ハードウェア情報-CMOS RAM
ドライブ構成やRAM構成等の情報を記憶しているCMOS RAM
バッテリー切れ等で何かと飛んでしまうのでその都度初期化と再設定が必要となります
CMOS RAMはI/Oの3000H~3FFFHの偶数アドレスでアクセスできます。
アドレス address |
設定内容 Settings |
備考 Remarks |
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3150H-317EH | メモリ実装フラグ。1バイトが512KBに対応。24MBでフラグを使い切ってしまうが、それ以上のメモリを積んでいる場合は別の場所にフラグを書いているのかどうかはまだ未確認。 | |
3180H | 起動デバイスを指定すると1になるということのようだが、指定ダイアログを開いただけで1になるので、その後「取消」すると起動デバイスの指定は無いものの1になる。 | |
3182H | 起動デバイス種類 (1:HD 2:FD 8:CD) | |
3184H | 起動デバイスユニット番号 | |
31D0H~31DAH (6 bytes) | Shift-JISで「富士通」 | |
31DCH~321AH |
ドライブ割り当てAドライブ~Pドライブまで 2バイト単位。最初のバイトがデバイス種類 (0:FD 5:ROM Drive 2:SCSI)、SCSIの場合次のバイト上位4ビットがSCSI ID, 下位がパーティションID、FDの場合次のバイトがドライブ番号。 |
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328CH | シングルドライブモード (1:設定 0:解除) | |
32B2H |
[設定]→[辞書管理]→[かな漢字変換領域の確保]を「する」で下位2ビットが1、「しない」で下位2ビットが0になる。これを「しない」のままにしておくと、OAK0.SYSが79KBもDOS領域を食ってしまう。なぜ確保した方がメモリ消費が減るのか不明。bit 2, bit 3も1になる場合があるようだが、法則はまだ不明。 |
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33CEH | このバイトはドライブ割り当てなどの値が変わったとき、増加分を減らしてチェックサムが変わらないようにしているらしい。どこからどこまでのチェックサムに対応しているのかはまだ未解明。 | |
3AC4H | 起動時にSCSIデバイスを一台でも検出した場合1になる。このバイトのビット0がクリアの状態ではDisk BIOSはSCSIデバイスにアクセスしない。 | |
3B90H~3B96H | TBIOS.BINインストール物理アドレス | |
3C1AH | 高速メモリカウント (1:高速 0:通常) | |
3C82H | 起動したデバイス | 起動中に値がセットされる |
3C2AH | 0:Slow mode 1:Fast mode | System ROMが参照してウェイトを設定する。 |
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