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変更日時 | OP | CL |
---|---|---|
1959年3月1日 | モノクロ富士山 | |
1969年9月23日 | 社屋模型OP | 社屋模型CL |
1970年代前半? | カラー富士山OP | カラー富士山CL |
1978年3月? | 愛のメッセージOP・標準型 | 愛のメッセージCL |
1979年4月? | 愛のメッセージOP+i・愛・eye | 愛のメッセージCL+i・愛・eye |
1980年前後? | i・愛・eye | |
1984年4月? | i・愛・eye | |
1986年4月 | 目玉マーク紹介・前期型 | |
1986年7月 | 目玉マーク紹介・後期型 | |
1986年8月30日 | 目玉タウンOP・標準型 | 通常時:目玉タウンCL・標準型 逼迫時:目玉タウンCL・30秒型 |
準終夜放送開始後 | 通常時:目玉タウンCL・標準型 逼迫時:なし | |
1997年頃 | 目玉タウンOP・またお会いしましたね型 目玉タウンOP・ピンカちゃん型 (順番不明) | |
? | 目玉タウンOP・標準型 | |
2001年10月 | 未来のお台場OP・65秒型 | 通常時:未来のお台場CL・65秒型 メンテ時:未来のお台場CL・5秒型 |
2003年12月 | 未来のお台場OP・60秒型 | 未来のお台場CL・5秒型 |
1959年3月1日の開局日から使用されたフィルム。モノクロ作品。
富士山から電波を表現する円形が次々ズームアップしていき、「フジテレビ」「JOCX-TV チャンネル8」(デザイン:亀倉雄策)が表示されるというもの。2000年代末期に深夜番組『アナ☆ログ』のタイトルバックにも使用された。
ミニチュア特撮を用いたカラーフィルム映像。
富士山に太陽が昇るシーンが映し出された後、河田町本社社屋の模型が現れ、タワービルの屋上にはめ込まれた「8」が飛び出してズームアップして通り去り、最後にフジテレビのロゴが立ち上がり終了。
カラーフィルム映像。河田町本社社屋の模型〜地球と月へと飛躍する。月面着陸後、地球から「8」がズームアップして通り去り、最後に月面からフジテレビのロゴが立ち上がり終了。
富士山の朝の様子を徐々に映していくもので、最後にフジテレビのロゴとシンボルマークを表示して終了。
音源は富田勲のアルバム『月の光』に収録されているものらしい(ただしピッチが上がっている)[3]。録音時期は1973年~1974年とあるためそれ以降だろうか?[4]
富士山の夜の様子を徐々に映していくもので、最後に富士山と湖をバックにフジテレビのロゴとシンボルマークを表示して終了。
当時のフジテレビのイメージソング「愛のメッセージ」が使用されている。
2chでの証言によると、
1981年3月までというのが定説だったがその頃の映像からは確認されていない。謎が多い作品である(後述)。
i・愛・eyeと併用されていたらしい[5]。カラー富士山OPが併用されていたという証言もある[6]。
箱根彫刻の森美術館の「幸せを呼ぶシンフォニー彫刻」のステンドグラスをバックに「愛のメッセージ」のテロップ。彫刻作品をバックに曲が流れ、エンドは「幸せを呼ぶシンフォニー彫刻」の全景からズームでフジテレビのロゴとシンボルマーク。曲はサビ部分のインストルメントが使用されている。
登場する彫刻は、
である。
クロージングの前に「おやすみのまえに」と題したミニ番組があり、箱根彫刻の森美術館のフィルム映像をバックにした天気予報と、翌日の主要番組の紹介、火災予防のスローガンを放送し、最後に「本日の放送を終了いたします」の1枚画表示があり、その後美ヶ原高原美術館の宣伝→コールサイン(写真は無人のスタジオ)を放送していた。
「I」「愛」「eye」の3つの言葉が使われており、全体的にサイケデリックの影響が強く見られる。
当初は愛のメッセージOPCLに続ける形で流されていた。その後、愛のメッセージが全廃されたことでOP・CLともi・愛・eye単独に統一される。
CLでは彫刻の森美術館のフィルムを放送前に流していた(このBGMである松原正樹「YOU BABE」は彫刻の森美術館を題材にしている)。その他80年代以降は美ヶ原高原美術館のCM、またその前にはアナウンスがついた「無線機は免許を受けて使いましょう」「覚せい剤やめますか それとも人間やめますか」静止画告知も流れ、これらはその後も長らく使われていた。
新しくなったフジテレビのシンボルマークを紹介するCG。
当時局アナウンサーだった逸見政孝が「フジテレビのマークが変わりました」とナレーションした。
「楽しくなければテレビじゃない」というナレーションが追加。
1986年8月30日から2001年10月中旬にかけて放送された。フジテレビの社章(フジサンケイグループCIロゴ)をモチーフにしたCG映像から「目玉タウン」と呼ばれている。
放送開始・終了時はコールサイン・周波数・出力をアナウンスした後、本編が始まった。放送が終了しない日は、1日の最終便番組からその翌日の早朝番組へのクッションとしてコールサインと周波数・出力をアナウンスするだけで、この本編は放送されなかった。
音声は本編前のアナウンスが二重音声、本編の音楽はステレオ放送である。
新社屋での放送開始初日は別のものに差し替えられた(ナレーション担当のアナウンサーは当時のもの)。
音楽は1986年夏にアバコスタジオで演奏を収録したという証言がある。指揮者を呼んでちょうど60秒におさまるまで何度も撮り直すという大掛かりなものだったらしい[7]。
シンボルマーク・キャッチコピー・「フジテレビ」ロゴ表示シーンがカットされ、コールサイン映像と目玉タウンの繋ぎ部分で「おはようございます、またお会いしましたね、フジテレビです」と外国人男性が口パクする当時放送していたCMが流れる。ナレーションは滝口順平。
同CMは福島テレビや鹿児島テレビでも局名を変えて使用された(ナレーションは同じく滝口)。
またお会いしましたね型同様、シンボルマーク・キャッチコピー・「フジテレビ」ロゴ表示シーンがカットされ、当時のマスコット「ピンカちゃん」が登場し、「おはようなのだ~!」と朝の挨拶をするCGアニメーションが流れる。
OPと基本的に3.までは共通だが、4.および5.の先頭部分が省略され、6.の途中から夜シーンになり、建物の電灯が消灯し、鳥や猫が寝始め、最終シーンは7.に背景が付いた形で、もしくは短縮版の最後と同じ画像で終了となる。
1989年11月6日放送の「志村けんのだいじょうぶだぁ」の「好きになった人」のコントにて、このクロージング映像が使用された。
30秒のみの短縮版も存在した。1986年前後の本格的に“ほぼ終日”の放送を開始する前、『録画チャンネル4.5』が深夜から朝まで放送され、放送終了から開始までの時間がわずが10分ぐらいという時期があったが、おもにこのような編成となったときに流された。本編前のコールサインアナウンスなども通常と異なり、一部省略された。“ほぼ終日”の放送が始まってからは30秒型は放送されなくなり、終了から開始までの時間がほとんどない場合は最終番組の終了後すぐにカラーバーが現れ、その後オープニングが通常通り放送される形となった。
最後のシーンはオープニング用と同じだがコーポレートスローガンの背景がレインボーカラーではなくピンクカラー、シンボルマークもホワイト統一ではなく通常のカラーリングで、「フジテレビ」のロゴもマセンダでなく黒色であった。通常OP・EDでも「フジテレビ」のロゴの色がマゼンダではなく黒色のバージョンが使用されていた時期があった。(終夜放送開始前の1987年ごろ)
未来のお台場をモチーフとしたCG。制作は大阪のITPコミュニケーションズで、1000年後のお台場をイメージしたとの事[9]。
本編と技術情報アナウンス・テロップが統合され、本編の最後でアナウンス・表示がされる。
2003年12月に地上デジタル放送が始まったのを受け、一部シーンが短縮され(男性が目覚めるシーン全てと自動洗顔を終えた男性が椅子に座ったまま前に進むシーンの一部)、最後のコールサイン部分から技術情報の表示を廃止。またナレーション担当者が近藤雄介から向坂樹興に代わり、アナウンスも変更された。なお最後の方でジャグリングする男性の周りをコールサインが回転する所や社屋の壁は、JOCX-TVのままである。
オープニングと同じフルバージョン。
2003年11月までの放送機器点検などのメンテナンスのときは、クロージングの前または後に55秒間告知のフリップがアナウンスやBGMなしで流された後、[11]映像ラスト5秒だけが放送された。
2003年12月からは通常時も5秒版に統一。
1997年3月10日(番組進行表上では3月9日扱い)、この日をもって1959年3月1日の開局以来続けていた東京都新宿区河田町本社社屋からの放送を終え、翌日から東京都港区台場の新本社社屋からの放送に切り替える記念に製作された映像が放映された。フジテレビの過去のオープニング・クロージング・ジャンクション映像にカードテロップ(放送終了告知・交通事故防止・節電・コールサインであるJOCX-TVを告知するものなど)が4分割された画面に次々に表示されるというものだった。素材に使用されたオープニング・クロージングは以下のとおり。
上記の河田町時代を綴る映像を流した後に主調整室(マスター室)を映し、「本日をもちまして『河田町本社』からの放送を終了致します。3月10日(月)の放送開始より『台場本社』からお送り致します。」という終了告知のテロップを流した。続けてコールサイン(音声多重で主音声がテレビ・副音声が音声多重放送)を告知し(ナレーション担当のアナウンサーは当時のもの[12])、最後に目玉タウンCLを流し、一旦ブラックアウトになった。
そして終了後に流すフィラーに移り、角松敏生の「Ramp In」と空港の映像やProcol Harumの「A Whiter Shade Of Pale」と千葉ポートタワーの映像に「さようなら!河田町 ありがとう!河田町」と今までの本社社屋所在地への惜別メッセージが添えられていた(このフィラーは「JOCX-TVフィラー」として放送されていたものだが、このときは惜別メッセージを添えた)。
2時5分30秒を持って開局以来約38年間放送してきた河田町からの電波送出に幕が下りた[13]。その後、カラーバー調整→お台場フィラー→通常フィラー(2~3時間程度)→OP→めざましテレビ(5:55) という流れだった[14]。
また、新マスターを撮影した特別映像がフィラーとして流れた(一度発掘されたが行方不明)[15]。
2011年7月24日のデジタル完全移行(アナログ停波)により、アナログ放送では通常番組終了後のブルーバックによるお知らせ画面から、砂嵐(完全停波)に入る直前の最終映像として、23時58分より未来のお台場60秒版を放送。映像後半より画面上位置に「以上をもちまして、フジテレビのアナログ放送を終了致します。 今後は地上デジタル放送をお楽しみください。」のテロップが表示された。これにより、旧河田町本社時代から約52年半にわたるアナログ放送の歴史に幕が下ろされた。
2001年10月まではオープニング&クロージング映像の前に局名・呼出符号・周波数・出力(空中線電力)の読み上げ(副音声では音声多重放送の呼出符号「JOCX-TAM」・音声周波数・音声出力を読み上げ)があったが、2001年10月から映像に局名・呼出符号・周波数・出力(空中線電力)が表示されるのみとなった。
また、2003年12月からの映像では、呼出符号と局名(しかも、通称の「フジテレビ」だけ)の表示となった。一方、デジタル放送は正式な呼出名称の「フジデジタルテレビジョン」で表示・アナウンスされる。
本編前のアナウンスの際には「JOCX-TV フジテレビ」( - 1987年ごろ)もしくは「フジテレビ JOCX-TV」(1988年ごろ - 2001年)と書かれた静止画(または動画)が使われていたが、時期によって河田町の局舎写真をバックにしたものや日の出をバックにしたもの、マスター室をバックにしたものや河田町やお台場の電波発射シーンを4画面で映像にしたものなどさまざまな種類があった。このうち河田町局舎をバックにしたものは、フジテレビとその系列局のライトバンが次々にドアを閉めていくものであったが、1993年の山形テレビ離脱に伴い差し替えられたという。
1998年ごろは、本編前のアナウンスと本編の間に、フジテレビのキャッチフレーズとして使われていた「また、お会いしましたね」のアイキャッチを挟んでいた。
アナウンスは個々の違いはあるものの、ほぼ同じような文章であった。
アナウンス担当者はすべて同局のアナウンサーで、担当者は次々と変えていっている。
以下にリストがあるが、ウィキペディアの最初の頃のバージョンは間違いだらけだったらしく、どこまで修正されているか不明なので注意[16]。
期間 | OPメイン・CLサブ | OPサブ・CLメイン | JCT | |
---|---|---|---|---|
1986.8 | 1987.3 | 長野智子 | 吉沢孝明 | 松倉悦郎→逸見政孝→城ヶ崎祐子 |
1987.4 | 1988.3 | 松尾紀子 | 野間脩平→吉沢孝明→川端健嗣→吉崎典子 | |
1988.4 | 1989.3 | 小出美奈 | 山中秀樹 | 野崎昌一→露木茂→城ヶ崎祐子 |
1989.4 | 1990.3 | 益田由美 | 軽部真一 | 堺正幸→野間脩平→八木亜希子 |
1990.4 | 1992.3 | 佐藤里佳 | 野島卓 | 永島信道→向坂樹興→福井謙二 |
1992.4 | 1997.3 | 木幡美子 | 奥寺健 | 近藤サト→西山喜久恵→堺正幸→中村江里子 |
1997.4 | 2001.10 | 武田祐子 | 伊藤利尋 | 森昭一郎→小島奈津子→松倉悦郎 |
1988年3月31日、フジテレビ30年記念特番のエンディングにて歴代OPCLが放送された。[17]ただし例によって愛のメッセージは無い。これもプロデューサーは横澤彪。
愛のメッセージOPはマニアの間で最も謎となっている作品として知られており、ビデオ普及が始まった頃にも関わらず画面写真すら確認されていない。また、河田町最終等のOPCL特集でも一切除外されている。
同曲を『オールスター春秋の祭典スペシャル』で歌っていたとウィキペディアにあるがこちらも詳細は不明。
ウィキペディア過去版では「1978年4月 - 1981年3月」となっているが阿久悠公式サイトでは1978年7月発表になっていることから、ウィキペディア過去版の記述の信憑性についても疑問が残る。
OP/ED萌えスレでの20年分の証言集も参照。
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