ニッポン放送<LF>

ページ名:ニッポン放送<LF>

開局当時から、民間放送では唯一、君が代が演奏されている[1]。1998年(平成10年)3月までは毎日の放送開始=24時間放送に移行後は1日の起点時間に毎日演奏されていたが、同年4月以後は月曜日と土曜日の早朝の開始(起点)時間に演奏されるのみとなり、火 - 金曜日と日曜日の早朝のジャンクションは、フランク・ミルズの「街角のカフェ(from a sidewalk cafe)」の演奏と共にアナウンスが行われていた。2015年12月現在、基本的にIDの放送は日曜の早朝と月曜の早朝のみとなった。

【日曜の早朝】 4:49.30[2] に『オールナイトニッポン0 (ZERO)』のCM枠内で、「有楽町レコメンド」のあとに増山さやかと飯田浩司によるものが週替わりで[3] 流されて次番組へつなぐ。起点である5:00のところは以前は前番組から1分間のステブレを挟んだが、現在は時報を挟んだステブレレスである。

【月曜の早朝】 以下の通り、試験放送後に増山さやか[4] によるコールサインチェック[5]、那須恵理子による緊急警報放送試験信号の発信、5:00の時報となって、『上柳昌彦 あさぼらけ』へつなぐ。終夜特別編成になる場合はコールサインチェック・緊急警報放送試験信号は放送されない。かつては火曜 - 土曜の早朝も緊急警報放送試験信号を省略した以外はこの内容だった[6]

【火曜 - 土曜の早朝】 火曜 - 金曜は4時30分、土曜は5時00分が起点である。月曜日から金曜日は『オールナイトニッポン0(ZERO)』からステブレレスで朝一番の番組へつなぐ。土曜は従来通り番宣CM(だいたいが土曜午前中のワイド番組の予告で、その前後をジングルで挟む)でつなぐ[7]

終了時は増山さやか(2000年代 - )のアナウンス。アナウンスに関してはワイドFM開始時に墨田放送局が追加されたのを除けば変更はなされていない。文面の後半が、「…これから暫くの間お休みさせて頂き、午前5時から再び放送を開始致します[8]。」となっている。昭和天皇の病状が悪化していた1988年冬頃はの後に、「なお、天皇陛下のご病状に関する新しいニュースは入り次第お伝えいたします。」という内容のアナウンスが追加されていた。

そのあとクロード・チアリ演奏による「朝もやの渚(Sleepy Shores)」[9]が流れるが、長さはまちまちで数小節でフェードアウトする場合もあれば、そうでない場合もあるがフルサイズで流されることはまれ。また、これを流さず即停波の場合もある。1980年代から1990年代には、このあとに朝の局名告知で使用されるフランク・ミルズの「街角のカフェ(from a sidewalk cafe)」が、続いて1分15秒ほど流れていた。

一日中放送内でCM明けにコールサインが放送され、1時間ごとに、IDコールが行われる(無線局運用規則第138条第2項の毎時最低1回の局名告知義務に基づくもの)。広告入りの物もある。

月曜日の早朝はメンテナンスが実施されて4時45分から試験放送が行われる。2007年9月から2010年6月までは、4:30開始の小倉淳の早起きGoodDay!が放送されて4時15分から[10] であった。2008年度(平成20年度)から試験放送中はエンヤの「Amarantine」「It's In The Rain」「Long Long Journey」[11] がそれぞれ順に演奏される。試験電波発射中は2016年3月28日から東島衣里、 2015年12月14日から2016年3月14日まで箱崎みどり、以前は新保友映がそれぞれアナウンスし、以降は那須恵理子が担当してコールサインチェック、君が代の演奏、緊急警報放送システムの試験信号が放送されて通常放送を開始する。

2013年12月23日の木更津送信所からの試験放送は、エンヤの代わりにクリスマスソングを演奏して通常と異なるアナウンサーが担当し、オープニングのコールサイン以降は那須恵理子[12] がアナウンスした。

足立予備送信所からの試験放送も同様だが、木更津での試験電波のセットリストの「Amarantine」「It's In The Rain」「Long Long Journey」のパターンとは別となっており、エンヤの別の曲が用いられたり、[13] 別のアーティストが使われたり[14]、放送が年によって異なる(この際は通常「周波数、1242kHz。出力、100kWで、ただ今試験電波を…」のアナウンスが「周波数、1242kHz。出力、1kWで、ただ今試験電波を…」に変わる)。

これらの試験電波の他にも、概ね2:00 - 4:30の間でテストトーン[15]や試験放送の音楽を一定時間流す場合もある。また、国政選挙直後であったり、台風などの有事で随時情報を届ける必要があると判断された場合、クロージングをカットして試験放送開始時刻まで別の音楽を流し、情報が入り次第伝える。

FM補完放送開始後もオープニング、クロージングで使用している曲は変更がない。「周波数、1242kHz。出力、100kW、墨田放送局、周波数、93.0(きゅうじゅうさん)MHz、出力、7kWで…」[16]とFM補完放送の部分が追加されているが、AMの木更津送信所の名称は触れていない。緊急警報システムの試験信号放送は以前は日曜深夜の放送休止のアナウンスが入る前に行なわれていた。

1999年(平成11年)7月から2001年3月にかけて、学研が終了時の枠を買い取り、突如終了時にノイズが入り(終わったかのように思わせて)、オカルト怪談のラジオドラマを約10分近く放送していた。本編のあとには雑誌ムーの宣伝という構成であった。当時のタイムテーブルには「日曜の夜に何かがおこる」とあり、番組名は記されていなかった。一方、新聞の番組欄では「1:28 ムー」記載がとあった。当然ではあるがそのあとに本当のクロージングは放送している。内容としては、通常のクロージングのように「JOLF JOLF お聴きの放送は皆さまのニッポン放送です」(ただし担当は別人)と入れたのちに「朝もや」を流すが唐突にホラー音楽が流れ、先程のコメントに不気味なエフェクトをかけて怪談のラジオドラマを流していた。

註釈

  1. かつてはテレビ大分テレビ熊本でも使用していたが、いずれも現在は使用していない。またラジオ局でも唯一演奏を流している。
  2. 2020年12月末までは4:29。4:29.40から4:30.00まではCM枠を再びフェードインさせてつないでいた。
  3. 2015年12月6日までは山本剛士。
  4. 2015年12月1日までは那須恵理子。
  5. アナウンスに関してはワイドFM開始時に墨田放送局が追加されたのを除けば変更はなされていない。アナウンスの最後は「JOLF JOLF お聴きの放送は皆さまのニッポン放送です。」というアナウンスである。
  6. アナウンスに関しては技術情報の最後が「お送りします」ではなく「お送りしています」になっている以外は同じ。
  7. 月 - 金曜深夜の『オールナイトニッポン0(ZERO)』が120分で5:00起点だった時期、後にチェックはせず、時報まではCMとジングルを流すのみ。朝一番の番組が『小倉淳の早起きGoodDay!』だった時代は、4:29.47から那須の「JOLF こちらはニッポン放送」という多く流されているパターンのものや「ニッポン放送 55 & Goes on!」や「情報タップリ!! オモシロ万博」と歌うものジングル、スペシャルウィーク期間中は番組宣伝ミニスポットだったりしたを挿入していた。かつて土曜の起点が4:30だった時代にも特に流されることはなく、『オールナイトニッポンR』からはステブレレスで『ラジオアーカイブ 発掘!ラジオ天国』へとつないでいた(ラ・テ欄上は前日深夜扱いだったが、ニッポン放送の編成上では土曜起点の番組)
  8. この文言そのものは2020年代に入っても使用されているが、「午前5時」の部分は放送開始時刻に合わせて「午前4時15分」や「午前4時30分」の時期もあった。また、特別番組の編成で単発的に開始時間を早める場合、「これから暫くの間お休みさせて頂きます。」に変更される。
  9. 原曲はジョニー・ピアソンによる同名曲。
  10. 2011年以降の8月の30分繰り上げ編成の時も同様に行われていた。
  11. 2007年度(平成19年度)まではエンヤの「Orinoco Flow」「Caribbean Blue」「Book of Days」「Anywhere Is」
  12. https://www.nicovideo.jp/watch/sm22522524
  13. かつて使用した「Orinoco Flow」「Caribbean Blue」「Book of Days」「Anywhere Is」が用いられた時もある。
  14. 一例では木村カエラが使用された年もある。[1]
  15. この場合、いわゆる「1kHz=イチケー」を指すが、ニッポン放送の場合は周波数を随時切り替えていくパターンをとる。
  16. 日曜のエンディングと月曜のオープニング、試験電波中のアナウンスでは「きゅうじゅうさんメガヘルツ」と読んでいるが、日曜朝のインターバルでは「きゅうじゅうさんてんぜろメガヘルツ」と読んでいる。ワイドFMの試験放送の段階では後者で読み上げていた。


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