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21エモン | |
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ジャンル | SF漫画 |
漫画 | |
作者 | 藤子・F・不二雄 |
出版社 | 小学館 |
掲載誌 | 週刊少年サンデー |
レーベル | てんとう虫コミックス他 |
巻数 | 4巻(基本とされる単行本)他 |
アニメ | |
原作 | 藤子・F・不二雄 |
監督 | 高倉佳彦 |
シリーズ構成 | 桶谷顕 |
キャラクターデザイン | 高倉佳彦 |
メカニックデザイン | 西村博之 |
音楽 | 田中公平 |
アニメーション制作 | シンエイ動画 |
製作 | テレビ朝日 小学館 |
放送局 | テレビ朝日系 |
放送期間 | 1991年5月2日 - 1992年3月26日 |
話数 | 全39話 |
コピーライト表記 | ©藤子・F・不二雄/ 小学館・テレビ朝日 |
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ウィキプロジェクト | 漫画・アニメ |
ポータル | 漫画・アニメ |
テンプレート:漫画
『21エモン』(にじゅういちエモン)は、藤子・F・不二雄によるSF漫画、およびそれを基に制作されたSFアニメ。
1968年から1969年にかけて『週刊少年サンデー』に連載され、その後『朝日小学生新聞』での連載やアニメ化など各種メディアに展開された。
藤子・F・不二雄は「これまで日常の舞台にオバケやスーパーマンなどの「非日常」が入り込むことで生まれるギャップの面白さを描いてきたが、ひとつその逆をやってみようと思い、この21エモンを描きました。つまり未来という「非日常」を舞台に、今に通じる日常を描くことで新たな面白さが生まれると思ったからです」と、本作のコンセプトを後日述懐している。
藤子・F・不二雄が珍しく「楽しんで描いた」と語る作品だったが、連載当時は評価は芳しくなく、この当時の藤子作品は早々にテレビアニメ化されていたが本作は実現しなかった。
しかし、後年になるに従ってしだいに再評価されるようになり、1981年に映画化、さらにその10年後、ようやくテレビアニメ化された。
2010年、小学館発行の藤子・F・不二雄大全集のラインナップとして、全2巻で刊行された。
テンプレート:ネタバレ
2023年、地球は宇宙人たちとの交流が進み、国際連合ならぬ星間連合にも加入して、多くの惑星からの観光客がひっきりなしに訪れる一大観光惑星となっていた。
そんな中、トウキョウシティーに居を構えるホテル「つづれ屋」は、江戸幕府の成立とほぼ同時に旅館として開業して以来、初代当主の市右衛門、2代目仁右衛門、3代目参右衛門…と20代、四百数十年にわたって細々と続く老舗ホテルだが、訪れる客はサッパリで隣接する豪華なホテル・ギャラクシーやオリオンホテルなどに圧倒されて潰れる寸前であった。
現当主の20エモンはどうにか客を呼び込もうと必死になるが、その跡取り息子の21エモンはホテル経営に関心を持とうとせず、宇宙にあこがれパイロットになって大宇宙を冒険したいという夢を持っていた。家業に専念して欲しい父親に叱咤されて21エモンはしぶしぶボーイとして働くが、コツコツとチップを貯め、いつかは自分のロケットを買いたいという夢をあたため続ける。「つづれ屋」に居候する宇宙生物モンガーやボーイとして働かされているイモ掘りロボットのゴンスケといった強烈な個性を持った家人たち、さらには宇宙からのおかしな客が次々とホテルに押しかけて、21エモンと「つづれ屋」は毎日のように珍騒動に巻き込まれる。
外見も風俗習慣も全く異なる宇宙人の宿泊客や、進歩した宇宙文明に触れてすっかり変わった地球文明の様子なども描かれる。基本的に「つづれ屋」が舞台となるコメディーだが、連載中21エモンは3度宇宙へ旅をすることになり(1日だけの旅も含めれば5度)、物語は宇宙を巡る冒険ものへとシフトしたこともあった。なおアニメでは、テレビ版・81年の劇場版とも、宇宙への夢とつづれ屋発展の夢を両立させる形で終わっている。
アニメでの舞台は2051年(原作では2023年)。宇宙観光時代に突入したばかりの地球。
宇宙標準語として「共宙語」が使われはじめる。しかし完全に普及しているわけではなく、トウキョウシティー内でも日本語の文字、英字、共宙語の文字が混在している。宇宙では共宙語が主流だが、共宙語が使われていない星も存在するため、万能ではない。
20世紀の自動車は減少し、代わりにエアカーが主流となる。現代における自動車とは異なり、小学生であるエモンでも、ボード型、スクーター型、軽乗用車型を運転可能。個人用のほか、公共用のバス型もある。
鉄道はほとんど廃止され、代わりにチューブトレインを開設している。トウキョウシティーからシズオカシティーまでは15分で行くことができる。
声優は、テレビアニメによる。
21エモン(本名:つづれ屋21エモン)声:井上和彦(1981年映画)→佐々木望(1992年 - 1993年)本作の主人公。通称“エモン”。江戸初期から続くホテル「つづれ屋」の跡取り息子(21代目)。ホテルのボーイのような服装を日常的にしている。将来「宇宙パイロットになりたい」という夢があり、それに反対する父親への反発も根強い。家業の手伝いもするが、宿泊客からのチップを貯めて、宇宙旅行の資金にすることが目的である。その一方、ギャラクシーによるつづれ屋の買収に反対したり、リゲルにつづれ屋を馬鹿にされると取っ組み合いの喧嘩をしかけるなど、つづれ屋への愛着も強い。また、宇宙旅行の資金をつづれ屋の改築用に置いていくなど、根が親孝行である。そのため、宇宙パイロットになるかつづれ屋を継ぐかで悩み続けており、それが原作・アニメともにストーリーの軸になっている。性格は一本気で頭に血が上りやすく、容姿とともに父親譲りである。正義感強く、勇気も行動力もあるが、行き当たりばったりでもあるため、無茶をして周囲を心配させることもしばしばある。また、貧乏暮らしの影響から図々しいところもある[4]。原作ではややとぼけた少年であったが、アニメではかなりの切れ者と思わせる描写もある[5]。また、通信講座でナビゲーターの資格を取るなど(26話)、好きなものに関する勉強は得意らしい。ハルカによると「(幼稚園児のころから)無茶ばっかりしていたみたい」。ルナによると「すぐに怒るから心配」。アニメ版では小学6年生、原作では中学生。モンガー声:杉山佳寿子(1981年映画)→大谷育江(1992年 - 1993年)準主役。原作では、つづれ屋に宿泊したササヤマ星人が連れていたペット[6]で、宿代代わりに置いていったもの。テレビアニメでは、ササヤマ星人のバッグに隠れ密航して地球へ訪れる。それ以来、つづれ屋を気に入り住んでいる。エモンを慕っており彼の夢を献身的に支援する。行き当たりばったりなところがあるエモンと比較して、かなりしっかり者である[7]ヘッコロダニ星雲タンバ星系ササヤマ星出身の「絶対生物」。学術名ケイイチハラ[8]。銀河連立図書館(原作では国立図書館。ただし国立国会図書館との関連は不明)によると、絶対生物であるため、真空、数万度の高熱、絶対零度に近い極寒に耐え、何を食べてもエネルギーにする生命力を持つという。テレポーテーションや透視(原作、映画1作目のみ)の能力もあるが、移動や透視の制限範囲は3キロメートル。テレポーテーションは「モンガー」との掛け声が必要。アニメでのみ、マジカル星の発明家・ポロロッコリー(後述)が宿代代りに残していった無限トランクを飲み込んだことから、アイテムを出す能力がある[9]。基本的には「モンガー」「モア」「ムイ」などが本来の言葉(鳴き声?)と思われるが、知能が高いので人語を理解し発することも出来る[10]。すべての人語を理解できるわけではなく、古い共宙語の文字は解読できないらしい描写もある(34話)。原作では、種としての性質が無口であり、原作初期は人語を週に一言[11]しかしゃべることができないという設定だった。その為、一言人語をしゃべってしまうと、一週間後まで人語は発することが出来ない。後に、シッポに相当する部分にある脳に衝撃を受けたおかげで、おしゃべりになる(他の副作用は見られない)。しかしテレビアニメではそのような制約はなく、また別冊少年サンデーに発表された21エモンの江戸時代の先祖のエピソードでは、別個体のモンガーが登場して自由にしゃべっていた。原作では3歳で誕生日は10月11日[12]。アニメ版では作中の描写から、もう少し年齢が高いように思われる。ゴンスケ声:肝付兼太(1981年映画)→龍田直樹(1992年 - 1993年)準主役。元イモ掘り用ロボットで、イモの栽培が完全にオートメーション化したため廃棄されそうになったところを、正規のボーイロボットやメイドロボットを買えなかった20エモンに安く買われてつづれ屋でボーイとして働くことになった。言葉に訛りがあり、口が悪い上に傍若無人な態度をとる典型的トラブルメーカーで、周囲もよく悩まされる[13][14]。運転技術は荒く[15]、女性ロボットを口説いては毎回すげなく振られている。ボーイの仕事にはまるで興味がなく怠けてばかりいて、いつもイモ掘りのことばかり考えている。愛読書は「月刊イモ生活」と「月刊イモ掘り新聞」。夢はイモの星へ行き、宇宙でイモ畑を作ること。つづれ屋の客室の一室を勝手にイモ畑に改造してイモを栽培し、それを売ってお金を貯めている。また資産運用に才能があるらしく、イモの売上げ金、チップ、バイト代などを元手にかなり小金を貯め込んでいる。アニメでは株や不動産取引にも手を出して成功させており、ユナイテッド・エクスプレス・プラチナカードを保持しており、それでリゲルを黙らせている(16話)。かなり型の古い旧型ロボットだが、それゆえに相手からの操作を受けないなどの利点を発揮することもある[16]。サルガッソー探検の際、サルガッソーを住処とするガウシーが発する電磁波の影響で一時的に高性能かつ聡明になったことがある(27話)。[17]モンガーとは基本的に仲が悪く、「宇宙だぬき」・「フーセンだぬき」・「水滴野郎」などと罵り、頻繁に喧嘩をしている。しかし21エモンの息子の22エモンの頃には「久しぶりにやるか」など、頻度が激減しているようだ。原作では5歳で、誕生日は偶然にもモンガーと同じく10月11日[12]。アニメ版では20エモンと「長いつきあい」であることや、ルナやファナがさん付けで呼んでいることなどから、エモンやルナなどより早くからこの世に存在していると思われる。アニメ版ではガンスケというゴンスケによく似た赤色版が登場する。藤子・F・不二雄はゴンスケのキャラクターを相当気に入っていたようで、『ウメ星デンカ』など、他作品にもゴンスケを登場させている。パパ(本名:つづれ屋20エモン)声:中庸助(少年時代:菅原淳一)21エモンの父で、つづれ屋の当主。歴史あるつづれ屋に誇りを持っている。息子の21エモンにつづれ屋を継がせたいと強く願っており、エモンの宇宙行きに対して徹底的に反対する[18]が、中古ロケットを買い与えたり[19]、エモンの旅立ちを素直に祝えずに悩むなど、実際には息子想いの父親である[20]。典型的な昔かたぎの頑固親父であり、善良かつ正直者で、曲がったことを嫌う[21]。また、古き良きものを愛し、つづれ屋の向かいにあるレトロな町並みの昭和村へよく散歩に行く。年齢は40代半ば-後半[22]。ママ声:松島みのり21エモンの母。つづれ屋の料理担当のほか、生存環境の異なる宇宙人宿泊客の部屋の環境設定も行う。21エモンの将来を巡って夫と意見が衝突したこともあったが[23]、概して夫婦仲はよい。性格は温厚で、一本気で対立しやすい夫と息子、トラブルメーカーのゴンスケなどの間に立ち、なだめ役にまわることも多い。マスコミが押し掛けた際には、しっかりとつづれ屋の宣伝をしているなど、ちゃっかり者の一面もある。容姿はそこそこの美人で、スリット入りのスカートを身につけるなど、貧乏ながらそれなりにお洒落もしている。作中の描写から、夫とは同世代の40代半ば-後半と思われるが、年齢よりはかなり若く見える。オナベ声:肝付兼太メイドロボット。つづれ屋の掃除を主に担当し、料理の助手も行う。原作では、中古ロボットバーゲンで11,000円で売られていたものを、苦心して購入資金を調達した20エモンが買ってきた。アニメでは、モンガーのテレポートサービスで急に増えた客に対応するために新たに20エモンが購入した中古ロボットである。親切で優しく、よく気がつく働き者だが、おせっかいすぎるのが玉にキズ。実は強い腕力を持ち、手から磁力を発生させることで、相手の拳銃を奪うなど、高い戦闘力も備えている。へらず口、暴言を吐くゴンスケを制裁することも多い。アニメ版ではオミソというオナベに似た金色版が登場している。19エモン21エモンの祖父、20エモンの父親。21エモン誕生前に病死してしまっているため、本編では名前のみの登場。作中現在のつづれ屋は、19エモンの代に引っ越して現在地に建てられたことが、20エモンにより語られている。なお原作の裏設定[24]では、20エモンがまだ物心つく前、第三次世界大戦の危機が押し迫った影響で信州へ疎開している間に、つづれ屋が焼けてしまっていたエピソードがある。再建にはほぼ20年を要しており、新しいつづれ屋を建ててわずか数年後に、その苦労がたたって他界している。20エモンのつづれ屋への思い入れが強いのは、おそらくそのためと考えられる。また、原作連載中の1968年当時は19歳であり、近所にQちゃんや正ちゃんがいた、とされていた。『ドラえもん』において、18エモンの代のつづれ屋が舞台となる作品があり、家出中の19エモンが数コマだけ登場している。若い頃はホテルの仕事を嫌って、あちこち放浪の旅に出ていたらしい。アニメ15話にて四右衛門と五右衛門が登場するエピソードがある。いずれも偶数が父親、奇数が21エモンと同じ顔をしている。ルナ声:冬馬由美本作のヒロイン。つづれ屋の隣に建つ高級ホテル・ギャラクシーの社長の娘。2040年に、月のコペルニクスシティーで生まれる[25]。21エモンの同級生でガールフレンドでもあるがビジネス面のライバルでもある。原作では腹黒く、やや傲慢な発言も見受けられた。テレビ版でもビジネス面でのドライで容赦ない面が描かれており[26]、父や支配人の代理としてつづれ屋の買収に関わったこともある(2話)が、一個人としてはつづれ屋に友好的であり、20エモン夫妻からも好意的に受け入れられている[27]。しっかり者で頭の回転が速く行動力もあり、周囲への気配りができる。頻繁に喧嘩をする21エモンとリゲルやモンガーとゴンスケの仲裁役もこなす[28]。粘り強さや根気も兼ね備えており[29]、物事への責任感も強い[30]。また、かなりお転婆でもあり[31]、目的のためには手段を選ばない強引な一面を持つ[32]。テレビ版では原作以上に21エモンに対し想いを寄せているように描写されている[33]。その一方、エモンはルナに対して好意をもっているものの、恋愛感情についてはまだ自覚がないようである[34]。後に21エモンと結婚し、22エモンを出産した後、21エモンの宇宙探検に同行している[35]。ルナのパパ声:上田敏也(少年時代:山崎たくみ)ホテル・ギャラクシーの経営者。企業人としての冷徹さと良識ある思慮深い人格者ぶりを併せ持つ。ルナにはあまり小遣いを与えず、アルバイトをさせている。つづれ屋をトイレの増設用地として買収しようと企んだこともある[36]。アニメでは20エモン、リゲルの父・マサカズとは同級生で、過去も現在も喧嘩の仲裁役である(28話)。なお、原作の裏設定[37]では、ギャラクシーが建設されたのはまだ10年ほど前のことで、つづれ屋が落ち目になったのはそれ以降とされている。アニメではその描写はなく、ギャラクシー建設は原作より古いようである[38]。カメキチ原作のみ登場の、エモンやルナのクラスメイト。金持ちの息子で、エモンを馬鹿にしている。しかし本人は小柄で、才能もたいしたことはない。ルナに好意を持っているらしく、そのためか何かとエモンをおとしめようとするが、やればやるほど墓穴を掘ってしまう。リゲル(本名:オリノ・リゲル)声:真柴摩利原作でのカメキチに相当し、テレビアニメにのみ登場する人物。エモンのライバル役。カメキチと異なり容姿には恵まれており、才能もあるらしい。エモンやルナに比べてやや長身である。ゴージャスをモットーとするホテル・オリオンの社長の息子。金持ちの息子[39]ゆえにプライドが高く、エモンを馬鹿にしているのはカメキチと同じ。自らを「貴公子」と呼び[40]、普段は強気な態度を見せているが、逆境には弱い。いわゆるヘタレである[41]。ルナに好意を持つが、ルナがエモンに好意を持っているのを快く思っておらず、その反動でよくエモンにケンカを売ってはやはりカメキチ同様墓穴を掘っている。髪型から、時々ゴンスケに「しいたけ」とあだ名される。リゲルのパパ(本名:オリノ・マサカズ)声:矢田耕司(少年時代:伊藤美紀)テレビアニメにのみ登場する人物。「あわてる二枚目はもらいが少ない」と息子に言い聞かせている(妻(リゲルのママ)の声優は吉田理保子)。少年時代は息子同様かなり容姿に恵まれていた。20エモンとは小学校時代に同級生であり、過去も現在も喧嘩相手である。[42](28話)。スカンレー声:玄田哲章著名な宇宙探検家。片腕をロケットのエンジン爆発で吹き飛ばされ、片脚を冥王星での凍傷で切断し、わき腹を火星のモンスター(原作では大ダコ)に食われるなど、数々の冒険により体の部分部分を失い、失った部分をサイボーグ化している。原作では1話のみの登場だが、テレビアニメでは常連客となり、つづれ屋を自分の家のように愛する[43]。性格は豪快かつ剛毅だが、マスコミに追われてつづれ屋を騒がせたことを気遣うなど、周囲への気配りを忘れない一面ももつ。21エモンに自身のサイボーグ状態となった姿をみせることで宇宙冒険の厳しさや家業や家族の大切さを説く一方でその宇宙冒険を許すよう20エモンに宇宙のすばらしさを説き、サルガッソーへの探検では21エモンと旅を共にした。ジンゴロー原作にのみ登場。エモンのクラスメイトであり、メカ好きの少年。何かを作らせた時の腕前は天下一品。性格的にエモンやルナよりも大人だが、超大出力のステレオをテストしようとして、自宅の天井を吹き飛ばしたこともある。どうしても自分の宇宙船が欲しいエモンが、彼に子供センターの工作室で(本物の)宇宙船を作らせようとしたが、モンガーとゴンスケのわがままのせいで大失敗してしまった。ハルカ(本名:ホシノ・ハルカ)声:江森浩子テレビアニメにのみ登場する。エモンが幼い頃、隣に住んでいた同世代の女の子[44]。地球から引越す際、エモンに帽子をプレゼントした。木星の衛星であるガニメデに在住。月在住時、コペルニクス・シティーのパレードでバトンをやっていた。父親は宇宙監察官。ホシノ(ハルカの父)声:掛川裕彦ハルカの父で宇宙監察官[45]。エモンが違法砕石者から追われているのを救い出した。エモンの行動によって長いこと追跡していた違法砕石者を逮捕できたために、お礼代わりにガニメデまで自家用ヨットでエモンたちを送っていった。エモン親子とも旧知の仲である。年齢は不詳だが40代半ば-後半の20エモンよりやや若年に見える。ホシノ夫人(ハルカの母)声 :佐々木るんガニメデの自宅を訪れたエモンたちを料理で歓迎した。おそらく専業主婦と思われる。エモンについては「あのエモン君がこんなに大きくなってるなんてね」と言っていた。ファナ声:久川綾映画『21エモン 宇宙(そら)いけ! 裸足のプリンセス』に登場するノーブル星王室の王女。作中の描写から、エモンよりやや年長と思われる。王族故の雁字搦めな生活に疲れ果て、城を飛び出す。それからエモン達と出会い行動を共にする。エモンとほのかな想いを寄せ合う。22エモン(本名:つづれ屋22エモン)声:佐々木望21エモンとルナの間に生まれた子供。テレビアニメ最終回に登場[46]。愛称は「マゴエモン」[47]。幼いころの父同様に宇宙にあこがれ、モンガーやゴンスケ[48]と行動を共にしている[49]。基本的に容姿と性格は父とよく似ている[50]一方、両親にめったに会えないことを寂しがる側面を持つ。先生(ヤマダ先生)声:稲葉実エモン・ルナ・リゲルなどのクラスの担任。スカンレーの恩師でもあるらしい。ギャラクシーの支配人声:島香裕ホテル・ギャラクシーの支配人。つづれ屋買収の交渉に訪れたり、つづれ屋に苦情を言いに来たりする。ワントナック公爵声:古谷徹ワンダラー星の大使。テレビアニメでは第6話に登場。故郷の進歩した科学を苦手とし、レトロなものを愛好する趣味を持ち、先に泊ったギャラクシーの設備に難色を示し[51]、ギャラクシー隣接のつづれ屋に泊まる。つづれ屋の向かいにある昭和村でレトロなものを存分に味わっていた。腕っ節が強く、自身の暗殺を試みたウキキラス星人を返り討ちにしている。ジロ・ミケラン声:田中秀幸アニメ版のみ登場。全宇宙的に有名なファッションデザイナーで、後にエモンが着用する宇宙服をデザインした人物。子どもの頃からの夢だった宇宙旅行をするためにデザインしたものをゴミ処理してもらうようにエモンたちに依頼。その時にエモンに宇宙服を無料で与えている。相棒のガンスケ(声:龍田直樹)はゴンスケによく似た芋掘りロボット。口の悪さはゴンスケと同じだが、奔放で子供っぽいジロとは対照的なしっかり者である。ガトミック声:矢田稔アニメ版のみ登場。アニメ登場時には老齢だが、宇宙航行技術が未熟だった時代に活躍した名パイロットである。現役時には、数多くの航路を開拓し、パイロットの間では伝説になっている。宇宙船の客室乗務員の女性(声:原えりこ)と結婚したが、間もなく「宇宙のサルガッソー」と呼ばれる航行危険区域で亡くした過去をもつ。後にその宙域を探検し、条例によって航行禁止区域に指定した。エモンを気に入り、後にロケットのエンジンを提供した[52]。スカンレーの師匠でもあるらしい。メイドとして「オミソ」(声:肝付兼太)という名のロボットがいる(オナベとほぼ同形式のメイドロボットで、金色に塗装された色違い版)。ハンドルを握ると現役を思い出し、張り切る。リッチマン声:辻村真人会社の経営者で名前の通りの大金持ち。原作では木星行きのチケットと引き替えに、モンガーの買収をもちかけるなど、成金で嫌みな人物であったが、アニメでは愛嬌のある性格になっている。月で自家用ロケットを見物しているときに、モンガーのテレポートであちこちのロケットの乗り心地を味わわせてもらったことから、エモンたちを気に入る。その後、夕食やホンキートンクホッパーでの月面遊覧にエモンたちを誘い、遺棄された過去の月面都市で鉱物資源を発見した。だがその際に宇宙服を損傷し遭難しかけ、エモンたちに救われる。予定が変わり、木星にはエモンたちと行動をともにできなくなったが、木星行きのチケットをプレゼントした。エモンたちの旅の目的を聞いて「青春しとるのう」と喜んだり、かなりのスピード狂である。なおギャラクシーの常連客でもあるらしい。アケッチー声:村山明アケッチー探偵事務所のオーナーでテレビ版のみ登場する(13話)。事務所はあまりはやっている様子がなく、仕事がない[53]。普段はだらしない性格で、意地汚く、頼りなく、美女に弱い[54]。しかし宇宙怪盗を追跡してからは、宙吊状態のまま単身で追い詰めるなど、いざというときの行動力は高い(ある意味エモンに似ている)。また、動物を捕らえる罠や、拳銃の先から吸盤を発射する装置を自作するなど、発明家としての才能ももっている。宇宙怪盗を捕らえてからは有名になった[55]。ウキキの木声:ブッシュ星雲マングローブ星から来た植物型宇宙生物。脳波を放出して生物をコントロールして意思表示をする[56]。主食は水。やや傍若無人だが宇宙各地に知人は多く、気に入った相手には協力を惜しまない。エモンを気に入り、その身を助けたり宇宙旅行の資金を提供した。トッヂ、ドッチ声:横山智佐(トッヂ)、柳沢三千代(ドッチ)それぞれツイン星人。双子星であるツイン星[57]のそれぞれからやってきた。2016年に地球から贈られたメッセージを受け取り、その返事とともにやってきた代表者。地球で対面後、大喧嘩を始めてしまい、エモンとリゲルの父親をも巻き込んでしまう。ポロロッコリー声:掛川裕彦マジカル星出身の発明家でテレビ版のみに登場する(29話、32話)。発明の才能はあるものの、それ以外は非常に不器用で気弱な性格。同じ星の出身者のハリハリフラワー(声:岸野一彦)に乗せられて地球で発明品の売り込みをしたが当然うまくいかなかった。地球に滞在していた時につづれ屋に発明品を悪用して泊まっていたが、良心の呵責から告白、宿代代わりに発明品を置いて帰郷。その中にモンガーが飲み込んだ無限トランクがある。その後はギャロット博士(声:宮内幸平)の下で発明家の修行に励んでいる。ギャロットの下に部品を卸している業者の娘・チップル(声:小林優子)と仲がいい[58]。ムエ声:塩屋翼テレポート、テレキネシス、透視など、強力な力を持つ長命のクエ星人の青年(35話、36話)。900年前に地球に探検に来ていた父・ヌエ(声:掛川裕彦)を殺害した源三位頼政(声:加藤正之)を仇討ち相手として追っていたが、偶然見かけたエモンを頼政と誤解[59]し、仇として執拗に命を狙った。基本的には礼儀正しく情け深い善人であるが、思い込みが激しく頭に血が上りやすい(ある意味、エモンに似ている)。謎の伝染病に侵されたナイナイ星でエモンたちを苦しめるものの病に侵され、エモンに命を救われ、誤解が解けた後和解し、許婚であるミエ、モンガーとともにエモンたちの苦境を救った。ミエ声:鈴木みえムエの婚約者であるクエ星人の女性。自身を置き去りにして900年もの間、仇を追い続けてきたムエに仇討ちをやめる様に説得しにきた[60]。彼女もまた、基本的には礼儀正しく情け深い善人ではあるものの、思い込み激しく頭に血が上りやすいところがある[61]。マルス声:江森浩子故郷の惑星を爆発によって失い、新天地を求めて宛のない旅をする植物型宇宙人・シード星人の少年。シード星人は本来は植物の姿をしている[62]が人型の姿も持ち、他の種族への変装能力も併せ持つ。基本的には心優しく正義感が強い。旅周りの一座を装いエモンたちに接した際に友情を深めてしまい、その為に同胞らの地球侵略計画に対し苦悩する。演出家声:徳丸完シード星人の指導者であり、旅周りの一座の時は演出家として振る舞っている。指導者としての人格者の部分と狡猾な部分を併せ持ち、自ら率先してマルスや女性シード人(声:横山智佐)と共に地球侵略の先鋒となった。ガルガ声:渡部猛映画版に登場。オオトカゲ風の容姿をした宇宙人でアステロイドラリーの参加者のひとり。隻眼。レーサーとしての腕は優秀だが、それ以上に勝利のために手段を選ばない卑劣な性格の持ち主。ヒロン声:掛川裕彦映画版に登場。アステロイドラリーの参加者の一人で、正々堂々とした戦い方を信条としている。1991年5月2日から1992年3月26日にテレビ朝日系列で放送。全39話。
原作発表から23年余を経てようやくテレビアニメとなった。キャラクターデザインや設定の一部が変更(詳細は後述)され、エピソードは原作および『モジャ公』から流用がある。しかし、長寿作品が多かったシンエイ藤子アニメとしては全39話という不名誉な記録で放送を終える。因みに当時裏番組には、日本テレビ系列の『木曜スペシャル』[63]や、フジテレビ系列の『クイズ!年の差なんて』[64]が存在していた。
チーフディレクターを務めた原恵一によると、原作は古いもののため、「そのままアニメにするのは難しい」という思いがスタッフの中にあり、内容をかなりいじったという。テンポ良くとがった演出をしようとしたため、自分で苦手な部分を無理してやったのではないか、と語っている。
第1話ではサブタイトルにもあるとおりドラえもんがゲスト出演しているが、セリフが全くない背景キャラクターとして数秒間の出演であり、21エモンとも全く絡んでいない[65]。
この作品のメインスタッフは『エスパー魔美』『チンプイ』と本作まで長らく藤子作品を手掛けていたが、これを機に演出の安藤敏彦と脚本スタッフ(もとひら了は除く)以外は『クレヨンしんちゃん』へと移行し、『ドラえもん』シリーズを除いたシンエイ動画による藤子F原作のテレビアニメは本作で最終となっている。(以後に制作された藤子F原作のテレビアニメはポコニャンとモジャ公のみである。)
テレビシリーズおよび映画「21エモン・宇宙(そら)いけ! 裸足のプリンセス」は、当時の時代に合わせた若干のリニューアルが加えられている。
話数 | サブタイトル | 脚本 | コンテ | 演出 | 作画監督 |
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1 | 僕ドラえもん僕の友達 エモン君の宇宙大冒険! | 桶谷顕 | 原恵一 | 高倉佳彦 | |
2 | トウキョウシティ!21代目エモンvsモンガー? | 高柳哲司 | 堤規至 | ||
3 | あっと驚くゴンスケ!不思議な客タイロック? | もとひら了 | 貞光紳也 | 樋口善法 | |
4 | 星雲間亜光速ロケット!ミリオネヤ星人の秘密 | 義野利幸 | 市野文隆 | 高倉佳彦 | |
5 | ハッピーレポート!超人スカンレーの伝説秘話 | 桶谷顕 | 安藤敏彦 | 堤規至 | |
6 | ハッピー昭和村?ワントナック公爵はレトロ好き | もとひら了 | 貞光紳也 | 樋口善法 | |
7 | フラッシュポイント!!コイケラス星人怒りの攻撃 | 山本優 | 高柳哲司 | 高倉佳彦 | |
8 | 不思議ズタ袋?ハッピー商事の陰謀! | 義野利幸 | 市野文隆 | 堤規至 | |
9 | アルバイトで200万!スペーススーツ獲得大作戦 | もとひら了 | 青山弘 | 安藤敏彦 | 高倉佳彦 |
10 | 危機一髪!!火災地獄から脱出 謎の暗黒へワープ | 桶谷顕 | 貞光紳也 | 樋口善法 | |
11 | 大気圏離脱もう戻れない!!エモン未知の世界へ? | もとひら了 | 原恵一 | 市野文隆 | 堤規至 |
12 | マジカルプラネット!!観光用ロボットの反乱? | 安藤敏彦 | 高倉佳彦 | ||
13 | オーチンが消えた!まるごとサスペンスパニック | 山本優 | 高柳哲司 | 堤規至 | |
14 | ワクワク冒険大活劇?東京ベイブリッジ物語!! | 桶谷顕 | 貞光紳也 | 樋口善法 | |
15 | お江戸5エモンモーニング?謎のジュゲム星人!! | もとひら了 | 義野利幸 | 市野文隆 | 高倉佳彦 |
16 | だるまさんがころんだ?ゴリダルマの五ツ星 | 山本優 | 安藤敏彦 | 堤規至 | |
17 | ウッキッキー?ウキキの木のチャネリング!! | 桶谷顕 | 本郷みつる | 高倉佳彦 | |
18 | ウハウハ3億円!おぼっちゃまの忘れ物 | もとひら了 | 貞光紳也 | 樋口善法 | |
19 | 誘惑ワンダーランド?ホンキートンクホッパー!! | 山本優 | 高柳哲司 | 高倉佳彦 | |
20 | 奇人変人悪人か!不思議宇宙船から奇跡の生還? | 桶谷顕 | 原恵一 | 市野文隆 | 堤規至 |
21 | 木星異常接近!!衝撃度99%のソーラーヨット? | 本郷みつる | 高倉佳彦 | ||
22 | ガニメデ到着!出逢いはすてきな恋の始まりか? | 貞光紳也 | 樋口善法 | ||
23 | 地球消滅!超人エモン異次元ポケットに迷う? | もとひら了 | 原恵一 | 市野文隆 | 堤規至 |
24 | 突然変異か!新能力か!モコラの世にも奇妙瞬間 | 山本優 | 本郷みつる | 高倉佳彦 | |
25 | スーパー超能力!レストアロボのどっきり恩返し | 桶谷顕 | 寺東克己 | 安藤敏彦 | 小川博司 |
26 | 謎のサルガッソー!ロマンチックサルベージ? | もとひら了 | 貞光紳也 | 樋口善法 | |
27 | 魔物伝説!マグネットパワーで正体をあばけ | 本郷みつる | 高倉佳彦 | ||
28 | マルチ星雲ツインツイン?パパたちの少年時代 | 山本優 | 原恵一 | 市野文隆 | 堤規至 |
29 | 無限トランクで大変身!!マジカルパワーモンガー | もとひら了 | 安藤敏彦 | 小川博司 | |
30 | キャプテンは俺だ!冷暖星・超空間ゴースト戦 | 桶谷顕 | 貞光紳也 | 樋口善法 | |
31 | 目玉と口が散歩する?エモン・ゼロ次元の恐怖! | 山本優 | 原恵一 | 市野文隆 | 高倉佳彦 |
32 | モンガー大解剖!不思議工場の発明実験室 | もとひら了 | 寺東克己 | 堤規至 | |
33 | 7627番目の客 幸福の星はパッピーだらけ | 義野利幸 | 安藤敏彦 | 小川博司 | |
34 | 太陽が復活する モアモア伝説モンガーの予言 | 山本優 | 貞光紳也 | 樋口善法 | |
35 | 決闘ナイナイ星!エモン親の仇と狙われる!! | もとひら了 | 原恵一 | 市野文隆 | 堤規至 |
36 | 惑星爆破!エモン絶体絶命!!クエ星人の敵討ち | 安藤敏彦 | |||
37 | エモンの遭難!シード星50億人の地球侵略!! | 桶谷顕 | 寺東克己 | ||
38 | 異星人の宇宙センター 移動惑星が地球を救う!! | 原恵一 | 市野文隆 | 堤規至 高倉佳彦 | |
39 | 大冒険秘録!!誘われてセンチュリーボーイ? | 原恵一 | 堤規至 |
テンプレート:前後番組
2003年よりCS放送のテレ朝チャンネルで「シンエイアニメシアター」の一作品として全話再放送が開始され、2007年頃まで断続的に再放送がリピートで行われている。2005年にはテレビ朝日の「アニメDEおめざめ」枠で1話から連続して再放送されたが、同年12月に打ち切られた。
劇場版以外は長らく家庭用ビデオソフト発売はされていなかった。2010年6月にローソンで企画された「藤子・F・不二雄キャラクターズフェア」の一環として、ローソン店舗限定でヴィジョネアから販売されたDVD MAGIC(一部内容がPPVで収録されている)形態のDVDビデオ「藤子・F・不二雄 アニメキャラクター大集合!!(発売元:小学館)」第2巻に第17話が収録され初のソフト化となった。
2010年9月に藤子・F・不二雄ミュージアム開業記念企画として発売された「藤子・F・不二雄TVアニメアーカイブス」シリーズ(発売元:TCエンタテインメント・テレビ朝日 販売元:スーパービジョン)のセレクション2と4に、それぞれ第14話、第35~36話が収録された。
2011年8月5日にDVD-BOX「21エモンComplete Box」(発売元:小学館・テレビ朝日 販売元:TCエンタテインメント)が発売された。放送から20年を経て初の全話パッケージソフト化となる。
1981年制作。本作初のアニメ作品。つづれ屋での騒動を描いた前半と宇宙冒険に繰り出す後半で構成され、全体的に原作の流れをコンパクトにまとめた作品である。ギャグタッチの物語が宇宙に飛び出すことで引き締まり、緊張感のある冒険物語に仕上がったことで、原作の持つ面白さがよく再現されている。伴映作品は『ドラえもん ぼく、桃太郎のなんなのさ』。本作はテレビアニメ化に対するパイロットフィルム的な意味合いも持たせてあったが、この時点では実現せず10年を要したため、独立した作品となった。併映の『ドラえもん』とリンクする場面が1カット入っている。
1992年制作。テレビシリーズの2年後という設定の中編作品で、『ドラえもん のび太と雲の王国』の伴映作品。前半は『ローマの休日』をモチーフにした物語展開が、後半は『モジャ公』の「アステロイドラリー」をベースにした宇宙レース「銀河ラリー」が繰り広げられる。なお、本作はDVDが発売されている。
スタッフ[]本作の登場人物は他の藤子作品、およびアニメに出演したことがある。
『ウメ星デンカ』「スーパーゴンスケ号S」という名でゴンスケが登場する。短編『ミノタウロスの皿』主人公の容姿が21エモンに酷似。ただし作品内に名前は出ない。短編『ドジ田ドジ郎の幸運』ゴンスケが登場する。『エスパー魔美』「サブローは鉄砲玉」の巻にて20世紀の「つづれ屋」が登場している。映画『21エモン 宇宙へいらっしゃい!』公開にあわせたタイアップ。『ドラえもん』てんとう虫コミックス32巻収録「オンボロ旅館をたて直せ」家出したのび太が20世紀の「つづれ屋」(当時の主人は18エモン)に泊まることになり、ドラえもんの協力で経営難を救う。その時家出していた19エモンも、客寄せに使った道具の効果で帰ってくる。大長編『ドラえもん のび太と銀河超特急』21エモン一家が銀河超特急に乗る乗客として1コマだけ登場。映画『ドラミちゃん ミニドラSOS!!!』冒頭の未来デパートからの宅配タイムマシンを操縦して配達しているのがゴンスケ。映画『トキメキソーラーくるまによん』(1992年)馬車と蒸気機関の時代にゴンスケが登場する。映画『ドラミ&ドラえもんズ ロボット学校七不思議!?』(1996年)エンディングのドラミの卒業式に21エモン、モンガー、ゴンスケが登場する。アニメ『モジャ公』レギュラーキャラクターとしてゴンスケが登場する。ただし、ロボットではなく宇宙船の人工知能である(かつては芋掘りロボットだったが、電子頭脳が宇宙船に移植されたという設定)。映画『ザ☆ドラえもんズ おかしなお菓子なオカシナナ?』(1999年)オカシナナコンテストの出場者として21エモン、モンガー、ゴンスケが登場する。ニガニガに材料を摩り替えられて失格となる。映画『ドラミ&ドラえもんズ 宇宙ランド危機イッパツ!』(2001年)警備隊員ピノが探し物をするシーンで、ガラクタ(ぬいぐるみ)の1つとしてモンガーとゴンスケが登場する。映画『ドラえもん のび太とロボット王国』(2002年)未来デパートから送られてきたロボットとして、ゴンスケが登場。ロボット王国に住むチャペック博士のロボットとして、オナベが登場する。『忍者ハットリくん』(新忍者ハットリくん)藤子不二雄Ⓐの作品であるが、一部の作中でケン一の部屋に21エモンのポスターが貼られている(この他にもドラえもんやパーマンなどの藤子Fの作品がポスターでカメオ出演している)。アニメ『ドラえもん』 「天の川鉄道の夜」(2009年)ドラえもんが落とした「天の川鉄道乗車券」を使い呼び出した鉄道の車掌としてゴンスケが登場。名前は作品中ゴンスケとは明かされず声優のクレジットも「車掌」。ただし声優はアニメ版同様龍田直樹。笑い方などが原作版ゴンスケと同様の表現。テンプレート:脚注ヘルプ
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