、「強欲の魔女」。剣術やアトワイトに拠る多彩な晶術等、戦闘技術も体得。本来は優しく面倒見の良い性格で、孤児院の子供達にも慕われているが、ハンターになった経緯等から現実的でキツく歯に衣着せない台詞も見受けられる為、スタンやリオンとの口論も多い。ツンデレ的言動が多く第一部EDでは、怒る・泣く・照れ隠しをすると本領が遺憾なく発揮されていた。実はヒューゴの娘でリオンの姉。孤児院に捨てられたのは父(ミクトラン)にルーティを殺すよう命令された母が娘を護ろうとした為。その際ルーティのお守りとして傍らに添えられていたのがソーディアン・アトワイト。『TOD2』では36歳・身長157cm・体重46kg。スタンと結婚し、カイルを出産。スタンの妹から目覚まし奥義「死者の目覚め」を伝授。クレスタ街で孤児院を経営し、孤児達を育てている。相変わらず勝気で母性に溢れており、肝っ玉母さんを地で行くが、繊細な内面も。PSP版では、息子を試す為18年前の装備で闘技場に参戦。PS2版丸い性格となり、過激な発言も鳴りを潜めた(それでもPS2版で彼女を初めて知ったファンやプレーヤーから口が悪いと酷評される)。スタンとは両者の性格の変更もあり、PS版ほど口喧嘩をする事も無くなり、スタンがからかわれているとも尻に敷かれているとも取れる関係になっている。また、気張る心をスタンに解きほぐされたり、逆に迷い落ち込むスタンの起爆剤になる等、彼との仲が深まるイベントが複数追加された。固有装具はグローブ。サポートタレントは『宝探し』(移動中にアイテムやガルドを発見)。備考いのまたむつみの描いた林檎を頬張る彼女のイラストに由来し、林檎が好きという設定がある。小説版や漫画版では、母親の形見のペンダントを所持(作品により細部が異なる)。啄木鳥しんき版コミックでは母性的な優しさが強調され、弟の気持ちに気付かなかったPS版と違い、彼の寂しさに薄々気付いていた描写があった。孤児院の子供達からは『るー兄』と呼ばれている(これは作者の造語)。父との決戦では深い傷を負って倒れたスタンと父のどちらを助けるかの選択を余儀なくされる。また裾の長いドレスを着、髪を長くおろした『良家のお嬢様』然とした作者のおまけイラストが存在。『TOE』にコスチュームが「盗賊の服」として登場。ルーティ及びフィリアはスタイルが一定せず、PS版の設定ではルーティのほうがスタイルがいいのだが『なりダン3』ではアーチェ曰く、ルーティは「触るほど無い」、フィリアは「ミント並み」と入れ替わっている。PS3版『TOV』にて彼女の衣装がジュディスのコスチュームとして登場。『マイソロ』でも孤児院と収入源の宿屋を営んでいる。魔物や蝕むモノの侵攻で孤児が増える一方で宿屋の収益は低い為、がめつい。今作、盗賊で回復魔法が使えるのは彼女のみ。『マイソロ2』では常に儲け話を探している。将来は孤児院を建てようと思っている。弟の理解者でもある。リオン・マグナス[](Lion Magnus)16歳・身長159cm・体重48kg 一人称:僕 B:72 W:54 H:81 (cm) (スリーサイズはPS2版設定)声 - 緑川光ソーディアン・シャルティエのマスター。セインガルド王国の客員剣士でオベロン社総帥ヒューゴの側近で息子、ルーティの弟。セインガルド王国随一の剣士で、スタン、ルーティ、マリーを倒す程。将来の七将軍の1人と目されている。本名は"エミリオ・カトレット(ジルクリスト)"(ヒューゴへの反発からか、カトレット姓を名乗っている)。"リオン・マグナス"は公に親子関係を隠す為に父が与えた偽名。(”マグナス”は古語で「偉大」を意味)。黒幕のミクトランに支配されていた父には部下として接し、姉は彼が産まれる前に捨てられ、母はリオン出産直後に他界した為、家族愛を受けずに育った。冷徹且つ複雑で他者に心を閉ざしているが、母の面影を持つメイドのマリアンを敬愛していた。父に彼女の命を掌握されていた為、父の駒として動く。海底洞窟でスタン達の前に現れて真実を明かし、攻撃するも敗北、直後に濁流で溺死。PS2版冷酷な面が鳴りを潜め、不器用になった。ヒューゴとの親子関係は最初から明かされており、リオン・マグナスの偽名も自身で名乗り始めた設定に。物語変更でマリアンが人質になるのが第2部冒頭となった為、第1部では父の駒になっている自覚が無い。物語上ではスタンとの友情が重視された。装備武器がシャルティエと短剣の二刀流に変更、本作以降の作品に登場する際はこの戦闘体勢が多い。ジューダスの術技も習得。DC版ではリオンの視点で本編を進める「リオンサイド」があり、準主人公である。彼の心情が詳細に描かれている。固有装具は上記の通り短剣。サポートタレントは『戦闘指揮』(戦闘に参加しているキャラの攻撃力が上昇)。『TOD2』では怪物の頭蓋骨を被って登場。長剣と短剣の二刀流で参戦、剣の技量や過去の騒乱の知識を持つ一方、好き嫌いがある一面も。名前は甥カイルに付けられた。「ジューダス」は裏切り者を意味するユダの英語読み。エルレインの力で甥達の時代に蘇っていた。甥やロニをからかう一面も。本編ではルーティの弟だという事を知られなかったが、漫画版では何故かロニが知っていた(本編では昔スタンとルーティーと三角関係だったのでは、と彼が追求)。フォルトゥナ戦直前にステータス画面で彼のステータスを確認すると仮面を外している。3週目以降に使える秘奥義「真神煉獄刹」を使うと戦闘中にジューダスの仮面が壊れ、同時に素顔のカットインが表示される。PSP版では「アクアラビリンス」にリオンの幻体が出現。リオンのシステムは継承しない為、『なりダン3』を覗き、実質上は別人。トレードマークの怪物の頭蓋骨は続編でもよく登場する。『TOL』では「骸骨の仮面」という名前のアイテムとして登場し、これを被ると装備者が豹変。『TOS-R』ではプレセアが開発途中に盗まれたという、ジューダスマスクという仮面の話がある。『マイソロ2』でもDLアイテムで彼の仮面を入手可能だが、装備させてもリオンはジューダスに変わらない。PS3版『TOV』にて彼の衣装が登場。彼をモチーフにしたモンスターも登場。『TOH』では「仮面のようなもの」として登場し、これを入手するとジューダスがサポートキャラとして出現。備考ドラマCDではセインガルド王国の近衛団長である。啄木鳥しんき版ではシャルティエの説得で生きる道を選び、崩壊する海底洞窟に残っていた飛行竜で脱出(スタン達は海竜で洞窟から脱出)。スタン達とは別にダイクロフトへ上がり、宝剣ベルセリオスに憑依されたマリアンを解放させ、スタン達を救った後はマリアンに仲間達への手紙を託し、償いの旅に出た。PS版より丸い性格。外伝エピソードでは幼少時に姉と一度会っていた。自分と同じ目線で向かい合おうとしたマリアンへの愛情と(作者の外伝エピソードによる)、旅を通じて芽生えたスタン達への友情、父に対する想いが入り乱れて描かれていた。現在でもユーザーからの人気が高い。テイルズ歴代キャラクターの人気投票では1位2回、2位3回(詳しくは公式サイトを参照)。テイルズ オブ シリーズNo.1人気キャラクターといえる(現時点では3位以下になった事は一度も無い)。『TOVS』にも登場。騎士国家フレスヴェルグの2大騎士団長の片割れで、甥と共にユグドラシルバトルに出場。失踪したスタンについて甥も知らない何かを知っているらしい。今作ではスタンとは原作以上に良き友人同士で称号には『ツンツンデレデレ』なるものもある。甥の師匠的存在。最初から使用可能。『マイソロ』ではある事件を境に主人公の実力は認める事になりモルモ同様の突っ込み役にも。モルモ曰く「ルーティと何か似てる」。プリンが好物。フィリア曰く「特大サイズ5杯はペロリ」らしい。『マイソロ2』では乗り物酔いし易い設定が追加。誰にも冷たく接するが、主人公の事は信頼している。ティアに「協調性に欠けるのは感心しない」と言われた。パニールの作ったモンブランが好物でこれの為に依頼を受けた事も。闘技場ミッション「人気者は辛いよ」ではクラトスとタッグを組んでいる。フィリア・フィリス[](Philia Philis)19歳・身長162cm・体重45kg 一人称:私(読み方はPS:わたくし PS2:わたし) B:78 W:54 H:82 (cm) (スリーサイズはPS版設定)声 - 井上喜久子ソーディアン・クレメンテのマスター。ストレイライズ神殿で古代文明を研究している。芯がしっかりしているが、自分の過ちには後悔してしまう面も。アタモニ神への信仰が強く潔癖症。神殿暮らしが長かった為、世間知らずで天然ボケな所も。神の眼を強奪しようと動いたグレバムを止められず、石像にされた後、スタン達と同行する道中でクレメンテと出会う。スタンに片思いだが、告白できない事を切なく思っている。彼とルーティの仲を認めながら負けたくない、と複雑な感情を抱く。眼鏡愛用者。剣術や体術は不得手だが、攻撃晶術には長ける。化学にも長け、爆発する液体の詰まったビンを投げて戦う。クレメンテ入手迄はメイス等で応戦していた。『TOD2』では37歳・身長162cm・体重45kg。アタモニ神団の本部のストレイライズ大神殿で司祭兼研究員をしている。スタンのルーティへ想いで身を引いている。前作の様な慌てっぷりはほぼ無くなり、落ち着きのある女性となった為か、聖女と称えられている。PSP版ではウッドロウと共に18年前の装備で闘技場に参戦。卓越した晶術は健在で、ボムでの援護もこなす。PS2版不衛生な場所に居続けると狂気的になったり(ゴミ山「トラッシュマウンテン」での戦闘ではストレスでブラストゲージが上昇し続ける)、髑髏マークの怪しげな薬品を持って不気味に笑う場面が追加されるなど調合・爆発物マニアの度合いが増したり、クイズマニアになったりと、コミカルな方向でPS版よりもキャラが濃くなった。視力の低さは酷く、裸眼ではカトレット姉弟は勿論、スタンとマリー、コングマンとジョニーすら見分けられない。PS2版ではクレメンテ入手前は戦闘に参加せずNPC扱い。DC版にて料理に薬品を入れる傾向がある事が判明。固有装具はネックレス。サポートタレントは『調合』(素材から回復アイテムを生成)。備考啄木鳥しんき版ではクレメンテとはフィッツガルドからセインガルドへ戻る最中に出会う。初登場時は18歳で、作中で19歳の誕生日を迎え、スタンの呼びかけでパーティーが開かれ皆から祝福された。カスカベアキラ版では石にされたが直に元に戻され、その後グレバムの神の目強奪の件をセインガルドに報告に来た。『TOA』の闘技場に『TOE』のリッドらと現れ、彼女をモデルにした人形が登場(闘技場戦で勝つと落とす)。『TOVS』にも登場。コングマンと共にユグドラシルバトルに参戦。『TOP』のミントに教えを受けていた。次の世界樹の神子を目指している。『マイソロ』では戦闘には不参加。今ではドープルーンアドリビトムの依頼を受け付け、様々な事でアドリビトムを助けている。『マイソロ2』のクエスト「テイルズ オブ ゴールデンビクトリー」では自分が眼鏡、お下げ髪、知的、僧籍等の属性の塊なのに、出番が少ない事に不満を持っている。ウッドロウ・ケルヴィン[](Woodrow Kelvin)23歳・身長181cm・体重68kg 一人称:私声 - 速水奨ソーディアン・イクティノスのマスター。雪国ファンダリアの王子。武芸に長ける一方、学問や政治力、統率力にも優れる人の上に立つ者に相応しい器の持ち主だが、放浪癖があるのが玉に瑕で、よく城を抜け出しては弓の師アルバの元を訪ねている。父イザークがグレバムに殺され、王位を継ぐ事となる。母親は幼い頃に病死。また、ダリスが死亡した場合はマリーに恋心を抱くが、応じては貰えなかった。近接武器と弓の両方を装備できるキャラクターで、装備武器で使える特技が異なる。物語とシステムの都合上、正式にパーティーに加入する際のレベルはとても低い。PS2版ウッドロウがマリーに恋心を抱く描写は削られ、父への劣等感と王位継承への不安・悩みが強調された。博学のクイズマニアという設定も追加されたが、「クイズ」は得意でも「なぞなぞ」は苦手。街の女性からはモテる。アルバとの付き合いは20年に及ぶ。アルバ以外の年上の人間にも敬語で話す様になった。剣(イクティノス)と弓を同時に装備し、装備変更なしで剣技と弓技を使い分けられる。正式にパーティーに加入する際のレベルが加入時期に相応の値になる等、イクティノスを含めPS版で不便だった点が解消されている。固有装具は長弓。サポートタレントは『警戒』(エンカウント率を減らす)。『TOD2』では41歳・身長181cm・体重68kg。現ファンダリア国王。名君で領民や臣下から信頼され、ファンダリア中から集められたレンズを保管している。気さくだが、年齢のせいか疑り深くなっている。カイルを自分の子の様に思っていたが、歴史改変を食い止めた後は、成長した一人の対等な男として認識を改めた。PSP版ではフィリアと共に闘技場に参戦。備考PS版では「なに、気にする事はない」という台詞が多く、スタンにも真似される程だったが、PS2版では言わない。『TOF』では名前のみ登場。『マイソロ』では戦闘には不参加。ドープルーンアドリビトムのギルドマスターとして登場。ドープルーンの女性からの人気は高い。『マイソロ2』のクエスト「テイルズ オブ ゴールデンビクトリー」では、自分の影の薄さに不満を持ち、フィリアと共に挑戦してくる。上記のPS版での口癖が音声付きで初めて聞ける。PS版では第二部においては任意加入である上、パーティメンバーの上限がソーディアン・マスターを含めて6人の為、必然的に影の薄いキャラだが、PS2版では物語の進行上必ず仲間になる様になり、出番が増えた。
マリー・エージェント[](Mary Agent)24歳・身長170cm・体重54kg 一人称:わたし声 - 天野由梨記憶喪失の女戦士。1年前、ルーティと出会った時には自分の名前以外何も覚えておらず、旅をしている内に記憶が戻るかもしれないという事でルーティに同行している。脳天気で「見るもの全てが新鮮で記憶喪失も悪くない」等と楽しむ一方、喪失前から持っている剣(PS2版では短剣)を大事にしているなど記憶を取り戻したい気持ちも。穏やかだが、戦となると血気盛んになり、口調も荒々しくなる。料理が得意など家庭的でもある。アイスキャンディーが好物で所持しているとそれを食べているミニイベントが起きる。本名はマリー・ビンセント(エージェントはルーティが付けた姓)。ファンダリア王国の剣士ダリスの妻で、1年前にグレバムの襲撃を受けた際、ダリスの手で逃げ延びるが、その際に記憶喪失になっていた。マリーが料理上手なのは主婦だった為で、得意料理はファンダリアの郷土料理「ビーストミートのポワレ」。PS2版ダリスの設定の変更(後述)の為、サイリル襲撃の詳細や記憶喪失の経緯が異なり、ダリス死亡の可能性が無くなった為、ダリスとの熱愛ぶりが強調されるイベントが追加。気配りの細やかさ等の家庭的一面が色濃くなり、記憶が戻ってからは女戦士としての一面等も覗かせる様になった。可愛い物が好きという設定も追加。PS版では近接武器全般を装備できたが、PS2版では武器は斧に限定。PS版では多かった固有イベントはなくなり、料理絡みのイベントも料理システムやリリスの存在で影を潜めた。ダリス死亡ルートがなくなった為、PS版のウッドロウとの関係もないかと思いきや、決戦前夜のイベントでウッドロウに意味深な発言をする。固有装具はバンダナ。サポートタレントは『宝石練磨』(宝石のランクを上げる)。『TOD2』ではハイデルベルグ城下の宿屋に登場。声は出ない。『TOF』では登場しないが、『TOE』のファラが彼女の者真似をする。備考ドラマCDでは、ベルセリオスが健在なら彼女がマスターになっていただろうと言われていた。チェルシー・トーン[](Chelsea Tone)14歳・身長151cm・体重39kg 一人称:私声 - 渡辺菜生子ウッドロウの弓の師アルバの元で暮らしている。口達者で礼儀正しいが、子供扱いを嫌う為に諺や四字熟語などを必要以上に使って大人ぶる事も。方向音痴で、祖父アルバの家の周りの山でも迷ってしまう。武器は小弓で3歳から修行している。腕は立ち、技の多彩さではウッドロウを凌ぐ。彼に恋心を抱き、ファンダリア王妃になるのが夢。元々はジェノスの名家の令嬢だが、幼少期に両親は病死、以後祖父の元で生活をしている。母の死を隠していた彼を嫌っていたが、真実を告げられた後は慕う様に。PS2版幼い頃、疫病を理解出来ず、両親が死んだのは「自分が子供だったせい」だと思い込んでいた時期があり、必要以上に大人びた振る舞いをする遠因に。結果、アルバが両親の死因を隠していた事や、幼少期に祖父を嫌っていたという事も無くなった。当初は自分から祖父を奪う人間としてウッドロウを嫌っていたという設定が追加。これは祖父が自分に構ってくれず、ウッドロウの指導に没頭していた為。ハイデルベルグ城の大臣ダーゼンからも一目置かれているが、城中の女性(玉の輿を狙う女性達で、劇中ではキャットガールの女性が登場)の中にはチェルシーを嫌う者も。固有装具はリボン。サポートタレントは『種育て』(種からアイテムを生成)。EXダンジョンでは彼女と同じ姿の小さな敵キャラ数体がボスとして登場。『TOD2』では32歳。前作と同じ格好で、PS2版『TOD』にはその理由らしきサブイベントがある。18年前に消滅した故郷を復興させようと跡地に住んでいる。終盤に登場、カイル達に復興に必要な物資のお遣いを頼むイベントがあり、達成するとお礼に彼女特製の弓を貰える。ウッドロウとは別々となったが、未だに「永遠の王子様」として想いは寄せている。声はなし。『マイソロ2』の特典DVDにも登場。『マイソロ3』出演希望が叶い、実現。ジョニー・シデン[](Johnny Shiden)26歳・身長174cm・体重61kg 一人称:俺声 - 山寺宏一アクアヴェイル公国・シデン領当主の三男坊(兄は一人しか登場せず、もう一人は消息不明)。弦楽器を持ち歩き、リクエストに関係なく唄う詩人。幼馴染のエレノアに想いを寄せていたが、彼女の愛がもう1人の幼馴染フェイトに向いている事を察し、2人を結び付けた。その後も彼女を想っていたが、トウケイ領主ティベリウスに彼女が殺されて以来、復讐の機会を窺っているが、普段はそんな過去を見せず、飄々とした態度を取る。弦楽器を奏でると共に歌を唄い、それで敵を攻撃したり味方を援護したりする不思議な技の使い手だが、晶術の類かは不明。歌が上手いか下手なのかは解らないが、「独特」である事は確か。彼の歌は本人が作詞作曲した。ゲーム中に「人呼んで蒼天の稲妻たあオレの事さ」と言うシーンがあるが、実際に呼ばれているシーンは無い。PS2版指導者としての大器を覗わせるイベントが追加、PS版ではティベリウス打倒にもアクアヴェイル王族の責務としての一面が追加。エレノアとフェイトとの三角関係が変化し、ジョニーが身を引いたのはエレノアのフェイトへの告白を耳にした為となった。他者の内面への深入りや自身への詮索を嫌う道化の様な振る舞いは、エレノアを失って荒れるフェイトを励ました際に浴びせられた暴言が原因となっている。ディムロスに「素人ではない」と言わせる程の剣豪だが、剣の使用はイベント時の一度のみ。第二部では仲間になるのがヒューゴ打倒後で、他のキャラクターに比べて遅くなっている。フェイスチャットの登場などで歌詞も登場、声を担当した山寺宏一が熱唱している(スタッフ曰く「大まかな設定だけ伝えて後は山寺氏にお任せしてしまったが、うまく纏まった」との事)。アクアヴェイルではファンが多い。スタンもそうだが、ルーティやマリーは微妙な顔をしている。固有装具は帽子。サポートタレントは『路上ライブ』(エンカウント率が上がるがアイテム取得率も上がる)。『TOD2』では前作の騒乱後、アクアヴェイル再建に貢献したが、領主の座への関心はなく、生来の放浪癖が祟って疾走。EXダンジョンで彼と出会える。声はなし。『TOF』では直接登場しないが、他の男性陣と同行していたらしく、彼の詩が登場し、男性限定の祝賀会にも途中まで参加していた。備考くおん摩緒版では未登場。啄木鳥しんき版では追い詰められたティベリウスに復讐しようと一度は剣を向けるが、自分の「本当の望み」に気付いた事から殺す事はやめ、国がしっかりするまで詩人は休業するとリオンに語っていた(愛用の弦楽器はティベリウス戦の時に破壊された)。作中における彼の歌は下手という扱いになっている(作者による4コマ等でもそれがネタにされている)。ドラマCDとPS2版では、外殻完成後に空から墜落したスタン達を救出した(PS版のその役回りはフェイトが担当)。マイティ・コングマン[](Mighty Kongman)39歳・身長190cm・体重100kg 一人称:俺様声 - 玄田哲章ノイシュタット闘技場の格闘家。武器使用を善とせず、己の肉体のみで戦う。己の肉体美を見せ付ける為か、上半身は裸。右肩にはハートと矢の刺青。傲慢だが、ノイシュタットでは人気を誇っている。自分がノイシュタット下級階層の憧れであり夢である事を自覚し、永遠にチャンピオンでい続ける為に鍛練を重ね、自分を磨いている。出身地が資料によって異なっている。フィリアに一目惚れして以降、彼女が想いを寄せるスタンを目の仇に。『TOD2』の資料では、マイティ・コングマンの名は自称しているリングネームで、本名は非公開との事。ノイシュタット闘技場にて登場。現役からは退いており、伝説のチャンピオンとして名前を残している。カイルをスタンの息子という理由で嫌っている。声はなし。PS2版ノイシュタットを守りにスタン達と共に武装船団に乗り込む等、ヒーローらしい一面を見せる。チャンピオンとしての自尊心の他に「子供達の夢を守る為、無様な敗北は出来ない」という使命感も強くなっている。その他のイベントや台詞などの追加もあり、傲慢な印象も薄まり、お茶目なムードメーカーへの変貌を遂げた。ノイシュタット下層民出身となっている為、ノイシュタットへのオベロン社介入に反発、イレーヌをも不快に思う一方、フィリアへの求愛は熱烈で、彼女を困惑させる。マギーおばさんに負けたらしく、「あいつだけはカンベンしてくれぇ」と弱気な態度を見せていたが、これはマギーがコングマン以前の闘技場チャンピオンだった設定が追加された為。この事は続編の『TOD2』でも触れられる。固有装具はベルト。サポートタレントは『筋トレ』(自身のパラメータを上昇させる)。備考一度も仲間に加えなくてもゲームをクリアできる為、パーティーで唯一OPには未登場。PS版『TOD』から7年後に発売された『なりダン3』のCMで初のアニメ登場を果たした。ドラマCDではイレーヌを慕っている(コングマン曰く「聖女」「女神様」)。『TOVS』にも登場。フィリアと共にユグドラシルバトルに参加。『ケロロRPG』ではある条件でタママがコングマンの技を覚える(これはタママの声優・小桜エツ子が演じる『TOI』のコーダが非戦闘キャラクターである為)。『マイソロ2』では勝つと主人公への復讐で、バンエルティア号に乗り込んでくる(その時にフィリアに一目ぼれ)為に加入が任意である。自分の拳で戦うが武器は一通り扱えるらしく、マオのトンファー等も振り回す。加入が任意で、ストーリークエストでの出番もない為、クエスト「テイルズ オブ ゴールデンビクトリー」では、オマケキャラ扱いな事に不満を持っている。『TOF』には未登場。リリス・エルロン[](Lyris Aileron) or (Lilith Aileron)17歳・身長:詳細不明・体重:詳細不明声 - 今井由香(PS版)、沢口千恵(ドラマCD、PS2版)リーネ村に住むスタンの妹。カイルの叔母。料理上手でエルロン家の家事を引き受けており、スタンも彼女には頭が上がらないが、本人はブラコン気味。寝起きの悪い兄を起こすのは彼女の役目で、お玉でフライパンを打ち鳴らす「秘技・死者の目覚め」の考案者。飼っている兎は「ポテちゃん」という名前。本来はパーティメンバーでは無いが、ある裏技を使うとメンバーに加わる。この現象はバグなので、第2版以降やプレイステーション・ザ・ベスト版では修正され、初回版のみ発生。パーティーで唯一いのまたむつみにデザインされていない。35歳になった『TOD2』では既婚者(夫はバッカスだが、ドラマCDで紹介されたのみで本作には未登場)であり、リムルという娘がいる。現在はリーネに在住。昔のブラコン気味は影を潜めている。得意な料理で偏食家のジューダスすら満足させた。PSP版では闘技場で戦う事に。秘奥義は原作通り「サンダーソード」。PS2版髪型が変わり、ブラコンぶりが激化。既婚者マリーを除く女性メンバー、特にルーティには牽制をしかける。兎は飼っていない模様。今回はあるサブイベントをクリアすると正式にパーティメンバーとして加わり、おたまとフライパンを武器にに高い戦闘能力を発揮。隠しキャラの為、仲間に入れてもメインストーリーのイベントではほぼ未登場。DC版ではリオンと出会うイベントがある(名前まで聞いていない)。固有装具はフライパン。サポートタレントは『調味料の業』(料理をパワーアップさせる)。備考名前のスペルが作品で異なる。『TOF』ではLyris、PS2版ではLilithと表記。『TOV』にて「フライパンとおたまで戦う少女」の話が登場。『マイソロ2』ではチェスターの妹アミィの文通友達。本作のOPで初のアニメ登場を果たす。クエスト「テイルズ オブ ゴールデンビクトリー」では女の子グループの一人で自分の恋愛の対象相手の確約がなかった事に不満を持っている(本作ではバッカスの存在は設定されていない)。ストーリークエストでの出番は無し。千年前の天地戦争にて誕生した、意思を持つ剣。ここではキャラクターとして説明する為、兵器としてのソーディアンの設定についてはこちらを参照。PS版では声優が設定されておらず、初めて声優が設定されたのはドラマCD。PS2版では戦闘中にアドバイスをしてくれたり、マスターの代わりに晶術の詠唱をしたりする。ソーディアンには、もう一つベルセリオスがあるが、それはパーティーメンバーではない。小説版ではいのまたむつみにより全員の姿が描かれている。
ディムロス[](Dimlos)声 - 置鮎龍太郎(PS版、ドラマCD、PS2版)勇猛な戦い方から「突撃兵」「核弾頭」等の異名で呼ばれた地上軍第一師団師団長、ディムロス・ティンバー中将の人格を投射したソーディアン。天地戦争後はフィッツガルドに安置されていた。王都ダリルシェイドに輸送される途中、積まれていた飛行竜がモンスターに襲われ、倉庫に入ってきたスタンと出会う事に。晶術は炎属性だが剣自体の攻撃力も高く、晶術よりも白兵戦向き。マスターの剣技に自身の発火能力を組み合わせ、威力倍化が可能。オリジナルメンバーのディムロスは猪突猛進然とした熱血漢だった様だが、ソーディアンとなった彼の性格は冷静で、直進しがちなスタンを諌める場面も。PS2版冷静さと熱血さが両立、スタンの流れに乗ってしまう時がある。「なまくら」「魔剣」と言われると怒る。スタンが物知らずになった影響で、スタンに一般常識や四字熟語の意味を教えるシーンも多くなり、面倒見がよくなった。一人称が「私」(もしくは「俺」)から「我」(イベントで一度だけ「俺」)に変わっている。PS版ではアトワイトと恋仲にある様な描写はなかったが、PS2版では『TOD2』の影響で熱烈カップルとなっているが、ソーディアンのディムロスとアトワイトの間にはそういった雰囲気は見られない。戦闘面では術攻撃力が高められた影響もあり、基本能力はソーディアン中で最高。備考啄木鳥しんき版では飛行竜でセインガルドに護送されておらず、最初から自身が眠りについていた神殿にある。ルーティに騙されて荷物を宿屋に没収された為、財宝(ディムロス)目当てのスタンと出会い、彼をマスターにした。『TOP』、『TOE』、『TOA』ではアイテム「S・D」として、『TOT』では戦闘中の武器画像として登場。『TOVS』にもソーディアンとして登場。スタンの相棒として世界を回っている。『ケロロRPG』でもケロロの武器として登場(ソーディアン・ディムロスと記されている)。『TOF』では神の眼の破壊で他のソーディアンと共に時空の狭間を永遠に彷徨う筈だったが、リーネ村に落ちていた所をリリスに拾われ、時空転移で出会った『TOP』のクレス達の手で修復される。フェイスアイコンでは壊れた剣の姿と修復された剣の姿になっている。『なりダン2』ではアトワイトと共に素顔でのフェイスアイコンが登場。アトワイト[](Atwight)声 - 宇和川恵美(ドラマCD、PS2版)地上軍衛生兵長アトワイト・エックス大佐の人格を投射したソーディアン。刀身の短い曲刀。本作の時間軸にて登場するソーディアンの中で唯一、投射されている人格が女性。ソーディアンで唯一単独で回復系の晶術を使用可能で、治療、戦闘補助に長ける。水属性の晶術での遠距離攻撃も可能。斬撃より突撃に優れる。経歴は不明だが、ヒューゴの手元にあった。クリスが娘ルーティを孤児院前に捨てる際に持ち出され、傍らに添えられた。以後、ルーティの成長を見守ってきた。故にクリスの遺品で、ルーティの姉貴分。彼女はクレメンテの主治医で、アトワイトがソーディアンチームに参加したのは敬愛するクレメンテがソーディアンチームに参加した為。小説版『TOD2』ではいのまたむつみが描いた彼女のイラストがある。シャルティエ[](Chaltier)声 - 石川英郎(ドラマCD、PS2版)地上軍の第二師団部隊長ピエール・ド・シャルティエ少佐の人格を投射したソーディアン。地属性の晶術を得意とし、闇属性や戦闘補助の晶術も使えるが、白兵戦向き。リオンを「坊ちゃん」と呼び、彼からは「シャル」と呼ばれている。リオンの孤独と優しさを理解し、精神的支柱として見守ってきた。リオンが仲間を裏切った際に、本来の使命を放棄する等、彼との絆は強い。彼が死ぬ際にも『僕のマスターは坊ちゃんです』と言い彼と運命を共にする。天地戦争時代と性格や口調が変わっているらしく、ディムロスに指摘された(シャルティエはリオンの影響と主張)。オリジナルメンバーのシャルティエは臆病で消極的で、他のメンバーより自分だけ地位が低い事で卑屈になっていき、本来は選ばれるに相応しい実力者でありながら、実力を十二分に出し切れなかったと言われている。現存ソーディアンの中では唯一、神の眼の破壊には使われなかった。PS2版PS版では発見された場所などは不明だが、PS2版では後にアクアヴェイルに安置され、ジョニーの家と関わりを持つ設定に。当家の者に祀られていたが、10年前にヒューゴに盗まれている。余裕を感じさせる性格で、日記に不平不満を書き連ねていたオリジナルの雰囲気は無くなった。オリジナルの体格は小柄でソーディアンチームのメンバーの中では最年少。頭髪の色が小説版や『TOD2』と異なる(金髪から銀髪に変更)。DC版では10年前から宝剣として祀られる様になり、それ以前は罪人処刑に使われていたという設定が追加。彼が宝剣として祀られる様になったのは、ジョニーがそう進言したからだと推察させるイベントが用意されている。備考護拳の向きが逆になっている(いのまたむつみの設定画の時点で描かれていた)。啄木鳥しんき版では崩壊する洞窟で自決をするリオンを説得するなど芯の強い部分を見せていた。ディムロスの晶術を「熱血根性丸出しの晶術」、クレメンテの晶術を「年甲斐も無くド派手な晶術」と評していた。ゲーム版と異なり、神の眼破壊に参加。直前での別れの際には、リオンを一人前と認め、お守り役としての役目を終えた。クレメンテ[](Clemente)声 - 八奈見乗児(ドラマCD、PS2版)地上軍最高幹部の1人ラヴィル・クレメンテ老の人格を投射したソーディアン。剣自体の攻撃力は低いが、他のソーディアンの様に偏った元素属性を持たず(剣自体の属性はPS版では雷、PS2版では光)、攻撃晶術の威力とバリエーションはソーディアン随一。様々な属性の晶術による遠距離攻撃が得意。天地戦争終結後は地上軍の拠点ラディスロウや海竜「ベルナルド」と共に、空中都市郡諸共、海底に沈められたが、「神の眼」強奪に際して目覚め、フィリアを自身のマスターに選ぶ。リトラー(後述)と交信できる装置が内蔵されているらしく、天空都市に侵入した際などにパーティ側とリトラー側の状況報告などを行っている。好々爺した老人なのだが、歳のせいか女性陣に対して、スケベな事を口にして困らせる事もある(フィリアをマスターに選んだのも「ぴちぴちの娘」が理由)。ルーティ曰く「女の敵」。イクティノス[](Igtenos)声 - 松野太紀(ドラマCD、PS2版)地上軍の情報将校イクティノス・マイナード少将の人格を投射したソーディアン。ディムロス以上の刺突攻撃の性能を持ち、白兵戦向きのソーディアンで、晶術は風属性。天地戦争終結後はファンダリア王国の象徴として、王家に代々受け継がれている。天地戦争時の傷(破損)で眠り続けており、「神の眼」の強奪の際に目覚められなかった。その他の特殊能力も封印され、物語の終盤で使える様になる為、育てるには手間がかかる。オリジナルメンバーのイクティノスは冷静な人物だった様で、熱血漢で感情的なディムロスを快く思っていなかった様であるが、戦の中で協力体制をとる内に打ち解けていったらしい。PS2版代々ファンダリア王家の者がソーディアンマスターを勤め、人の中で活動を続けていた。先代のマスターはウッドロウの父イザーク。天地戦争時には破損しておらず、第一部の最終決戦時にグレバムに「神の眼」のエネルギーを直接注ぎこまれ、コアクリスタルを損傷。会話が出来なくなるものの最低限の機能は保っており、第二部開始直後から武器として使える(その際、シャルティエのスキルを継承)。尚、ドラマCD、『TOD2』、PS2版と「冷静な理論派」として描かれていたが、今までの一人称が「私」であったが、PS2版では「俺」。PS2版でのイクティノスは冷静でありつつも、ワイルドとなっている。ウッドロウへの呼称も、「様」もしくは「殿」が消えて対等の言葉遣いに変わった。『TOD2』以降タメ口で喋っている。備考啄木鳥しんき版ではコアクリスタル損傷の設定が無く、最初から会話ができ、代々ファンダリア王家の者に仕え、支えてきた。くおん摩緒版も同様。上記以外には、
などが登場。グラフィックは各々独自のものが用意されている。
上記以外にも、
等が登場。また、テイルズ オブ シリーズと直接的な関連は無いが「ジェントルメン」亜種として「KOS-MOS」モデルの「こくもつ」も登場。
本作以外で本作のオリジナルキャラクターが登場するゲーム作品を記述する。尚、直接の続編である『TOD2』と、特典DVDなどに収録されているチャットドラマは除く。また、キャラクターとしてではなく、コスチュームやアイテムとしての登場などについては、各々のキャラクターの項目に記述する。
およそ千年前に地球に衝突した巨大彗星の核の欠片。特有の特殊エネルギーを含有しており、レンズから引き出したエネルギーは機械の原動力や医薬品など様々な形で利用されている。また、精神エネルギー(人間のものに限らない)に反応を示す性質があり、思考・集中のみでレンズからエネルギーを引き出す事ができる。このエネルギーを意のままに操る技術が晶術である。現在は主に天地戦争時代の遺跡やモンスターの体内から発見・採取される。レンズが含有するエネルギーの総量はレンズの規模・純度・密度などに関係し、エネルギーを出し尽くしたレンズは何の役にも立たないガラス細工の代物になってしまうが、一定の行程を経て加工されたレンズはエネルギーの発生源としての性質を持つ様になり、こうしたレンズは破損しない限りエネルギーを生み出し続ける。後述の神の眼やソーディアンのコアクリスタル等も、こうした加工されたレンズの一種。巨大彗星の衝突とその二次災害により人類は滅亡の危機に瀕したが、同時にレンズを発見した事により、この危機を回避する。レンズの利用方法は天地戦争の終結まで研究、確立された。レンズテクノロジーは戦争終結を期に徐々に廃れていったが、およそ20年前よりオベロン社を中心に再び世界中に普及しているが、現在の技術水準は天地戦争時代のそれには到底及ばず、飛行竜やソーディアン、ベルクラント等、天地戦争時代には現在の技術では製造不可能な様々なものが開発された。
モンスター[]レンズを体内に取り込んだ動植物。体内に取り込んだレンズの影響で変態(巨大化、奇形化など)し、多くは凶暴化する。レンズを抜き取ると元に戻る。また、レンズによるモンスター化は人間も例外ではない。モンスターは基本的に野生動物が誤ってレンズを取り込むことで生まれるが、天地戦争時代には軍事利用のために人為的に生み出されたモンスターも存在した。それらのモンスターが繁殖、進化した結果、現在では非常に多種のモンスターが世界各地に生息している。こうしたモンスターの中には体内のレンズから力を引き出して、晶術を使う種もいる。
神の眼[]直径6mの球体状巨大レンズ。そのサイズに比例した凄まじいエネルギーを含有しており、天地戦争時代には空中都市を浮遊させる為の動力源、ベルクラントの動力源を同時に供給していた。天地戦争終結後、空中都市の再利用案が却下された時点で神の眼の破壊が試みられたが、強力なエネルギーフィールドに阻まれ傷一つつけられず、やむをえず封印措置となる。後に存在を知り、悪用を企てる者が現れる事を恐れた地上軍の幹部達は、隠れ蓑としてアタモニ神団を創設し世間からその存在を隔離させた後、セインガルドのストレイライズ神殿地下に長きに渡り保管されている。
飛行竜[]巨大な竜の姿をした空を飛ぶ乗り物。天地戦争時代に有機体とレンズを結合させる研究の一部として開発された。巨大な竜という外見の為、通常はモンスターの襲撃を受ける心配は無い。また、同様の研究で海底に潜ることのできる「海竜」、ベルクラント防衛を目的とした「守護竜」も開発された。有機体とレンズが融合した存在と言う点ではモンスターに近い存在と言えるが、モンスターの様に自我を持っている訳ではなく、あくまでも乗り物である。生体金属と呼ばれる希少な金属「ベルセリウム」を多量に使用している為、製造数は少なく、現存する唯一の飛行竜ルミナ・ドラコニスはセインガルドが管理、運用している。また、海竜ベルナルドは海底のラディスロウに保管、守護竜はベルクラントで保管されていた。ドラマCDでは動力源が無い飛行竜がカルバレイスのどこかに廃棄されていたのをグレバムが発見、再起動した。PS2版では同系列の存在と思われる「始祖竜」が登場。
およそ千年前に空中都市と地上との間で起きた大戦争。戦況は常に制空権を握りベルクラントを擁する空中都市の天上軍の有利に進んだが、地上軍も作戦総合本部だった軍事施設ラディスロウを推進装置をつけた移動要塞として浮上させ、空中都市の首都にソーディアンチームを送り込んだ。首都への強襲の結果、戦争は地上軍の勝利に終わる。PS2版では、天地戦争に関する記録が現代に殆ど残っておらず、「大昔に天地戦争という大きな戦争があった」「神の眼と呼ばれるものが戦争の元凶であった」程度の記録しか残っていない。
空中都市[]巨大彗星衝突の二次災害(星全体を覆う粉塵や天変地異など)により極寒の世界となった地上から脱するために建造された、レンズの力で空中に浮かぶ都市。正確には「外殻」と呼ばれる人工の大地を、地表を覆う塵の上空に浮上させ、その上に多数の都市を設置しているが、ベルクラントによって外殻を形成するために浮上した空中都市の首都ダイクロフトだけは都市自体が浮いている。元々は市民全員を空中都市に上げる予定だったが、先遣隊としていち早く移住した一部の人間が、自分達を選ばれた者だと思い込み「空中都市には自分達のような優れた人間のみが住むべきだ」と主張。「天上人」を名乗り地上の人々に圧政を敷いた事で、地上の人々が反発、天地戦争勃発のきっかけとなる。戦争終結後は「破壊案」「再利用案」などの意見が出たが、環境に与える影響などを考慮した結果、最終的に地上軍最高幹部の1人であったラヴィル・クレメンテの意見により海底に沈める事となった。
ベルクラント[]空中都市の首都ダイクロフトに搭載された、「無差別地殻破砕兵器」と呼ばれる巨大なレンズエネルギー砲。元々は地面を粉砕し、巻き上げた塵で外殻を形成するための作業機械として開発されたものであったが、その破壊力から天地戦争時には地上を攻撃する戦略兵器として使用された。これにより地上軍は天地戦争において終始劣勢を強いられたが、ベルクラントが兵器として使用されたことが空中都市のベルクラント開発チームに地上への亡命を決意させるきっかけとなり、地上軍勝利の要となったソーディアンの完成へと繋がった。
ソーディアン[]人間の記憶や人格を、高密度に高熱集積したレンズ「コアクリスタル」に投射し、剣に装着した「意思を持つ剣」であり、天地戦争時代末期に地上軍の切り札として開発された局地戦用の戦術兵器。地上軍の天才科学者ハロルド・ベルセリオスにより理論が提唱され、ベルクラント開発チームが亡命の際にコアクリスタルのベースとなるユニットを持ち込んだことで完成した。マスターはコアクリスタルのエネルギーを利用した強力な晶術を行使し、投射された人格と意思の疎通を図る事で剣との同調性を高め、白兵戦においても通常の剣を上回る戦闘能力を発揮可能。また、コアクリスタルに投射された人格とは明確な言語のやり取りも行えるので、日常会話なども可能だが、コアクリスタルから力を引き出せるのは特別な素質を持つ者に限られ、素質を持たない者にとってはただの剣でしかない(意思の疎通も不可能)。この様な素質を持つ者であれば、投射されている人格が自分のものでなくてもソーディアンと意思の疎通を図り、コアクリスタルから力を引き出せる。PS2版では、別々の人格同士の連携ではオリジナル同士の場合よりも劣る力しか発揮出来ないという設定となっている。ソーディアンはコアクリスタルに投射された人格と使い手との精神同調が不可欠であり、コアクリスタルには使い手自身の人格が投射され、開発された6本のソーディアンにはそれぞれ人格を投射した使い手の氏名が付けられている。例外として、ソーディアン・ベルセリオスの使い手は投射体のハロルド・ベルセリオスではなく、双子の兄のカーレル・ベルセリオスである。ソーディアン・マスターで結成されたソーディアンチームは空中都市の支配者を討ち、地上軍を勝利に導いたが、戦争終結後に人格を投射したオリジナルメンバーとソーディアンの相互干渉により、互いの人格が崩壊する可能性があるという問題が発生した為、神の眼・空中都市・ラディスロウと共に隔離・封印処置が決定、各々が遠く離れた地に保管される事になった。
セインガルド王国の国家予算に匹敵する年商を生み出し、世界的に活動する巨大企業。世界で唯一レンズの加工技術を持ち、加工したレンズを利用した製品を取り扱う。本社はセインガルド。フィッツガルド、カルバレイスにも支部を持つ。また、セインガルド王国では、社長のヒューゴ・ジルクリストが王の右腕となって国の繁栄と自社の利潤追求に勤めている。レンズ製品は栄養ドリンクや家電などの日常的なものからモンスターと戦うための武器まで非常に多岐に渡るが、このためオベロン社は常時大量のレンズを必要としており、民間からのレンズの買取も行っている。レンズ買取を行う支店はほとんど世界中に存在する。また、モンスターを倒したり遺跡から発掘したりしてレンズを集め、オベロン社に買い取って貰うことを生業とする、レンズハンターも存在する。
アタモニ神団(ストレイライズ神殿)[]女神「アタモニ」を崇拝する教団。そもそも、神の眼を世間から隔離して保管する為の隠れ蓑として作られたが、1000年の時を経た現在ではセインガルド王国の国教として確固たる地位を確立している。総本山、つまりセインガルドのストレイライズ神殿の深部には神の眼が安置されているが、神の眼の存在やアタモニ神団の創設、存在理由は司教や大司教といった高位の神官しか知らず、下位の神官や信者は純粋に神を崇めている。また、神官は古代文明などの研究者としての側面を持つ。またPS版のゲーム中ではアタモニ神団という組織名は登場せず、ストレイライズ神殿という施設名のみが登場。「アタモニ」は、本作のキャラクターデザイナーであるいのまたむつみの苗字 (INOMATA) を逆読みにしたもの (ATAMONI) が元となった。シンボルマークはカエル。
前作ファンタジアに引き続き主題歌が採用されている。また、主題歌に合わせたアニメーションムービーも製作され、ゲームをスタートすると主題歌と共にムービーが流れる。この主題歌とアニメーションムービーによるオープニングは以降のテイルズ オブ シリーズの定番となった。
曲名 - 夢であるように作詞 - 池森秀一、作曲 - DEEN、編曲 - 池田大介 / 歌手 - DEEN2006年6月20日、PS2へのリメイクが発表された。開発が開始されたのは2004年末から2005年初頭で、外注を含めると100人近いスタッフが開発に携わった。当初の発売予定日は2006年11月22日となっていたが、11月15日にソフトの不具合が発表され、2006年11月30日に発売予定日が延期された。本作はあくまでもTODのリメイク作品であるとし、ストーリー的に続編に当る『TOD2』との繋がりは全く意識されていないが、グラフィック面ではTOD2とのバランスが配慮されており、キャラクターが2頭身から4、5頭身となり、ダンジョンマップやフィールドマップ等の背景も一新され、一部は3Dで表現されている。また、いのまたむつみによるキャラクターのイラストも書き下ろされ、EDにはいのまたむつみが手彩で書き下ろした20枚のイラストが使用されている。シナリオは基本的にはPS版を踏襲してはいるものの、台詞は全て書き直されている。開発に際しては特に「既存の作品にどこまで手を加えて良いか」に配慮し、キャラクターの何気ない一言についても会議などが行われた。一部の登場人物はPS版と設定が異なっており、それに伴ってシナリオの展開がPS版とは異なっている部分もある。登場人物の設定の違いについては、上記を参照。システム面でも大幅な変更が行われ、多くの新たなシステムが導入された。システム面の変更点については、以下で詳細を記す。
戦闘の変更点・追加要素[]通常攻撃の連発が可能となり、他のシリーズ作品同様にアクション性が増した。特に本作の戦闘システムは「AR-LMBS(エアーリアルリニアモーションバトルシステム)」と呼ばれる空中戦を重視した仕様になっており、大半の技が空中でも使用可能で2段ジャンプも可能。また、1Pコントローラーで全てのキャラクターを操作する事が可能(メニュー及び戦闘中での操作キャラクター変更可)になった。
CC(チェイン・キャパ)リメイク版にはTPがなく、このCCを消費して術技を使用する。CCは術技のみならず通常攻撃や空中ジャンプ、バックステップ等の各種行動を起こす際にも消費するが、戦闘中随時回復し、枯渇を気にする事なく術技を連発可能。また、本作には「秘技」「奥義」の様な術技の階級が存在しない為、連携の組み立ての自由度が高く、基本的にCCが続く限り連携を行うことが可能。これにより戦闘のアクション性が増している。一方、CCを使い切ったキャラクターはCCが回復するまでの間は通常攻撃も不可能になる為、単独での連携はその時点で途切れてしまう。その為、本作で連携を繋げていくには過去のシリーズ作品以上に仲間の行動に合わせる「タイミング」や「技の使い分け」が重視される。各キャラクターのCCには最小値と最大値が設定されており、CC回復の数値は最小値と最大値の間から一定の法則で決定される。各キャラクターのCCは装備武器に拠って決定され、ソーディアンデバイスや宝石などで増やす事も可能。CCは戦闘中のみのパラメータである為、移動中は術技を使用できず、回復手段も術以外のものに限られる。また、HP回復の効果を持つ術技は、TP残量による使用回数の制限がなくなった分、連続使用すると回復力が低下するという制約がある。この制約は戦闘中に通常攻撃などを行うことで徐々に、戦闘終了時には完全に解除される。また、最小値と最大値が離れている場合(3 - 8等)防御を連打する事によって、素早く最大値に達せられるバグが生じた。属性リメイク版には「斬」「打」「射」「音」といった、主に物理攻撃のタイプを示す属性が存在する。通常攻撃やPS版では無属性だった技もこれらの属性を持っている事が多く、本作では無属性の攻撃手段が極めて少ない。属性は「斬、打、射、音、火、水、風、地、光、闇」の10種類で、PS版に存在した雷属性がなくなっている(雷属性だった攻撃手段は主に光属性になっている)。術特技術技の分類区分の1つ。本作では術技は大きく「特技」「晶術」「術特技」の3種類に大別され、「鳳凰天駆」や「断空剣」、「フォースフィールド」等の魔術的な力の伴う技の多くは術特技に分類される。いわば特技と晶術の中間の存在で、ダメージ計算にも物理攻撃力と術攻撃力の両方が適用される。晶術と異なり詠唱時間はないので、戦闘を行う上では特技と同じ感覚で使用可能。ブラストキャリバー (BC)BCは従来のシリーズ作品における「秘奥義」に相当する術技。HPの下に表示される「ブラストゲージ」が一定量溜まった状態で、連携の最中にのみ発動可能。BCには1から3のレベルがあり、レベルの高いBC程ブラストゲージを多く消費。ブラストゲージの上限はそのキャラクターが修得している最もレベルの高いBCの消費量とイコールである為、高レベルのBCを修得すれば、蓄積量に気を配る事で低レベルのBCを短い間隔で連続使用可能だが、戦闘不能になると蓄積されたブラストゲージは0となる。また、ゲージが満タンの状態で戦闘が終了するとある程度ブラストゲージが減る。DC版では、状態異常に陥るとBCが使えなくなるという仕様がある。術技の変更ルーティの「ブラッディ・ローズ」、フィリアの「ジャッジメント」等、PS版から差し替えられた術技や、名称はそのままだが効果が異なる術技がある。ディフィニットストライク特定のキャラクターが特定の敵に対し、特定の流れで連携を行う事を指す。ディフィニットストライクを決められた敵は必ず気絶状態になる。また、ディフィニットストライクを決められた敵は、その戦闘でのアイテムドロップの確率が倍増するが、ディフィニットストライクは同じ戦闘中は同名の敵に対し1回しか発動させられない。連携の内容は、通常攻撃を数回繰り返すだけの簡単なものから、異なる晶術を4、5回繰り出す高難易度のものまで様々。ディフィニットストライクの条件は敵ごとに異なり、ほぼ全ての敵に設定されている。敵ごとのディフィニットストライクの条件は「ディフィニット戦記」というアイテムで確認でき、全ての敵にディフィニットストライクを決めるとアイテムが貰えるサブイベントもある。ソーディアンの変更点・追加要素[]PS版ではソーディアンマスター間であればソーディアンの付け替えは自由だったが、PS2版ではソーディアンマスターは武器の付け替えが不可能になっており、自分のソーディアン(スタンならディムロス)以外の武器を装備することができなくなった。シナリオの都合上、一時ソーディアン以外の武器を装備しているキャラクターもいるが、その時期も武器の交換はできない。
また、ディスクシステムも廃止されているため、技や晶術は自身が修得するものしか使用できず、さらに各ソーディアン固有の「ソーディアンデバイス」により個々の役割がはっきりと分けられるようになった。尚、PS2版のソーディアンにはレベルが設定されていないが、マスターのレベルアップに伴いパラメータがアップするため、能力値の上昇システムに関してはPS版との違いはそれほどない。
ソーディアンデバイスソーディアンの性能をグレードアップさせるシステム。ソーディアンが持つデバイスポイントを、そのソーディアンごとに取得しているデバイスに割り振ることで、そのソーディアンはポイントを割り振ったデバイスの効果を得られる。デバイスには単純にソーディアンのパラメータを向上させるものから、晶術の詠唱時間短縮や状態異常の付加など様々なものがあり、効力の高いデバイスほど多くのデバイスポイントを割り振る必要がある。また、下位のデバイスを使用し続けることで上位のデバイスを使えるようになる。リライズソーディアンの機能の一つとして追加されたシステム。所有しているレンズを消費してソーディアン以外の武具を別の武具に変化させるシステムで、ガルドを消費せず武具のグレードアップが計れる。リライズでしか手に入れることのできない武具も存在する。リライズの際に必要なレンズの個数や種類(後述)はアイテムによって異なり、高レベルのアイテムほどリライズするには入手困難な種類のレンズが必要となる。また、高レベルのアイテムをリライズするにはパーティの平均レベルが一定の値に達している必要があり、レンズが揃っているだけではリライズできない。パーティメンバーの変更点・追加要素[]PS版ではパーティメンバーの上限が6名まであったが、リメイク版ではパーティメンバーの人数に制限が無く、最終的にはリオンを除いた全てのパーティメンバーをパーティとして連れて行ける。また、各キャラクターに新たな術技が追加されており、一部のキャラクターは戦闘スタイルもPS版と異なる。
サポートタレント各パーティキャラクターが持つ、「戦闘に参加しない事で発揮できる」特殊効果。戦闘に参加しないパーティメンバーの中から1人だけサポートタレント要員を選べ、そのキャラクターは非戦闘要員である間だけ特有のサポートタレントを発揮する。発揮される効果はキャラクターごとに異なり、特に有効なサポートタレントを持つキャラクターは戦闘に参加させるかサポートタレントの効果を取るかが肝要となる。リリスあるサブイベントをクリアすると、スタンの妹「リリス・エルロン」がパーティに加わる。その他の変更点・追加要素[]ガルドとレンズ戦闘勝利時、モンスターは一部の例外を除き、ガルドを落とさずにレンズのみを落とすようになった。これは「モンスターは体内のレンズの影響で凶暴化した動植物」という設定に沿ったもので、逆に人間の敵はレンズを落とさずガルドのみを落とす。また、レンズは全部で5種類あり、入手困難な種類のレンズほど換金レートが高い。フードストラップPS版デスティニーのフードサックと他のシリーズ作品の料理をかけ合わせたようなシステム。フードサックに各料理のストラップ(おにぎりのストラップ、サンドイッチのストラップ等)を付ける事で、フードストラップに設定された条件(HPが80%以下になる、戦闘中麻痺状態になる等)を満たした時に、フードサック中の食料を消費して自動で該当料理が作られる様になった。フードストラップの購入や、フードサックの中身(フード)の補充は食材屋で行える。エモーショナルカード・チャットAPWに替わり採用された、フェイスチャットシステムの一種。キャラクターのイラストがそれぞれカードの様な枠の中に描かれており、キャラクターの表情の変化の他に、カードの絵柄(キャラクターの背景)を変化させる事でキャラクターの感情の変化を表現している。オープニングムービーリメイク版ではニューゲームをスタートして、冒頭部分終了まで冒険を進めると初めてオープニングムービーが流れるという演出がされている為、従来の作品と異なり、ゲームをスタートするとOPムービーが流れずにタイトルメニューが表示される。冒頭終了の部分まで進めたセーブデータが入っているメモリーカードが差してあれば、タイトルメニューの画面を表示したままある程度時間を置くとOPムービーが流れる様になる。DC版では、ゲームスタートした後、すぐにOPムービーが流れる。web連動インターネットの専用ホームページでのミニゲームをクリアする事で入手できるパスワードを使って、新しい術技の修得やサブイベントの追加など様々な特典を得る事ができた。このサービスは2007年5月31日に終了した。クリア後特典一度ゲームをクリアしたデータを用いる事で、特典を受けた状態で2周目を始めることが出来る様になった。クリア回数やクリア時の戦闘難易度に応じてポイントが得られ、ポイントを用いて特典要素を購入出来る。従来のシリーズ作品の「GRADE SHOP」に相当するもので、特典にはプレイヤーに有利に働くものもあればやり込みプレイ向けのものもある。なりきりアイテム本作には「なりきりスタン」や「なりきりリオン」等、装備する事で「他のキャラクターになりきる」事ができるアイテムが存在する。具体的には、なりきりアイテムを装備したキャラクターは戦闘時の外見と使用術技が別のキャラクター(「なりきりスタン」の場合はスタン)のものになる(各種ステータスは元のまま)。これにより、ストーリーの途中で離脱してしまうリオンを戦闘で使用できる他、同じキャラクターを複数戦闘に参加できる。ドラマチックDVD -オレンジグミ篇-[]PS2 通常版の初回特典DVD。
2008年1月31日発売。通常のPS2版との相違点は、本編をリオンの視点で進める「リオンサイド」が追加された事。これに伴い、リオンを中心に新しい術技の追加、一部の術技の仕様変更がなされ、リオンの称号も新たに追加されている。その他の主な相違点は以下。
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