21エモン

ページ名:21エモン
21エモン
ジャンルSF漫画
漫画
作者藤子・F・不二雄
出版社小学館
掲載誌週刊少年サンデー
レーベルてんとう虫コミックス他
巻数4巻(基本とされる単行本)他
アニメ
原作藤子・F・不二雄
監督高倉佳彦
シリーズ構成桶谷顕
キャラクターデザイン高倉佳彦
メカニックデザイン西村博之
音楽田中公平
アニメーション制作シンエイ動画
製作テレビ朝日
小学館
放送局テレビ朝日系
放送期間1991年5月2日 - 1992年3月26日
話数全39話
コピーライト表記©藤子・F・不二雄/
小学館・テレビ朝日
テンプレート使用方法 ■ノート
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テンプレート:漫画

『21エモン』(にじゅういちエモン)は、藤子・F・不二雄によるSF漫画、およびそれを基に制作されたSFアニメ。

目次

概要[]

1968年から1969年にかけて『週刊少年サンデー』に連載され、その後『朝日小学生新聞』での連載やアニメ化など各種メディアに展開された。

藤子・F・不二雄は「これまで日常の舞台にオバケスーパーマンなどの「非日常」が入り込むことで生まれるギャップの面白さを描いてきたが、ひとつその逆をやってみようと思い、この21エモンを描きました。つまり未来という「非日常」を舞台に、今に通じる日常を描くことで新たな面白さが生まれると思ったからです」と、本作のコンセプトを後日述懐している。

藤子・F・不二雄が珍しく「楽しんで描いた」と語る作品だったが、連載当時は評価は芳しくなく、この当時の藤子作品は早々にテレビアニメ化されていたが本作は実現しなかった。

しかし、後年になるに従ってしだいに再評価されるようになり、1981年に映画化、さらにその10年後、ようやくテレビアニメ化された。

2010年、小学館発行の藤子・F・不二雄大全集のラインナップとして、全2巻で刊行された。


テンプレート:ネタバレ

あらすじ(週刊少年サンデー連載版を中心に)[]

2023年、地球は宇宙人たちとの交流が進み、国際連合ならぬ星間連合にも加入して、多くの惑星からの観光客がひっきりなしに訪れる一大観光惑星となっていた。

そんな中、トウキョウシティーに居を構えるホテル「つづれ屋」は、江戸幕府の成立とほぼ同時に旅館として開業して以来、初代当主の市右衛門、2代目仁右衛門、3代目参右衛門…と20代、四百数十年にわたって細々と続く老舗ホテルだが、訪れる客はサッパリで隣接する豪華なホテル・ギャラクシーやオリオンホテルなどに圧倒されて潰れる寸前であった。

現当主の20エモンはどうにか客を呼び込もうと必死になるが、その跡取り息子の21エモンはホテル経営に関心を持とうとせず、宇宙にあこがれパイロットになって大宇宙を冒険したいという夢を持っていた。家業に専念して欲しい父親に叱咤されて21エモンはしぶしぶボーイとして働くが、コツコツとチップを貯め、いつかは自分のロケットを買いたいという夢をあたため続ける。「つづれ屋」に居候する宇宙生物モンガーやボーイとして働かされているイモ掘りロボットのゴンスケといった強烈な個性を持った家人たち、さらには宇宙からのおかしな客が次々とホテルに押しかけて、21エモンと「つづれ屋」は毎日のように珍騒動に巻き込まれる。

外見も風俗習慣も全く異なる宇宙人の宿泊客や、進歩した宇宙文明に触れてすっかり変わった地球文明の様子なども描かれる。基本的に「つづれ屋」が舞台となるコメディーだが、連載中21エモンは3度宇宙へ旅をすることになり(1日だけの旅も含めれば5度)、物語は宇宙を巡る冒険ものへとシフトしたこともあった。なおアニメでは、テレビ版・81年の劇場版とも、宇宙への夢とつづれ屋発展の夢を両立させる形で終わっている。

コミックス[]

  • 虫コミックス(虫プロ商事) 全3巻(絶版)
  • てんとう虫コミックス(小学館) 全4巻(絶版)
  • 藤子不二雄ランド(中央公論社) 全5巻(絶版)
  • 小学館コロコロ文庫 全3巻
  • 藤子・F・不二雄大全集(小学館) 全2巻 第2巻には、既存の単行本で未収録だったモンガーを主人公にした「モンガーちゃん」も収録されている。

作品世界(テレビアニメを中心に)[]

アニメでの舞台は2051年(原作では2023年)。宇宙観光時代に突入したばかりの地球。

地理[]

地球1999年7月にダイオー星人キョウフが訪問して以来、外宇宙より注目を浴びる。2050年に始まる宇宙観光ブームを受け、観光星として栄えている。2001年成立の地球連邦政府(全36州)により、世界各国は統合され、従来の国家は州となった(例、日本国→日本州)。そして世界各地の首都以下はその州の区域化がなされる。カタカナ表記を用い、都道府県名は「――シティー」とする(例:東京都→トウキョウシティー、六本木→ロッポンギ)。ただし各州の自治には、従来通り首相或いは大統領制が残る。2052年にノーブル星の王室が訪問したときの日本州首相の名は鈴木。日本州首相とは別に日本州知事も存在する[1]

言語[]

宇宙標準語として「共宙語」が使われはじめる。しかし完全に普及しているわけではなく、トウキョウシティー内でも日本語の文字、英字、共宙語の文字が混在している。宇宙では共宙語が主流だが、共宙語が使われていない星も存在するため、万能ではない。

交通[]

20世紀の自動車は減少し、代わりにエアカーが主流となる。現代における自動車とは異なり、小学生であるエモンでも、ボード型、スクーター型、軽乗用車型を運転可能。個人用のほか、公共用のバス型もある。

鉄道はほとんど廃止され、代わりにチューブトレインを開設している。トウキョウシティーからシズオカシティーまでは15分で行くことができる。

公共施設[]

宇宙港(1話、3話など多くの回で登場)旅客宇宙船、貨物宇宙船などの発着場。まれに行われる催し「客寄せサテライト」では、近隣ホテルが趣向を凝らした出し物を出す(7話)。シュミレーションクラブ(原文ママ)通称「シュミクラ」。スペースシップでのレースを体験できる「スペースワールド」などがある。21エモンの世界ではこのようなレース・シューティング体感アトラクションで、女子も男子と同様・対等にプレイをして勝負をする。おもに、課外授業の時間(自宅学習中の午後3時より)に子どもが利用する。ノンエアースタジアム通称「スタジアム」。キュービックテニスと呼ばれるいわゆる無重力状態下での立体テニス、スペースシミュレーショと呼ばれる月面体験などのノンエアースポーツを楽しむための施設。おもに、子どもの遊ぶ義務のために与えられたプレイタイムに子どもが利用する。空中ホログラフィ・シアター現代でいう街頭テレビ。地球連邦の最先端都市であるシンジュクの街頭にある。ホテルギャラクシー出資(第6話)。気象コントロールタワー年間の気象スケジュールにあわせて天候を調節する施設(第6話)。食料合成工場水とバクテリアで食品を生産する工場(第6話)。地球連邦日本州庁舎地球連邦唯一の移動可能な庁舎。平時は旧国会議事堂跡地にある(第6話)。ネイチャー・ドーム最新ホログラフィと無重力装置でさまざまな自然を体験できる施設(第6話)。昭和村昭和時代までの古いものがまとめられている、博物館明治村のようなテーマパーク。つづれ屋の正面に位置する。作品の連載当時(昭和40年代)を再現した住宅街、ハチ公像、銭湯、新幹線線路などがある(第6話)。宇宙大使館(第7話)学校(小学校)自宅学習の日以外に登校して授業を受ける。子供センターアルバイト情報の検索、登録などができる(第9話)。工作室ではロケットを始めあらゆるものを作ることができる。子どもたちは一日に決められた時間ここで遊ばなくてはいけない。中央ゴミセンターここへゴミを集め、ロケットで宇宙へ運ぶ。バイオファームドーム型農園。16番街32番地、現代でいう日本橋のあたりにある。ホテル・ギャラクシーの食品部の開発農場でもある。海底公園潜水艇などで魚とたわむれるための公園。現代でいう東京ベイにある。ライトフェンスと呼ばれる警戒ラインの先には立入禁止の海洋牧場があり光に触れると警備艇が駆けつける。自然野菜栽培温室ドーム型農園。芋畑などがある。課外授業で訪れる(13話)。ロボット刑務所重大な犯罪を犯したロボットは、人間の刑務所とは別にここに送られる(4話)。迎賓館地球連邦長官官邸銀河連立図書館原作では国立図書館。調べものをするときに通信回線により動画で調べることができる。公営マンション比較的安い賃料で居住可能なマンション。

天体[]

月地球の衛星。ルナの出身地であるコペルニクスシティがある。火星エモンが修学旅行で訪れた。この作品での火星は、いわゆる「テラフォーミング」されており、地熱炉や表面の大部分を覆う「オキシロイア」という植物により、地球上とほぼ変わらない環境となっている。また、「客寄せ」のため、アニメ版では火星人型のロボット(原作ではタコを遺伝子組み替えした生物)や「運河」が存在する(第11話・第12話)。水星・金星原作では水星にルナの別荘がある。また、原作では金星に「ビーナス館」と呼ばれる高級ホテルがある。ガニメデ木星の衛星の一つ。21エモンの幼馴染、ホシノハルカの一家が在住する。住人は地下都市に居住。賑わいはあるものの治安は悪い。また、天然の農作物は超高値(第22話)。イオ・エウロパ・カリスト木星の衛星でとくに大きいもので、ガニメデとともにガリレオ衛星と呼ばれる。イオにはエモンが地上すれすれまで接近し、火山噴火の中を飛んだ(イオには実際に活動中の火山が存在する)。ケレス原作では、つづれ屋の親族が経営するホテル・くずれ屋が存在する。アニメ版では、違法砕石者の逮捕に協力したエモンがマスコミの取材を受けた(22話)。冥王星原作では、ガラの悪い飲食店街があり、ゴンスケがあり金を盗られてしまう。また、冥王星に着いたエモンが「これから太陽系を飛び出す」と発言しており、原作発表当時、冥王星は惑星であり太陽系の最果ての地という扱いだった[2]。アニメ版ではスカンレーのセリフに登場するのみ。ワンダラー星地球に似た星で、住民は犬に似る。星間連合の最初の加盟星で、星間連合の中でも最高の力を有する。また科学技術の先端を誇り、ワープ航法を発明し、銀河系を初めて旅した(第6話)。ウキキラー星ワンダラー星大使であるワントナック公爵(声:古谷徹)を銃撃しようとした輩の出身星(第6話)。コイケラス星ラーメンに酷似した食べ物を非常に好む人種の住む星。その星の宇宙人は藤子不二雄のキャラクターの小池さんに似ている。住人の頭に生えているヒラヒラは、最高進化の証として誇られる。エモンはコイケラス星宇宙艦隊最高司令官であるチャンフー(声:加藤治)より、コイケラス星最高の栄誉「勲一等サカサドーンブリクラウン」を授かる(第7話)。カネアマリ星星間連合所属ナンバー73惑星。短時間で200万円がもらえる仕事を提供する。地球からはあまりに遠いため、行くだけで何百万円もかかる(第9話)。レガナ星自転速度が地球の3分の1という星。一日の長さは72時間(第9話)。ツイン星 ドッチとトッヂの出身星であり、共通の恒星を公転している双子惑星である。互いの星は、恒星を挟んで反対側に位置しているため目視できない上、両方の惑星の間には強力な空間のねじれがあるため、同一の星系内にありながら、これまでほとんど直接に交流が行われてこなかった。奇妙なことに両方の惑星では住民の名前・行動・性格などがほとんど一致している[3]。レイダン星(原作ではレイダンボー星)極端な楕円軌道をもつ2つの惑星からなる星(兄弟星?)。一方の星が恒星(レイダンボー星系における「太陽」)に近い位置にあるときに、もう一方の星は恒星から遠い位置にある。レイダンボー星人は暑くないと生きられないため、二つの惑星を渡り鳥のように行き来している。オートマ星(原作ではボタンポン星)宇宙屈指の科学の進んだ惑星。中枢をコンピュータによって管理されており、そのコンピュータによる恩恵で住人は医療発達で長寿を可能とし、また肉体を不要とする為に感覚器官である眼、鼻、口だけで行動して享楽に浸っている。外からの肉体を有する来訪者には野蛮人と差別的。また、生きるのに飽きて死を望む際にはゼロ次元に向かうようになっている(第31話)。ボタンチラリ星原作のみの登場。科学が発達しすぎて技術自体の開発・維持までロボット任せとしたため、恒星の異常によって星のメインコンピューターがダウンしても復旧できず、住民は原始人に退化してしまった。街にはコントロールを失ったロボットや機械が統制を失って動き続けている。アニメ版では登場しないが、オートマ星のエピソードにその影響を残している(第31話)。マジカル星無限トランクの発明家、ポロロッコリーの出身星。手作りの発明品を特産としている。ナイナイ星原因不明の伝染病が蔓延しているため、住民全員が衛星に避難している。さらに伝染病への対処法が見つからず、銀河パロトールによって破壊されることになっていた。自身を親の仇と狙うムエから逃れる為にエモン達が逃れるものの、復讐心に取りつかれたムエとの決闘の場にさせられてしまう。紆余曲折の末にムエと婚約者のミエの誤解を解いたエモン達とムエ達によって惑星はミサイル攻撃と伝染病から救われることになった。なお、この話はモジャ公のエピソードを原作としている。ハッピー星(原作ではデカンショ星)脳にとりついて宿主をコントロールする寄生生物パッピーに乗っ取られた星。原作・アニメともにエモンとモンガーがレジスタンスの援助で宇宙警察に助けを求め、パッピーの脅威を取り除いた。原作では、ゴンスケがこの星で巨大なサツマイモを発見する。モアモア星アニメ版のみ登場。星全体が寒冷化によって氷河期になってしまい、住民は毛皮のような服を重ね着している。かつてモンガー族の一人(一匹)がこの星に人工太陽と文明をもたらしたという。シード星かつて存在した星。植物型宇宙人であるシード星人の故郷だったが、爆発によって消滅。生き残った50億人が新たな故郷を求めて宇宙を当てなく彷徨っている(第37話)。ノーブル星ファナの出身星(映画第2作)。アッチ星アンドロメダのはずれの星。ファナの出身星であると勘違いされた(映画第2作)。M32星団(映画第2作)アンドロメダ(映画第2作)りゅうこつ座銀河(映画第2作)サブラ星(映画第2作)ペガファナがデネブにいく途中に寄った星(映画第2作、なおベガとデネブは地球からみると近い星に見えるが、実際には非常に離れているため、途中で寄るというのはやや無理がある)。デネブファナが用事で行った星(映画第2作)。シリウス(映画第2作)バーナード星ファナが用事で行った星(映画第2作)。オリオン星雲(映画第2作)かに星雲(映画第2作)ばら星雲銀河系のはずれにある、渦巻状アステロイドの星雲。小惑星がバラの花びらのように渦巻いている。小惑星の中にはいくつものテーマパークが集まっている。毎年開かれるアステロイドラリーが見もの(映画第2作)。実在のばら星雲とは、やや天体の構成が異なる。ばら星雲・ユーエンチ星緑に輝く星。バイオ植物のテーマパーク、バイオパークがある。アステロイドラリーではこの星が出発地となり、バラ星雲の中心部を目指して飛ぶ(映画第2作)。ばら星雲・雪の惑星北半球はスノーパーク、南半球は恐竜パーク。原始パークとも(映画第2作)。ばら星雲・都会の星ギャンブルパークがある。ここでは低速運転が義務付けられている(映画第2作)。ばら星雲・アステロイドベルト小惑星群。「悪夢の森」と呼ばれるアステロイドの密集地帯。迷い込むと動きが取れなくなることもある(映画第2作)。ばら星雲・暗黒星アステロイドベルトにおける最大の星。「鉄の死神」と呼ばれ恐れられる。光を反射しないため、近づくまでその存在を知ることはできず、数多くの宇宙船がその犠牲となっている。星の中心には「地獄の風穴」と呼ばれるトンネルが開いており、そこが唯一の抜け道(映画第2作)。ばら星雲・水の惑星ばら星雲中心星(映画第2作)。バカデッカ・シティの惑星原作にのみ登場する都市。バカデッカ・シティはエモンによると銀河系7番目の大都市である。ただし、この都市の位置する惑星の名称は登場せず、不明である。ウッシッシというハッシシに似た麻薬の密輸団が暗躍しており、エモンの宿泊したホテルがその密輸団の取引場となってしまったため、モンガーやゴンスケがその騒動に巻き込まれた(エモンは手紙を書くのに夢中で気づかなかった)。

登場人物[]

声優は、テレビアニメによる。

21エモン(本名:つづれ屋21エモン)声:井上和彦(1981年映画)→佐々木望(1992年 - 1993年)本作の主人公。通称“エモン”。江戸初期から続くホテル「つづれ屋」の跡取り息子(21代目)。ホテルのボーイのような服装を日常的にしている。将来「宇宙パイロットになりたい」という夢があり、それに反対する父親への反発も根強い。家業の手伝いもするが、宿泊客からのチップを貯めて、宇宙旅行の資金にすることが目的である。その一方、ギャラクシーによるつづれ屋の買収に反対したり、リゲルにつづれ屋を馬鹿にされると取っ組み合いの喧嘩をしかけるなど、つづれ屋への愛着も強い。また、宇宙旅行の資金をつづれ屋の改築用に置いていくなど、根が親孝行である。そのため、宇宙パイロットになるかつづれ屋を継ぐかで悩み続けており、それが原作・アニメともにストーリーの軸になっている。性格は一本気で頭に血が上りやすく、容姿とともに父親譲りである。正義感強く、勇気も行動力もあるが、行き当たりばったりでもあるため、無茶をして周囲を心配させることもしばしばある。また、貧乏暮らしの影響から図々しいところもある[4]。原作ではややとぼけた少年であったが、アニメではかなりの切れ者と思わせる描写もある[5]。また、通信講座でナビゲーターの資格を取るなど(26話)、好きなものに関する勉強は得意らしい。ハルカによると「(幼稚園児のころから)無茶ばっかりしていたみたい」。ルナによると「すぐに怒るから心配」。アニメ版では小学6年生、原作では中学生。モンガー声:杉山佳寿子(1981年映画)→大谷育江(1992年 - 1993年)準主役。原作では、つづれ屋に宿泊したササヤマ星人が連れていたペット[6]で、宿代代わりに置いていったもの。テレビアニメでは、ササヤマ星人のバッグに隠れ密航して地球へ訪れる。それ以来、つづれ屋を気に入り住んでいる。エモンを慕っており彼の夢を献身的に支援する。行き当たりばったりなところがあるエモンと比較して、かなりしっかり者である[7]ヘッコロダニ星雲タンバ星系ササヤマ星出身の「絶対生物」。学術名ケイイチハラ[8]。銀河連立図書館(原作では国立図書館。ただし国立国会図書館との関連は不明)によると、絶対生物であるため、真空、数万度の高熱、絶対零度に近い極寒に耐え、何を食べてもエネルギーにする生命力を持つという。テレポーテーションや透視(原作、映画1作目のみ)の能力もあるが、移動や透視の制限範囲は3キロメートル。テレポーテーションは「モンガー」との掛け声が必要。アニメでのみ、マジカル星の発明家・ポロロッコリー(後述)が宿代代りに残していった無限トランクを飲み込んだことから、アイテムを出す能力がある[9]。基本的には「モンガー」「モア」「ムイ」などが本来の言葉(鳴き声?)と思われるが、知能が高いので人語を理解し発することも出来る[10]。すべての人語を理解できるわけではなく、古い共宙語の文字は解読できないらしい描写もある(34話)。原作では、種としての性質が無口であり、原作初期は人語を週に一言[11]しかしゃべることができないという設定だった。その為、一言人語をしゃべってしまうと、一週間後まで人語は発することが出来ない。後に、シッポに相当する部分にある脳に衝撃を受けたおかげで、おしゃべりになる(他の副作用は見られない)。しかしテレビアニメではそのような制約はなく、また別冊少年サンデーに発表された21エモンの江戸時代の先祖のエピソードでは、別個体のモンガーが登場して自由にしゃべっていた。原作では3歳で誕生日は10月11日[12]。アニメ版では作中の描写から、もう少し年齢が高いように思われる。ゴンスケ声:肝付兼太(1981年映画)→龍田直樹(1992年 - 1993年)準主役。元イモ掘り用ロボットで、イモの栽培が完全にオートメーション化したため廃棄されそうになったところを、正規のボーイロボットやメイドロボットを買えなかった20エモンに安く買われてつづれ屋でボーイとして働くことになった。言葉に訛りがあり、口が悪い上に傍若無人な態度をとる典型的トラブルメーカーで、周囲もよく悩まされる[13][14]。運転技術は荒く[15]、女性ロボットを口説いては毎回すげなく振られている。ボーイの仕事にはまるで興味がなく怠けてばかりいて、いつもイモ掘りのことばかり考えている。愛読書は「月刊イモ生活」と「月刊イモ掘り新聞」。夢はイモの星へ行き、宇宙でイモ畑を作ること。つづれ屋の客室の一室を勝手にイモ畑に改造してイモを栽培し、それを売ってお金を貯めている。また資産運用に才能があるらしく、イモの売上げ金、チップ、バイト代などを元手にかなり小金を貯め込んでいる。アニメでは株や不動産取引にも手を出して成功させており、ユナイテッド・エクスプレス・プラチナカードを保持しており、それでリゲルを黙らせている(16話)。かなり型の古い旧型ロボットだが、それゆえに相手からの操作を受けないなどの利点を発揮することもある[16]。サルガッソー探検の際、サルガッソーを住処とするガウシーが発する電磁波の影響で一時的に高性能かつ聡明になったことがある(27話)。[17]モンガーとは基本的に仲が悪く、「宇宙だぬき」・「フーセンだぬき」・「水滴野郎」などと罵り、頻繁に喧嘩をしている。しかし21エモンの息子の22エモンの頃には「久しぶりにやるか」など、頻度が激減しているようだ。原作では5歳で、誕生日は偶然にもモンガーと同じく10月11日[12]。アニメ版では20エモンと「長いつきあい」であることや、ルナやファナがさん付けで呼んでいることなどから、エモンやルナなどより早くからこの世に存在していると思われる。アニメ版ではガンスケというゴンスケによく似た赤色版が登場する。藤子・F・不二雄はゴンスケのキャラクターを相当気に入っていたようで、『ウメ星デンカ』など、他作品にもゴンスケを登場させている。パパ(本名:つづれ屋20エモン)声:中庸助(少年時代:菅原淳一)21エモンの父で、つづれ屋の当主。歴史あるつづれ屋に誇りを持っている。息子の21エモンにつづれ屋を継がせたいと強く願っており、エモンの宇宙行きに対して徹底的に反対する[18]が、中古ロケットを買い与えたり[19]、エモンの旅立ちを素直に祝えずに悩むなど、実際には息子想いの父親である[20]。典型的な昔かたぎの頑固親父であり、善良かつ正直者で、曲がったことを嫌う[21]。また、古き良きものを愛し、つづれ屋の向かいにあるレトロな町並みの昭和村へよく散歩に行く。年齢は40代半ば-後半[22]。ママ声:松島みのり21エモンの母。つづれ屋の料理担当のほか、生存環境の異なる宇宙人宿泊客の部屋の環境設定も行う。21エモンの将来を巡って夫と意見が衝突したこともあったが[23]、概して夫婦仲はよい。性格は温厚で、一本気で対立しやすい夫と息子、トラブルメーカーのゴンスケなどの間に立ち、なだめ役にまわることも多い。マスコミが押し掛けた際には、しっかりとつづれ屋の宣伝をしているなど、ちゃっかり者の一面もある。容姿はそこそこの美人で、スリット入りのスカートを身につけるなど、貧乏ながらそれなりにお洒落もしている。作中の描写から、夫とは同世代の40代半ば-後半と思われるが、年齢よりはかなり若く見える。オナベ声:肝付兼太メイドロボット。つづれ屋の掃除を主に担当し、料理の助手も行う。原作では、中古ロボットバーゲンで11,000円で売られていたものを、苦心して購入資金を調達した20エモンが買ってきた。アニメでは、モンガーのテレポートサービスで急に増えた客に対応するために新たに20エモンが購入した中古ロボットである。親切で優しく、よく気がつく働き者だが、おせっかいすぎるのが玉にキズ。実は強い腕力を持ち、手から磁力を発生させることで、相手の拳銃を奪うなど、高い戦闘力も備えている。へらず口、暴言を吐くゴンスケを制裁することも多い。アニメ版ではオミソというオナベに似た金色版が登場している。19エモン21エモンの祖父、20エモンの父親。21エモン誕生前に病死してしまっているため、本編では名前のみの登場。作中現在のつづれ屋は、19エモンの代に引っ越して現在地に建てられたことが、20エモンにより語られている。なお原作の裏設定[24]では、20エモンがまだ物心つく前、第三次世界大戦の危機が押し迫った影響で信州へ疎開している間に、つづれ屋が焼けてしまっていたエピソードがある。再建にはほぼ20年を要しており、新しいつづれ屋を建ててわずか数年後に、その苦労がたたって他界している。20エモンのつづれ屋への思い入れが強いのは、おそらくそのためと考えられる。また、原作連載中の1968年当時は19歳であり、近所にQちゃんや正ちゃんがいた、とされていた。『ドラえもん』において、18エモンの代のつづれ屋が舞台となる作品があり、家出中の19エモンが数コマだけ登場している。若い頃はホテルの仕事を嫌って、あちこち放浪の旅に出ていたらしい。アニメ15話にて四右衛門と五右衛門が登場するエピソードがある。いずれも偶数が父親、奇数が21エモンと同じ顔をしている。ルナ声:冬馬由美本作のヒロイン。つづれ屋の隣に建つ高級ホテル・ギャラクシーの社長の娘。2040年に、月のコペルニクスシティーで生まれる[25]。21エモンの同級生でガールフレンドでもあるがビジネス面のライバルでもある。原作では腹黒く、やや傲慢な発言も見受けられた。テレビ版でもビジネス面でのドライで容赦ない面が描かれており[26]、父や支配人の代理としてつづれ屋の買収に関わったこともある(2話)が、一個人としてはつづれ屋に友好的であり、20エモン夫妻からも好意的に受け入れられている[27]。しっかり者で頭の回転が速く行動力もあり、周囲への気配りができる。頻繁に喧嘩をする21エモンとリゲルやモンガーとゴンスケの仲裁役もこなす[28]。粘り強さや根気も兼ね備えており[29]、物事への責任感も強い[30]。また、かなりお転婆でもあり[31]、目的のためには手段を選ばない強引な一面を持つ[32]。テレビ版では原作以上に21エモンに対し想いを寄せているように描写されている[33]。その一方、エモンはルナに対して好意をもっているものの、恋愛感情についてはまだ自覚がないようである[34]。後に21エモンと結婚し、22エモンを出産した後、21エモンの宇宙探検に同行している[35]。ルナのパパ声:上田敏也(少年時代:山崎たくみ)ホテル・ギャラクシーの経営者。企業人としての冷徹さと良識ある思慮深い人格者ぶりを併せ持つ。ルナにはあまり小遣いを与えず、アルバイトをさせている。つづれ屋をトイレの増設用地として買収しようと企んだこともある[36]。アニメでは20エモン、リゲルの父・マサカズとは同級生で、過去も現在も喧嘩の仲裁役である(28話)。なお、原作の裏設定[37]では、ギャラクシーが建設されたのはまだ10年ほど前のことで、つづれ屋が落ち目になったのはそれ以降とされている。アニメではその描写はなく、ギャラクシー建設は原作より古いようである[38]。カメキチ原作のみ登場の、エモンやルナのクラスメイト。金持ちの息子で、エモンを馬鹿にしている。しかし本人は小柄で、才能もたいしたことはない。ルナに好意を持っているらしく、そのためか何かとエモンをおとしめようとするが、やればやるほど墓穴を掘ってしまう。リゲル(本名:オリノ・リゲル)声:真柴摩利原作でのカメキチに相当し、テレビアニメにのみ登場する人物。エモンのライバル役。カメキチと異なり容姿には恵まれており、才能もあるらしい。エモンやルナに比べてやや長身である。ゴージャスをモットーとするホテル・オリオンの社長の息子。金持ちの息子[39]ゆえにプライドが高く、エモンを馬鹿にしているのはカメキチと同じ。自らを「貴公子」と呼び[40]、普段は強気な態度を見せているが、逆境には弱い。いわゆるヘタレである[41]。ルナに好意を持つが、ルナがエモンに好意を持っているのを快く思っておらず、その反動でよくエモンにケンカを売ってはやはりカメキチ同様墓穴を掘っている。髪型から、時々ゴンスケに「しいたけ」とあだ名される。リゲルのパパ(本名:オリノ・マサカズ)声:矢田耕司(少年時代:伊藤美紀)テレビアニメにのみ登場する人物。「あわてる二枚目はもらいが少ない」と息子に言い聞かせている(妻(リゲルのママ)の声優は吉田理保子)。少年時代は息子同様かなり容姿に恵まれていた。20エモンとは小学校時代に同級生であり、過去も現在も喧嘩相手である。[42](28話)。スカンレー声:玄田哲章著名な宇宙探検家。片腕をロケットのエンジン爆発で吹き飛ばされ、片脚を冥王星での凍傷で切断し、わき腹を火星のモンスター(原作では大ダコ)に食われるなど、数々の冒険により体の部分部分を失い、失った部分をサイボーグ化している。原作では1話のみの登場だが、テレビアニメでは常連客となり、つづれ屋を自分の家のように愛する[43]。性格は豪快かつ剛毅だが、マスコミに追われてつづれ屋を騒がせたことを気遣うなど、周囲への気配りを忘れない一面ももつ。21エモンに自身のサイボーグ状態となった姿をみせることで宇宙冒険の厳しさや家業や家族の大切さを説く一方でその宇宙冒険を許すよう20エモンに宇宙のすばらしさを説き、サルガッソーへの探検では21エモンと旅を共にした。ジンゴロー原作にのみ登場。エモンのクラスメイトであり、メカ好きの少年。何かを作らせた時の腕前は天下一品。性格的にエモンやルナよりも大人だが、超大出力のステレオをテストしようとして、自宅の天井を吹き飛ばしたこともある。どうしても自分の宇宙船が欲しいエモンが、彼に子供センターの工作室で(本物の)宇宙船を作らせようとしたが、モンガーとゴンスケのわがままのせいで大失敗してしまった。ハルカ(本名:ホシノ・ハルカ)声:江森浩子テレビアニメにのみ登場する。エモンが幼い頃、隣に住んでいた同世代の女の子[44]。地球から引越す際、エモンに帽子をプレゼントした。木星の衛星であるガニメデに在住。月在住時、コペルニクス・シティーのパレードでバトンをやっていた。父親は宇宙監察官。ホシノ(ハルカの父)声:掛川裕彦ハルカの父で宇宙監察官[45]。エモンが違法砕石者から追われているのを救い出した。エモンの行動によって長いこと追跡していた違法砕石者を逮捕できたために、お礼代わりにガニメデまで自家用ヨットでエモンたちを送っていった。エモン親子とも旧知の仲である。年齢は不詳だが40代半ば-後半の20エモンよりやや若年に見える。ホシノ夫人(ハルカの母)声 :佐々木るんガニメデの自宅を訪れたエモンたちを料理で歓迎した。おそらく専業主婦と思われる。エモンについては「あのエモン君がこんなに大きくなってるなんてね」と言っていた。ファナ声:久川綾映画『21エモン 宇宙(そら)いけ! 裸足のプリンセス』に登場するノーブル星王室の王女。作中の描写から、エモンよりやや年長と思われる。王族故の雁字搦めな生活に疲れ果て、城を飛び出す。それからエモン達と出会い行動を共にする。エモンとほのかな想いを寄せ合う。22エモン(本名:つづれ屋22エモン)声:佐々木望21エモンとルナの間に生まれた子供。テレビアニメ最終回に登場[46]。愛称は「マゴエモン」[47]。幼いころの父同様に宇宙にあこがれ、モンガーやゴンスケ[48]と行動を共にしている[49]。基本的に容姿と性格は父とよく似ている[50]一方、両親にめったに会えないことを寂しがる側面を持つ。先生(ヤマダ先生)声:稲葉実エモン・ルナ・リゲルなどのクラスの担任。スカンレーの恩師でもあるらしい。ギャラクシーの支配人声:島香裕ホテル・ギャラクシーの支配人。つづれ屋買収の交渉に訪れたり、つづれ屋に苦情を言いに来たりする。ワントナック公爵声:古谷徹ワンダラー星の大使。テレビアニメでは第6話に登場。故郷の進歩した科学を苦手とし、レトロなものを愛好する趣味を持ち、先に泊ったギャラクシーの設備に難色を示し[51]、ギャラクシー隣接のつづれ屋に泊まる。つづれ屋の向かいにある昭和村でレトロなものを存分に味わっていた。腕っ節が強く、自身の暗殺を試みたウキキラス星人を返り討ちにしている。ジロ・ミケラン声:田中秀幸アニメ版のみ登場。全宇宙的に有名なファッションデザイナーで、後にエモンが着用する宇宙服をデザインした人物。子どもの頃からの夢だった宇宙旅行をするためにデザインしたものをゴミ処理してもらうようにエモンたちに依頼。その時にエモンに宇宙服を無料で与えている。相棒のガンスケ(声:龍田直樹)はゴンスケによく似た芋掘りロボット。口の悪さはゴンスケと同じだが、奔放で子供っぽいジロとは対照的なしっかり者である。ガトミック声:矢田稔アニメ版のみ登場。アニメ登場時には老齢だが、宇宙航行技術が未熟だった時代に活躍した名パイロットである。現役時には、数多くの航路を開拓し、パイロットの間では伝説になっている。宇宙船の客室乗務員の女性(声:原えりこ)と結婚したが、間もなく「宇宙のサルガッソー」と呼ばれる航行危険区域で亡くした過去をもつ。後にその宙域を探検し、条例によって航行禁止区域に指定した。エモンを気に入り、後にロケットのエンジンを提供した[52]。スカンレーの師匠でもあるらしい。メイドとして「オミソ」(声:肝付兼太)という名のロボットがいる(オナベとほぼ同形式のメイドロボットで、金色に塗装された色違い版)。ハンドルを握ると現役を思い出し、張り切る。リッチマン声:辻村真人会社の経営者で名前の通りの大金持ち。原作では木星行きのチケットと引き替えに、モンガーの買収をもちかけるなど、成金で嫌みな人物であったが、アニメでは愛嬌のある性格になっている。月で自家用ロケットを見物しているときに、モンガーのテレポートであちこちのロケットの乗り心地を味わわせてもらったことから、エモンたちを気に入る。その後、夕食やホンキートンクホッパーでの月面遊覧にエモンたちを誘い、遺棄された過去の月面都市で鉱物資源を発見した。だがその際に宇宙服を損傷し遭難しかけ、エモンたちに救われる。予定が変わり、木星にはエモンたちと行動をともにできなくなったが、木星行きのチケットをプレゼントした。エモンたちの旅の目的を聞いて「青春しとるのう」と喜んだり、かなりのスピード狂である。なおギャラクシーの常連客でもあるらしい。アケッチー声:村山明アケッチー探偵事務所のオーナーでテレビ版のみ登場する(13話)。事務所はあまりはやっている様子がなく、仕事がない[53]。普段はだらしない性格で、意地汚く、頼りなく、美女に弱い[54]。しかし宇宙怪盗を追跡してからは、宙吊状態のまま単身で追い詰めるなど、いざというときの行動力は高い(ある意味エモンに似ている)。また、動物を捕らえる罠や、拳銃の先から吸盤を発射する装置を自作するなど、発明家としての才能ももっている。宇宙怪盗を捕らえてからは有名になった[55]。ウキキの木声:ブッシュ星雲マングローブ星から来た植物型宇宙生物。脳波を放出して生物をコントロールして意思表示をする[56]。主食は水。やや傍若無人だが宇宙各地に知人は多く、気に入った相手には協力を惜しまない。エモンを気に入り、その身を助けたり宇宙旅行の資金を提供した。トッヂ、ドッチ声:横山智佐(トッヂ)、柳沢三千代(ドッチ)それぞれツイン星人。双子星であるツイン星[57]のそれぞれからやってきた。2016年に地球から贈られたメッセージを受け取り、その返事とともにやってきた代表者。地球で対面後、大喧嘩を始めてしまい、エモンとリゲルの父親をも巻き込んでしまう。ポロロッコリー声:掛川裕彦マジカル星出身の発明家でテレビ版のみに登場する(29話、32話)。発明の才能はあるものの、それ以外は非常に不器用で気弱な性格。同じ星の出身者のハリハリフラワー(声:岸野一彦)に乗せられて地球で発明品の売り込みをしたが当然うまくいかなかった。地球に滞在していた時につづれ屋に発明品を悪用して泊まっていたが、良心の呵責から告白、宿代代わりに発明品を置いて帰郷。その中にモンガーが飲み込んだ無限トランクがある。その後はギャロット博士(声:宮内幸平)の下で発明家の修行に励んでいる。ギャロットの下に部品を卸している業者の娘・チップル(声:小林優子)と仲がいい[58]。ムエ声:塩屋翼テレポート、テレキネシス、透視など、強力な力を持つ長命のクエ星人の青年(35話、36話)。900年前に地球に探検に来ていた父・ヌエ(声:掛川裕彦)を殺害した源三位頼政(声:加藤正之)を仇討ち相手として追っていたが、偶然見かけたエモンを頼政と誤解[59]し、仇として執拗に命を狙った。基本的には礼儀正しく情け深い善人であるが、思い込みが激しく頭に血が上りやすい(ある意味、エモンに似ている)。謎の伝染病に侵されたナイナイ星でエモンたちを苦しめるものの病に侵され、エモンに命を救われ、誤解が解けた後和解し、許婚であるミエ、モンガーとともにエモンたちの苦境を救った。ミエ声:鈴木みえムエの婚約者であるクエ星人の女性。自身を置き去りにして900年もの間、仇を追い続けてきたムエに仇討ちをやめる様に説得しにきた[60]。彼女もまた、基本的には礼儀正しく情け深い善人ではあるものの、思い込み激しく頭に血が上りやすいところがある[61]。マルス声:江森浩子故郷の惑星を爆発によって失い、新天地を求めて宛のない旅をする植物型宇宙人・シード星人の少年。シード星人は本来は植物の姿をしている[62]が人型の姿も持ち、他の種族への変装能力も併せ持つ。基本的には心優しく正義感が強い。旅周りの一座を装いエモンたちに接した際に友情を深めてしまい、その為に同胞らの地球侵略計画に対し苦悩する。演出家声:徳丸完シード星人の指導者であり、旅周りの一座の時は演出家として振る舞っている。指導者としての人格者の部分と狡猾な部分を併せ持ち、自ら率先してマルスや女性シード人(声:横山智佐)と共に地球侵略の先鋒となった。ガルガ声:渡部猛映画版に登場。オオトカゲ風の容姿をした宇宙人でアステロイドラリーの参加者のひとり。隻眼。レーサーとしての腕は優秀だが、それ以上に勝利のために手段を選ばない卑劣な性格の持ち主。ヒロン声:掛川裕彦映画版に登場。アステロイドラリーの参加者の一人で、正々堂々とした戦い方を信条としている。

テレビアニメ[]

1991年5月2日から1992年3月26日にテレビ朝日系列で放送。全39話。

原作発表から23年余を経てようやくテレビアニメとなった。キャラクターデザインや設定の一部が変更(詳細は後述)され、エピソードは原作および『モジャ公』から流用がある。しかし、長寿作品が多かったシンエイ藤子アニメとしては全39話という不名誉な記録で放送を終える。因みに当時裏番組には、日本テレビ系列の『木曜スペシャル』[63]や、フジテレビ系列の『クイズ!年の差なんて』[64]が存在していた。

チーフディレクターを務めた原恵一によると、原作は古いもののため、「そのままアニメにするのは難しい」という思いがスタッフの中にあり、内容をかなりいじったという。テンポ良くとがった演出をしようとしたため、自分で苦手な部分を無理してやったのではないか、と語っている。

第1話ではサブタイトルにもあるとおりドラえもんがゲスト出演しているが、セリフが全くない背景キャラクターとして数秒間の出演であり、21エモンとも全く絡んでいない[65]

この作品のメインスタッフは『エスパー魔美』『チンプイ』と本作まで長らく藤子作品を手掛けていたが、これを機に演出の安藤敏彦と脚本スタッフ(もとひら了は除く)以外は『クレヨンしんちゃん』へと移行し、『ドラえもん』シリーズを除いたシンエイ動画による藤子F原作のテレビアニメは本作で最終となっている。(以後に制作された藤子F原作のテレビアニメはポコニャンモジャ公のみである。)

原作とテレビアニメとの相違点[]

テレビシリーズおよび映画「21エモン・宇宙(そら)いけ! 裸足のプリンセス」は、当時の時代に合わせた若干のリニューアルが加えられている。

  • 相違点
    • 21エモンやルナなど、登場人物のデザインが変更されている。
    • 時代設定を2023年から2051年に変更(劇場版では2年後の2053年)。
    • 原作では「1週間に1度しかしゃべらない」設定のモンガーが初めからしゃべる。
    • モンガーがテレポート以外の超能力を持たない(潜在的には持っているらしい:36話より)。
    • 新たなキャラクターとして、21エモンの同級生であるリゲルとその父親などが追加されている。
    • 原作では準レギュラーであったカメキチが登場しない。
    • 原作では優柔不断な21エモンを宇宙パイロット一筋に変更している(ただし家業や両親を思いやる描写を加え、原作のテイストを残している)。
    • 原作では中学生らしい21エモンが、TVアニメ版では小学6年生に変更されている。映画では中学生である。
    • 原作では一度しか登場しないスカンレーが何度も登場し、物語において重要な役割を果たす。
    • 原作ではロケットの所有者は購入資金を工面したゴンスケだが、アニメでは21エモンがウキキの木から進呈された金塊から20エモンが購入したものであり所有者は21エモン。また、形状は著しく異なっている。なお原作のロケットは、1話-12話までのエンディングに1カットだけ登場している。
    • その他、物語の半分以上が原作にないオリジナルストーリーで構成されている(一部「モジャ公」の原作からの流用もある)。
    • 原作では無茶で成金だったリッチマンが愛嬌のある性格に変わっていたり、木星鉱山強制収容所の所長・監督などの極悪人が登場しないなど、アニメ版の登場人物は、全般的に原作より親しみやすい好人物に変更されている。
    • 映画第2作は、TVアニメ版の2年後であり、時系列的にもひとつながりの世界観とされているが、若干の矛盾がある。例えば、21エモン所有のロケットが、TVアニメ37話で大破し移動遊星上に遺棄されたにもかかわらず、映画第2作でふたたび搭乗しているなど[66]

スタッフ[]

  • 原作:藤子・F・不二雄
  • 作画監督(キャラクターデザイン):高倉佳彦
  • 美術設定:川井憲
  • 美術監督:星野直美
  • 撮影監督:高橋秀子、斎藤秋男
  • 録音監督:浦上靖夫、大熊昭
  • 音楽:田中公平
  • 音楽協力:テレビ朝日ミュージック、小学館プロダクション
  • プロデューサー:木村純一(テレビ朝日)、亀山泰夫、高閑者清光(ASATSU)、別紙荘一、茂木仁史(シンエイ動画
  • チーフディレクター:原恵一
  • メカデザイン:荒川真嗣
  • 原画:じゃんぐるじむ、シンエイ動画、IGタツノコ、サムタック
  • 動画:シンエイ動画、京都アニメーション、上海朝陽動画、IGタツノコ、IG新潟、スタジオマーク、サムタック、F.A.I、ヴィクトリー、じゃんぐるじむ
  • 仕上:シマスタジオ、京都アニメーション、IGタツノコ、仙台アニメーション、F.A.I
  • 色指定:野中幸子、松野由美、若菜陽子、大内裕智
  • 特殊効果:土井通明、村上正博
  • 背景:アトリエローク
  • 撮影:旭プロダクション
  • 効果:松田昭彦
  • スタジオ:APUスタジオ
  • 整音:柴田信弘
  • 録音制作:オーディオプランニングユー
  • 編集:岡安肇、小島俊彦、村井秀明、中葉由美子、川崎晃洋
  • タイトル:道川昭
  • 現像:東京現像所
  • シリーズ構成:桶谷顕
  • 広報担当:森田兆基(テレビ朝日)
  • 制作デスク:山川順一、大澤正享(25話以降)
  • 制作進行:大澤正享、星野達也、坂部久明、魁生聡、川上昌枝、馬渕吉喜
  • 制作:テレビ朝日、ASATSU、シンエイ動画

主題歌[]

オープニングテーマ『おーい!車屋さん』歌:忍者※美空ひばりの「車屋さん」のリメイク。エンディングテーマ1『21世紀の恋人』(1話-12話)歌:谷村有美エンディングテーマ2『ベートーベンだねRock'n'Roll』(13話-最終話)歌:テンテン

放映リスト[]

話数サブタイトル脚本コンテ演出作画監督
1僕ドラえもん僕の友達 エモン君の宇宙大冒険!桶谷顕原恵一高倉佳彦
2トウキョウシティ!21代目エモンvsモンガー?高柳哲司堤規至
3あっと驚くゴンスケ!不思議な客タイロック?もとひら了貞光紳也樋口善法
4星雲間亜光速ロケット!ミリオネヤ星人の秘密義野利幸市野文隆高倉佳彦
5ハッピーレポート!超人スカンレーの伝説秘話桶谷顕安藤敏彦堤規至
6ハッピー昭和村?ワントナック公爵はレトロ好きもとひら了貞光紳也樋口善法
7フラッシュポイント!!コイケラス星人怒りの攻撃山本優高柳哲司高倉佳彦
8不思議ズタ袋?ハッピー商事の陰謀!義野利幸市野文隆堤規至
9アルバイトで200万!スペーススーツ獲得大作戦もとひら了青山弘安藤敏彦高倉佳彦
10危機一髪!!火災地獄から脱出 謎の暗黒へワープ桶谷顕貞光紳也樋口善法
11大気圏離脱もう戻れない!!エモン未知の世界へ?もとひら了原恵一市野文隆堤規至
12マジカルプラネット!!観光用ロボットの反乱?安藤敏彦高倉佳彦
13オーチンが消えた!まるごとサスペンスパニック山本優高柳哲司堤規至
14ワクワク冒険大活劇?東京ベイブリッジ物語!!桶谷顕貞光紳也樋口善法
15お江戸5エモンモーニング?謎のジュゲム星人!!もとひら了義野利幸市野文隆高倉佳彦
16だるまさんがころんだ?ゴリダルマの五ツ星山本優安藤敏彦堤規至
17ウッキッキー?ウキキの木のチャネリング!!桶谷顕本郷みつる高倉佳彦
18ウハウハ3億円!おぼっちゃまの忘れ物もとひら了貞光紳也樋口善法
19誘惑ワンダーランド?ホンキートンクホッパー!!山本優高柳哲司高倉佳彦
20奇人変人悪人か!不思議宇宙船から奇跡の生還?桶谷顕原恵一市野文隆堤規至
21木星異常接近!!衝撃度99%のソーラーヨット?本郷みつる高倉佳彦
22ガニメデ到着!出逢いはすてきな恋の始まりか?貞光紳也樋口善法
23地球消滅!超人エモン異次元ポケットに迷う?もとひら了原恵一市野文隆堤規至
24突然変異か!新能力か!モコラの世にも奇妙瞬間山本優本郷みつる高倉佳彦
25スーパー超能力!レストアロボのどっきり恩返し桶谷顕寺東克己安藤敏彦小川博司
26謎のサルガッソー!ロマンチックサルベージ?もとひら了貞光紳也樋口善法
27魔物伝説!マグネットパワーで正体をあばけ本郷みつる高倉佳彦
28マルチ星雲ツインツイン?パパたちの少年時代山本優原恵一市野文隆堤規至
29無限トランクで大変身!!マジカルパワーモンガーもとひら了安藤敏彦小川博司
30キャプテンは俺だ!冷暖星・超空間ゴースト戦桶谷顕貞光紳也樋口善法
31目玉と口が散歩する?エモン・ゼロ次元の恐怖!山本優原恵一市野文隆高倉佳彦
32モンガー大解剖!不思議工場の発明実験室もとひら了寺東克己堤規至
337627番目の客 幸福の星はパッピーだらけ義野利幸安藤敏彦小川博司
34太陽が復活する モアモア伝説モンガーの予言山本優貞光紳也樋口善法
35決闘ナイナイ星!エモン親の仇と狙われる!!もとひら了原恵一市野文隆堤規至
36惑星爆破!エモン絶体絶命!!クエ星人の敵討ち安藤敏彦
37エモンの遭難!シード星50億人の地球侵略!!桶谷顕寺東克己
38異星人の宇宙センター 移動惑星が地球を救う!!原恵一市野文隆堤規至
高倉佳彦
39大冒険秘録!!誘われてセンチュリーボーイ?原恵一堤規至

テンプレート:前後番組

再放送[]

2003年よりCS放送のテレ朝チャンネルで「シンエイアニメシアター」の一作品として全話再放送が開始され、2007年頃まで断続的に再放送がリピートで行われている。2005年にはテレビ朝日の「アニメDEおめざめ」枠で1話から連続して再放送されたが、同年12月に打ち切られた。

ビデオソフト[]

劇場版以外は長らく家庭用ビデオソフト発売はされていなかった。2010年6月にローソンで企画された「藤子・F・不二雄キャラクターズフェア」の一環として、ローソン店舗限定でヴィジョネアから販売されたDVD MAGIC(一部内容がPPVで収録されている)形態のDVDビデオ「藤子・F・不二雄 アニメキャラクター大集合!!(発売元:小学館)」第2巻に第17話が収録され初のソフト化となった。

2010年9月に藤子・F・不二雄ミュージアム開業記念企画として発売された「藤子・F・不二雄TVアニメアーカイブス」シリーズ(発売元:TCエンタテインメント・テレビ朝日 販売元:スーパービジョン)のセレクション2と4に、それぞれ第14話、第35~36話が収録された。

2011年8月5日にDVD-BOX「21エモンComplete Box」(発売元:小学館・テレビ朝日 販売元:TCエンタテインメント)が発売された。放送から20年を経て初の全話パッケージソフト化となる。

映画[]

長編映画『21エモン 宇宙へいらっしゃい!』[]

1981年制作。本作初のアニメ作品。つづれ屋での騒動を描いた前半と宇宙冒険に繰り出す後半で構成され、全体的に原作の流れをコンパクトにまとめた作品である。ギャグタッチの物語が宇宙に飛び出すことで引き締まり、緊張感のある冒険物語に仕上がったことで、原作の持つ面白さがよく再現されている。伴映作品は『ドラえもん ぼく、桃太郎のなんなのさ』。本作はテレビアニメ化に対するパイロットフィルム的な意味合いも持たせてあったが、この時点では実現せず10年を要したため、独立した作品となった。併映の『ドラえもん』とリンクする場面が1カット入っている。

  • 声優
    • 21エモン(声:井上和彦)
    • パパ(声:二見忠男)
    • ママ(声:栗葉子)
    • ゴンスケ(声:肝付兼太)
    • モンガー(声: 杉山佳寿子)
    • オナベ(声:丸山裕子)
    • ルナ(声:潘恵子)
    • ギャラクシー社長(声:塩見竜介)
    • 支配人(声:加藤治)
    • 山田先生(声:上田敏也)
    • カメキチ(声:はせさん治)
    • カワサキ(声:鈴木清信)
    • ササヤマ星人(声:高田竜二)
    • スカンレー (声:飯塚昭三)
    • 船長(声:筈見純)
    • 航海士(声:佐藤正治)
    • ガイド(声:川島千代子)
    • アナウンサー(声:松原雅子)
    • コンピューター(声:尾崎桂子)
    • バトンガール(声:鈴木みえ)
  • 制作スタッフ
    • 原作:藤子・F・不二雄
    • 脚本:辻真先
    • 作画監督:山田道代(現:山田みちしろ)
    • 美術監督:川本征平
    • 美術設定:門野真理子
    • 撮影監督:小山信夫、金子仁
    • 録音監督:浦上靖夫
    • 音楽:菊池俊輔
    • プロデューサー:別紙壮一 、菅野哲夫
    • 監督:芝山努
    • コンテ:小林治、河内日出夫、山田みちしろ
    • 編集:井上和夫
    • 色設計:若尾博司
    • 仕上検査:堀籠知世美、三橋曜子
    • 特殊効果:土井通明
    • 演出助手:井上修
    • 原画:河内日出夫、須田裕美子、吉本桂子、後藤真砂子、石井文子、後藤典子、若山佳幸、池ノ谷安夫、吉川文子、飯口悦子、大塚正実、木内良子、山崎勝彦、飯山嘉彦、森下圭介、原完治、川島明、大嶋聡、宮尾岳、天野公子、小林左希子、高橋由美子
    • 動画:若山佳治、志村延子、加藤鏡子、清水環、佐藤正人、大貫健一、洞沢由美子、上ノ山順子、阿久津智子、力石裕子、森島裕、原佳寿美、大久保修、奈須川充、川東桃代、小林幸、田口陽子、内山朱美、大久保洋子、隅田由美子、佐藤弘美、川島郁子、大沢真紀子、佐藤定雄、箕輪美恵子、鹿取真三子、田渕正二、山本実、花輪弘昌、小清水弘幸、荒井淳、奈良美津子、岩崎文子、金子道子、山田智子、渡辺理恵、伊藤一男、三沢かずまさ、鈴木美穂、中谷マリ、赤塚ひでお、内藤たかし、前田順子、佐藤由美子、関三恵子、新木寿子、幸田知子、森川明美、高橋奈緒子、矢萩智子、中川早苗、升谷弘子
    • 美術補:工藤剛一
    • 背景:高野正道、斉藤由美子、藤井美千代、川沼信平
    • 撮影:角原幸枝、茂呂広幸、柏田享、前田努、小松寿一、笠間いずみ、中出三記夫
    • 効果:赤塚不二夫
    • 整音:大城久典
    • 録音スタジオ:APUスタジオ
    • 録音制作:オーディオプランニングユー
    • 現像:東京現像所
    • 文芸:山本有子
    • 制作進行:川口亘、吉岡大、小沢一枝
    • プロデューサー補:佐久間晴夫
    • 制作協力:藤子スタジオ、旭通信社
    • 制作:シンエイ動画、小学館、テレビ朝日
  • 主題歌
    • オープニングテーマ 『宇宙へいらっしゃい!』
      • 作詞:藤子不二雄、補作詞:はばすすむ、作曲・編曲:菊池俊輔、歌:井上和彦、杉山佳寿子、肝付兼太
    • エンディングテーマ 『遥かなる宇宙』
      • 作詞:はばすすむ、作曲・編曲:菊池俊輔、歌:井上和彦

映画『21エモン 宇宙(そら)いけ! 裸足のプリンセス』[]

1992年制作。テレビシリーズの2年後という設定の中編作品で、『ドラえもん のび太と雲の王国』の伴映作品。前半は『ローマの休日』をモチーフにした物語展開が、後半は『モジャ公』の「アステロイドラリー」をベースにした宇宙レース「銀河ラリー」が繰り広げられる。なお、本作はDVDが発売されている。

スタッフ[]
  • 原作:藤子・F・不二雄
  • 監督:本郷みつる
  • 脚本:桶谷顕
  • キャラクターデザイン・作画監督:高倉佳彦
  • メカニックデザイン:西村博之
  • 美術監督:天水勝
  • 撮影監督:熊谷正弘
  • 録音監督:大熊昭
  • 音楽:田中公平
  • 原画:林静香、湯浅政明、西村博之、大塚正実、林一哉、林桂子、児山昌弘、高倉佳彦、佐々木正勝
  • 動画:波戸根良昭、波戸根京子、小林正義、中村久子、中川正浩、松田章子、奈良岡光
  • 色指定:渡辺美菜子
  • 動画チェック:小原健二、加来哲郎
  • 特殊効果:土井通明
  • 背景:スタジオユニ
  • 撮影:東京アニメーションフィルム
  • エリ合成:古林一夫、渡辺由利夫
  • 演出助手:市野隆文
  • 編集:岡安肇、小島俊彦、中葉由美子、村井秀明、川崎晃洋、三宅圭貴
  • 効果:松田昭彦(フィズサウンドクリエイション)
  • 整音:柴田伸弘
  • 録音スタジオ:APUスタジオ
  • 録音制作:オーディオプランニングユー
  • 技術協力:森幹生
  • タイトル:道川昭
  • 現像:東京現像所
  • 制作進行:星野達也、魁生聡、馬渕吉喜
  • 制作デスク:山川順一、大澤正享
  • プロデューサー:別紙壮一、茂木仁史、木村純一
  • 制作協力:藤子プロ、ASATSU
  • 制作:シンエイ動画、小学館、テレビ朝日

他作品への出演[]

本作の登場人物は他の藤子作品、およびアニメに出演したことがある。

ウメ星デンカ』「スーパーゴンスケ号S」という名でゴンスケが登場する。短編『ミノタウロスの皿』主人公の容姿が21エモンに酷似。ただし作品内に名前は出ない。短編『ドジ田ドジ郎の幸運』ゴンスケが登場する。『エスパー魔美』「サブローは鉄砲玉」の巻にて20世紀の「つづれ屋」が登場している。映画『21エモン 宇宙へいらっしゃい!』公開にあわせたタイアップ。『ドラえもん』てんとう虫コミックス32巻収録「オンボロ旅館をたて直せ」家出したのび太が20世紀の「つづれ屋」(当時の主人は18エモン)に泊まることになり、ドラえもんの協力で経営難を救う。その時家出していた19エモンも、客寄せに使った道具の効果で帰ってくる。大長編『ドラえもん のび太と銀河超特急』21エモン一家が銀河超特急に乗る乗客として1コマだけ登場。映画『ドラミちゃん ミニドラSOS!!!』冒頭の未来デパートからの宅配タイムマシンを操縦して配達しているのがゴンスケ。映画『トキメキソーラーくるまによん』(1992年)馬車と蒸気機関の時代にゴンスケが登場する。映画『ドラミ&ドラえもんズ ロボット学校七不思議!?』(1996年)エンディングのドラミの卒業式に21エモン、モンガー、ゴンスケが登場する。アニメ『モジャ公』レギュラーキャラクターとしてゴンスケが登場する。ただし、ロボットではなく宇宙船の人工知能である(かつては芋掘りロボットだったが、電子頭脳が宇宙船に移植されたという設定)。映画『ザ☆ドラえもんズ おかしなお菓子なオカシナナ?』(1999年)オカシナナコンテストの出場者として21エモン、モンガー、ゴンスケが登場する。ニガニガに材料を摩り替えられて失格となる。映画『ドラミ&ドラえもんズ 宇宙ランド危機イッパツ!』(2001年)警備隊員ピノが探し物をするシーンで、ガラクタ(ぬいぐるみ)の1つとしてモンガーとゴンスケが登場する。映画『ドラえもん のび太とロボット王国』(2002年)未来デパートから送られてきたロボットとして、ゴンスケが登場。ロボット王国に住むチャペック博士のロボットとして、オナベが登場する。『忍者ハットリくん』(新忍者ハットリくん)藤子不二雄Ⓐの作品であるが、一部の作中でケン一の部屋に21エモンのポスターが貼られている(この他にもドラえもんやパーマンなどの藤子Fの作品がポスターでカメオ出演している)。アニメ『ドラえもん』 「天の川鉄道の夜」(2009年)ドラえもんが落とした「天の川鉄道乗車券」を使い呼び出した鉄道の車掌としてゴンスケが登場。名前は作品中ゴンスケとは明かされず声優のクレジットも「車掌」。ただし声優はアニメ版同様龍田直樹。笑い方などが原作版ゴンスケと同様の表現。

ゲーム[]

21エモン 〜めざせ! ホテル王〜PCエンジン用ソフト。1994年7月29日発売。すごろく形式のボードゲーム。サイコロでプレイヤー(駒)を進め、土地を買収しホテルを建設するという内容。また本作は、PCエンジンにおけるHuCARDタイプのソフトとして発売された最終作品。

脚注[]

テンプレート:脚注ヘルプ

  1. 日本の皇室に関しては、作中でも設定上でも触れられておらず不明。
  2. 21エモンの「今、冥王星に着いたところだよ」との台詞を受けて、20エモンが「なに?太陽系の端っこか?」と答えている。なお、2006年IAU総会によって、冥王星は準惑星に再分類されている。また2010年現在、冥王星の外側にも太陽系に属する天体が多数確認されており、冥王星が太陽系の果てであるとの認識は過去のものとなっている
  3. 双子惑星というより、同一世界が二つの時空に投影された姿とみることもできる
  4. カネアマリ星のアルバイトが不可能とわかった後でも楽して儲かるアルバイトを探していた(9話)。
  5. 業務上横領をしていた商社マンの正体を疑う(8話)、探偵の助手として本職顔負けの活躍をする(13話)、自身を親の仇と狙う相手の誤解の理由を察知する(36話)など。
  6. 飼いならされた後、交通手段として飼われていた。
  7. エモンが父親と将来のことで対立したばかりのときに、宇宙探検家のスカンレーをつづれ屋に案内しようとしているのを「(つづれ屋の人たちが)どうなっても知らないからね」と言っている。また、エモンの将来のことで家庭不和になっていたことの仲介をスカンレーに依頼するなど、しっかり者であることのエピソードは多い(ともに第5話)。ただし、年齢が高くないせいか、迂闊な行動もたまにある。例としては、エモンとリゲルの言葉を真に受けて彼らとルナをテレポートしてしまったり(11話、12話)、うっかり海中にテレポートしてしまった上にエモンを岸にテレポートし忘れたり(14話)、エモンの初恋の相手のハルカの件をうっかり口を滑らせてしまいルナに知られてしまう(19話)など。
  8. テレビアニメ版のみの設定。チーフディレクターの原恵一に由来。
  9. また、テレキネシスの能力を秘めていると言われている(36話)。
  10. 語尾が「~モア」などになってしまうが。
  11. 映画第一作では一日に一言になってる
  12. 12.012.1 てんとう虫コミックス第4巻、および小学館コロコロ文庫第3巻収録「オラニモ誕生日ガアルノダ」
  13. しかし農業用のロボットとしての性能は健在で、イモ栽培の特別講師としてのアルバイトをしたり(13話)、土の質などを的確に分析していたこともあった(14話、37話)。
  14. それ故にモコラ(声:高乃麗)の父親の弟子である小型レストアロボットたちに修理されて一時的に完全なボーイロボットになっている(25話)。
  15. よりにもよってルナの浴室に入り込んでしまい、激しい攻撃を受ける羽目にあう。(10話)
  16. 17話のウキキの木の脳波コントロールを受けない、29話のポロロッコリーのアイテムの透明偽装が利かない、33話にてパッピーが取りつかないなど
  17. モジャ公のドンモに近い。
  18. そのため、担任のヤマダ先生に宇宙旅行をやめさせるための説得を依頼している(18話)。
  19. ただし、エンジンは無し。20エモンによると「真面目に家業を手伝い、稼いだお金でレストアできるなら21エモンの将来の希望を考えてもいい」とのことであり、教育上の観点から買い与えたものらしい。
  20. 妻には「親ばかの見本」と言われている
  21. つづれ屋を社員旅行の宿泊地にするかわりに賄賂を要求した客を追い出そうとしているなど(第8話)。「(20エモンの)頭の古さは21世紀の奇跡」というルナのパパのセリフ(第2話)も、まんざら悪口ではないかもしれない(実際ルナは「褒めている」と言っている)。
  22. 35年前に小学6年生であった(28話)。
  23. 夫には「お前が(エモンを)甘やかすからだ」と言われている
  24. 『週刊少年サンデー』1968年10号に掲載。
  25. 2051年現在で小学6年生であるため、おそらく誕生日は1月-3月の早生まれということになる。もっとも飛び級の可能性もあり、その場合はエモンやリゲルより年下ということになる。
  26. ホテルを探す異星人を発見と同時に21エモンと客引き合戦を繰り広げながら、その客が金銭を払う習慣のないササヤマ星人だと知るとあっさり手を引きエモンに一杯食わせ、さらにはつづれ屋買収を持ちかけた際の21エモン達に挑発行為を繰り返している(2話)、
  27. ただし、最初期のモンガーからはつづれ屋買収の一件からかなり嫌われており、幾度となくテレポートで飛ばされている。
  28. 時として、エモンとリゲルを制裁したこともある。
  29. つづれ屋買収を21エモンに持ちかけた際にモンガーの不興を買ってテレポートで飛ばされた後(2話)も、堪えた様子もなく笑顔で21エモンたちのもとに現れたり(2話、3話、6話)、テレポートで逃げ回る21エモン一行を追跡して追いつき(14話)、マルスたちが変装した21エモン一行に対して怪しみ探りを入れてそれを暴いている(38話)。
  30. ガニメデ行きで無理が祟って倒れて入院するも、回復と同時に退院してエモンをサポートしている。(21話、22話)
  31. 数々のマシン操作能力は非常に高く、父の命令でガニメデに迎えにきたイオ支店の社員に抵抗してアザをつくっている(22話)
  32. つづれ屋買収を21エモン達へに持ちかけた際の行為(2話)、つづれ屋が一時的に賑わう原因となったモンガーを買収しようと試みる(3話)、21エモン達に同道するためにわざと自社施設でもあるバイオファームを滅茶苦茶にさせて弱みに付け込む策略を弄する(14話)、自分の質問にはぐらかすような返答をした21エモンに対して容赦なく問い詰めている(14話)、21エモン一行に擬態した侵略者を問い詰めるときにリゲルを利用している(38話)。
  33. デートの誘いをすっぽかした21エモンを翻弄したり(14話)、ハルカに会いにいく21エモンに対して微妙な表情をしたり(19話-22話)、死んだと思われた21エモンの生存が確認されたときに感極まって号泣している(38話)。
  34. それどころかルナに対してしつこく感じて邪険に扱ったり(14話)、夢の中ではあるが一時的に敵意を示すこともあった(23話)。21エモンには根底にギャラクシー一族への不信感があり、それがルナへの好意を抑圧しているか無自覚にしているのかもしれない。しかしながらリゲルがルナに馴れ馴れしくしているのを不快に感じてリゲルにいたずらを仕掛けたり(29話)と恋愛感情のようなものは僅かに存在しており、実際2年後にはルナからのデートの誘いを快諾している(劇場版第2作)など、かなりの進展を見せている。その後ルナと結婚した。
  35. また、息子・22エモンの年齢から、かなり若い時期の結婚と思われる(おそらく20歳前後)。また、ギャラクシーのその後については描かれていない。
  36. 相場より相当高い金額を提示しているため悪意によるものではない
  37. 『週刊少年サンデー』1968年10号に掲載。
  38. ルナが「お爺さんのときからあったものを処分した」と言っているため(7話)、ギャラクシーはルナの祖父の代から存在していた可能性もある
  39. 意外にもルナ同様にアルバイトをしている(9話)。
  40. 宇宙各所から交信できるモデムボールで自己紹介する時に「宇宙の貴公子・リゲル」と自己紹介(17話)、「来週からはこの貴公子リゲルが主人公」と侵略者たちに啖呵を切った(38話)。
  41. それでもホテル・オリオンが携わっている事業の下で非人道的な行状があった時には、正義感から勇気を出して自身の身分を公表してやめる様に身を持って説得したり(12話)、敵からの銃撃の際はとっさにルナの盾になっている(38話)。
  42. 2016年度の卒業行事の宇宙へのメッセージビデオ収録の際も些細な理由で大喧嘩をしてその一部始終が収録されてしまい、息子たちを唖然とさせている。
  43. スカンレーは、元々、藤子不二雄作の「海の王子」に登場したキャラクターであり、原作での登場はパロディであると思われる。しかし、アニメ版の21エモンで重要な脇役としてのポジションを与えられたため、「海の王子」のキャラクターというより、21エモンのキャラクターとしての方が有名になっている。なお「海の王子」の単行本は刊行されていないが、「藤子・F・不二雄論(浜田祐介著、文芸社)」などで、その存在を知ることができる。
  44. 幼少時の態度や、再会時の態度からエモンより少し年長と思われるが、少年期には女の子のほうが一般的に精神年齢が高いため、同い年とも解釈できる。そのため詳細は不明である。
  45. 宇宙監察官は原作にも登場しており、ガニメデの強制収容所を監察してエモンを救い出す一方、エモン・モンガーの協力によって監察を成功させた。ただし、原作の監察官は本名不明であり、エモンと幼なじみの娘がいるとの設定もないため、ホシノと同一人物ではないようである。
  46. 2071年春頃に初回時(20年前)の両親と同年代。
  47. 祖父母及びモンガー、スカンレーから呼ばれている。両親からどう呼ばれているかは不明。
  48. 22エモンは「ゴン爺」と呼ぶが、ゴンスケは「ゴンスケおじ様」と呼ぶように注意している(39話)。
  49. ほぼ同格の仲間だった父の少年時代と異なり、お目付け役の役割が強い(39話)。
  50. ゴンスケからはあきれられている。
  51. その一件でエモンたちと一緒にルナに翻弄されたことがある。
  52. ガトミックのロケット・ビーグル号はエモン所有のロケットと同型で、換装が可能だった。
  53. アルバイトに応募したエモンにさえ「なにか仕事ない?」と持ちかけている
  54. 普段は下着姿であり、事務所に酒瓶やタバコの吸殻を放置している。農場で動物探し(仕事)をしているときにトマトをつまみ食いしたり、スプリンクラーの回転に巻き込まれている。また、依頼主の言葉をそっちのけで依頼主の水着姿に見とれているところを、エモンに肘でつつかれている。
  55. 仕事も増えたと思われるが、その後のアケッチーについては言及がないため不明。
  56. これで他人の口から言葉を発する。ゴンスケなどロボットには効かない。
  57. たがいに存在は知っているものの、双方を行き来することが出来ないので交流は無い。
  58. 恋人同士ともとれる描かれ方もされているが、明言はされていない。
  59. 異なる種族は同じ容姿に見えてしまうところから、ムエは自分を頼政だと誤解したのではと見ている。
  60. ムエが仇討ちに出た後に星間連合から仇討ちに関する法に対しての勧告があり仇討ちが禁止されたことと、仇を討った後にムエ自身が仇になることを防ぐため。
  61. ナイナイ星の伝染病に倒れたムエをみて、エモン達のせいで倒れたと思い込んで攻撃を仕掛けている。それにはエモンも「クエ星人ってこんなのばかりなのか」と辟易している
  62. 花の姿から種の姿まで自在に姿を変えることができる。
  63. 枠は19:30 - 20:54(希に19:00開始の時もあり。ナイターシーズン中はプロ野球中継も平行放送(こちらも19:00開始)。
  64. 枠は19:00 - 20:00(19:58の時もあり)。なおプロ野球中継の時は19:30で終了。
  65. ドラえもんは第24話にもゲスト出演しているが、第1話同様背景キャラクターとしての出演のみ。
  66. マルスらシード星人が、移動遊星に移住後、エモンへの返礼として遺棄されたロケットを修理しつづれ屋に届けた、あるいは単に21エモンが再び同型のロケットを2年の間に入手したと考えれば、一応辻褄はあわないこともない。

外部リンク[]

  • テレ朝チャンネル『21エモン』
・話・編・歴
藤子不二雄
メンバー
テンプレート:Nowrap begin藤子不二雄Ⓐカテゴリ)テンプレート:!wrap藤子・F・不二雄カテゴリ)テンプレート:Nowrap end
作品
共作
テンプレート:Nowrap beginUTOPIA 最後の世界大戦テンプレート:!wrap天使の玉ちゃんテンプレート:!wrap海の王子テンプレート:!wrapオバケのQ太郎カテゴリ)テンプレート:Nowrap end
テンプレート:Nowrap begin忍者ハットリくんカテゴリ)テンプレート:!wrapフータくんテンプレート:!wrapわかとのテンプレート:!wrapスリーZメンテンプレート:!wrap怪物くんカテゴリ)テンプレート:!wrapビリ犬テンプレート:!wrap黒ベエテンプレート:!wrap狂人軍テンプレート:!wrap笑ゥせぇるすまんテンプレート:!wrapまんが道テンプレート:!wrap魔太郎がくる!!テンプレート:!wrap喝揚丸ユスリ商会テンプレート:!wrapさすらいくんテンプレート:!wrap愛ぬすびとテンプレート:!wrapプロゴルファー猿テンプレート:!wrapオヤジ坊太郎テンプレート:!wrapミス・ドラキュラテンプレート:!wrapブラック商会変奇郎テンプレート:!wrap少年時代テンプレート:!wrapウルトラBテンプレート:!wrapパラソルヘンべえテンプレート:!wrapPARマンの情熱的な日々テンプレート:!wrap藤子不二雄Ⓐブラックユーモア短編テンプレート:Nowrap end
F
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関連項目
共通
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藤子不二雄ランド

テンプレート:漫画藤子不二雄ランド(ふじこふじおらんど、FFランド)は、中央公論社から出版された藤子不二雄の漫画全集である。当時、経営が低迷していた中央公論社が、新事業として展開していた「漫画刊行路線...

藤子不二雄Aブラックユーモア短編

テンプレート:記事名の制約テンプレート:漫画『藤子不二雄Ⓐブラックユーモア短編』(ふじこうふじおエーブラックユーモアたんぺん)とは、藤子不二雄Ⓐの短編漫画作品シリーズ。目次1 概要2 評価3 作品3....

藤子不二雄Aの夢魔子

『藤子不二雄Ⓐの夢魔子』(ふじこふじおエーのむまこ)は、1990年7月3日にTBSのギミア・ぶれいく内で放映されたアニメ。「城」「変身」「脱皮」の全3話。制作はシンエイ動画。原作漫画は雑誌『中三コース...

藤子不二雄A

Lua エラー package.lua 内、80 行目: module 'Module:No globals' not foundテンプレート:DMCテンプレート:記事名の制約この項目には、一部のコン...

藤子不二雄

藤子 不二雄スクリプトエラー: モジュール「InfoboxImage」はありません。本名藤本 弘(藤子・F・不二雄)安孫子 素雄(藤子 不二雄Ⓐ)生誕スクリプトエラー: モジュール「Separated...

藤子・F・不二雄大全集

テンプレート:新製品この項目には、一部のコンピュータや閲覧ソフトで表示できない文字(藤子不二雄Aの丸A)が含まれています(詳細)。藤子・F・不二雄大全集ジャンル漫画全集漫画作者藤子・F・不二雄出版社小...

藤子・F・不二雄ミュージアム

テンプレート:予定テンプレート:博物館川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム(かわさきし ふじこ・エフ・ふじおミュージアム)は、神奈川県川崎市多摩区に漫画家「藤子・F・不二雄(本名:藤本弘)」の作品原画...

藤子・F・不二雄プロ

テンプレート:出典の明記株式会社 藤子・F・不二雄プロ(ふじこエフふじおプロ)は漫画家の藤子・F・不二雄が立ち上げた漫画制作会社。代表取締役社長は伊藤善章(元小学館プロダクション取締役)。所在地は東京...

藤子・F・不二雄の著作一覧

藤子・F・不二雄 > 藤子・F・不二雄の著作一覧 この項目には、一部のコンピュータや閲覧ソフトで表示できない文字(藤子不二雄(A)の丸A、藤子不二雄(F)の丸F)が含まれています(詳細)。テンプレート...

藤子・F・不二雄のSF短編

テンプレート:出典の明記テンプレート:漫画藤子・F・不二雄のSF短編(ふじこ・エフ・ふじおのエスエフたんぺん)では、漫画家の藤子・F・不二雄が発表したSF(SUKOSI FUSIHIGI[1])短編漫...

藤子・F・不二雄

藤子・F・不二雄スクリプトエラー: モジュール「InfoboxImage」はありません。本名藤本弘[1]生誕スクリプトエラー: モジュール「Separated entries」はありません。死没スクリ...

藤子スタジオ

テンプレート:漫画株式会社藤子スタジオ(ふじこすたじお)は、藤子不二雄Ⓐが立ち上げた漫画制作会社。代表取締役会長は藤子不二雄Ⓐ(安孫子素雄)、代表取締役社長は松野喜多枝(安孫子の実姉)。通称「藤子スタ...

笑ゥせぇるすまん

笑ゥせぇるすまんジャンルブラックユーモア漫画作者藤子不二雄Ⓐ出版社実業之日本社掲載誌漫画サンデー■テンプレート使用方法 ■ノートテンプレート:漫画『笑ゥせぇるすまん』(わらうせえるすまん)は、藤子不二...

禁じられた遊び_(漫画)

テンプレート:漫画『禁じられた遊び』(きんじられたあそび)は、藤子不二雄Ⓐによる日本の読切漫画作品。ブラックユーモア短編の1作。1971年『COM』7月号(虫プロ商事)に掲載。物語[]飯村浩子は動物を...