ハードウェア情報-PIT
INTEL 8253
-
TOWNSでは2つの8253を搭載している
- 1つの8253に3つのタイマーを内蔵しているが、そのうち2つは予約済みとなっている
- いずれのタイマもゲート入力によるカウント制御(制御入力でカウントを停止させたり,動作させたりする制御)は不可
チャネル | 用途 | カウントクロック | モード | 割り込み |
---|---|---|---|---|
0 |
ソフト (インターバルタイマ) |
307.2KHz | 3 | 可 |
1 | I/O制御用 | 307.2KHz | 0 | 可 |
2 | サウンド | 307.2KHz | 3 | 不可 |
3 | 予約済み | - | - | - |
4 | ボーレートジェネレータ | 1.2288MHz | 3? | 不可 |
5 | 予約済み | - | - | - |
赤本では"チャネル0,2,3ではモード3,チャネル1はモード0を使用"となっている。
チャネル3は予約済みなので、上記のチャネル3への記載はチャネル4への記載の間違い? ← 山川機長さんより、津軽の実装はチャネル4をモード3としているとの情報を頂きました。有り難うございます。
ブザー(ビープ)
チャネル2の出力がビープ音になっている。以下、(実機)と記載のあるものはMA20による確認結果。
- ポート 60h の SOUNDビットによるON/OFFができる
- メモリ 000CFF98h のリード・ライトによるON/OFFができる
- (実機)これらは独立しており、どちらかがONになっていれば音が鳴る。
- (実機)ポート 46h に SC=2, RL=1,2,3 を書き込むと、その後ポート 44h に1バイト(RL=1,2) もしくは 2バイト(RL=3)を書き込むまで音が停止する。他のチャンネルのタイマーも同様にカウントダウン停止するのかは不明。
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