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目次
表
| 変更日時 | OP | CL |
|---|---|---|
| 初期 | 河童のアニメOP | 不明 |
| ？ | 波紋OP | 波紋CL |
| 1974年 | 人OP | 人CL |
| 1981年？ | 心に翼をつけよう実写版OP | 心に翼をつけよう実写版CL |
| 1984年4月 | 心に翼をつけようアニメ版OP | 心に翼をつけようアニメ版CL |
| 1984年10月 | FANTASTIC VISION OP | |
| 1989年 | 心に翼をつけようアニメ版OP | |
| 1993年6月14日 | 人魚OP | 人魚CL |
| 2006年7月1日 | てれビーOP | てれビーCL |
河童のアニメOP
- 開局初期？/未発掘
社史に紹介されているらしい[1]。
波紋OP
- 初期 - 1973年/未発掘
北九州親局時代。アナウンスは無し。
- フルートとハープの短いさわやかなイントロとともに、雲を表す煙が消えてから福岡県のシルエットがうつり、北九州市の場所に水滴が落ち、波紋が広がる。
- 波紋に重ねてコールサインとチャンネルが表示される。
- 波紋が消えるとともに福岡局の場所に水滴が落ち…と、放送局、中継局の順で同じことが繰り返される。水滴〜波紋には1960年代電子音楽（電子無調音楽）風の電子音がつけられていた。
- 全局を一巡すると、北九州、福岡、行橋、大牟田…の順で続けざまに水滴が落ち、各局の波紋が重なり、福岡県全体が波紋で包まれる。
- この時、電子音がどんどん重ねられ、トーンクラスターのようになる。
- 最後に、大きな水滴が地図の中心に落ち、画面がまっさらとなり「TNC テレビ西日本」の文字。
- ブルーバックに固められる。
- 電子音で7度のアルペジオが演奏されて終わり。
1970年頃に見たという証言がある[2]。
波紋CL
- 初期 - 1973年/未発掘
クロージングは最後部が異なり、画面がまっさらとなり「TNC テレビ西日本」の文字が出ると、福岡県のシルエットが雲を表す煙に包まれる中へとフェードアウト。電子音で7度のアルペジオが演奏されて終わり。
人OP
- 1974年 - 1980年/未発掘
- BGM:波紋OPCLと共通？（無機質なBGMが流れていたらしい[3]）
福岡局の親局化に伴う変更。
人が1人いる画像の上に「TNC（旧ロゴ）」の文字。そして人が2〜3人と増える。増えて行く間に、福岡局 9ch 北九州局 10ch ほか各地のチャンネルが表示される。
そのあと大きく「TNC テレビ西日本」と表示。上記の画像のあと「みなさん、おはようございます。今日も1日、テレビ西日本の番組でお楽しみください」とアナウンス。背景画は、「みなさん、おはようございます。TNCテレビ西日本」と書かれたもの。
人CL
- 1974年？ - 1980年/未発掘
- BGM:波紋OPCLと共通？
「遅くまでごらん頂きまして、ありがとうございました。以上でテレビ西日本の番組は、すべて終了いたしました。ここで朝の放送開始、ごらんの時間まで、ひとまずお休みを頂きます。それでは、おやすみなさい」のアナウンス。背景画は、画面上に「あさの放送開始○時○○分」画面下に「TNCテレビ西日本」と書かれたもの。そのあと、OPと逆の流れの映像。
心に翼をつけよう実写版OP
- 1981年？ - 1984年3月/未発掘
- BGM:麻実れい・遥くらら「心に翼をつけよう」
CIロゴの変更より一新された。
- 「心に翼をつけよう」の歌をバックにお天気カメラからの夜明けの高宮の社屋の映像が映し出されながら中継局ロールが流れる。
- 時間が進むにつれてゆっくりと奥に引いて行く。
心に翼をつけよう実写版CL
- 1981年？ - 1984年3月/音声のみ発掘
- BGM:麻実れい・遥くらら「心に翼をつけよう」2番
クロージング前に「遅くまでご覧いただきまして、ありがとうございました。明日もまた、テレビ西日本の番組でお楽しみください。」とアナウンス、その後深夜の高宮の社屋と中継局ロールが、「心に翼をつけよう」の歌（2番が最後まで流れる）をバックにオープニングの時と同じ様に映し出される。
心に翼をつけようアニメ版OP
- 1984年4月 - 9月&1989年 - 1993年6月13日
- BGM:麻実れい・遥くらら「心に翼をつけよう」1番（OPCL共通)
1981年頃のCIロゴ変更で製作された30秒CMを使用。全編アニメーション。
- TNCのロゴの緑地（Nの字の斜線部分）が高宮の社屋から鳥のように舞う。
- 野原と福岡の街そして家族や恋人達を横切る。
- 「緑の丘からハッピーピッ。」という当時のキャッチコピーが表示される。
- 並んだ9つのCGのTNCのロゴが現われ、光りながら画面が切り替わる。
- 大き目のTNCのロゴと「心に翼をつけよう」の文字とテレビ西日本のロゴが出る。
- 「おはようございます。今日も1日、テレビ西日本の番組でお楽しみください。」とアナウンス。上記アニメーションに似た1枚絵が背景となっている（正月時などは例外あり）。
アナウンス付き型
「緑の丘からハッピーピッ。」の台詞を挿入したり、TNCロゴが出る場面で最後の歌の部分をメロディのみに差し替え男性の声で「お楽しみください、今日のTNC。」とアナウンスされていたバージョンがある（1990年頃、詳細時期不明）。
心に翼をつけようアニメ版CL
- 1984年4月 - 1993年6月13日
- BGM:麻実れい・遥くらら「心に翼をつけよう」1番
「遅くまでご覧いただきまして、ありがとうございました。明日もまた、テレビ西日本の番組でお楽しみください。それでは、おやすみなさい」とアナウンス。[4]クロージング前の案内放送は当時の高宮の局舎を乗せたUFOのような物体と夜景の1枚絵[5]となっている（正月時などは例外あり）。
その後OPと共通の本編。
FANTASTIC VISION OP
- 1984年10月 - 1988年
- BGM:TM NETWORK「FANTASTIC VISION」(デモ版)
1984年4月にデビューをしたばかりのTM NETWORKが演奏する「FANTASTIC VISION」が局のイメージソングとして使用される。
海外の街をバックに走るバイクの車載テレビにオレたちひょうきん族（オープニング・懺悔の神様）・なるほど!ザ・ワールド・夜のヒットスタジオ・Dr.スランプ アラレちゃん・花王名人劇場・森田一義アワー 笑っていいとも!（タモリが福岡市南区出身なためか唯一どアップに）・競馬中継 ・プロ野球中継など、放映当時の人気番組が映る。その後、派手な蝶ネクタイを締めた男性（安藤正春元アナ）と明治期の女学生風の衣装の女性（不明）が掛け合い、「とんでもない。テレビろ。」というセリフをいい、そしてUFOを写した後TNCのロゴとコールで締める。（30秒）
「FANTASTIC VISION」はその後インストゥルメンタルバージョンが天気予報のBGMとなっている。
人魚OP
- 1993年6月14日 - 2006年6月30日
送信所が福岡タワーへ移転してからデジタル放送開始直前まで使用された。
- 水彩画風のCGアニメーションでBGMは女性ボーカルによる明るい歌が流れる中、人魚の吹いている横笛から音符が生まれる。
- 音符は魚が泳ぐ水の中を上っていき、福岡タワー(親局送信所)に吸い寄せられていき、やがてタワーは音符で満杯になり、頂点から光とともに音符が四方八方に吹き出す。
- その後白い背景に切り替わり、「TNCテレビ西日本」のロゴ。
- 上部には「きょうも、さわやかに」というテロップ。（30秒）
ラストの部分はジャンクションにも使われており、その際は「TNCテレビ西日本です」のアナウンスが入る。
人魚CL
- 1993年6月14日 - 2006年6月30日
オープニングと同様の水彩画風のCGアニメーション。
- 静かな歌が流れる中、音符が福岡タワーに吸い寄せられていく。
- やがてタワーが満杯になり、オープニング同様音符が空に放たれていく。
- やがて夜が更け、タワーは空っぽになっている。
- 貝のベッドで眠る人魚の画像がゆっくりとズームアウトする。
- その後白い背景に切り替わり、「TNCテレビ西日本」のロゴ。
- 上部に「夢のあとで…」というテロップが下から現れると同時にフェードアウト。
以上、30秒。
なお、高宮旧本社時代は最後のフェードアウトのタイミングが「夢のあとで…」のテロップが完全に表れてからと、遅かった（その代わりフェードアウトが早め）。
てれビーOPCL
- 2006年7月1日 -
花畑の中でマスコットキャラクターの「てれビー」がピアノを弾いているCGアニメ。ハイビジョンで制作され、デジタル放送開始に合わせてこのバージョンに変わった。
OP/CLはBGMが違うだけなので詳細は省略する。
特別版
アナログ最終日
2011年7月24日23時58分より、アナログ放送停波にあたり、TNCの歴史を振り返るクロージングが放送された。ナレーションは川崎聡。
| 映像 | テロップ | ナレーション |
|---|---|---|
| ホワイトバックからフェードイン・フェードアウトで現行のカラーロゴ | ||
| 開局時の親局があった皿倉山頂全景 | 福岡局 9ch JOJY-TV 北九州局 10ch JOHX-TV その他66中継局chのロールテロップ | この放送は、JOJY-TV、TNC福岡テレビジョン。JOHX-TV、TNC北九州テレビジョン。このほか、66の中継局からお送りしました。 |
| 最後まで単独設置であった「TNCテレビ西日本皿倉山放送所」の看板 | ||
| 皿倉山放送所の建物および鉄塔 | ||
| JR八幡駅南側にあった八幡放送会館の全景 | ||
| 八幡放送会館のサブ | ||
| TNC社旗をつけて走る自動車内から撮影した街並み | ||
| 福岡局（チャンネル9 JOJY-TV）のテストパターン | ||
| 福岡放送会館（高宮）落成前の福岡局全景 （ここまでモノクロ映像） | まもなく、アナログ放送を終了いたします。最後まで、テレビ西日本のアナログ放送をご覧いただき、ありがとうございました。 | |
| 福岡放送会館（高宮）の空撮 | まもなく、アナログ放送を終了いたします。 最後まで、テレ西のアナログ放送をご覧いただき、ありがとうございました。 | |
| 百道周辺の空撮 | ||
| ホワイトバックからフェードイン・フェードアウトで現行のカラーロゴ | TNC、テレビ西日本です。 | |
| 暫く黒転して停波 | ||
その他
コールサイン
福岡の局に共通する特徴だが、伝統的にコールサイン表示が無い。
心に翼をつけよう
- 歌:麻生れい・遥くらら
- 作詞:岩谷時子
- 作曲:桑原研郎
- 編曲:松井忠重
「心に翼をつけよう」は1980年代のテレビ西日本イメージソングとして、当時宝塚歌劇団のゴールデンコンビと言われた麻実れいと遥くららが歌っており、CBSソニーからシングルレコードも1980年に発売されている[6]。また、インスト版音源も存在し、天気予報に使われた事も確認されている。[7]
未確認情報
- 初期の作品群についてウィキペディア過去版の内容が異様に詳しすぎることが知られている（ウィキペディアの編集履歴を見ると、一人の人物が全部書いていることが分かる）。TNCやVSQ等の内部の人が書いたのか、ただ単によく見ていた人が書いたのか、録画録音を持っているのか、妄想で書いたのかは長年に渡り謎であったが、他の証言や音声等が発掘されたため、信憑性があることが判明した。
- ウィキペディア過去版では心に翼をつけよう実写版OPCLの開始年度が1981年となっているが、高宮社屋の情報カメラ設置が1982年らしいので矛盾が生じる[8]。情報カメラでなく普通のカメラで撮ったのかもしれない？
註釈
- ↑http://mimizun.com/log/2ch/tvsaloon/1235220563/218
- ↑http://curry.5ch.net/test/read.cgi/tv/975423590/558
- ↑https://tv6.5ch.net/test/read.cgi/tvsaloon/1073355876/567
- ↑ 一時期はこの部分でロバート・マクスウェル楽団の『引き潮』がBGMに流れていた時期もあった。その際のアナウンスは「遅くまでご覧いただきまして、ありがとうございました。それでは、おやすみなさい。」となっていた。
- ↑ 「おやすみなさい」のメッセージとオープニング同様TNC テレビ西日本のロゴが入っている
- ↑1980年6月21日発売、B面は「禁じられた恋」
- ↑ 発掘済動画のコメントいわく、1985年に録画された模様。FANTASTIC VISIONに切り替えられるまで使用されたと推測。
- ↑https://egg.5ch.net/test/read.cgi/tvsaloon/1611582489/677
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