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更新日:2024/06/28 Fri 13:36:39NEW!
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テレビ番組 バラエティ番組 フジテレビ お笑い番組 今田耕司 高橋克実 中村仁美 2008年 爆笑レッドカーペット ショートネタ レッカー君
一瞬で笑える! お笑いショートスタイル!!
『爆笑レッドカーペット』(ばくしょうレッドカーペット)は、フジテレビ系列で主に2008年から2010年に放送されたお笑いバラエティ番組である。
●目次
【概要】
いわゆるネタ見せ番組だが、ネタの披露時間が1分程度と極めて短いのが特徴。
そのため1回の番組内で登場する芸人数は1時間につき約20組と多く、様々な芸人によるネタを、スピーディかつテンポ良く楽しめるのが魅力である。
その内容から人気を博し、ショートネタブームを巻き起こした番組として知られる。
最初の放送は、2007年2月18日・3月18日の21:00 - 22:24で、諸事情で打ち切りになった『発掘!あるある大事典II』の代替番組として放送された。
初回・2回目は裏番組に木村拓哉主演の日曜劇場『華麗なる一族』が編成されていたが*1、それでも13.5%、10.2%と高視聴率を記録。更に5回の単発放送を経て2008年からレギュラー番組に昇格した。
【内容】
タイトルの通り、画面奥の扉もしくはレッドカーペット型のベルトコンベアに乗って画面右から芸人が登場し、ネタを披露、終わるとベルトコンベアが動き出し、乗っている芸人やコントのセットがそのまま画面右に消えるという演出が特徴。
ネタが終わった後は、レッドカーペット会員と呼ばれるゲスト兼審査員(芸人以外の有名人約7名)が審査、合計得点で「小笑」「中笑」「大笑」「満点大笑」の4段階による評価が下される。
審査といっても厳正なものではなく、実際は「大笑」「満点大笑」が殆どだっだが、たまに「中笑」が下されることもあった。「小笑」になったのはたむらけんじのみ。
番組の最後には、司会の高橋克実が指名した会員が、個人的に最も面白かった芸人を指名し、その芸人には「レッドカーペット賞」が送られる。
他にも、審査員がアンコールした芸人が再びネタを披露する「カムバックレッドカーペット」や、異なる芸人同士がコラボしてネタを披露する「コラボカーペット」などのコーナーがあった。
【歴史と評価】
最初のレギュラー放送は2008年4月16日から2009年3月25日の水曜22:00 - 22:54。
視聴率は常時15%台で時間帯1位になることも多く、最高平均視聴率は22.5%、瞬間最高視聴率は24.7%と、まさに番組の全盛期であった。
この人気を受けて、4月4日からは土曜19:00 - 19:57に移動し、2010年3月20日まで同枠で放送された。
しかし競争の激しい時間帯もあって、平均視聴率は下がり、1桁になることもあった。それでも9~15%台はキープするなど、辛うじて人気を保っていた。
その後、4月11日から日曜19:58 - 20:54に移動。
しかし裏番組との競争に加え、番組自体がマンネリ化を迎えてきたこともあって、視聴率は6~13%台とさらに低迷。その結果、同年8月1日をもって、2年8か月のレギュラー放送に幕を下ろした。
その後は同年8月25日から2014年1月1日にかけて、特番として11回放送。
2018年1月1日には『初詣!爆笑ヒットパレード』内の1コーナー「新春レッドカーペット」として放送された。
2022年11月26日に放送されたコント番組『ただ今、コント中』では番組でメインを張るサンドウィッチマンが放送当時のフジテレビにタイムスリップし、番組を収録中のスタジオ裏で当時の芸人に出会い、その後の未来を忠告するというコントが放送された。ちなみに、サンドはオーディションに参加したがネタが長すぎるとの理由で一度も出演できなかったとのこと。
後に他局でもショートネタ番組が多数作られたりと、当時のお笑いブームを牽引した番組であった一方、その形式もあってか、実力派芸人よりもキャラ芸人が幅を利かせてしまい、一発屋の量産、笑いのレベル低下を招いてしまったとの批判もある。
また、ほぼ同時期に放送されていた『あらびき団』(TBSテレビ)にもこの番組の常連が登場することが多く*2、「エリートはここに来ないでほしい」と冗談交じりに批判したこともあった。良くも悪くも、当時の人気の程がうかがえる話といえる。
【出演者】
- 今田耕司
MCの1人。Wコウジのメンバーとしても知られる吉本興業所属のピン芸人。
全体の回しや高橋たちへのツッコミを行う、事実上の番組の顔。
俳優でMCの1人。肩書きはCEO。センターを飾っているが、進行は基本的に今田たちに任せている。その代わり、ナレーターを担当したり、冒頭などでよくボケていた。
- 中村仁美
当時のフジテレビアナウンサーで、進行を担当。
自身の育休時等には、高橋真麻といった他のアナウンサーが代役を務めていた。
- レッカー君
番組のマスコットキャラクター。
その名の通り、レッドカーペットをデフォルメした姿をしている。赤い一反木綿ではない。
【主な出演芸人】
芸人ごとに番組オリジナルのキャッチフレーズがつけられており、途中で変わるパターンもある。
芸名は放送当時のもの。
私、脂のってます! 柳原可奈子
女性ピン芸人。太田プロダクション所属。
リアルによくいる様々なちょっとウザい女性になり切るコントで人気に。いらっしゃいませ~
後述する『爆笑レッドシアター』のレギュラーにして、紅一点でもあった。
自称ミスターカーペット ハイキングウォーキング
鈴木Q太郎と松田洋昌のコンビ。吉本興業所属。
キャッチフレーズに違わず、トップクラスの出演回数を誇り、鈴木による「コーラを一気飲みして、ゲップをせずに〇〇を言い切る」に代表されるMr.スズキックスのスーパーイリュージョンショー!で人気に。
近年は大道芸を取り入れたネタで松田も全面的に舞台に立ち、営業で大活躍。
お笑い四次元ポケット バカリズム
ピン芸人。マセキ芸能社所属。
当初はフリップネタの「トツギーノ」で人気となるも、一発屋化を危惧して早々に封印し、「贈るほどでもない言葉」といった様々なネタを披露した。
この戦略が功を奏し、現在は芸人のみならず俳優・脚本家としても大活躍。
お笑いロックンロール 超新塾
新塾イーグルと新塾タイガーと新塾コブラと新塾マンモスと新塾ドラゴンのグループ。ワタナベエンターテインメント所属。
番組屈指の大所帯である5人で繰り広げる「ロックンロール劇場」で注目を浴びた。後にドラゴンが脱退し、コアラ小嵐とアイクぬわらが加入。レギュラー放送終了後の特番ではこの6人で出演した。
現在はグループYouTubeチャンネルの他、小嵐はボディビルダーとして、アイクは個別でタレント活動を継続しているほか、イーグルとタイガーは禅というコンビで活動中。コブラ改めサンキューもピンでのライブ出演を行っている。つまりマンモス改めブーさんは…
2023年2月には小嵐が脱退した事でオリジナルメンバーと同じ人数に戻ったが、最初の仕事となった『THE SECOND 〜漫才トーナメント〜』でベスト8まで勝ち進んだ。
なお、オリジナルメンバーは全員が元吉本所属であり、ドラゴンの吉本時代の元相方はザ・プラン9のメンバーで「しっくりこないニュース」でおなじみの浅越ゴエ。
笑いの3LDK 我が家
坪倉由幸と杉山裕之と谷田部俊のトリオ。ワタナベエンターテインメント所属。
ボケ・ツッコミがスライドする「ローテーション漫才」で人気に。言わせね~よ!
レッドシアターのレギュラーにして、唯一のトリオでもあった。近年は杉山の酒癖の悪さが響いてトリオでの活動が縮小、個別での活動がメインとなり、中でも坪倉は俳優業で活躍。
顔面リーサルウェポン ザブングル
松尾陽介と加藤歩のコンビ。ワタナベエンターテインメント所属。
加藤の顔面を活かしたコントで人気に。加藤は決め台詞の悔しいです!!が海外でネットミーム化され、じゃない方の松尾も運動神経悪い芸人でガチ王の名を欲しいがまま?にしている
後に某騒動の影響もあって2021年に解散し、松尾は起業家に転身した。運動神経悪い芸人には今も呼ばれているが。
笑いを生み出す三角関係 ななめ45°
岡安章介と土谷隼人と下池輝明のトリオ。ホリプロコム所属。
岡安演じる車掌・駅員のコントで注目を浴び、バンダイの鉄道模型「Bトレインショーティー」のCMにも出演した。発車しまーすご乗車くださーい
ひがみの弾丸 マシンガンズ
滝沢秀一と西堀亮のコンビ。太田プロダクション所属。肉と米のタッグではない。
コンビ名さながらの勢いで、2人が世の中の不満にキレてツッコみまくる漫才が注目を浴びるも、ブレイクまでには至らず。
中でもゴミ清掃員との二足の草鞋を履いている滝沢はそちらが本業となりつつあったが、2023年の『THE SECOND 〜漫才トーナメント〜』で準優勝となり、イケオジ芸人としてまさかのブレイクを果たした。
暴走堕天使 鳥居みゆき
女性ピン芸人。サンミュージックプロダクション所属。
狂気に満ちた一人コント「まさこの単独妄想夢芝居」で人気に。そーれヒットエンドラーン!
ネタとは裏腹に素顔はかなりの美人で、ロンドンハーツの奇跡の1枚では毎回奇跡を起こしている。
甘酸っぱい青春コント しずる
池田一真と村上純のコンビ。吉本興業所属。
レッドシアターのレギュラーでもあり「清美と川口先生」のようなキャッチフレーズそのままのコントでブレイク。
番組の終了後は人気が低迷するも、2022年では池田改めKAƵMAがアメトーークで特集を組まれたりと、再び注目されつつある。
変幻自在のキャラマシーン なだぎ武
ザ・プラン9のメンバー。吉本興業所属。
当時は友近とのディラン&キャサリンでブレイクしていたが、R-1ぐらんぷりを連覇した直後とあってピンネタでも活躍。
個人での拠点が東京、グループの拠点が大阪という事もあり、現在はグループを脱退したが、実際は臨時要員という扱いでその後も代役としてグループに復帰した実績がある。2021年には東京オリンピック開会式でのレポーター役で注目を集めた。
ベテラン風若手漫才 ナイツ
塙宣之と土屋伸之のコンビ。マセキ芸能社所属。
おなじみの「ヤホー漫才」で人気を博し、番組内でYahoo!から公認されたことを告白した。
今や名実ともにベテランの漫才師で、塙は漫才協会の副会長兼M-1審査員も担当。永井とはコラボしそうでしなかった。
オゲレツスタンダップコメディー くまだまさし
ピン芸人。吉本興業所属。
小道具を使ったしょーもないネタで注目を浴びた。どうだい~みんな帰りてえだろ?
ハイキングウォーキングとはコラボカーペットで限定ユニット「ブルマパーティー」を頻繁に結成しており、同コーナーを代表するユニットだった。
今夜あなたを逆指名 狩野英孝
ピン芸人。マセキ芸能社所属。
ナルシストなホストキャラでブレイクし、レッドシアターのレギュラーにして名ばかりのリーダーに抜擢。この頃から既に天然、弄られキャラを確立していた。ラーメン・つけ麺・僕イケメン!
その後は謹慎沙汰を起こすも、持ち前のキャラで乗り切り復帰し、今も変わらぬ姿を見せ続けている。スタッフゥー!
オモローは地球を救う 世界のナベアツ
ジャリズムのメンバー。吉本興業所属。
長らく関西で活躍していたが、「3の倍数と3が付く数字のときだけアホになる」と、決め台詞の「オモロー」で一世を風靡し、全国区でのブレイクを果たした。実はオモローは相方の山下発案なのだが、その張本人が1番使いこなせてない。
後に落語家への転身のためコンビを解散し、現在は「桂三度」として活動。
お笑いテクニカルノックアウト TKO
木本武宏と木下隆行のコンビ。松竹芸能所属。
これまで四回も東京進出に失敗していたが、コントや木下の鶴瓶モノマネがブレイクし、五度目の正直となった…
…が、2020年に木下が、2022年には木下も諸事情で松竹からノックアウトを退所することとなった。コンビ活動も休止していたが、2023年からフリーとして再開。
笑いの筋通します ロッチ
中岡創一とコカドケンタロウのコンビ。ワタナベエンターテインメント所属。
コントで人気を博し、レッドシアターのレギュラーを務めたりと若手のイメージがあったが、超新塾と同じく2人とも元大阪吉本かつ意外とキャリアが長く、特にコカドは同期がフットボールアワーだったりする。
ダンボールリサイクルリサイタル もう中学生
ピン芸人。吉本興業所属。
ダンボールから作られたアートを用いたファンシーなネタで人気に。タメになったね~タメになったよ~
番組終了後は仕事が減り故郷長野への帰郷も考えたらしいが、コロナ禍での無観客ライブにて涙目になりながらもネタを行う様子が『水曜日のダウンタウン』で紹介されたことや、壁でのハジけっぷりが話題となり再ブレイクを果たした。
ビギン・ザ・詩吟 天津木村
天津のメンバー。吉本興業所属。
元々はアニヲタ向に隠れるじゃない方芸人だったが、特技の詩吟と下ネタが融合した「エロ詩吟」でブレイク。なんだか今日イケそうな気がする~
しかし、詩吟界から猛批判を受けてしまい団体からの除名、即ち追放を食らってしまう。あると思います!
後に別の団体に所属し詩吟の資格を再取得したものの、エロ詩吟はほぼ封印状態にある。後にバス運転手に転身後、現在は岩手県に移住し住みます芸人として活躍。
相方の向はピンで当時常連パネラーだった皆藤愛子を筆頭に、女性ゲストの恋人になりきるという気持ち悪いネタを披露していた。
新たなる闘魂伝説 アントキの猪木
ピン芸人。マセキ芸能社所属。
名前が示す通りの「アントニオ猪木が〇〇だったら」のシチュエーションコントで注目を浴びた。春一番と小猪木とアントキののどれが好きかで世代がわかるかも。
栃木生まれのなまり漫才 U字工事
福田薫と益子卓郎のコンビ。アミー・パーク所属。
キャッチフレーズの通り、地元を全面に押し出した漫才で人気に。ごめんねごめんね~!
また、益子はライバル?の山形のロケット団三浦、茨城の赤いプルトニウムとコラボカーペットで「赤プル隊」を結成していた。
後にデューズに移籍。
愉快なさえずり カナリア
安達健太郎とボン溝黒のコンビ。吉本興業所属。
本来は漫才をメインに演じていたが、この番組では主に『カナリア国語辞典』といったフリップネタを披露していた。
後に方向性の違いにより解散し、ボンはボンざわーるどに改名し吉本新喜劇に移籍し、安達は主にガキ使のくっきー!企画に登場している。
ナイナイ騎士 永井佑一郎
ピン芸人。吉本興業所属。
パンパンスパパンではなくナイツナイツオールナイツの方。中笑いになることが多く、今田から「ミスター中笑い」と呼ばれてしまったが、大笑いと満点大笑いもしっかり取っている。
後にJ-BRAVEを経てビクターミュージックアーツに移籍。
心地よいズレ漫才 オードリー
若林正恭と春日俊彰のコンビ。ケイダッシュステージ所属。
ご存知ズレ漫才でブレイクしたが、この漫才の名付け親は番組のプロデューサー兼ディレクターの藪木健太郎であり、本人たちも喜んで公認している。
番組屈指の出世頭で、現在もピン&冠番組で大活躍。
おデブが奏でるハーモニー 響
長友光弘と小林優介のコンビ。ソニー・ミュージックアーティスツ所属。
長友扮する巨漢野球部女子ストーカーマネージャー「ミツコ」で人気に。どうもすいませんでした!
後にビクターミュージックアーツに移籍。
偽りのお笑い貴族 髭男爵
山田ルイ53世とひぐち君のコンビ。サンミュージックプロダクション所属。
貴族のお漫才でブレイクし、中でもファンタグレープワイングラスによる「ルネッサーンス!」は全国の居酒屋で禁止令が出されるほどの人気となった。
後に一発屋扱いを受けるも、山田はその経験を活かした「一発屋芸人列伝」などの文筆業で、ひぐちはネタがきっかけでワインに詳しくなり、その道のエキスパートとして活躍の幅を広げている。最近では某バンドによく間違われて困っているとか。
笑いの三位一体 インスタントジョンソン
じゃいとすぎ。とゆうぞうのトリオ。太田プロダクション所属。
応援になっていない野球応援などのコントで注目を浴びた。スギャッツゾー!最近はじゃいが競馬で高額の徴税を食らったことが話題になった。
オーシャン・パシフィック・ピース 小島よしお
ピン芸人。サンミュージックプロダクション所属。
代表作の「そんなの関係ねぇ!」や焼き直しの「何の意味もない!!」などを披露していたが、時間の短さもあってか「おっぱっぴー!」の後に「終わり!」「(コンベア)流して!」と付け加えるなど、他の番組に比べて駆け足気味だった。
近年は小学生向け教育系YouTuberとしても活躍。
浪花のフリーダム漫才 NON STYLE
石田明と井上裕介のコンビ。吉本興業所属。
ネタはもちろん漫才で、終わり際に井上がナルシスト全開のポーズを決め、石田が顔を顰めるのがお約束だった。
現在に至るまで井上が度々トラブルを起こしつつも女子高生から根強い人気を誇る。
ハイオク満タン Wエンジン
チャンカワイとえとう窓口のコンビ。ワタナベエンターテインメント所属。
女役のえとうがモテないチャンを惑わせる「惚れてまうやろー!」のコントで人気に。気をつけなはれや!
元は「宴人」というコンビ名だったが、事務所の先輩である青木さやかのアドバイスをきっかけに改名し、それを契機に当番組のオーディションに合格しブレイクするという経緯を辿っている。
近年はチャンがロケ名人として活躍する傍ら、えとうは九州を拠点に活躍し、前川清と長らく共演を続けている。
哀愁の嘆き節 ザ・パンチ
パンチ浜崎とノーパンチ松尾のコンビ。吉本興業所属。
見た目と釣り合わないナルシストの浜崎に、松尾が哀調を帯びた暴言でツッコむ漫才で注目を浴びた。死んで~
ツッコミの性質上、クレームで台詞の改変をよく強要されられるとのこと。
これが男の生きる道 クールポコ
せんちゃんと小野まじめのコンビ。ワタナベエンターテインメント所属。
餅を搗きながら、モテようとして女々しい行動を取る男を突く「やっちまったな!!!!」で注目を浴びた。決め台詞はザキヤマによくパクられ、しまいには「クールポコ状態」なる言葉まで作られてしまった。その芸風もあってか特に営業での仕事で活躍。2023年にはコーラのCMに起用されたことで、Twitterでちょっとしたブームとなった。
目指せスーパーアイドル ゆってぃ
ピン芸人。プロダクション人力舎所属。
チッチャイことは気にしない少年隊風のアイドルキャラ漫談で人気に。ちなみに代名詞の「ワカチコ」は「デカメロン伝説」の引用で「若さ・力・根性」という意味。キョーレツゥ!
元祖キモカワ芸人 アンガールズ
田中卓志と山根良顕のコンビ。ワタナベエンターテインメント所属。
この頃になると既にキャラクターが浸透していたため、初期のキモカワ脱力ネタではなく、キモさを全面に出したコントを行っていた。更に山根はコラボカーペットで阿佐ヶ谷姉妹との夢の?共演を果たしている。
走り出したら止まらない パンクブーブー
佐藤哲夫と黒瀬純のコンビ。吉本興業所属。
ネタはもちろん漫才で、爆笑オンエアバトルで鍛えた実力もあり、審査員の勝俣州和は「今年のM-1はパンクブーブーがくると思う」と大絶賛。
それだけに留まらず、後に同局による「THE MANZAI」をも制し、唯一の二冠王に輝いている。近年は佐藤がノンスタ石田の推薦でNSCの講師としても活躍中。
恋に恋して フォーリンラブ
バービーとハジメの男女コンビ。ワタナベエンターテインメント所属。
「1分間のラブストーリー」で人気となる。リアルで付き合っているわけではなく、各々別々の方と結婚もしている。
後にザキヤマ妹バービーは下着のプロデュース等にも活躍を広げ土田弟ハジメは主に名古屋で活動。
コントバカ一代 キングオブコメディ
高橋健一と今野浩喜のコンビ。プロダクション人力舎所属。
主に今野が女装するコントが多かったが、カツラ等は着けずにセーラー服だけ着るという潔すぎるものだった…的な!?
後に諸事情で解散し、高橋は引退、今野は俳優業で活躍。
劇場番長登場 COWCOW
多田健二と山田與志のコンビ。吉本興業所属。
主に伊勢丹の紙袋多田が韻でボケる漫才を披露していた。おつかれ~カツカレ~
コンビ出演に留まらず、下記の通り多田・山田ともにピンでも番組に出演。
あたりまえ体操がブレイクするのはもう少し先の話。
亜熱帯小劇団 ジャングルポケット
斉藤慎二と武山浩三と太田博久のトリオ。吉本興業所属。
当時からコントを披露していたが、ド新人だったこともあり番組で行われていた芸人知名度調査ではワースト1位に。
しかし、現在は壁効果もあってハァイ!!でサイコッチョーで嫁が近藤千尋背中ジャンプなトリオへと成長を遂げ、斉藤は馬主になりトリオ名の由来となったダービー馬の娘を購入した。ナイスですね~
ネクストコントジェネレーション ジャルジャル
後藤淳平と福徳秀介のコンビ。吉本興業所属。
キャッチフレーズに違わず「ハンドイートマン」などの尖ったコントで人気となり、レッドシアターのレギュラーに抜擢された。ついでにめちゃイケの後期レギュラーにも。
現在もYouTubeで毎日新ネタをアップするやべー奴らである。
禁断のお笑いスイーツ フルーツポンチ
村上健志と亘健太郎のコンビ。吉本興業所属。
村上のウザキャラコントで人気となり、レッドシアターのレギュラーにもなった。近年はヒザ神村上が俳人、歌人としても活躍。亘は元航空自衛官という経歴の持ち主で、現在も予備自衛官としての顔を持っている。
不思議系OL日記 少年少女
阿部磨有香と坂口真弓の女性コンビ。吉本興業所属。
OL同士による、淡々とした掛け合いのコントで注目を浴びた。
後に解散し、阿部は引退、坂口は男女トリオ「怪獣」として活動するも、こちらも解散した。
お笑いフォークシンガー アップダウン
阿部浩貴と竹森巧のコンビ。吉本興業所属。
キャッチフレーズ通りの、70年代フォークソングデュオに扮した歌ネタで注目を浴びる。みんなのうたにも採用された。
後に吉本を退所しフリーに。
私、前しか見えないの いとうあさこ
女性ピン芸人。マセキ芸能社所属。
かつて電波少年の企画にも森三中の黒沢とともに参加していた事でも有名。リボンを携え、レオタード姿で30歳を越えてからの自虐イライラする!な自称「浅倉南」漫談で人気となる。あだち充先生からの許可は取っていません。
キャラ芸人としてブレイクするも、現在は素のキャラクターで活躍し、特にイッテQ!である意味完成された肉体を披露することで人気のBBA。
違いの分からない男 ものいい
横山きよしと吉田サラダのコンビ。吉本興業所属。
お調子者キャラの吉田が「違うかっ!?」とボケるコントで注目を浴びた。
派生系として、二枚目キャラ版の「なんてね?」もある。
輝け!ギャグの五つ星 5GAP
久保田賢治と秋本智仁のコンビ。吉本興業所属。
久保田扮するヒーローキャラ「ホワイト赤マン」で注目を浴びるも、当時はプチブレイクに終わっていた。
しかし最近は千鳥によく推されたり、オールスター感謝祭に初登場するなど、ブレイクが近づきつつある。
クセになる脱力系ラップ ジョイマン
高木晋哉と池谷和志のコンビ。吉本興業所属。
高木の「運動は大事~板東は英二~」などのラップで人気を博す。
しかし長続きはせず、一時期はサイン会に1人も来ないほど人気が低迷してしまうが、ブレずにラップネタを貫き続けた結果、二度目のサイン会では大成功を収めるほどに。なんだこいつ~!
山形から飛んできました ロケット団
三浦昌朗と倉本剛のコンビ。トービック所属。
倉本が当時の流行語を振り、三浦が山形では昔から使っていたと言って、山形弁でそれっぽく訛る漫才で注目を浴びた。悪の組織は関係ない。
後にグレープカンパニーに移籍し、現在は両名とも漫才協会理事。
ハンパねぇ! トータルテンボス
大村朋宏と藤田憲右のコンビ。吉本興業所属。
おなじみ静岡出身なのに渋谷系漫才を披露していた。忍びねぇな、構わんよ
近年では、藤田はフードファイター、大村は歌うま息子のバーターとしても活躍。
24インジャパン どきどきキャンプ
佐藤満春と岸学のコンビ。ケイダッシュステージ所属。
岸のジャック・バウアー…というより小山力也ものまねによる24コントで人気を博した。本当にすまないと思う...
佐藤は当初じゃない方扱いだったが、トイレと掃除に詳しいことからピンでの仕事が増え、岸を差し置いて本家で単独項目が建てられている。
ヘタレん坊将軍 はんにゃ
川島章良と金田哲のコンビ。吉本興業所属。
金田のヘタレキャラや「ズクダンズンブングンゲーム」が人気を博し、その勢いのままレッドシアターのレギュラーに抜擢。中でも金田はセンター、エース的ポジションとして定着し、両番組の出世頭ともいえたのだが、番組終了後は人気が低迷してしまう。
ただし金田は後に、実力が伴っていないのに多忙を極めていたあの頃が、精神的には一番辛かったと振り返っている。
近年は、川島がeスポーツ、金田が俳優業に進出するなどして、活躍の場を広げている。
【その他の出演芸人】
以上が後述する姉妹番組も含めて、特に出演の多かった芸人で、次いで出演が多かったのが以下の芸人たち。
- 2700
- 2丁拳銃
- Bコース
- COWCOW山田興志
- FUJIWARA
- Hi-Hi
- TAIGA
- Wコロン
- あべこうじ
- いがわゆり蚊
- えんにち(アイパー滝沢)
- おしどり
- かまいたち
- こばやしけん太
- こまつ
- こりゃめでてーな
- しんのすけとシャン
- たむらけんじ
- にしおかすみこ
- まえだまえだ
- ますだおかだ
- みょーちゃん
- もっこすファイヤー
- やまもとまさみ
- ゆったり感
- アジアン
- アルコ&ピース
- アンジャッシュ
- アームストロング
- イシバシハザマ
- インポッシブル
- エド・はるみ
- エハラマサヒロ
- エレキコミック
- オテンキ
- オープンスペース
- ガリガリガリクソン
- キャン×キャン
- ギャロップ
- ゴー☆ジャス
- サイクロンZ
- サバンナ
- ザ・ギース
- ザ・ゴールデンゴールデン
- ストリーク
- スマイル
- ダイアン
- ダイノジ
- ダブルダッチ
- ダブルブッキング
- チュートリアル
- チョコレートプラネット
- チョップリン
- チーモンチョーチュウ
- テンゲン
- トップリード
- ニブンノゴ!
- ノンスモーキン
- ハマカーン
- ハム
- ハライチ
- ハリセンボン
- バナナマン
- ビタミンS
- ビーグル38
- ピース
- ピーマンズスタンダード
- フットボールアワー
- ブラックマヨネーズ
- ムーディ勝山
- モエヤン
- モンスターエンジン
- ヤポンスキー
- ラフ・コントロール
- ヴィンテージ
- 中川家
- 今泉
- 友近
- 品川庄司
- 夙川アトム
- 天津向
- 女と男
- 姫ちゃん
- 山本高広
- 山陽ピッツァ
- 平成ノブシコブシ
- 庄司智春
- 弾丸ジャッキー
- 星野卓也
- 村上ショージ
- 波田陽区(さだ陽区)
- 流れ星
- 浅越ゴエ
- 渡辺直美
- 磁石
- 笑福亭智之介
- 花香芳秋
- 藤崎マーケット
- 西村深村
- 赤いプルトニウム
- 銀シャリ
この他にも多数の芸人が出演していた。
【関連番組】
- 爆笑ピンクカーペット
2007年~2009年に、主に深夜帯で不定期に放送された姉妹番組。
内容は本家と同じだが、より知名度が低い芸人が中心となっており、爪痕を残すと本家にも出演できるという、登竜門的な位置付けだった。
- 爆笑ホワイトカーペット
2009年~2010年に、レッドカーペット特番およびピンクカーペットのコーナーとして放送された姉妹番組。
こちらも内容は本家と同じだが、ピンクカーペットより更に知名度が低い芸人が中心で、実質的にピンクカーペットの後継番組だった。
- THE THREE THEATER
2008年10月15日~2009年3月4日に、不定期放送を経て毎週水曜0:45-1:08に放送されていたコント番組。
総合司会に内村光良(ウッチャンナンチャン)を迎え、レッドカーペットの常連だった狩野英孝、しずる、ジャルジャル、はんにゃ、フルーツポンチ、柳原可奈子、ロッチ、我が家をレギュラーに据え、毎回3つの異なる設定のコントを披露していた。
- 爆笑レッドシアター
2009年4月15日から、毎週水曜22:00-22:54に放送されていたコント番組。
土曜7時に移動したレッドカーペットの後番組として、THE THREE THEATERをリニューアルした番組で、基本的な内容やレギュラー陣は同じだが、放送時間に合わせて長尺のコントや企画が多くなった。
こちらも人気が高く、2009年度の視聴率は15%前後と、土7時代のレッドカーペットを上回っていた。
しかし、2010年度からは一桁台に沈むことも多くなり、同年9月8日に放送終了。
爆笑レッドカーペットに続いて幕を下ろしたのだった。
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- DVDでサンドウィッチマンが映画のインタビューの時自虐ネタにしてたな。「短いネタできないから出れない」みたいな -- 名無しさん (2023-01-02 15:58:18)
- かまいたちやチョコプラなど後に売れっ子になる6.5世代芸人も多かったね。 -- 名無しさん (2023-01-02 16:24:03)
- なんとなく一番印象に残ってるキャッチフレーズが「顔面世界遺産」アインシュタイン -- 名無しさん (2023-01-02 19:05:26)
- ↑2 何かチョコプラ流行った時に名前聞いたことあるなと思ってたけど、この番組で名前を知ったからか。 -- 名無しさん (2023-01-02 23:14:53)
- オンバトの次のお笑い番組のイメージ -- 名無しさん (2023-01-03 21:10:58)
- 今でも活躍している人、今でも見かける人、今は(テレビでは)見ない人、暫く見かけなかったけれど復活した人、芸能活動を引退した人、様々ですね。 -- 名無しさん (2023-01-03 21:57:43)
- ↑出てた人が多いからということもありそう。 -- 名無しさん (2023-01-04 21:45:41)
- BSよしもと見てるとこれに出てた芸人数組が「住みます芸人」になってて複雑な気分。東京にいるよりは仕事あるだろうが -- 名無しさん (2023-03-08 06:57:52)
- 日曜チャップリンで満点大笑いみたいなインスパイア系やってて笑った -- 名無しさん (2023-05-29 20:38:08)
#comment(striction)
*2 深夜番組なので、本番組では難しいマニアックなネタを披露することがあった。
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