FM TOWNSに関する記述以外はFMRの資料をベースにしているため、異なる可能性があります。
構造
オフセット | 備考 | |
0 | IPLID | FM TOWNSは'IPL4', FMR-50/60/70/80/250/280は'IPL1', FMR-30は'IPL2', FMR-10LTは'IPL3'、FMR-50Λ/FMR-70Σは'IPL5' |
4 | コード | ここへ制御が移る |
ロードアドレス
- B000:0000h FM TOWNS
- B000:0000h FMR-50/60/70/80/250/280, FMR-30(増設メモリあり)
- 7000:0000h FMR-30(増設メモリなし)
パラメータ
- AXレジスタ - メモリ検出ビット
- 64KB単位のメモリ実装状況
- 最下位ビットが00000h~0FFFFhで、最上位ビットがF0000h~FFFFFh
- VRAMやROMがマップされている場合の扱いは不明
- BXレジスタ - ユニット情報
- BL - デバイス種別
- BL=1 - SCSIハードディスク
- BL=2 - フロッピーディスク
- BL=4 - IC-CARD
- BL=8 - FM-TOWNSの内臓CDROM
- BH - ユニット番号(0~6)
FLAGS
- 全ビットクリア状態
API
- FFFB:0014hをfar callすることでINT 93hのうち、AH=3, AH=5 に相当する機能を呼び出すことができる
- 参考資料に記載があるのはフロッピーディスクとSCSIハードディスクのみ
- フロッピーディスクを読み出す際はIフラグがクリアされた状態で呼び出す必要がある
参考資料
- 富士通FMRシリーズ徹底解析マニュアル増補改訂版
コメント
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>> 返信元
FFFB:0014hですが、TOWNSのSYSROMだと、セクタ書き込み (AH=6)も使えるようです。レスキューIPLで、ハードディスク起動するとき、最後に選んだオプションを記録するためにためしに使ってみたら使えました。考えてみると2Fでは試してない気がしてきましたが、MXでは使えてます。
私が解る範囲で追加しました
FMTOWNS IPLロードアドレス,起動パラメータのBL,CPUのFLAGS状態
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