シンエイ動画

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シンエイ動画株式会社(シンエイどうが、テンプレート:Lang-en-short)は、日本のアニメ制作会社。テレビ朝日の子会社。日本動画協会正会員。

目次

概要[]

代表作に、テレビアニメ『ドラえもん』・『クレヨンしんちゃん』(テレビ朝日系)[注釈 1]、劇場用長編アニメ『ドラえもん』・『クレヨンしんちゃん』シリーズがある。また作画工程のみを他社から請け負う事業も行っている。2010年より、テレビ朝日の完全子会社となっている。シンエイ動画は1965年(昭和40年)12月に創立された有限会社エイプロダクション(通称: Aプロダクション)が前身で、Aプロダクションは東京ムービーと業務提携し、その制作担当として活動していた。

社名の由来

「シンエイ」の由来は、楠部大吉郎によると、「新生Aプロ」、「新しいAプロダクション」という意味であり、新鋭という意味だとは説明していない[1][2]。発足時にシンエイ動画役員を務めた大塚康生も、自身の著書で新生Aプロという意味だと記している[3]。公式サイトでは「新しいAプロ=『新A』」、そして「アニメ界の『新鋭』でありたい」と伝えている[4]。新しく作られたロゴタイプは、シンエイの「A」に漫画風の頭と手を付けた、マスコットキャラクターの様なデザインとなっている。楠部大吉郎デザインのこのキャラクターの名前は「エーちゃん」である[5]

歴史[]

Aプロダクション時代[]

Aプロダクション(以下Aプロ)の名前は、「最初の文字であるA、エースという意味などで何となくつけた」という(創立者・楠部大吉郎の弁)[1]

テレビアニメの黎明期に人形劇団出身者によって創立された東京ムービーがテレビアニメ『ビッグX』で経営危機に陥り、その失敗を踏まえて制作体勢を整えようとした。そこで当時の東京ムービーの社長であった藤岡豊が東映動画(現: 東映アニメーション)から独立したアニメーター、楠部大吉郎に声をかけたことが創立のきっかけだった。そして楠部は、東映動画の新人アニメーターだった芝山努・小林治に声をかけ、少し遅れて椛島義夫・森下圭介の2人が楠部らに合流して計5人が創立メンバーとなり、Aプロは渋谷区代々木にその拠点を構えた。

東京ムービーは営業を担当し、Aプロは制作担当として業務提携(資本関係なし)という形をとった。そして楠部の弟である楠部三吉郎は東京ムービーに入社し、制作管理スタッフとして兄の大吉郎を支えた。やがて東映動画も劇場長編アニメから新人を中心としたテレビアニメ制作へと方向転換を始めると、東映動画の長編スタッフ、中堅のスタッフが続々とAプロへ移籍して来る。これら移籍組の小山礼司、吉田茂承、大塚康生、宮崎駿、高畑勲、小田部羊一らと、定期採用で育成された当時の新人、中村英一といったアニメーターや演出家が、東京ムービーの代表作である『オバケのQ太郎』『巨人の星』『ルパン三世 (TV第1シリーズ)』『ど根性ガエル』『荒野の少年イサム』『天才バカボン』など、数多くの作品を手掛けた。

作画・演出スタッフの他に美術部門・仕上げ部門も擁して、最盛時にはテレビアニメ5作品の同時制作を誇っていた。しかし1974年(昭和49年)に楠部大吉郎が病気で1年間療養したこと、更に東京ムービーの藤岡が日本市場への関心を失い、アメリカ市場開拓のために奔走しているうちに東京ムービー製作作品の本数が減少した。こうした背景と経営の危機を迎えたことで実制作のみの体制に限界を感じた楠部は自社で企画・制作をする会社にするため、1976年(昭和51年)の『元祖天才バカボン』を最後に東京ムービーとの提携を円満解消して独立。こうしてAプロは、1976年(昭和51年)9月9日に社名を「シンエイ動画株式会社」に変更、改組した[6]

シンエイ動画時代[]

こうして再出発したシンエイ動画は、社屋を田無市[注釈 2]北原町へと移転、その際には仕上部門を切り離し作画スタッフも大幅に削減して、経営をスリム化している。この時に独立した作画スタッフが設立したものが亜細亜堂等のスタジオである。なお、小山礼司が率いた美術部門は、小山が独立した形で早くに廃している。そして東京ムービーに在籍していた楠部三吉郎は専務取締役としてシンエイ動画へと移籍。兄の大吉郎と共に経営を支えた。またAプロからシンエイ動画として独立した記念として、東京ムービーが持っていた『ドラえもん』の映像化権を藤岡から譲渡されたという逸話がある[3]

東京ムービーから独立後のデビュー作は、PR用の短編映画『草原の子テングリ』(1977年)。しばらくは他社のグロス請けなどをこなしたのち、1979年にはテレビアニメ『ドラえもん』を苦心の末、再びアニメ化にこぎ着ける。このシンエイ版『ドラえもん』の成功が、シンエイ動画の経営上の礎となった。

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旧社屋。窓側にドラえもんが陣取っており「ドラえもんビル」の愛称で親しまれた。現在は社会福祉法人檸檬会が運営する保育園「レイモンドたなしほいくえん」となっている(2006年12月撮影)。

そして業務拡大のため、1982年には社屋を田無市南町に移転。一部のスタッフは旧スタジオに残り、あにまる屋(現: エクラアニマル)を設立した。そして1980年代を中心に数多くの藤子不二雄作品や『月刊コロコロコミック』連載作品などを中心に次々とアニメ化。これらはテレビ朝日系を中心に放映された。1992年には田無市本町[注釈 3]に社屋を新築し移転。この青い塗装のビルは同社の経営を支えた『ドラえもん』に感謝を込め『ドラえもんビル』という愛称[7]がある。同年にはテレビアニメ『クレヨンしんちゃん』がスタート。

2003年1月には、テレビ朝日がシンエイ動画の10%の株式を取得し、資本提携する。2009年4月よりテレビ朝日がシンエイ動画の株式の大半を取得し、テレビ朝日の連結子会社になった[8]。新社長は岩永惠に、楠部三吉郎は代表取締役会長へ就任した。2010年10月15日、楠部三吉郎が保有する株式をテレビ朝日が追加取得したことにより、テレビ朝日の100%子会社となった[9][注釈 4]。2002年からテレビ朝日がケーブルテレビ・スカパー!・スカパー!e2他で展開する通信衛星テレビ放送局・「テレ朝チャンネル」で、シンエイ動画製作作品(初回放送時にテレ朝系列でない作品を含む)を集中的に取り上げる「シンエイアニメシアター」という番組が毎日放映されている。

2009年11月には旧社屋の北西方向、東京都道5号新宿青梅線旧道(青梅街道)沿い(西東京市田無町3丁目)に青い塗装の新社屋を落成、入居を開始した。旧社屋はしばらく空きテナントとなっていたが、2011年(平成23年)に社会福祉法人檸檬会がビルを借り上げ、「レイモンドたなしほいくえん」に転用された。

2012年7月、代表取締役社長に梅澤道彦常務が昇格し就任した。また別紙博行専務が代表取締役専務に昇格した。社長の梅澤は前任の岩永同様にテレビ朝日からの出向である。

2015年、別紙博行が代表取締役を退任し、梅澤道彦が単独で代表取締役を務める。

2016年にはアスミック・エース、トムス・エンタテインメント、ジェイアール東日本企画、住友商事と共にアニメ製作プロジェクトチーム「あにめのめ」を立ち上げる。シンエイ動画はトムスと共同でアニメ企画・制作を担当し、2018年の枠消滅まで『笑ゥせぇるすまんNEW』『からかい上手の高木さん』など5作品を手掛けた。

2017年4月、SynergySPを子会社化。同社の代表は元取締役・チーフプロデューサーの増子相二郎が就任した[10]

劇場作品[]

シンエイ動画に改組してからの事実上の劇場デビュー作は、1980年(昭和55年)3月公開の『ドラえもん のび太の恐竜』である[注釈 5]。東宝の配給で同時上映は、『モスラ対ゴジラ』だった。東宝の番組ラインとしては、1978年まで学校の休み期間中に上映していたゴジラ映画と短編のテレビアニメ数本を上映する東宝チャンピオンまつりの流れを汲むもので[11]、当初は長編ではない予定だったが、原作者の藤子・F・不二雄から「僕の中では90分ないと映画とは呼べない」という要望を受けてオリジナルの新作長編映画として制作された[12][13]。以後、短編-中編の藤子作品の併映作と共に、毎年3月の春休み映画として『ドラえもん』の劇場版が上映されるようになった。1980年代に多く行われていた藤子アニメ三本立て興行は、1990年代以降、影を潜めた。しかし、『ザ・ドラえもんズ』といった30分の短編と長編『ドラえもん』のセットは2004年まで続いた。映画『ドラえもん』シリーズは、2005年(平成17年)からのテレビシリーズ全面リニューアルの影響でその年は作られず、2006年(平成18年)から再び上映されるようになった。また、これを機に短編作品は作られなくなった。

『クレヨンしんちゃん』も『クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王』が作られ、1993年夏に映画初登場。1994年以降は毎年春にシリーズ上映されている。

テンプレート:要出典範囲

これまでシンエイ動画制作の劇場アニメは、テレビシリーズの映画化が中心だったが、2007年の『河童のクゥと夏休み』(監督: 原恵一)は、改組後初めての劇場オリジナル作品となった。

CG・デジタル制作[]

CGにおいては、ドラえもん・ヨーロッパ鉄道の旅で最初に使用した。

CGは殆ど外注であったが、1990年代に入ると、アニメーターの堤規至が『クレヨンしんちゃん』の特番用アバンタイトルにCGを取り入れ、やがて彼を中心にCGI班が立ち上がり、シンエイ動画社内でも制作されるようになった。

しかし、1990年代後半から始まったアニメ業界のデジタル制作(デジタルペイント・デジタル撮影)化の波が押し寄せる中においても、仕上・撮影を外注化していることから基本的にはセルアニメでの制作を堅持し続け、デジタル制作はあくまでも部分的使用に留まっていた。

そして外注スタジオのデジタル制作対応に伴い『ジャングルはいつもハレのちグゥ』(2001年)でフルデジタル制作を本格的に開始。その流れに伴って他の作品も2002年以降、デジタルでの制作へと完全に移行した。また、2005年4月以降は地上デジタル放送対応に伴い、全てのテレビ作品がハイビジョン制作されるようになったが、ローカルセールスだった『あたしンち』のみハイビジョン化が2006年4月8日まで持ち越しとなった。

作品履歴[]

テレビシリーズ[]

Aプロダクション時代[]

テレビシリーズ[]
開始年放送期間タイトル備考
1965年8月 - 1967年6月オバケのQ太郎
1967年4月 - 1968年4月パーマン共同制作:スタジオ・ゼロ
7月 - 1968年12月コメットさん第1期(ドラマ)
実写合成
アニメ作画
1968年3月 - 1971年9月巨人の星
4月 - 1969年3月怪物くん共同制作:スタジオ・ゼロ
1969年4月 - 9月ウメ星デンカ
10月 - 1970年12月ムーミン1 - 26話まで
12月 - 1971年11月アタックNo.1
1971年2月 - 3月珍豪ムチャ兵衛
9月 - 1972年6月天才バカボン
9月 - 1972年12月新オバケのQ太郎
10月 - 1972年3月ルパン三世
1972年4月 - 1973年3月赤胴鈴之助
10月 - 1974年9月ど根性ガエル
1973年3月 - 9月ジャングル黒べえ
4月 - 1974年3月荒野の少年イサム
4月 - 9月ドラえもん (日本テレビ版)各話制作協力
制作元請:日本テレビ動画
10月 - 1974年3月エースをねらえ!
10月 - 1974年9月侍ジャイアンツ
空手バカ一代
1974年4月 - 9月柔道讃歌
10月 - 1976年3月はじめ人間ギャートルズ
1975年4月 - 9月ガンバの冒険
10月 - 1977年9月元祖天才バカボン
劇場映画[]
公開年タイトル備考
1966年喜劇 駅前漫画東京映画
実写合成(アニメ作画)
1969年 - 1970年巨人の星TVシリーズ再編集
1970年 - 1971年アタックNo.1
1972年パンダコパンダ
1973年パンダコパンダ 雨ふりサーカスの巻

シンエイ動画時代[]

テレビシリーズ[]
タイトル放送期間備考
おれは鉄兵1977年-1978年企画・制作:日本アニメーション
制作担当
野球狂の詩1977年-1979年制作元請:日本アニメーション
各話制作協力
一球さん1978年企画・制作:日本アニメーション
制作担当
ドラえもん(テレビ朝日版第1期)1979年-
日本名作童話シリーズ 赤い鳥のこころ1979年
怪物くん[新]1980年-1982年
忍者ハットリくん1981年-1987年
ゲームセンターあらし1982年制作協力:土田プロダクション
フクちゃん1982年-1984年
藤子不二雄劇場 パーマン1983年-1985年
オヨネコぶーにゃん1984年
プロゴルファー猿1985年-1988年制作協力:スタジオディーン
藤子不二雄劇場 オバケのQ太郎1985年-1987年
エスパー魔美1987年-1989年
ウルトラB1987年-1989年
つるピカハゲ丸くん1988年-1989年
新プロゴルファー猿1988年制作協力:スタジオディーン
ビリ犬1988年-1989年
美味しんぼ1988年-1992年
おぼっちゃまくん1989年-1992年
ビリ犬なんでも商会1989年制作協力:スタジオディーン
笑ゥせぇるすまん1989年-1992年
チンプイ1989年-1991年
ガタピシ1990年-1991年
藤子不二雄Ⓐの夢魔子1990年
八百八町表裏 化粧師
どろろんぱっ!1991年
21エモン1991年-1992年
クレヨンしんちゃん1992年-
さすらいくん1992年
忍ペンまん丸1997年-1998年
ヨシモトムチッ子物語1998年
週刊ストーリーランド1999年-2001年各話制作
激動!歴史を変える男たち 〜アニメ静岡県史〜2000年静岡県ローカル
ジャングルはいつもハレのちグゥ[14]2001年
あたしンち2002年-2009年
ご姉弟物語2009年-2010年
スティッチ! 〜ずっと最高のトモダチ〜2010年-2011年
エリアの騎士2012年制作協力:アセンション
黒魔女さんが通る!!2012年-2014年
インド版忍者ハットリくん2013年-共同制作:リライアンス・メディア・ワークス
となりの関くん2014年
デンキ街の本屋さん2014年
怪盗ジョーカー2014年-2016年
新あたしンち2015年-2016年
甘々と稲妻2016年企画協力
TRICKSTER -江戸川乱歩「少年探偵団」より-2016年-2017年共同制作:トムス・エンタテインメント
笑ゥせぇるすまんNEW2017年
妖怪アパートの幽雅な日常制作協力:SynergySP
ふるさとめぐり 日本の昔ばなし制作元請:トマソン
各話制作協力
からかい上手の高木さん[15]2018年
ポチっと発明 ピカちんキット2018年-2020年共同制作: オー・エル・エム
制作協力:SynergySP
少年アシベ GO! GO! ゴマちゃん(第4期)2019年共同制作:studioぱれっと
からかい上手の高木さん2
八男って、それはないでしょう!2020年制作協力:SynergySP
アニメ カピバラさん共同制作: レスプリ
すばらしきこのせかい The Animation2021年共同制作: DOMERICA
アイドールズ!
ましろのおと
iiiあいすくりん未定

TVスペシャル[]

タイトル放映年備考
ドラ・Q・パーマン1980年ドラえもんの特番枠で放映
怪物くん1981年-1982年
プロゴルファー猿1982年
三国志1985年
Mr.ペンペン1986年
Mr.ペンペンII
三国志II 天翔ける英雄たち
内田春菊の呪いのワンピース1992年
美味しんぼ 究極対至高長寿料理対決
笑ゥせぇるすまんスペシャル
笑ゥせぇるすまん 春の特大号1993年
笑ゥせぇるすまん 年忘れ特大号
美味しんぼ 日本コメ戦争
景山民夫のダブルファンタジー1994年
中崎タツヤスーパー ギャグシアター
ウミガメと少年2002年戦争童話集シリーズ
凧になったお母さん2003年
小さい潜水艦に恋をしたでかすぎるクジラの話2004年
ぼくの防空壕2005年
焼跡の、お菓子の木2006年
ふたつの胡桃2007年
キクちゃんとオオカミ2008年
青い瞳の女の子のお話2009年
白い恋人2006年北海道ローカル

OVA[]

タイトル発売年備考
ジャングルはいつもハレのちグゥ デラックス2002年-2003年
ジャングルはいつもハレのちグゥ FINAL2003年-2004年
みんなのどうよう2014年
やっぱり海が好き2015年制作協力:SynergySP
やっぱり海が好き22017年
やっぱり海が好き32019年

Webアニメ[]

タイトル配信年備考
なんちゃって!2010年シンエイぷちアニ劇場
ポテッコベイビーズ
西武鉄道駅員タコちゃん[注釈 6][16]
アニメで分かる心療内科2015年制作はFor All名義[注釈 7]
クレヨンしんちゃん外伝 エイリアン vs. しんのすけ2016年Amazonプライム・ビデオにて配信。
クレヨンしんちゃん外伝 おもちゃウォーズ
クレヨンしんちゃん外伝 家族連れ狼2017年
クレヨンしんちゃん外伝 お・お・お・のしんのすけ
ぬるぺた2019年ニコニコ動画などで先行配信。
制作協力:アセンション
SUPER SHIROAbema TV・ビデオパスで配信。企画・製作。
制作元請:サイエンスSARU
スーパー・スパイ・ライアン2021年日米合作。
Amazonプライム・ビデオにて配信。

劇場映画[]

タイトル公開年備考
ドラえもん1980年-2004年/2006年-
21エモン 宇宙へいらっしゃい!1981年
ドラえもん ぼく、桃太郎のなんなのさ
怪物くん デーモンの剣1982年
忍者ハットリくん1982年-1983年
パーマン1983年、2003年-2004年
忍者ハットリくん+パーマン 超能力ウォーズ1984年
忍者ハットリくん+パーマン 忍者怪獣ジッポウVSミラクル卵1985年
プロゴルファー猿1986年-1987年
オバケのQ太郎
エスパー魔美 星空のダンシングドール1988年
ウルトラB ブラックホールからの独裁者B・B!
県立海空高校野球部員山下たろーくん
ドラミちゃん1989年、1991年、1993年-1994年
チンプイ エリさま活動大写真1990年
21エモン 宇宙(そら)いけ!裸足のプリンセス1992年
映画クレヨンしんちゃんシリーズ1993年-
ウメ星デンカ 宇宙の果てからパンパロパン!1994年
ザ・ドラえもんズ1996年-2002年
ドラえもん 感動シリーズ1998年-2002年
映画 あたしンち2003年
河童のクゥと夏休み2007年
劇場版3D あたしンち 情熱のちょ~超能力♪ 母 大暴走!2010年
パロルのみらい島2014年
STAND BY ME ドラえもん
ゴーちゃん。〜モコとちんじゅうの森の仲間たち〜2017年制作協力:SynergySP
ゴーちゃん。〜モコと氷の上の約束〜2018年

パイロットフィルム・未放映作品[]

  • ドラえもん 勉強部屋のつりぼり (1978年)
    • 1979年10月3日放送のテレビシリーズ秋特番で放送された。2004年発行の雑誌「ぼくドラえもん」創刊号の付録DVDおよび2009年発売のDVD-BOX「ドラえもん タイムマシンBOX 1979」に映像が収録されている。
  • エスパー魔美
    • 芝山努がコンテを担当。テレビシリーズとは異なり、荘真由美が魔美を演じた。テレビシリーズ放送開始前の予告編でいくつかのシーンが使用された。2007年発売のDVD-BOX上下巻購入特典の非売品DVDおよび2014年発売の「アニメ『エスパー魔美』アニバーサリーDVD-BOX」に収録されている。
  • ウメ星デンカ
  • ミラ・クル・ワン - 米たにヨシトモが監督を務めた。
  • プリンスデモキン
  • あまいぞ!男吾 - 2002年に英知出版「トラウママンガブックス」レーベルから発行された原作漫画の復刻版の巻頭に、このパイロット版の図版がカラーで掲載されている。
  • ジャングルはいつもハレのちグゥ - 後にDVD特典映像として収録された。

その他[]

  • 草原の子テングリ(1977年、桜映画社、雪印乳業のPR用映画。原案: 手塚治虫)
  • 父よ母よ!(1980年、松竹、木下惠介監督の実写映画。アニメパートを担当)
  • ドラえもん ケンちゃんの冒険(1981年、全国心身障害児福祉財団、ホール上映。後に特番でテレビ放映。)
  • 交通安全だよドラえもん(1981年、防災アニメ)
  • 交通安全でござる忍者ハットリくん(1983年、防災アニメ)
  • 交通安全でござる忍者ハットリくん[パートII](1989年、防災アニメ)
  • オールスター番組対抗ボウリング大会(1982年3月、この回『ドラえもん』『怪物くん』『忍者ハットリくん』の声優が出場するにあたり、冒頭、ドラえもん・怪物くん・ハットリカンゾウがボウリングをするシーンを放送。)
  • 財津和夫「それがボクのおとうさん」(1997年、NHK「みんなのうた」)
  • いこいーな「西東京市誕生10周年事業のマスコットキャラクター」(西東京市と共同デザイン)
  • 石立鉄男主演、日本テレビ・ユニオン映画制作ドラマシリーズのオープニングタイトル
    • 気まぐれ天使
    • 気まぐれ本格派

関連人物[]

アニメーター・演出家[]

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プロデューサー[]

  • 山田俊秀(常務取締役制作本部長)
  • 大金修一
  • 馬渕吉喜
  • 廣川浩二
  • 吉田有希
  • 荒木元道
  • 山崎智史
  • 永田雄一
  • 中島進
  • 長南佳志
  • 中村和喜
  • 國安真一
  • 天野賢
  • 河西麻利子
  • 近藤慶一
  • 加賀山悠

その他[]

  • 入江武彦(取締役管理本部長)
  • 西川由香里(営業)
  • 櫻井洋介(制作デスク)
  • 落合竜太郎(制作デスク)
  • 岡野孝規(制作デスク)
  • 紙谷泰吏(制作デスク)
  • 谷澤吉紀(制作デスク)
  • 篠田宇俊(制作デスク)
  • 佐藤創太(制作デスク)
  • 北野巧(設定制作)
  • 鈴木裕介(設定制作)
  • 小笠原卓也(設定制作)
  • 柏原健二(元制作デスク、データ管理)
  • 金井浩(文芸)
  • 堤規至(元アニメーター、CGIクリエイターに転向)
  • 松谷早苗(色彩設計)
  • 堀越智子(色彩設計)
  • 蝦名佳代子(色彩設計)
  • 今泉ひろみ(色彩設計)
  • 戸部弥生(色彩設計)

アニメーター以外の出身者[]

  • 楠部大吉郎(創業者、故人)
  • 楠部三吉郎(2代目代表取締役社長、名誉会長、故人)
  • 小山礼司(美術)
  • 保田道世(色彩設計、故人)
  • 近藤浩子(色彩設計、旧姓:山浦、近藤喜文夫人)
  • 吉田茂承(元演出家、水彩画家に転向)
  • 南正時(Aプロダクション時代に在籍、鉄道写真家に転向)
  • 別紙壮一(プロデューサー、東京世田谷ロータリークラブ会員)
  • 真田芳房(プロデューサー、あにまる屋(現:エクラアニマル)創業者、故人)
  • 真保裕一(元演出家、作家に転向)
  • もとひら了(元脚本家、僧侶に転向)
  • 吉岡たかお(脚本家)
  • 小松崎康弘(脚本家)
  • 水出弘一(脚本家)
  • 岩崎ヨーコ(アニメーション作家、イラストレーター)
  • 和田泰(プロデューサー)
  • 山川順一(プロデューサー)
  • 楠部工(元文芸、ライターに転向)
  • 増子相二郎(プロデューサー、SynergySP代表取締役)
  • 茂木仁史(プロデューサー、アセンション創業者)
  • 田中敦(プロデューサー、日本アニメーションプロデューサー)
  • 外崎真(制作デスク、A-1 Picturesプロデューサー)
  • 星野達也(制作進行、タツノコプロプロデューサー)
  • 渋谷いずみ(制作進行、タツノコプロ、サイエンスSARU制作デスク)
  • 吉家康介(制作進行、SynergySPプロデューサー)
  • 桶谷顕(脚本家、故人)
  • 松沢まり(元動画マン、漫画家に転向)
  • 野中幸子(色彩設計)
  • 魁生聡(プロデューサー)
  • 加藤良雄(プロデューサー)
  • 岡田麻衣子(プロデューサー、ウィットスタジオプロデューサー)

脚注[]

テンプレート:脚注ヘルプ

注釈[]

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出典[]

  1. 1.01.1 『アニメージュ』1985年1月号、徳間書店、p.62。楠部大吉郎インタビューでの本人の証言。
  2. 『アニメージュ』2000年5月号、徳間書店(テンプレート:Cite book)。当時シンエイ動画社員の渡辺歩が楠部から説明されたという証言。
  3. 3.03.1 『リトル・ニモの野望』p.55。
  4. 「会社沿革」 シンエイ動画公式サイト
  5. キクちゃんとオオカミ ブログパーツ シンエイ動画公式サイト
  6. 『アニメージュ』1985年1月号、徳間書店、p.59
  7. 『ぼく、ドラえもん』3巻、p32
  8. 「シンエイ動画株式会社の株式取得による連結子会社化のお知らせ」 テレビ朝日 IRニュース、2008年10月2日
  9. 「シンエイ動画株式会社の100%子会社化のお知らせ」 テレビ朝日 IRニュース、2010年10月6日
  10. SynergySP About
  11. 「スクリーンにかかったテレビアニメーション 東宝チャンピオンまつり」『キネ旬ムック 動画王 Vol.7』キネマ旬報社、1998年、p131
  12. 白石雅彦編著『平成ゴジラ大全1984~1995』双葉社、2003年、p38
  13. 原恵一、浜野保樹編著『アニメーション監督 原恵一』晶文社、2005年、p31
  14. テンプレート:Cite web
  15. テンプレート:Cite web
  16. テンプレート:PDFlink

参考文献[]

テンプレート:参照方法

  • 『アニメージュ』(1985年1月号、徳間書店) - Aプロダクション特集。楠部大吉郎インタビュー。
  • 大塚康生『作画汗まみれ 増補改定版』徳間書店、2001年
  • 大塚康生『リトル・ニモの野望』徳間書店、2004年
  • 「楠部大吉郎ロングインタビュー」『キネマ旬報別冊 動画王 Vol.07』キネマ旬報社、1998年
  • 「近藤喜文さんがAプロで過ごした青春時代」『アニメージュ』徳間書店、1998年4月号
  • 大塚康生、森遊机『大塚康生インタビュー アニメーション縦横無尽』実業之日本社、2006年

関連項目[]

  • 東京ムービー・トムス・エンタテインメント
  • スタジオディーン - 1970年代末より1990年代までシンエイ動画作品の下請け・グロス請け・実制作を担当。
  • 京都アニメーション - 1980年代後半よりシンエイ動画作品の下請けを担当。2005年以降はクレヨンしんちゃんのみ担当
  • テレ朝チャンネル・AbemaTV - テレ朝チャンネル「シンエイアニメシアター」
  • 小学館 - Aプロダクション設立当初から親しい関係にある。
  • ADKホールディングス - 多くの作品の広告代理店を担当。
  • バンダイナムコアーツ(バンダイビジュアル) - 多くの作品のビデオの発売を担当。
  • オーディオ・プランニング・ユー - 2000年代まで独占的に音響制作を担当。2014年以降の新作は同業他社のHALF H・P STUDIOなどが手掛けるケースも増えている。
  • 亜細亜堂 - シンエイ動画から独立
  • エクラアニマル - (旧・あにまる屋)シンエイ動画から独立
  • アセンション - シンエイ動画から独立
  • SynergySP - 子会社、一部の作品の実制作も担当

外部リンク[]

  • シンエイ動画 公式サイト

テンプレート:テレビ朝日

・話・編・歴
藤子不二雄
メンバー
テンプレート:Nowrap begin藤子不二雄Ⓐカテゴリ)テンプレート:!wrap藤子・F・不二雄カテゴリ)テンプレート:Nowrap end
作品
共作
テンプレート:Nowrap beginUTOPIA 最後の世界大戦テンプレート:!wrap天使の玉ちゃんテンプレート:!wrap海の王子テンプレート:!wrapオバケのQ太郎カテゴリ)テンプレート:Nowrap end
テンプレート:Nowrap begin忍者ハットリくんカテゴリ)テンプレート:!wrapフータくんテンプレート:!wrapわかとのテンプレート:!wrapスリーZメンテンプレート:!wrap怪物くんカテゴリ)テンプレート:!wrapビリ犬テンプレート:!wrap黒ベエテンプレート:!wrap狂人軍テンプレート:!wrap笑ゥせぇるすまんテンプレート:!wrapまんが道テンプレート:!wrap魔太郎がくる!!テンプレート:!wrap喝揚丸ユスリ商会テンプレート:!wrapさすらいくんテンプレート:!wrap愛ぬすびとテンプレート:!wrapプロゴルファー猿テンプレート:!wrapオヤジ坊太郎テンプレート:!wrapミス・ドラキュラテンプレート:!wrapブラック商会変奇郎テンプレート:!wrap少年時代テンプレート:!wrapウルトラBテンプレート:!wrapパラソルヘンべえテンプレート:!wrapPARマンの情熱的な日々テンプレート:!wrap藤子不二雄Ⓐブラックユーモア短編テンプレート:Nowrap end
F
テンプレート:Nowrap begin著作一覧テンプレート:!wrapパーマンカテゴリ)テンプレート:!wrap21エモンテンプレート:!wrapウメ星デンカテンプレート:!wrapモジャ公テンプレート:!wrapドラえもんカテゴリ)テンプレート:!wrap大長編ドラえもんカテゴリ)テンプレート:!wrapポコニャンテンプレート:!wrapジャングル黒べえテンプレート:!wrapパジャママンテンプレート:!wrapキテレツ大百科カテゴリ) テンプレート:!wrapみきおとミキオテンプレート:!wrapモッコロくんテンプレート:!wrapバケルくんテンプレート:!wrapUボーテンプレート:!wrapきゃぷてんボンテンプレート:!wrapエスパー魔美テンプレート:!wrap中年スーパーマン左江内氏テンプレート:!wrapT・Pぼんテンプレート:!wrapミラ・クル・1テンプレート:!wrap宙ポコテンプレート:!wrap宙犬トッピテンプレート:!wrapチンプイテンプレート:!wrap未来の想い出テンプレート:!wrapSF短編(SF短編一覧)テンプレート:Nowrap end
関連項目
共通
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F
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