来栖加奈子

登録日：2010/12/08(水) 01:30:29
更新日：2023/08/12 Sat 19:02:39
所要時間：約 7 分で読めます

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俺の妹がこんなに可愛いわけがない 田村ゆかり ツインテール ロリ アホの子 喫煙者 コスプレイヤー 魔法少女 生意気 キラッ☆ 弟子 かなかな リアルメルル ゲーム版一番の勝ち組 ばかなこ セップククロウサギ 牛乳パワーsugeeeeeeeee！！ スイーツ3号 メルルもどき 来栖加奈子

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星くず☆うぃっちメルルっ！
はっじまるよぉ――――――っ♪

来栖くるす 加奈子かなこ

『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の登場人物。

声優：田村ゆかり
性別：女
年齢：14歳
身長：148cm
体重：39kg
3サイズ：70/51/77
（プロフィールは二巻のもの）

高坂桐乃、新垣あやせの同級生で、二人の友人。
ツインテールと小柄な体格で幼い印象だが、驕慢で口が悪くいたずら好きな性格から、
高坂京介には「クソガキ」「全盛期の桐乃すら凌ぐDQN」という評価を受ける。

桐乃は気付いていないが、桐乃が神作と絶賛するアニメ「星くず☆うぃっちメルル」の主人公・赤星めるにそっくり。
そのためか黒猫からは「メルルもどき」と呼ばれた。

姉は沙織の友人で、黒猫が愛する作品『マスケラ』の原作者、来栖彼方。
外見は(体格等も含めて)加奈子の姉妹だと一発で分かるほど似ているが、担当声優は田村氏ではなく釘宮理恵氏。
社会人として活動していることもあってか、加奈子のように口が悪かったりはせず、初対面の京介にもフレンドリーに接していたが、
根っこの部分は似通っているらしく、姉妹での会話では流石に加奈子までではないが「だべ？」などの砕けた言動になり、
テンションが上がった姉妹の会話は、傍で聞いていたアシスタントが「相変わらず二人だと何言ってるか分からない」と苦笑するほど。
姉妹仲は非常に良い他、好みのタイプも似ており、PSP版ゲームでは加奈子の恋人である京介に彼方も好印象を持っていた。

初登場は原作二巻第一章（アニメでは第2話）、桐乃が「表」の友達を自宅に呼ぶエピソードだが、この時点では名前が明かされておらず、
キャラクター紹介でプロフィールと設定画が公開されていただけであった。

本来は二巻にもっと出番があったらしいのだが、諸事情によりカットされたことが二巻のあとがきで語られている。
大した活躍がないのに紹介されていたのはこの為。

その後、陸上の大会でいい成績を納めた桐乃に、あやせがプレゼントを探す話で再登場する。

実はこの話の少し前、桐乃の趣味に少しだけ歩み寄ろうとしたあやせが、桐乃の集めているメルルのねんどろいどを見せてもらった際、
「こんなの集めてどうするの？」と尋ねたことが原因で桐乃の機嫌を損ねてしまったことを挽回するために、京介に桐乃の欲しがりそうな物を探してもらう。
京介は黒猫と沙織・バジーナの協力を得て、コスプレ大会の優勝賞品として出品されるメルルフィギュアを見つけ、
これをプレゼントに勧めた。
しかし、優勝するためにはかなりハイクオリティなコスプレでなければならず、あやせに似合うキャラは露出が高かったことから、
コスプレすることを嫌がったあやせが彼女を出場させることを思い付く。

桐乃へのプレゼントには乗り気ではなかったが、あやせに半ば脅される形で渋々プレゼントすることに賛同し、
メルルフィギュアを手に入れるため協力（騙されたとも言……待て、殺さないでくれ）、コスプレ大会に参加する羽目になる。

出場前は文句たらたらだったが、いざステージに上がると、主題歌を声優そっくりの声で完璧に歌い、アドリブで振り付けまでこなし、
見事メルルファンのハートを射止め、フィギュアをゲットした。

しかし、マネージャーに扮した赤城浩平……もとい、京介が祝いの言葉を掛けようと楽屋に入って見たものは、ふてぶてしく煙草を吹かすメルルの姿であった。
結局、同じくコスプレ大会に参加していたブリジット・エヴァンスに通報され、ちょっとした騒ぎになった。

コスプレ大会の後は公式コスプレイヤーとしてブリジットと共に活動している。

上記の件で警察と親、更にあやせにまでこってり絞られたらしく禁煙するが、調子のいい性格であるためあやせに禁煙を疑われており、
本当に禁煙しているか確認を頼まれた京介は、メルル三期決定イベントで彼女の様子を探ることになる。
そこで京介は、意地悪しつつも緊張したブリジットを発破をかけたり、ブリジットが外国人の男達に絡まれているのを見るや、足を震わせながら男達に立ち向かう、
姉貴分としての彼女の姿を見るのであった。

性格こそ最悪なものの、夢と仕事に関しては真剣に取り組んでおり、そこは京介にも高く評価されている。

前述の通り、漫画家として活動しているオタクの姉・彼方がおり、あやせほどではないがオタクを毛嫌いしている節がある。
しかしちやほやされるは大好きで、ステージの下で彼女に熱狂するファンを「かわいい」と述べている。

ちなみに、姉の趣味は理解できないようだが姉妹仲は良く、PSP版ゲームの加奈子ルートでは京介とのことを相談していたりする。
両親との関係は悪いらしく、独立して働いている姉の家で二人暮らししている(アシスタントも出入りしているが)。

一度聴いただけで完璧に歌を覚えたり、さらっと目を通しただけで台本を暗唱したりできるが、仕事以外の面は相当な馬鹿。
あやせにとってはそこが可愛いらしいが。

身長が高く設定されている本作の登場人物中では唯一同年代女子の平均を下回っている人物である。このため、他のキャラと並ぶとその差が顕著。
幼児体型で、太っているわけではないがお腹がぷよぷよなのを気にしている。

長らく京介を京介と知らずに絡んでいたが、最新巻でようやく事実を知る。
ちなみにあやせと違って、もし桐乃がオタだとしてもからかう程度だと発言。このことにより京介から多大な信頼を得た。

最近はあやせの紹介で麻奈実から料理を教わっている。
PSP版俺妹の続編の加奈子ルートでも、駅前で見かけた麻奈実に料理の教えを乞い、『師匠』と慕うようになっている。

作者いわく、これほど性格が悪くなるのは予想外だったらしい。

アニメ版では大人の事情で喫煙描写がカットされ、暴れて警官に取り押さえられている。
あと少し性格(と言うか口の悪さ)がマイルドになっている。

また、性格が悪いと言われるが根はまともと思われ、妹もののエロゲーを京介が持っていたことについて、
『京介がエロゲーを持っていること』ではなく『妹がいる京介が妹もののエロゲーを持っていること』を糾弾したり、
PSP版ゲームでは桐乃がオタクということを知った際、面と向かって「オタクはキモいが桐乃はダチ」と友達関係を続けると告げ、
さらに自分のライブチケットを渡すというイケメンぶり(女だが)を発揮し、京介に「加奈子さんマジかっけぇな」と言われている。

余談
「星くず☆うぃっちメルル」とは、小学四年生の赤星めるが突然隕石と共に落ちてきたうさぎのような変な生き物のこめっとくんと出会い、
メルルとなって魔生物(イーブルスター)と戦うバトル系魔法少女アニメ。
槍のような形状の魔法の杖・ブースターロッドや、必殺技・メテオインパクト、金髪黒マントのライバル魔法少女、主役が同じ声優など、
魔法少女リリカルなのはを彷彿とさせる設定が多々盛り込まれており、同作を元にしていると思われる。

「初めましてぇ～♪　来栖加奈子でぇす(ハート)　かなかなって呼んでくださいネ♪」

「なーんだ、プロデューサーとかじゃねーのかよ。じゃー楽にしーよおっと。あーあ、こび売ってソンしたぁ。
　つーか、かなかなとか慣れ慣れしく呼ばないでくんね～？　キメぇし」

「そ、そお……？　加奈子って、そんな、かわいい？　うへへ、まぁ、知ってたケド……」
「うんうんッ、すっごいかわいいってば！　加奈子のかわいさには誰も太刀打ちできないよ！　ねっねっ？　そうですよねっ？」
「まじパネェっス！　ちょーえろかわいい！　コスプレAVに出られるよもう！」
「死ねェ！」グザッ「がッ……」

「あﾞ～～～～やってらんねェ～～～～～～～ッ。んだよ、あのキモオタどもはよォ～～。
　なぁにが、かなかなちゃんカワイイよ、メルル萌えーだっての。付き合ってらんねーよジッサイ」

「楽しかったよー？　加奈子、カワイイって褒められるの好きだし。あたしが歌って躍って、そんで、それを見た奴らが喜んでんのとかさ、気分いーし。
　えーとなに？　萌え萌えーとか、ばかみてーって思うけど、んーでも……加奈子のこと、ガチで崇拝してる感じがして、そこはちょっとかわいかったかな」

「うひゃっｗｗそこらめぇｗｗｗ」

「あにやってんだてめぇ――――っ！」
「ブリジットから離れろデブ！　てめぇ～～加奈子が見てねぇ～とこで、なにウチのモンに手ぇ出してんだこらぁ！」

「ちっげーよ！　駅前でナンパ待ちしてたらぁ、こいつと会っちゃってぇ～。
　寄ってくんなっつっても聞かなくてぇ～、おかげで財布確保すんの失敗しちまったっつーの」

PSP版ゲームではアナザーショートストーリーではあるが専用ルートがあり、作者自ら書き下ろしたこともあってかプレイヤーからは良シナリオと絶賛されている。
ゆかりんボイスも堪能出来るのだから、気になった人は買うべきである。

続編でも加奈子ルートのアフターストーリーが収録されており、京介に見合う恋人になろうと友人や姉に協力を乞いつつ、奮闘する姿が見られる。
付き合った後なので口は悪いが非常に甘ったるいやり取りを京介とする場面も。無論フルボイスなので、目でも耳でも加奈子の可愛さを堪能できるだろう。
エンディングでは京介と結婚し、自分に(見た目が)そっくりの娘が生まれているが、何よりも言動が激変しており、
夫にかつて「クソガキ」と評された頃が嘘のように、物腰柔らかで娘に優しく、夫想いの良妻賢母として高坂家を支えている。
ただし、娘がブリジット経由で自分の母がメルルのコスプレイヤーだった過去を吹き込まれたことを知って、娘に聞こえないように「あんにゃろう」と呟くなど、
ある程度は妻・母として相応しいような言動を意識的に取っていることが窺える。

オイ、ブリジット。てめー、ちっと追記・修正してこいヨ

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▷ コメント欄

• メ～ルメルメル メルメルメルメ♪ -- 松永さん (2013-05-20 12:35:33)
• 最初はあやせのマネージャー→桐乃の彼氏→マネージャーの名前を京介と認識。でも名字は聞いてない→ブリジットちゃんの証言からようやくマネージャー=桐乃の彼氏=兄貴→高坂京介と認識。でも既に話は終盤にさしかかっている。…ちょっと他のヒロインに比べ交流が少なめな気がするな。 -- 名無しさん (2013-10-04 15:39:40)
• その分ゲームでは優遇されてる気がする。皆から「京介の彼女」として認めてもらうために奔走したりあやせ＆黒猫の暗黒コンビを1人で完全論破したりする加奈子マジかっこ良かった。 -- 名無しさん (2013-10-04 21:27:44)
• 沙織とは姉同士が友人だから桐乃の紹介がなくてもいずれ顔を合わせてたかもね。 -- 名無しさん (2013-11-12 21:17:53)
• ゲームで桐野の趣味を知って「キモい」と言いつつも「ダチだし」って言う加奈子はカッコ良かった。 -- 名無しさん (2015-07-30 21:11:03)
• 根は良い子だと思う -- 名無しさん (2015-07-30 21:25:01)
• 京介の部屋でエロゲーを見つけた時のやりとりは面白かった。 -- 名無しさん (2015-07-31 00:51:27)

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