登録日:2012/02/06 (月) 23:43:27
更新日:2023/08/17 Thu 15:38:48NEW!
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鉄道 鉄道項目 jr東日本 路線 宮城県 仙台市 石巻市 東日本大震災 中古車センター atacs 複線 電化 単線 戦時買収私鉄 多賀城市 塩竃市 松島町 東松島市 ○せんせきせん ×せんごくせん 元私鉄 直流 仙石東北ライン
仙石線(せんせきせん)は、あおば通駅と石巻駅を結ぶJR東日本の鉄道路線である。
概要
仙台近郊への通勤、通学の足として利用される他、休日には日本三景の一つ、松島や塩竈などの観光地へのアクセス路線としても利用される。
全駅でSuicaが使用可能。
仙台と石巻を結ぶ為、一文字ずつ取って仙石線と名付けられた。
元々は宮城電気鉄道という私鉄だったが、戦時中の統制で国鉄に吸収され現代に至る。
開業当時から1500V直流電化されており、交流電化されている仙台地区の他のJRの路線(東北本線、仙山線、常磐線)とは分離されている。
ちなみにJR東日本が管理する路線では東北地方唯一、JR全体では日本最北の直流電化路線である。
このため首都圏でいらなくなった車両が回されたり、首都圏でこれから導入されるシステムの実験が行われたりもしている。
仙台市内の交通渋滞解消のため、2000年に陸前原ノ町~仙台間が地下化され、同時に新たな終着駅としてあおば通駅が延長開業した。
東北本線にも松島駅があるが、あちらは観光の中心となる場所からやや離れている為、観光するなら仙石線の方が都合がいい。
また、東北本線は東塩釜~高城町間で近くを走るが乗換駅はない。
本塩釜駅付近からは高架線となるため眺めが良く、乗っているだけでもなかなか楽しい。
また、陸前富山~東名間は海にかなり近い位置を走る為、松島湾の島々がよく見える。
詳細は後述するが、東日本大震災の影響で長らく一部区間が不通となっていたが、2015年5月30日に全線復旧。
それに合わせて松島海岸駅~高城町駅間と東北本線塩釜駅~松島駅間に両線を結ぶ短絡線、「仙石東北ライン」が完成。
この短絡線を通る直通列車により、仙台駅~石巻駅間の所要時間が短縮される事になった。
詳しくは該当項目参照。
【使用車両】
現在の車両
○205系3100番台
全線で使用される直流型電車。
前述した通り東北唯一の直流電化路線である為に他の路線を走る車両は使用できず、山手線などで使用していた車両を使用している。
また、ロングシートとクロスシートを切替可能な2WAYシート車や、石ノ森章太郎の漫画が描かれた「マンガッタンライナー」に改造された車両もある。
全ての車両に無駄な開閉を避け、冷暖房の効率を上げる為に手動スイッチのドアを採用している。
乗り降りする人はドア横の開閉ボタンを押して乗車降車する。
閉めるのも忘れずに。
*2
○HB-E210系
全線復旧に合わせて投入された新型のハイブリッド気動車。
基本は2両編成だが、2本繋げた4両編成で運転される列車もある。
仙石東北ライン直通列車のみに使用されるため、仙石線では短絡線~高城町~石巻間でのみ運転される。
見た目は新潟地区に投入されたE129系にそっくりで、3ドアセミクロスシートとなっている。
*3
なお、ハイブリッド気動車が導入されたのは冒頭で述べた通り、仙石線と他のJR電化路線との電化方式が違う為である。
交直流電車が使用されないのは、仙台車両センターの交直流車両が全車引退している為、新製するか他車両基地から転属させる必要がある。
電車の場合はデッドセクションの設置による地上設備改修も必要になる為、費用対効果を考えるとこちらの方が有利だったのかと思われる。
そうでなくても、短絡線の距離が短すぎてデッドセクションを設置できなかったのかもしれないが…。
過去の車両
○103系
1979年から2009年まで運用された。
現在の205系と同様に半自動対応工事が実施されたが、当初はスカイブルー一色で運用。
1989年から大規模な更新工事が開始され、前面が2枚窓になり塗装も独自のものになるなど大きく印象を変えた。
205系の導入に伴い置き換えが進んだが、多賀城付近の高架化工事に伴い2編成が残存。
結果これがJR東日本で最後の103系運用路線となった。
○72系・73系
ご存じ旧型国電のスタンダード。
特筆すべきは1974年に車体を当時最新鋭だった103系ATC車のものと同様に更新した970番台が存在したことであろう。
1985年まで運用され、その後川越線電化に伴い103系へと更新・転用された。
【運行形態】
震災前と震災後で運行形態が大幅に変更されている。
その為、ここではそれぞれの運行形態を記述する。
○現在
- 特別快速
仙石東北ライン直通列車で、仙台~石巻間を52分で結ぶ最速列車。
仙台駅は東北本線ホームから発着する。
朝の下り列車1本と上り列車1本の1往復のみと運転本数は少ない。
停車駅:仙台、塩釜、高城町、矢本、石巻
- 快速
仙石東北ライン直通列車で、ほとんどの時間帯で1時間に1本運転される。
赤の快速と緑の快速が運転されるが、仙石線内での停車駅は同じ。
特別快速同様、仙台駅は東北本線ホームから発着。
また、石巻発上り最初の快速と仙台発下り最終列車は石巻線女川駅まで直通するため、石巻駅では石巻線ホームから発着する。
停車駅:仙台、(東仙台~国府多賀城間の各駅)、塩釜、高城町、野蒜、陸前小野、矢本、陸前赤井~石巻間の各駅
()内の駅は緑の快速のみ停車。
- 普通列車
全ての列車があおば通駅発着。
日中は1時間当たり多賀城、東塩釜、高城町、石巻発着列車が各1本ずつの運転。
仙台側では朝ラッシュ時は平均6分間隔、夕ラッシュ時も平均8分間隔と本数が多く、上記の他に小鶴新田発着列車も設定される。
高城町発着列車は基本的に高城町で快速と接続するダイヤとなっている。
○震災前の運行形態
- 快速列車
2種類の快速列車がありそれぞれA快速、B快速と区別される。
A快速はあおば通駅から矢本駅間で快速運転を行い、仙石線最速の快速列車となる。
B快速はあおば通駅から多賀城駅間は各駅停車、多賀城駅から矢本駅間で快速運転を行う。
以前は仙台駅から石巻駅をノンストップで走る特別快速があったが、2000年のダイヤ改正で廃止となった。
休日の石巻行きA快速1本とB快速1本、あおば通行きの普通列車2本を、
石巻ゆかりの漫画家、石ノ森章太郎の作品のキャラクターをラッピングした「マンガッタンライナー」として運行していた。
- 普通列車
(あおば通駅~東塩釜駅間)
複線区間でラッシュ時は最短約4分間隔で運行され、非常に混雑する。
それ以外の時間帯は1時間に3~5本ほど。
東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地、日本製紙クリネックススタジアム宮城でプロ野球の試合がある日は列車を増発している。
また、A快速は最寄駅である宮城野原駅を通過するが試合の日は臨時で停車する。
(東塩釜駅~石巻駅間)
この区間は単線となり、昼間は1時間あたり2本しかない。
ラッシュ時でも3本のみ。
石巻と仙台を結ぶ高速バスがあるが渋滞の影響を受けたり、本数が少ない、所要時間もあまり変わらない事から鉄道を利用する人が多い。
【駅一覧】
あおば通…仙台市地下鉄南北線乗り換え。
仙石線の起点駅。仙台駅とわずか500m程しか離れていない。
というのも私鉄時代はここが「仙台駅」であった。
国鉄買収後の1966年に「営業休止」後、33年後に「新駅」として復活した数奇な運命を持つ。
仙台市営地下鉄南北線の仙台駅はこちらの方が近い為、こちらが乗換駅として案内されている。
仙台…東北新幹線・東北本線・常磐線・仙山線・仙台空港アクセス線、仙台市地下鉄東西線乗り換え。
宮城県のみならず東北地方最大の都市である仙台市の中心駅で、仙石線を利用する殆どの利用客が乗り降りする。
日本で一番駅弁の種類が多いらしい。
なお、仙石線ホームは地下にある為、他の路線とは離れている。
というか、地上時代も離れていたが…。
因みにとある怪獣映画では、北海道の地下鉄南北線で大暴れした奴によって市もろとも跡形もなく壊滅させられた…合掌。
榴ケ岡…榴岡公園の最寄り駅。宮城球場も徒歩圏。
宮城野原…宮城球場の最寄駅であり、本拠地としている東北楽天ゴールデンイーグルス関連の装飾尽くしである。発車メロディもゴールデンイーグルスの応援歌。
観戦目的での利用客が多いと思いきや、他に仙台育英高校や国立病院機構仙台医療センターの最寄りでもあるため、老若男女幅広い利用がある。
宮城球場を超えた先に東北最大の貨物駅こと仙台貨物ターミナルもあるが、仙石線のホームは地下にある為、電車内からは見えない。
震災前のダイヤでは快速が臨時停車する事があった。
陸前原ノ町…仙石線の地下区間はここまで。宮城野区役所の最寄り駅。
今では一見ただの住宅街だが、原町はかつて仙台の東のターミナルとして栄えていた歴史のある街であり、その名残か区役所も駅前にある。
途中駅唯一の売店もある。
昔は仙台市電が通り、今でもその名残で仙台市東部を走るバス路線の多くがここを経由していくため、交通の便は非常に良い。
また、地上時代には陸前原ノ町電車区があり、列車の運行拠点となっていた。
苦竹…古くから高架駅になっている。駅は大きくカーブしているので乗り降り注意。
陸上自衛隊仙台駐屯地最寄り駅。
小鶴新田…2004年に開業した比較的新しい駅。
近くに仙石線の車両基地がある関係で当駅始発/終着の列車が設定されている。
この一帯は元々は開発規制されていて田畑が広がる土地だったが、規制解除と共にほんの10年ほどで立派な街になり、利用者も宮城野原駅並の多さを誇る。
東北学院中高最寄り駅。
福田町…仙台市内の利用者の多い駅の割りに未だ階段のみのバリアフルな駅。
地元住民の要望もあったことから、2020年秋にJR東日本と仙台市共同で行う移設計画が始動した。
移設後は現在地から200mほど西にある仙台車両センター宮城野派出所付近に移ることになるが、移転時期や駅舎の規模は不明。
本路線の運転士・車掌が所属する宮城野運輸区の最寄り駅でもあるため、一部電車は当駅で乗務員交代を行う。
陸前高砂…東北医科薬科大学病院の最寄り駅。
中野栄…東北初の橋上駅舎はここ。仙台港方面の商業施設の最寄り駅。
仙台市内の駅はここまで。
多賀城…多賀城市の中心駅で、2面3線の高架駅。利用者は仙台、あおば通に次ぐ多さ。
当駅始発・終着列車がある。
駅前には蔦屋書店、スタバが入った図書館がある。
震災前のダイヤでは快速が停車していた。
下馬…坂総合病院、県立多賀城高校の最寄り駅。
ちなみに「しもうま」ではなく「げば」と読む。
西塩釜…起点から見て最初の無人駅。塩釜駅に近いのはこちら。
本塩釜…塩竈市の中心にあり、港からも近い。
東北本線の塩釜駅は離れている。
東日本大震災の時は駅1階に津波が直撃している。
東北の駅百選に認定。
多賀城駅同様、震災前は快速の停車駅だった。
東塩釜…仙石線の複線区間の終わりの駅。
ここで多くの列車は折り返してしまい,石巻方面へ行く列車は1時間当たり2本程度と少なくなる。
単線区間に入るこれより先は無人駅が増える。
陸前浜田…景勝地である瑞宝ヶ丘、馬の背の最寄り駅。
実は当駅だけ利府町内にある。
東北本線の線路が近くにあり、当駅北側で一旦交差するが東北本線側にホームがないため乗り換えは出来ない。
松島海岸…松島観光の玄関口で、震災前は快速の停車駅だった。
駅のすぐ前に海が広がっており、2002年に東北の駅百選にも選ばれた。
国宝である瑞巌寺、重要文化財の五大堂も近い。
高城町…仙石東北ライン乗り換え。
松島町の中心街に位置するため全列車停車・有人駅。松島駅も徒歩圏内。
あおば通方面の列車はここでも折り返しになる為、石巻方面は快速と普通停車の各1本ずつになる。
手樽…当駅は特に大きな被害もなく、そのまま復旧された。
陸前富山…震災の津波によって駅舎こそ流失しなかったものの、ダメージが大きく新駅舎に建て替えられた。
陸前大塚…交換可能駅だがホーム幅がかなり狭い。
線内で一番海に近い駅で震災前は海が良く見えたが、復旧に合わせて護岸が高くなったので現在は海の景色は望めない。
東名…「とうめい」ではなく「とうな」である。
津波の被害が大きかったため少し内陸の高台へ移転した。旧駅跡は更地になっている。
野蒜…隣の東名駅と共に内陸部へ移転した駅。 有人駅である。
移転前は旧鳴瀬町(現東松島市)の中心地にあり、奥松島の観光拠点でもあった。 そのため、仙石東北ラインの快速停車駅となっている。
なお、旧駅舎については震災復興伝承館として公開されている。
陸前小野…ここも仙石東北ライン快速停車駅だが無人駅。当駅も津波被害を受けたが位置はそのままである。
鹿妻…駅前にブルーインパルスのT-2型機が展示されている
矢本…東松島市の中心駅。全列車停車の有人駅。
近くにある航空自衛隊松島基地では毎年航空祭が開かれ、その時は駅が大混雑する。
東矢本…開業が1987年3月31日と、1日だけ国鉄の駅だった。
つまり国鉄最後の新駅でもある。
陸前赤井…この駅も新駅舎に建て替えられた。快速停車駅。
石巻あゆみ野…2016年3月開業の1番の新駅。
所謂復興ニュータウンの最寄駅。快速が一部停車。
蛇田…偶然にも震災当日に新駅舎となった為、びくともせず被災を免れた運のいい駅。
快速は当駅から各駅に止まる。
陸前山下…ここから石巻港駅に分岐する貨物線がある。
石巻港は日本の重要港湾、石巻漁港は塩竈漁港、気仙沼漁港に並ぶ特定第3種漁港に指定されている。
貨物列車は仙台方面ではなく、石巻線経由で乗り入れてくるため石巻方面からしか入線できない*4。
石巻…石巻線乗り換え。仙石東北ライン1往復のみ女川駅まで直通。
宮城県第2の都市である石巻市の代表駅。
石ノ森萬画館の最寄り駅で、駅周辺にロボコンや仮面ライダー1号の像が設置されている石巻マンガロードがある。
かつては私鉄だった為か、石巻線とは別の駅舎となっていた。1990年に石巻線側の駅舎に統合されて現在に至る。
震災による津波で一時駅舎は水没したもののダメージが少なかった為、現在も使用している。
【震災の影響】
東北地方太平洋沖地震発生後、全線が不通となった。
仙台市内や多賀城市内の区間は比較的内陸部を走っていた為、線内では比較的が被害は小さめだった。
しかし、本塩釜~野蒜間は線路が海沿いに設置されていた区間が多かった為に被害が非常に大きく、復旧までにかなりの時間を要することに…。
陸前小野~石巻間も海から2~3km程離れてはいたが、平野部で真っ平らな地形が災いした為か津波が線路まで到達し、電力設備を中心に被害が大きくなった。
石巻駅付近の市街地においては、地盤沈下の影響もあり津波による浸水が数日間に及び、ボートで移動するしかない場所もあったほどであった。
2011年3月28日にはあおば通駅~小鶴新田駅間の運転が再開し、1時間に2~7本が運行された。
しかし、4月7日の余震で苦竹駅のホームが変状するなどの被害によりまた全線が不通。
その後15日に同区間で運転が再開し、19日には東塩釜駅まで運転を再開した。
復旧が進むにつれて仙台側はあおば通り~高城町間、石巻側は陸前小野~石巻間での区間運転が再開されたが、被害が大きかった高城町駅~陸前小野駅間では長期間バス代行輸送が続いていた。
特に被害が大きかった東名駅、野蒜駅を含めた陸前大塚~陸前小野間は線路を内陸部へ移転させる事となった。
また、陸前小野~石巻間は線路状況こそ運転に支障のない状態までは回復出来たものの、変電所をはじめ電力関係設備のダメージが甚大である為に架線に通電させる事が出来なった。
その為、小牛田運輸区のキハ110系気動車(陸羽東線/陸羽西線仕様)を投入して運転させていた。
そして線路移転工事が完了し、2015年5月30日に全線復旧となった。
震災から4年2か月余り、本当に長かった…。
【備考】
- 雨でも風でも雪でも滅多に運休にはならない。遅延はあっても運休にはならない。車両点検の際、早朝に運行する1本が運休になる程度。
- 今でこそ全ての路線にトイレが設置されているが、昔はトイレが無く「酒(特にビール)を飲んだ後に仙石線に乗るのは一か八かの賭け」と言われた。
- ガメラ2 レギオン襲来ではレギオン草体の爆発によって仙台~西塩釜間が不通になっている。
追記・修正お願いします。
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▷ コメント欄
- 5月に全線復旧か。場所が場所でけっこう時間がかかったな・・・ -- 名無しさん (2015-01-29 22:34:45)
- 人生で最後に103系を見たのが仙石線だった。2008年の夏休みに野球を見に行くために乗った。次は山手線の置き換えが回ってくるのだろうか。 -- 名無し (2016-02-24 14:26:46)
- あおば通駅の情報あってる? 延伸前にあおば通駅のほうに線路なんて走ってなかったよ 私鉄時代に似たような宮電仙台駅はあったけど別の場所 -- 名無しさん (2020-08-24 10:28:00)
- ボタン押さないとドア開かないってことがわからずに戸惑う人を結構見かける 後、小牛田経由の仙台石巻直通便に乗って「小牛田で降りれない」と困る人も何回か見かけた -- 名無しさん (2020-09-09 19:13:33)
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*2 出典:日本の旅・鉄道見聞録 URL: http://www.uraken.net/rail/alltrain/ec/205senseki4.jpg 日時:2016/01/01
*3 出典:日本の旅・鉄道見聞録 URL: http://www.uraken.net/rail/alltrain/kiha/hb-e210.jpg 日時:2016/01/01
*4 配線も仙台方面で分岐しているため、仮に仙台方面から入線するとなるとスイッチバックが必要となる。
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