登録日:2026/05/08 Fri 23:06:16
更新日:2026/06/12 Fri 21:25:01NEW!
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フリーチェーン 魔法カード 速攻魔法 遊戯王 遊戯王ocg 烙印 ドラグマ アルバスの落胤 蘇生 セルフ破壊 エクレシア
《The Fallen & The Virtuous》とは、『遊戯王OCG』に登場するカードの一つである。
《The Fallen & The Virtuous/The Fallen & The Virtuous》
速攻魔法
このカード名はルール上「烙印」カード、「ドラグマ」カードとしても扱う。
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる。
●EXデッキから「アルバスの落胤」のカード名が記されたモンスター1体を墓地へ送り、フィールドの表側表示カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
●自分のフィールドか墓地に「エクレシア」モンスターが存在する場合、自分か相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。
概要
「THE CHRONICLES DECK 白の物語」にて登場した速攻魔法。
このカードのイラストは《ドラグマ・エンカウンター》の光景を《アルバスの落胤》《教導の聖女エクレシア》それぞれの視点で描いたものとなる。
それに合わせてカード名も「The Fallen*1」が《アルバスの落胤》を、「The Virtuous*2」が《教導の聖女エクレシア》を指したものになっている。
まずこのカードは効果外テキストにより「ドラグマ」「烙印」の二つのカテゴリに属する扱いとなる。
これにより「ドラグマ」側であれば《教導の聖女エクレシア》等で、「烙印」側は《スプリガンズ・キット》《デスピアの導化アルベル》等でサーチができる。
「カテゴリーサポートが受けられるか否か」が大事な指標になる昨今では、この効果外テキストが持つ意味は非常に大きい。
効果は2つある内のどちらか片方を選択して発動する形式となる。
《The Fallen & The Virtuous》自体を1ターンに1度しか発動できないので、手札に複数枚あっても両方の効果を使用できない点は注意。
一つ目の効果は、表側表示カードの破壊。
「対象をとる破壊」ではあるものの、フリーチェーンで発動できることでその欠点は補われ「相手の展開中に破壊して盤面完成を阻害する」用途が生じる。
表側表示であればモンスターに限らず魔法・罠カードも破壊できるので、動きを阻害する目障りな永続カードを片付ける用途にも使える。
またこの効果は、表側表示であれば自分のカードも破壊できる。
このおかげで自分がフィールド上で何らかの効果を発動した時に相手が《エフェクト・ヴェーラー》《無限泡影》等の「フィールド上の効果を無効にする」効果を発動しても、それに更にチェーンして《The Fallen & The Virtuous》を発動すればよい。
これで最初の自分モンスターを破壊して逃がし、効果を適用させる妨害貫通の手段になる。
他には《ベビケラサウルス》等の「破壊された時に発動する効果」のトリガーにするのも悪くない。
発動条件として、《アルバスの落胤》が記されたモンスターをEXデッキから墓地に送るコストがある。
該当するモンスターは墓地で発動する効果を持り、しかもその多くがカード・アドバンテージを稼ぐ効果となる。
そのためこの効果はコスト部分も併せて1枚で2アドを稼ぐ設計となっている。
またこのコストは《アルバスの落胤》が記されていればモンスターの種類は問わないため、SモンスターやXモンスターも墓地へ落とせる。
二つ目の効果は、自分か相手の墓地からモンスターの蘇生。
やっていることは《死者蘇生》に近いが、前述の通りカテゴリーサポートの恩恵を受けられるため取り回しの良さは桁違い。
またフリーチェーンで発動できる速攻魔法という点も重要で、相手の墓地利用を妨害することもできる。
例えば相手が蘇生効果を発動した際、それにチェーンしてこの蘇生効果で相手モンスターを横取りし相手の蘇生効果を不発にさせることができる。
反対に自分の墓地効果発動に対し相手が《墓穴の指名者》で無効を狙っても、こちらの効果で自分のモンスターを蘇生させれば《墓穴の指名者》から逃れることになる。
こうした点から《死者蘇生》よりも利便性は上。
勿論普通に《死者蘇生》と同様の感覚で使用してもよい。
効果は有効な状態で蘇生できるので、一度倒された切り札やアドを稼ぎ盤面を築けるモンスターを復活させる等と幅広い用途で使える。
発動条件として、フィールドもしくは墓地に「エクレシア」モンスターが存在する必要がある。
手っ取り早い方法は《The Fallen & The Virtuous》をサーチできる《教導の聖女エクレシア》か、EXデッキから《黒き竜のエクレシア》を墓地へ送るかの択になる。
元々【ドラグマ】では《教導の聖女エクレシア》が鍵になっているので、この条件は有って無いようなものといえる。
そして大きな特徴として、この便利な効果の内どちらを発動するかを自由に選ぶことができる。
これらの効果は便利ではあれど「特に先攻1ターン目は破壊したいカードがなく破壊効果を持て余す」「墓地にいるモンスターしか特殊召喚できないから、特に最序盤ではデッキから特殊召喚する場合と異なり有効な選択肢を得づらい」など、腐る理由を抱えている。
しかし《The Fallen & The Virtuous》の場合は片方が腐ってももう片方の効果を使えばよく、加えて速攻魔法という特性から見た目以上の用途が生まれる。
そのターンで出番がなくとも伏せておき、次のターンで破壊効果を備えておくだけでも重畳の働きといえる。
採用デッキ候補
【烙印】系列のデッキであれば、優先して採用したいカードになる。
特に「《白き竜の落胤》の特殊召喚コストで《烙印竜アルビオン》を墓地へ送る」を始め自然にこのカードを確保でき、変なガタも生じさせずに運用ができる。
《白き竜の落胤》初動であればそのまま《白の聖女エクレシア》を特殊召喚して《黒き竜のエクレシア》のS召喚まで展開を伸ばすことにも繋がる。
最初の破壊効果で墓地へ送る選択肢も豊富な点も嬉しい。
【烙印】系列であれば無理に複数枚を採用する必要はなく、必要に応じてサーチし使用するという温度感になるだろう。
またこれに連動して、【烙印】との混合構築が無理なく行える【ドラゴンテイル】【エルフェンノーツ】【光と闇の儀式】とも相性は良い。
そして《The Fallen & The Virtuous》にはこれといった制約が課されていないので、【烙印】とは無関係のデッキにも採用ができる。
その際にEXデッキに入れるモンスターの候補は《烙印竜アルビオン》《黒き竜のエクレシア》であろう。
《烙印竜アルビオン》
融合・効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻2500/守2000
「アルバスの落胤」+光属性モンスター
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが融合召喚した場合に発動できる。
自分の手札・フィールド・墓地のモンスターを融合素材として除外し、
「烙印竜アルビオン」を除くレベル8以下の融合モンスター1体を融合召喚する。
(2):このカードが墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。
デッキから「烙印」魔法・罠カード1枚を選び、手札に加えるか自分フィールドにセットする。
1枚目はこちら。
《The Fallen & The Virtuous》の破壊効果のコストとしてこのカードが墓地へ送られた場合、(3)効果にて次の《The Fallen & The Virtuous》をセットできる。
《黒き竜のエクレシア》
シンクロ・効果モンスター
星8/光属性/魔法使い族/攻2500/守2500
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手のメインフェイズに発動できる。
このカードをエンドフェイズまで除外し、
自分のデッキ・墓地から「アルバスの落胤」またはそのカード名が記されたレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚する。
(2):このカードが墓地に存在する場合、
自分の墓地・除外状態のレベル8融合モンスター1体とフィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカード2枚とこのカードをデッキに戻す。
2枚目はこちら。
【烙印】にとっては《烙印融合》に囚われない新たな展開ルートを築いた立役者という立場が大きいが、出張採用するにも(2)効果が大きな役割を果たす。
こちらは本家【烙印】であればリソース回復の面が大きいが、《The Fallen & The Virtuous》を出張させる際はコストになるカードをEXデッキに戻しついでにデッキバウンスの除去を行うことができる。
そのためEXデッキに枠を三枚割かずとも《The Fallen & The Virtuous》三回分のコストを捻出したことになる。
またこのカード自体が「エクレシア」モンスターなので、メインデッキに枠を割かずとも《The Fallen & The Virtuous》後半の蘇生効果を発動できる。
最大限に活用するには《The Fallen & The Virtuous》を2~3枚、そして前述の《烙印竜アルビオン》《黒き竜のエクレシア》の併用も必要となる。
そのため他所のデッキへ出張させる場合、EXデッキに余裕がありこの枠を捻出できることが条件となる。
【デモンスミス】程ではないが、最大15枚のEXデッキ枠の内2枚を当てるというのはあまり軽いとは言えない。
なので元からEXデッキへの依存度が高くなく「一部の必須カードを除けば《金満で謙虚な壺》のコストに充てている」類のデッキで採用するのが無難な選択肢だろう。
例えば【リジェネシス】はEXデッキの依存度が低く、リジェネシス側と合致する攻守値の《教導の雷霆フルルドリス》経由でセットできる《ドラグマ・パニッシュメント》と合わせ、EXデッキを弾薬庫として有効活用できる。
烙印関連を除いた中で、単純に使う以上に《The Fallen & The Virtuous》を最大限に生かせるデッキの例としては以下になるだろうか。
- EXデッキに十分なゆとりがあり、速攻魔法の発動が重要になる【絢嵐】
- そもそもEXデッキのカードを使用せず、効果破壊をトリガーにしたカードが多い【ブリッツクリーク】
余談
《The Fallen & The Virtuous》が収録された「白の物語」自体が品薄になったこと、またこのカードが注目を集めたことも相まって「白の物語」の本体価格を上回る値段で取引されている。
封入率の低いプリズマティックシークレットともなれば1枚で数万円の値がつくのも品薄に拍車をかける要因になっている。
「白の物語」は再版されているのだが、それでもなお解決には至らなかったようで、高値の取引は今でも続いている。
追記修正は《The Fallen & The Virtuous》のPrismatic Secret 3枚を確保できた方にお願いします。
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▷ コメント欄
- 実際に強いカードなのは事実だけど、なんか過剰に汎用性やらを強調されてたって印象がある -- 名無しさん (2026-05-30 12:06:32)
- 流石にエクストラ二枠を割いておいて汎用性をアピールするのはズレてたよね -- 名無しさん (2026-05-31 10:42:38)
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*2 貞淑・純潔を意味する
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