登録日:2011/08/10(水) 00:14:00
更新日:2023/08/18 Fri 16:59:57NEW!
所要時間:約 4 分で読めます
▽タグ一覧
重甲ビーファイター ビーファイター メタルヒーロー ダークヒーロー そっくりさん 邪甲 黒 カミキリムシ 昆虫戦士 ライバル シャドー クローン 岡元次郎 高岩成二 咲野俊介 哀しき悪役 ※日曜朝8時です。 ラスボス メタルヒーローラスボス項目 天時星 ブラックビート 土屋圭輔 ブラくん 悪のビーファイター
※推奨BGM:出撃!ビートマシン
虫には虫。
不気味な言葉を残し、ガオームは
ジャマール軍団最高の魔導士・ジャグールを呼び寄せる。
世界中で異常を起こすカミキリムシ達。
調査に向かうビーファイターに襲い掛かるジャマールの陰謀。
ジャグールの呪術が今、頂点に達する!
暗黒の中より生まれし、最大最強の敵。
邪悪の力を持つ地獄の申し子!
重甲ビーファイター!
誕生闇の新戦士
[#include(name=テンプレ2)]
シャドー及びブラックビートとは、『重甲ビーファイター』の登場人物の一人である。
ブラックビートはシャドーが変身した姿であり、19話から本編最終回の51話にかけて登場した。
専用テーマソングは『黒き十字架 BLACK BEET.』。
シャドーを演じたのは29〜43話までは岡元次郎氏(一部高岩成二)*1。声は咲野俊介氏。
43話以降は甲斐拓也を演じた土屋大輔氏の双子の弟である土屋圭輔氏。ただしブラックビートの姿の時は咲野氏がそのまま声を演じている。
誰だ!誰なんだ!?
「シャドー」……とでもしておこう。
◆シャドー
ジャマールの司祭・魔道士ジャグールが造り出した黒づくめの謎の男。
性格は冷酷であり、自身を創造したジャグールを殺害*2し、3幹部を無能扱いしているので3幹部との折り合いは悪い。
しかし正々堂々とした戦いを好み、後述の理由でジャマールを抜けて後々行動を共にするようになったジェラとはジャマール時代から交流があり、自分を省みずに彼女を庇ったりと奇妙な絆で繋がっていた。
何故かビーファイターではなくブルービートこと甲斐拓也を執拗に付け狙い、時には生身でも幾度となく激しい戦いを繰り広げた。
しかし自らの手で拓也を倒すことに拘り、時には拓也を危険から救うこともあった。
対ビーファイターの切札としてガオームからの信頼も厚かったが、拓也の抹殺に拘り過ぎた為に次第に疎まれるようになり、シャドーもガオームの真意を知って生きる為にジャマールを離反した。
何故か拓也に付けた傷と全く同じ傷が自分にも付いたりブルービートにしか使えないビートイングラムが使えないまでも反応したり、時々謎の苦しみに襲われたりとその正体は謎が多い。
19話から51話にかけて登場したものの、姿を見せる際は殆どブラックビートの姿であり、シャドー自身は29、33、ジャマールを離れた43〜51話にしか登場していない。
邪甲!
◆ブラックビート
身長:203cm
重量:121kg
パンチ力:18t
キック力:40t
ジャンプ力:45m
速力:100mを2.2秒
スーツアクター:岡元次郎
これまでのビーファイターとの戦いを基にジャグールが自身の魔力とジャマール科学を結集して生み出した闇の昆虫戦士。悪のビーファイター。
メインカラーはメタリックブラック。
シャドーがブラックコマンダーを使って「邪甲!」の掛け声でカミキリムシ型のインセクトアーマーを身にまとった姿である。
ブルービートと互角かそれ以上の能力を持ち、そのパワーは、フルスピードで走りくる新幹線も、片手で停止させてしまうほど。
初登場時はビーファイターを3人まとめて軽く圧倒してみせた。
その後も度々姿を見せ、ブルービートと激突した。
なお、善悪を除けばビーファイターと同じ存在なので、3幹部と仲が悪いこともあって対ビーファイター用の実験台にされることもあった。
ブラックビートの装備
ブラックコマンダー
シャドーが“邪甲”する為に使用する変身アイテム。見た目は黒いビーコマンダーだが、妨害電波を放射することも出来る。
スティンガービュート
ブラックビートのスティンガーウェポン。ビーファイターの物と違って常に右腕に装着されている。
先端にカミキリムシの顎のような鋏があり、相手を絡め捕って電撃を流すワイヤーモードと、伸ばした状態で硬化する鋭い切れ味を持つサーベルモードの2つの機能がある。
ジャミングマグナム
インプットマグナムと同型の多機能銃。ビルを一撃で爆破する程の破壊力を持つ。
ブラックビートの腕前もあって性能以上の能力を発揮する。
この世に二人はいらぬ。貴様が削除され、この俺が追記・修正すれば良いのだ。
&link_up(△)メニュー
項目変更&link_copy(text=項目コピー) &link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ)
[#include(name=テンプレ3)]
「光である貴様を倒さぬ限り…俺は俺になれんのだ!」
「お前の、お前の正体は……」
「やっとわかったか。」
以下ネタバレ
察しのいい方はもうお気付きだろうが、その正体はジャグールが拓也の遺伝子を採取したカミキリムシから造り出した拓也のクローンだった。*3
拓也とシャドーは光と闇、表裏一体の存在であり、自分が拓也のクローンであることを自覚している為、自身のアイデンティティを確立すべくオリジナルの拓也を執拗に付け狙っていたのだ。
しかしその生命は不完全なものであり、残された命は短いものだった。
そのことを知り、自らがガオームの駒に過ぎないこと知ったシャドーは延命する為に永遠の命を求めて生命体・セントパピリアの力を求めてジャマールを44話で離反する。*4
以後はシャドーの姿で街をさまよって拓也と人違いさせることもあった。
47話以降は同じようにガオームの本心を知ってジャマールを見限ったジェラと行動を共にし、強い信頼関係を築いていった。
そしてジャマールが壊滅した後、セントパピリアを巡ってブルービートに一対一の決闘を挑む。
ガオームの遺したジャマールホールによって地球滅亡が近づく中、激しい戦いの末にスーパーブルービートのスーパーファイナルブローで致命傷を負う。
やがてメガヘラクレスによってジャマールホールが破壊され、全てが終わったかに思えたが、ブラックビートは最後の力を振り絞ってブルービートをスティンガービュートで刺し貫いた。
しかしそれと同時に身体の限界が訪れ、いつまでも覚えていると誓った拓也に看取られ、最後に笑みを浮かべて消滅した。
直後に拓也も力尽きたが、セントパピリアによって生き返り、シャドーの言葉を胸に遺されたブラックコマンダーを海に投げるのだった。
こうしてビーファイターの戦いは終わりを告げたかにみえたが……
特別編ではジャグールに取り込まれた悪の一部として、顔面だけが出現している。
愛を無くした黒い戦士に追記・修正を。
[#include(name=テンプレ2)]
この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,13)
[#include(name=テンプレ3)]
▷ コメント欄
- 個人的には東映特撮に置いてはハカイダーやシャドームーンを超えるライバルキャラだと思う。というか前者は実物を見ると意外と残念な部分が目立つというか・・・w -- 名無しさん (2013-08-20 20:12:58)
- 拓也と相討ちになった際にセントパピリアが拓也だけ生き返らせたのは子供ながらに納得できなかった。何でシャドーを生き返らせてやらなかったんだろ?本人は別に世界を征服しようとか滅ぼそうとする意志は無くただ生きたかっただけなのに…。永遠の命は駄目でも普通の人間にしてやるくらいはしてやっても良かったんじゃないかと思った。 -- 名無しさん (2013-11-25 23:01:54)
- 小さい頃大好きだったがこいつは全く覚えていない。また見直すかな -- 名無しさん (2013-11-26 01:37:42)
- セントパピリアは滅んだ命しか助けないという独善的な面があるので、特別な使命を持つ拓也に対してクローンに過ぎないシャドーは些末な存在にすぎないと考えていてもおかしくない。 -- 名無しさん (2014-01-05 19:39:41)
- 実質的な兄弟対決。 -- 名無しさん (2014-02-20 15:09:47)
- 海藤(狙いは俺の右腕に宿る闇のフォース「ブラック・ビート」「奴ら」はこの力を使い新世界を創造するつもりだ!) -- 名無しさん (2014-02-21 00:58:01)
- お手本かつ理想の主人公のライバル。しかも「最後まで味方にはならないパターン」の中だとトップクラスの出来栄えだと思う。ブラックビートは出るたびにブルービートとほぼ互角の戦いをしてくれるから本当にいい絵になる -- 名無しさん (2014-07-14 00:34:00)
- 双子の土屋兄弟だからこそなしえた演技だと思うな。ちなみに、ブルービートはダイレンジャーで天時星のニセモノとして出演している。 -- 名無しさん (2014-10-08 19:12:44)
- シャドー/ブラックビートの声を演じた咲野俊介さんは書かないの? -- 名無しさん (2014-12-07 18:56:14)
- シャドーライン -- 名無しさん (2014-12-25 01:11:57)
- 拓也が「お前のことは忘れない」といった直後にブラックコマンダーを海に投げ捨てたのは、「ジャマールが生み出した生体兵器」ではなくて「生き抜こうとした1つの命」として決して忘れないって意味だと思ってる。 だから、シャドーを生み出したジャグールがブラックビートを取り込んでいるのを見て拓也は怒りを爆発させた。 -- 名無しさん (2014-12-25 19:37:00)
- 事実上の本編ラスボス -- 名無しさん (2015-02-03 17:42:23)
- グレムリン(進化態)「やあ、シャドー♪」 -- 名無しさん (2015-04-11 21:35:15)
- ↑3あと、シャドーの死を弔って埋葬するという意味も。 -- 名無しさん (2015-06-21 17:03:15)
- ↑13 セントパピリアが拓也を助けたこと自体が拓也個人への善意というより、あらゆる生命(自分の影であり自ら倒したシャドーさえも)を慈しむ拓也が地球という星の命にとって必要だと考えたからだからなあ。セントパピリア自体が理不尽な存在だし、あまり善意みたいなものは期待できない -- 名無しさん (2015-09-09 07:40:09)
- まあセントパピリアも永遠の命を欲する生命体に対し失望していた感じもしていたし、拓也の死に嘆き悲しむ博士たちにも動揺していたっぽいし…第1話の導師も環境を汚す人類を信用していなかったから、拓也の想いがなかったら力も貸してくれなかっただろうし。 -- 名無しさん (2016-03-05 19:21:40)
- 「愛を無くした黒い戦士に追記・修正を。」って上手いな。ついさっき聞いてきてやっと気付いたが、専用テーマ曲『黒き十字架 BLACK BEET.』の一節か -- 名無しさん (2016-10-30 15:57:20)
- スティンガービュートの万能ぶりが凄い。挟む、斬る、締め付ける、電気ショックを流す・・・・ -- 名無しさん (2017-01-14 17:02:42)
- ↑続き)おまけに最後は先が折れた状態でインセクトアーマーを貫通できるという。 -- 名無しさん (2017-01-14 17:04:54)
- ↑↑ワイヤーが硬化して剣になったり -- 名無しさん (2017-01-14 21:36:29)
- 咲野俊介さんが主人公兄弟の弟を演じた「ナンバーズ」で、研究者に攫われたクローン人間を優しい育て親に返す話があって、なんかシャドーを思い出してしまった -- 名無しさん (2017-01-20 23:44:48)
- >世界を征服しようとか滅ぼそうとする意志は無く でも、ブルービートをおびき寄せるためだけに、町を破壊したりしていたからな。 -- 名無しさん (2017-05-26 22:48:18)
- 続編のカブトに出て欲しかったような、出て株を落として欲しくない様な… -- 名無しさん (2018-04-14 16:22:23)
- ↑ビークラッシャーというのが出たよ -- 名無しさん (2019-06-14 21:59:20)
- 寿命が尽きかけてるのに、危険を冒してまでジェラを助けた場面は何気に良いシーン -- 名無しさん (2020-08-30 21:40:56)
- 因みに知る人ぞ知る特撮声優、”新人引き抜き怪人”こと稲田徹が初めてのオーディションで受けた役である -- 名無しさん (2021-02-14 20:28:57)
#comment
*2 実は生き延びていた
*3 メタ的に言えば、演者の土屋圭輔は拓也役の土屋大輔の双子の弟であり、似ているのも当然である。
*4 それと同時に拓也もまた、自責の念からビーコマンダーを置いて失踪し、47話で大作から「自分で蒔いた種は自分で刈り取らなきゃな」と発破をかけられるまで戦えなくなってしまった。
コメント
最新を表示する
NG表示方式
NGID一覧