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更新日:2026/06/12 Fri 21:33:02NEW!
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速攻魔法 サイクロン 遊戯王 遊戯王ocg 遊戯王ocgカテゴリ項目 遊戯王ocgデッキ項目 風属性 絢嵐 doom of dimensions
「サイクロン」と共に速攻で嵐を巻き起こす「絢嵐」登場!
【絢嵐】とは、『遊戯王OCG』に登場するテーマの一つである。
概要
第13期のレギュラーパック『DOOM OF DIMENSIONS』にて登場したテーマ。
種族はバラバラだが属性は風属性で統一されている。
ちなみに風属性統一のテーマは【B・F】以来、およそ6年ぶりとなる。
本テーマ最大の特徴として、属するカードの全てが《サイクロン》を指定する効果を持つ点。
古のカードである《サイクロン》に着目し、相手のカードのみならず「自分のカードも《サイクロン》で破壊する」ことを狙った効果をしている。
《ブラック・ホール》《洗脳-ブレインコントロール》など、昔のカードをサポートするカードがちらほら登場していた最中ではあり、今回はテーマ単位でサポートを行うこととなっている。
また《サイクロン》と密接な関係に置いたためか、速攻魔法を参照する効果も多い。
《サイクロン》は第一線を退いて久しかったが、このテーマのおかげで再び一定の存在感を放つようになった。
モンスターのイラストは全体的にアジア風になっており、カード名もアジア圏における台風の名称を由来にしている。
一方で「サイクロン」とはインド洋(南アジア)で発生する熱帯低気圧をさしており、アジア風の要素が多いのはそれが由来か。
VBEX6では、下級・上級モンスターは嵐を信奉する、秘境に暮らす民族と紹介されている。
彼らは世界に暴風と豪雨をもたらす嵐の神々を信仰しており、「嵐神界」より顕現するその神々というのが最上級モンスターとLモンスターである。
成人の儀では小さな神をその身に宿す試練を受け、器として適った者が神官・巫女・戦士として指導者的存在となるという。
カード一覧
《サイクロン》
速攻魔法
(1):フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
デュエリストなら誰もが知ってはいるだろうが、一応記載。
2000年発売の『Magic Ruler -魔法の支配者-』で登場した超古参カードであり、【絢嵐】の中核カード。
通常の役割の相手の魔法・罠の破壊のみならず、除外された時のリスクや展開や妨害のトリガーともなることを考えると複数積みが望ましい。
「絢嵐」速攻魔法の効果で墓地からの回収も可能であるため投入枚数を抑えることも可能だが、その場合《絢嵐渦麗ヴァルルーン》の効果を活かしにくくなる点には注意は必要。
下級モンスター
《絢嵐たるエルダム》
効果モンスター
星3/風属性/獣族/攻1300/守 800
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地に「サイクロン」が存在する場合、または相手フィールドに魔法・罠カードが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「絢嵐たるエルダム」以外の「絢嵐」モンスター1体か「サイクロン」1枚を手札に加える。
逞しい体格の青年であり、巨象のような神を身に宿した戦士。名前の由来もクメール語で象を意味する「Damrey」である。
(1)は下級の「絢嵐」モンスターに共通した自己特殊召喚効果。
条件は「自分墓地に《サイクロン》がある」か「相手の場に魔法・罠カードが無い」のどちらかを満たす必要がある。
デュエル最序盤は後者の、それ以降は前者の条件で特殊召喚が可能。
(2)の固有効果は「絢嵐」モンスターか《サイクロン》のサーチ効果。
絢嵐モンスターはいずれも手札から自力で特殊召喚できるため、盤面のモンスター数を手軽に増やせる。
一方の《サイクロン》サーチは他の効果でもサーチができるため、これといってサーチしたいモンスターが居ない場合の選択肢となる。
《絢嵐たるスエン》
効果モンスター
星3/風属性/獣戦士族/攻1600/守 400
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地に「サイクロン」が存在する場合、または相手フィールドに魔法・罠カードが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「絢嵐」魔法・罠カードか「サイクロン」1枚を手札に加える。
神官を務めるクールな雰囲気の青年。名前の由来である「Wukong」は孫悟空を指している。
後述の巫女たちも含め、神職らしからぬ派手な装いが目を引くが、神の器たる己を煌びやかに装飾するというのが彼らの文化らしい。
(2)の固有効果は「絢嵐」魔法・罠カードか《サイクロン》のサーチ効果。
絢嵐速攻魔法は自分のアドバンテージを増やす効果もさることながら、速攻魔法を要求する他の絢嵐カードのトリガーにも利用できる。
そのためデッキの回転に欠かせないカードとなっている。
一方で永続罠の《絢嵐たる権能》は《絢嵐たる海霊ヴァルルーン》で確保できるため優先度は低い。
《絢嵐たるメガラ》
効果モンスター
星3/風属性/天使族/攻 500/守1500
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地に「サイクロン」が存在する場合、または相手フィールドに魔法・罠カードが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):「絢嵐」速攻魔法カードか「サイクロン」が発動した場合に発動できる。
同名モンスターが自分フィールドに存在しない「絢嵐」モンスター1体をデッキから特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は風属性モンスターしか特殊召喚できない。
成人前ながらその身に雷神を宿した、民族きっての天才少女。名前の由来は雷の天使を意味する「Mekkhala」。
(2)の固有効果は「絢嵐」モンスターのリクルート効果。
条件は「絢嵐速攻魔法カードか《サイクロン》の発動」であり、他の下級絢嵐モンスターと異なり1枚で自己完結できていない。
特に他の「絢嵐」モンスターと異なり絢嵐以外の速攻魔法では効果を発動できない点も、地味ながら厄介な条件指定となる。
直接デッキから絢嵐モンスターを特殊召喚できる点は間違いなく優秀で、特に《絢嵐渦麗ヴァルルーン》を直に用意すれば《原始生命態ニビル》などをケアできる。
有力な効果ながら完全な1枚初動でなく事故の要素を含むことから、採用枚数は絞り必要な時に《絢嵐たるエルダム》《絢嵐たる献詠》でサーチして使用することになる。
上級モンスター
《絢嵐たるクローゼア》
効果モンスター
星6/風属性/鳥獣族/攻2200/守1200
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):速攻魔法カードが発動した場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
「絢嵐たるクローゼア」以外の「絢嵐」カードと「サイクロン」をそれぞれ1枚まで自分のデッキ・墓地から手札に加える。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は風属性モンスターしか特殊召喚できない。
(3):相手フィールドに魔法・罠カードが存在しない場合、フィールドのこのカードは戦闘・効果では破壊されない。
最高神に迫る権能を振るう、半神へと変貌した巫女。名前の由来はカンボジア語で鶴を意味する「Krosa」。
(1)は上級以上の絢嵐モンスターに共通した自己特殊召喚効果。
速攻魔法が発動した際、その効果処理後に発動する効果なので条件としては緩め。
求められているのは「速攻魔法の発動」なので、相手の速攻魔法もトリガーとして利用できる。
自力で発動するには「速攻魔法+このカード」という手札要求の条件だが、【絢嵐】はデッキ内の速攻魔法の割合が多いため見た目ほど厳しくはない。
ちなみにこの効果は他の絢嵐モンスターも持っているが、それらを手札に複数持っていても一度の速攻魔法発動に対してこの(1)効果を発動できるのは1枚だけなのは注意。
これは《カゲトカゲ》などと同じ裁定である。
(2)は絢嵐と《サイクロン》の回収効果。
デッキと墓地のいずれかから、デッキの鍵《サイクロン》と任意の絢嵐カードを手札に加えられるため大変重宝する。
序盤は速攻魔法とそれを要求する絢嵐カードの組を作り展開の足掛かり、後半は墓地から回収して長期戦に対応と役割を柔軟に切り替えられる。
また(1)効果で特殊召喚して発動する場合、メインフェイズではなくその前のドローフェイズに速攻魔法諸共発動できれば理想的。
そうすれば《ドロール&ロックバード》に捕捉されずにサーチ効果を安心して使用できる。
そのまま速攻魔法と《絢嵐渦麗ヴァルルーン》をサーチすれば、同じくドローフェイズ中にそれらを展開して誘発ケアになる。
(3)効果は自身の破壊耐性。
効果を使い追えたこのカードを場に維持する意義は薄く、何らかのコストや素材としてフィールドから消えるのであまり大きな役割にはならない。
最上級モンスター
《絢嵐豪火フォニクス》
効果モンスター
星9/風属性/炎族/攻3000/守 0
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):速攻魔法カードが発動した場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):速攻魔法カードが発動した場合、相手フィールドのカードを2枚まで対象として発動できる。
そのカードをデッキに戻す。
(3):このカードが墓地に存在する状態で、「サイクロン」が発動した場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
体の各所に稲妻を思わせる意匠を持つ赤い巨鳥にして、絢嵐の民族が信仰する最高神の一柱。
名前の由来は香港で2番目に高い山「鳳凰山」を指す「Fung-wong」。見た目のモチーフもそのまま鳳凰である。
(1)効果は《絢嵐たるクローゼア》と同じなので割愛。
(2)はデッキバウンス効果。
「速攻魔法が発動した場合、その効果処理後」に発動する条件なので、速攻魔法の比率が多い【絢嵐】では難しくはない。
再利用しづらいデッキバウンスの除去、また2枚「まで」で融通が利き、相手ターンでも発動できることから妨害役として優秀な候補になる。
(3)は自己蘇生効果。
条件は《サイクロン》の発動であり、他の速攻魔法では条件を満たさない点は注意。
特にデメリットも無く効果も有効な状態で復活できる点は嬉しいが、除去からの立て直しとして《サイクロン》が必要になるのは少々面倒。
《絢嵐渦麗ヴァルルーン》
効果モンスター
星9/風属性/水族/攻 0/守3000
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):速攻魔法カードが発動した場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):自分の墓地に「サイクロン」が存在し、相手がモンスターの効果を発動した時に発動できる。
その効果を無効にする。
自分の墓地に「サイクロン」が2枚以上存在する場合、さらにそのモンスターを破壊できる。
(3):このカードが墓地に存在する状態で「サイクロン」が発動した場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
大水が美女を模ったような姿の、もう一柱の最高神。
名前の由来はタイにおける雨の神「Prapiroon」と、それと同一の存在であるヒンドゥー教の神「ヴァルナ」。
(1)(3)効果は《絢嵐豪火フォニクス》と同じなので割愛。
(2)はモンスター効果のカウンター効果。
条件は「墓地に《サイクロン》があること」であり、《サイクロン》が2枚以上あれば無効にしたモンスターを破壊できる。
どこで発動したモンスター効果であっても無効にできるため、単なる妨害だけでなる誘発ケアとしても適性が高い。
特に展開前にこのカードを特殊召喚できれば、相手の手札誘発から味方の絢嵐を守ることに繋がる。
妨害内容は強力だが攻撃力は0でこちらから攻め込むカードではない。
《絢嵐豪火フォニクス》が「高い攻撃力と妨害で決着をつける」とするなら、こちらは「妨害に徹して相手の勝利の芽を摘む」役回りといえるか。
ちなみに絢嵐上級モンスターの持つ(1)は同一チェーン上で複数枚発動できないことは《絢嵐たるクローゼア》で述べた通り。
ただし(3)効果については同一チェーン上で複数枚の発動ができる。
早い話、墓地に《絢嵐豪火フォニクス》と《絢嵐渦麗ヴァルルーン》がいて《サイクロン》を1枚発動すれば、両方の(3)効果を発動して2体とも復活できる。
他にも手札に《絢嵐豪火フォニクス》、墓地に《絢嵐渦麗ヴァルルーン》がいて《サイクロン》を1枚発動もそれぞれの(1)と(3)効果を発動して特殊召喚ができる。
ここは盤面形成に大いに役立つので、是非とも忘れないようにしたい。
リンクモンスター
《絢嵐たる海霊ヴァルルーン》
リンク・効果モンスター◤ ▲ ◥
◀ ▶
◣ ▼ ◢
リンク2/風属性/水族/攻 0
「絢嵐」モンスター2体
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがL召喚した場合に発動できる。
自分のデッキ・墓地から「サイクロン」1枚を手札に加える。
(2):自分フィールドの「絢嵐」モンスターを含むフィールドの表側表示モンスター2体を対象として発動できる。
そのモンスターを永続魔法カード扱いで元々の持ち主の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
(3):速攻魔法カードが発動した場合に発動できる。
自分のデッキ・墓地から「絢嵐」永続罠カード1枚を自分フィールドに表側表示で置く。
「BURST PROTOCOL」で追加されたLモンスター。海中に腰を下ろした、《絢嵐渦麗ヴァルルーン》の異なる姿。
現状【絢嵐】唯一のEXモンスターとなる。
(1)は《サイクロン》の回収効果。
デッキの要になるカードを回収できる点は素直に有益で、テーマ内コンボを決めやすくなる。
またL召喚すれば良いという手軽さから、他の絢嵐モンスターや速攻魔法が持つ「もしくは《サイクロン》を手札に加える」効果を割かずに済む利点にもなる。
(2)は互いのモンスターを永続魔法化させる効果。
対象を取る起動効果なので過信はできないが、成功すれば下手に墓地へ送る除去よりも相手に再利用されにくくなる。
自分の永続魔法化したモンスターは《サイクロン》の的にして破壊するとよいだろう。
(3)は絢嵐永続罠を置く効果。
現状は《絢嵐たる権能》のみだが、あちらは無効効果を持っているので確保する意義は大きい。
また《絢嵐たる権能》の効果にも《サイクロン》が求められるため、このカードの(1)効果で確保した《サイクロン》と合わせられる点も高相性。
いずれも有用な効果だが、攻撃力0も相まって効果を使い追えた後に場に残す意義は薄い。
自身を(2)効果でフィールドから離してもよいが、あるいは風属性LモンスターのL素材にするなど有効に消費したいところ。
魔法カード
速攻魔法は共通して、以下の通りの効果構造になっている。
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる(このカード名の以下の効果はそれぞれ1ターンに1度しか選択できない)。
●(固有効果)
●自分のデッキ・墓地から「サイクロン」1枚を手札に加える。
(2):このカードが「サイクロン」の効果で破壊された場合に発動できる。
このカードを自分の魔法&罠ゾーンにセットする。
(1)は固有効果の発動か《サイクロン》の回収を選択できる。
《サイクロン》が足りなければそちらの回収、間に合っているなら固有効果と効果を使い分けられるので腐りにくくなっている。
(2)は共通で《サイクロン》で破壊された際の自己セット効果。
つまり絢嵐速攻魔法→《サイクロン》の順に発動して破壊した際、絢嵐速攻魔法の(1)効果を適用しつつ墓地からセットして次ターンでも使用できるからくりになる。
「自分のカード・アドバンテージを稼ぐ」効果が多いが、セットしたカード利用して相手ターンに《絢嵐豪火フォニクス》などの効果を使う手掛かりになる。
相手に依存せず《サイクロン》を能動的に発動する手立てとしても有効。
《絢嵐たる献詠》
速攻魔法
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる(このカード名の以下の効果はそれぞれ1ターンに1度しか選択できない)。
●デッキからレベル4以下の「絢嵐」モンスター1体を手札に加える。
●自分のデッキ・墓地から「サイクロン」1枚を手札に加える。
(2):このカードが「サイクロン」の効果で破壊された場合に発動できる。
このカードを自分の魔法&罠ゾーンにセットする。
固有効果は下級絢嵐モンスターのサーチ。
該当モンスターは自力で手札から特殊召喚でき、特に初動要員である《絢嵐たるエルダム》《絢嵐たるスエン》を呼び込めるので重宝する効果。
速攻魔法という点を活かしドローフェイズに発動できれば《ドロール&ロックバード》に邪魔されず展開の下振れを低減できる。
《絢嵐たる顕現》
速攻魔法
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる(このカード名の以下の効果はそれぞれ1ターンに1度しか選択できない)。
●デッキから「絢嵐」モンスター1体を墓地へ送る。
●自分のデッキ・墓地から「サイクロン」1枚を手札に加える。
(2):このカードが「サイクロン」の効果で破壊された場合に発動できる。
このカードを自分の魔法&罠ゾーンにセットする。
固有効果は絢嵐モンスターの墓地送り。
墓地効果を持つ絢嵐モンスターは、自己蘇生効果を持つ《絢嵐豪火フォニクス》《絢嵐渦麗ヴァルルーン》のみなので、それが墓地送りの候補となる。
これらは手札事故の観点から採用枚数を絞ることが多いため、既にデッキに居ない場合は《サイクロン》の回収を選択すればよい。
《絢嵐たる見神》
速攻魔法
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる(このカード名の以下の効果はそれぞれ1ターンに1度しか選択できない)。
●自分は2枚ドローする。
その後、手札に「絢嵐」カードか速攻魔法カードが存在する場合、
その内の1枚を選んで捨てる。
存在しない場合、自分の手札を全て捨てる。
●自分のデッキ・墓地から「サイクロン」1枚を手札に加える。
(2):このカードが「サイクロン」の効果で破壊された場合に発動できる。
このカードを自分の魔法&罠ゾーンにセットする。
固有効果は手札交換。
流石に手札をすべて捨てるデメリットは重いため、予め絢嵐カードか速攻魔法を握った状態で発動するのが望ましい。
墓地効果を持つ絢嵐は現状《絢嵐豪火フォニクス》《絢嵐渦麗ヴァルルーン》のみなので、墓地利用を積極的に考えるのは少々難しい。
単純な手札整理として使用するのが無難だろう。
特に(2)効果でセットした後に相手ターンで発動すれば、手札誘発を引き込むチャンスにもなる。
捨てるカードは速攻魔法であれば何でも良いという点から、【絢嵐】以外のデッキでも採用が検討できる。
特に墓地の魔法カードの枚数が重要な【閃刀姫】、捨てた速攻魔法を《神碑の泉》のドロー効果に使える【神碑】辺りが有力候補。
《絢嵐たる軒昂》
速攻魔法
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる(このカード名の以下の効果はそれぞれ1ターンに1度しか選択できない)。
●自分の墓地からレベル6以下の「絢嵐」モンスター1体を特殊召喚する。
●自分のデッキ・墓地から「サイクロン」1枚を手札に加える。
(2):このカードが「サイクロン」の効果で破壊された場合に発動できる。
このカードを自分の魔法&罠ゾーンにセットする。
固有効果は絢嵐モンスターの蘇生。
範囲内のモンスターは《絢嵐たるメガラ》を除き特殊召喚して即座にハンド・アドバンテージを増やす効果を持つ。
そして《絢嵐たるメガラ》は他に速攻魔法があれば、直接絢嵐モンスターを特殊召喚できるため、妨害効果をもつ最上級絢嵐モンスターの用意に使える。
基本的には単純な蘇生・展開目的としつつ、《絢嵐たるメガラ》から妨害用意が見えるなら相手ターンに妨害目的で使うのも良いだろう。
この手の蘇生効果共通の欠点として「最序盤では蘇生対象が居ないから腐る」というものがあるが、このカードの場合は《サイクロン》回収に効果を切り替えることができる点も嬉しい。
罠カード
《絢嵐たる権能》
永続罠
(1):1ターンに1度、「絢嵐」カードを含む自分の墓地の速攻魔法カード3枚を対象として発動できる。
以下を適用する。
●そのカードをデッキに戻す。
その後、自分は1枚ドローする。
●このターン中、自分フィールドの風属性モンスターの攻撃力・守備力は300アップする。
(2):「サイクロン」が発動した時、相手フィールドの表側表示カード1枚を対象として発動できる(同一チェーン上では1度まで)。
そのカードの効果を無効にする。
(3):このカードが「サイクロン」の効果で破壊された場合に発動できる。
このカードを自分フィールドにセットする。
(1)は速攻魔法のデッキ戻しとドロー・更に風属性モンスターの攻守値を上昇させる効果。
攻守値の上昇は微量かつそのターン限定だが、風属性モンスター是認に適用できるので攻めの場面では一応使える。
本命はデッキと手札のリソース回復で、これにより長期戦にもある程度対応できている。
なお《サイクロン》は墓地から直に回収する手立てがある上、墓地に《サイクロン》があることを要求するカードもあるので戻さない方が良い。
(2)は《サイクロン》にチェーンした無効効果。
無効にするカードは「相手フィールドの表向きカード」であれば何でもよい上、《サイクロン》にチェーンする都合から相手ターンでも発動しやすい。
例えば相手がフィールドで何らかの効果を発動した場合、それに《サイクロン》とこの(2)効果をチェーンして発動することで、最初の相手効果を無効にできる。
これにより相手の捲り札や展開の起点を止める手立てとして成立する。
ただし注意点として、この効果を発動するには《サイクロン》に直接この効果をチェーンしないといけない。
自分が《サイクロン》を発動した後に相手がフリーチェーンの効果を割り込んで発動すれば、そもそもこの効果を発動できなくなる。
(3)は絢嵐速攻魔法と同じ自己セット効果。
速攻魔法とは異なり積極的に使いたい効果ではないので、相手の除外除去を回避するか(2)効果のために無理くり破壊対象にするかの用途になる。
《絢嵐たる海霊ヴァルルーン》の効果で、デッキから直接場に表向きで配置できる。
無暗に魔法・罠ゾーンを圧迫させたくないという都合もあり、採用枚数は1枚に絞ることが多い。
ちなみに(2)効果の由来として、初心者がやりがちなルールの勘違い「最強サイクロン」を基にしているという憶測がある。
これは相手が魔法・罠カードを発動した際、それを《サイクロン》で破壊することで「発動まで無効にした」という誤解を指す。
このカードの場合は破壊する魔法・罠カードに限定せず何でも無効にできるため、本家「最強サイクロン」よりも利便性が強化されている。
一方で「発動する効果」として再現した都合、前述の通りチェーン切断で妨げられるという弱点も生じている。
デッキ運用
これと決まった展開ルートは特になく、各種妨害効果を並べての制圧を目指す。
先攻展開としての目標は大まかに以下の通り。
- 《絢嵐たる海霊ヴァルルーン》の効果による《絢嵐たる権能》の設置
- 妨害効果を持った《絢嵐豪火フォニクス》《絢嵐渦麗ヴァルルーン》等を展開
- それらの絢嵐モンスターの効果を支援する《サイクロン》や「絢嵐」速攻魔法のセット
効果の多くが速攻魔法と関連している都合、メインフェイズ以外でも動きやすくそれを活かした誘発回避も悪くない。
特にドローフェイズで《絢嵐たるクローゼア》や絢嵐速攻魔法の発動による《ドロール&ロックバード》回避、《絢嵐渦麗ヴァルルーン》による誘発ケアは意識したいところ。
下級モンスターは召喚権を使わずに展開できるため、多少誓約こそあるが他のデッキとの混合構築も可能である。
相性の良いカード
風属性モンスター
一部の絢嵐カードは「風属性しか特殊召喚できない」制約があるため、EXデッキも含め風属性を中心とする編成が求められる。そのため本テーマ発表直後の制限改定で《召命の神弓-アポロウーサ》が禁止になった際は、【絢嵐】使用予定のプレイヤーは動揺を隠せずにいた。
- 《天雷ノ双風神 シーナ》
効果モンスター
星9/風属性/ドラゴン族/攻2900/守1500
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに風属性モンスターが存在し、相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した時に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
その後、その相手の効果の種類によって以下の効果を適用する。
●モンスター:「天雷ノ双風神 シーナ」以外のフィールドの表側表示モンスターを全て手札に戻す。
●魔法・罠:フィールドの魔法・罠カードを全て手札に戻す。
(2):このカードは1ターンに1度だけ戦闘では破壊されない。
「BURST PROTOCOL」で追加された風属性サポートカード。
自分の場に風属性モンスターが居る状態で相手が効果を発動した際、自身を手札から特殊召喚しつつ一斉手札バウンスを発動する手札誘発カード。
豪快なバウンス効果を持っているうえ、速攻魔法を発動できれば絢嵐モンスターを再度手札から出せる点も噛み合っている。
- 《トーテムバード》《No.3 地獄蝉王ローカスト・キング》《No.75 惑乱のゴシップ・シャドー》
ランク3の風属性Xモンスターで、下級絢嵐モンスターを素材にX召喚できる。
前者は魔法・罠カード効果を、後者はモンスター効果を無効にする。
Xモンスター故に使いきりとなるが、妨害の隙を埋める要員としては十分。
- 《死翼のフレスヴェイス》
フリーチェーンで相手墓地のモンスターをデッキに戻すリンク3のLモンスター。
墓地メタとしては勿論、効果を使い追えた《絢嵐たる海霊ヴァルルーン》をL素材として処分するにも役立つ。
速攻魔法カード
絢嵐カードは「速攻魔法の発動」を要求するものも多いため、便利な速攻魔法を多く採用できる。
ルール上【烙印】及び【ドラグマ】カードとしても扱う、著しい安定性と汎用性を持った速攻魔法。
「EXデッキから《アルバスの落胤》のカード名が記されたモンスターを墓地へ送り、フィールドの表向きカード1枚を破壊」
「フィールドか墓地に『エクレシア』モンスターが存在する場合、自分か相手の墓地のモンスターを自分の場に特殊召喚」のいずれかを選択できる。
いずれの効果も状況を選ばず使用でき、しかも任意の効果をその場に合わせて選択できるのでゲーム全体を通して活躍が期待できる。
併用カードの候補は《黒き竜のエクレシア》及び《烙印竜アルビオン》。
《烙印竜アルビオン》を墓地へ送れば新たな《The Fallen & The Virtuous》をセットでき、次ターンでも再度効果を使用できる。
そして《黒き竜のエクレシア》は蘇生効果の条件を満たせるのみならず、墓地の自身とフィールドのカードをデッキに戻す効果もある。
起動効果とはいえ除去ついでに《The Fallen & The Virtuous》のコストに再度できることで、いずれの墓地送り候補も「効果を絶やす」心配がない。
コストのためにこれらのカードをEXデッキに採用する点も、EXデッキに余裕がある【絢嵐】では無問題。
- 《超融合》
チェーン発動を許さずにフィールド上のモンスターを融合素材として処分する。
《超融合》の効果処理後に各種絢嵐モンスターの効果を使用することで、除去と展開始動の二役を担うことになる。
一部の絢嵐カードには「発動後、ターン終了時まで風属性しか特殊召喚できない」制約があるため、これを回避するためにターンの最初に使用したい。
- 《墓穴の指名者》
相手墓地のモンスターを除外しつつ効果を使用できなくする。
汎用的な墓地メタ兼手札誘発対策にもなる上、それすらも展開の起点にできる。
特にモンスターカードの使用を大きく制限する《禁じられた一滴》《禁じられた聖冠》が有力候補。
これらも相手のチェーン発動に制限をかけるため、妨害効果を安全に通して計算を狂わせることができる。
- 《バウンドリンク》
リンクモンスターをEXデッキに戻し、そのリンクマーカー分だけ手札交換する速攻魔法。
このデッキは効果使用後のヴァルルーンを持て余しやすいので、それを回収することで無駄なく使える。
- 《聖遺物の胎動》
「手札のレベル9特殊召喚」か「場のレベル9とは別のレベル9をリクルート」のどちらかを選べる。
ジェネレイドなど、レベル9に寄せる構築なら。
- 《皆既日蝕の書》
後手から捲る際に有用なまくり札で、全モンスターを裏側守備表示にして黙らせられる。
対象を取らない破壊でもない効果なので耐性持ちにも通用する。
ドローさせるデメリットがあり、この効果の存在からうららを貰ってしまうが、逆に言えばうららを無理やり消費させることができるということでもある。
その他
- 《炎舞-「天璣」》
《絢嵐たるスエン》をサーチできる永続魔法。
デッキの回転に欠かせない《絢嵐たるスエン》のサーチだけでも有益だが、永続魔法で場に残るので《サイクロン》で破壊する的としても使える。
- 《調和ノ天救竜》
EXデッキのSモンスターを相手に見せることで「自己特殊召喚・Sモンスター1体の墓地送り・モンスター破壊」を実施する手札誘発。
前述の通り【絢嵐】はEXデッキに余裕があるため、《調和ノ天救竜》用にSモンスター6枠を割くことが可能。
効果使用後は星7チューナーとして場に残るので、下級絢嵐モンスターと合わせ風属性の《フルール・ド・バロネス》のS素材とするのが固い。
同じく速攻魔法を主軸にするテーマ。
デッキ間のシナジーが特別強い訳ではないが、《絢嵐たる見神》をはじめとしてサポートカードを共有できる。
「絢嵐」カードで制圧しつつ、「神碑」カードでデッキ破壊を狙うといった動きもできる。
- 《ハーピィの羽根吹雪》
風属性・鳥獣族がフィールドにいる場合にターン終了時まで相手のモンスターの効果を封じる強力な制圧効果を持つ通常罠カード。
テーマ内に《絢嵐たるクローゼア》、テーマ外からも展開力の高さから風属性・鳥獣族をEXデッキから特殊召喚できるため、素引き前提ながら発動条件を満たすことは容易。
欠点・弱点
- 魔法メタ
【絢嵐】の多くが《サイクロン》および「速攻魔法の発動」を条件として要求している。
そのため《ナチュル・ビースト》などの「発動を無効にする」カウンター効果にぶち当たった場合、それら効果が使用できなくなる。
速攻魔法の発動がそのまま展開に直結しているため、発動無効の魔法メタはかなり苦しい存在になる。
基本的にはあまり見かけないものの、魔法カードを封じる《マジック・キャンセラー》や速攻魔法を封じる《暗黒の侵略者》などを【絢嵐】のメタに採用しているようなケースもあったりする。
中でも《神の密告》は天敵中の天敵。
《神の密告》
カウンター罠
このカードは自分フィールドの他の裏側表示の罠カード1枚を相手に見せ、
セットしたターンに発動する事もできる。
(1):魔法・罠カードが発動した時、以下から1つを選択して発動できる。
●1500LPを払って発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
このターン、破壊したそのカード及びそのカードと元々のカード名が同じカードの効果をお互いに発動できない。
●3000LPを払って発動できる。
その発動を無効にし除外する。
その後、相手はこの効果で除外したカードと元々のカード名が同じカードを自身の手札・デッキから全て除外する。
このカードで《サイクロン》を無効にされると《サイクロン》が全て除外されてしまいほぼデッキが機能停止する程のダメージを受けてしまうのである。
墓地及び場にセットされた《サイクロン》は除外されないため、セットする・手札コストで直接墓地に送るなどで対応できるが、動きが制限される事には変わりない上に1枚しか引けてない場合は迂闊に《サイクロン》が使えなくなるため非常に頭を悩ませる存在である。
- 墓地メタ
【絢嵐】の妨害の中核には「墓地に《サイクロン》があること」を条件とする《絢嵐渦麗ヴァルルーン》がいる。
他にも「墓地から《サイクロン》や絢嵐カードを回収」する効果は多いが、除外された《サイクロン》や絢嵐カードに触る手立てが現状存在しない。
そのため《ディメンション・アトラクター》《D.D.クロウ》など「墓地へカードを送らせない」あるいは「墓地のカードを除外する」効果は天敵となる。
特に前者は必要なカードが根こそぎ除外されるのでリソースの回復も《絢嵐渦麗ヴァルルーン》の妨害も成立しなくなり、最悪デッキが瓦解する。
ミラーマッチが発生した場合、自分の速攻魔法が相手のトリガーとなるなど「相手を手助けしてしまう」事態が頻発する。
かといってこちらが速攻魔法を控えれば当然展開ができないので、互いにデュエルが著しく低速化してしまう。
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- 某所からの代理作成です。 -- 名無しさん (2026-03-26 16:42:04)
- お疲れ様です。何気にサイクロン以外の速攻魔法の選択肢も豊富で楽しいデッキだったりするぞ。 -- 名無しさん (2026-03-26 18:26:54)
- 長らく一線級で戦い続けた老兵サイクロンも歳には勝てず一線を退く…と思いきや、いつの間にか広げた弟子たちと共に再び環境へ参戦!…と書くと結構感慨深いテーマだな -- 名無しさん (2026-03-26 20:11:23)
- あのサイクロンを中核にしたこのシリーズが出た時は本当に嬉しかったなぁ。 -- 名無しさん (2026-03-26 23:40:02)
- クローゼアの破壊耐性は月光を相手にするときに役立つこともある -- 名無しさん (2026-03-29 11:34:17)
- MDで使ってるけど「サイクロンは強いカード」だと思い出すことができたぜ。あと久々にエンドサイクを楽しんでる。 -- 名無しさん (2026-04-09 03:13:22)
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