登録日:2022/10/11 Tue 16:16:06
更新日:2024/06/27 Thu 10:41:05NEW!
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地球防衛軍 地球防衛軍シリーズ edf レンジャー エアレイダー フェンサー 英雄 主人公 ワンマンアーミー ウイングダイバー
ストーム1とは、地球防衛軍3の主人公にしてプレイヤーキャラクター。
概要
D3パブリッシャーの低価格ソフト群「SIMPLEシリーズ」の中でも群を抜いて人気だったTHE 地球防衛軍シリーズ。
その人気を受けて、三作目に当たる地球防衛軍3ではSIMPLEシリーズから独立してフルプライス化。
シリーズの転換期となった3の主人公に与えられたコールサインこそ「ストーム1」である。
以降のシリーズでもそのコールサインは引き継がれ、地球防衛軍の象徴的な存在とされている。
全シリーズを通じて(もちろんプレイヤー次第だが)めちゃくちゃな強さを誇り、単騎で大群を屠り巨大な怪獣を打ち倒し敵の母艦すら撃墜する。
例え初めての銃だろうが、エイリアンの技術を応用した武器だろうが、複雑な操作を要求されるビークルだろうが、扱いの難しい重武装だろうが苦も無く使いこなす。使い物にならない産廃もあるが。
その強さとしぶとさは味方からもドン引きされることもあれば、英雄として士気を上げる存在にもなることも。
プレイヤーキャラであるためかキャラクター性はかなり薄く、周囲の人間からその戦闘力に感嘆されることはあれど、その人間性を語られることは少ない。
チャット操作で愉快に歌ったり踊ったりなどはできるが、ストーリー中に自分から発言することはない。
が、彼の圧倒的な活躍で戦況が大きく変わっていくのはどの作品でも同じである。
地球防衛軍3
地球防衛軍(EDF)の特殊遊撃隊ストームチームに所属している。
ストーム1はその一番隊隊長、ストームリーダーである。
他のストームチームは主に3人グループ行動しているようだが、ストーム1は基本ソロ。
複数人プレイではひとくくりでストーム1と呼ばれる。
他の部隊が侵略者であるフォーリナーに苦戦し全滅していく中、単騎で巨大怪獣を倒し大群を殲滅しUFOを破壊する獅子奮迅の活躍を見せる。
彼がひとたび戦場に立つと、最終的には敵味方含めて彼だけしか生き残ってないといった状況もよく起こる。
EDFの中でもそれなりの権限を持つようで、他の部隊の隊員を指揮下に入れられる。他の隊長を射殺という峰撃ちで排除して隊員を奪うといった暴挙に出るものも…
最終的に他のストームチームやレンジャーチーム、オメガチームなどとの合同作戦でフォーリナーの母艦であるマザーシップを撃墜するも、その墜落の際の爆発に巻き込まれて消息不明となる。
地球防衛軍4・地球防衛軍4.1
地球防衛軍3から作中で7年が経過した地球防衛軍4では、長い平和の時が過ぎたからかすでにストーム1の活躍は噂程度に語られるものになっており、その武勇伝は「でっちあげだ」と冗談に捉えられるくらいの話になってしまっている。
プレイヤーはマルチプレイの兼ね合いもあってか一貫して「ストームチーム」と呼ばれ、肝心のストーム1の行方は不明のままということになっている……。
ちなみに3ではストーム1以外のストームチームもちょくちょく登場していたが、今作ではストームチームはプレイヤーだけである。
再来したフォーリナーの一年以上に及ぶ猛攻で壊滅状態に陥ったEDFの隊員達は、諦める者、絶望する者が増え始める。
いつものEDF賛歌を、絶望に押し潰されそうになる心を無理矢理にでも鼓舞しようとする歌詞に変えて歌う者が出始める始末。
空を埋め尽くし電波障害で通信を遮断するフォーリナーの切り札、アースイーター船団の侵略により、空軍の援護を受けられず苛烈な砲撃に晒され、無数に送り込まれる敵と戦う日々。
絶望的状況、隊員たちはある噂をしだす。
かつてこんな絶望的状況で一人敵軍と戦い、ついにマザーシップを堕とした男がいたことを。
そしてその男は生存し、今でもストームチームで戦い続けていることを。
最終ミッション、アースイーターの旗艦であるブレインを堕とす作戦に参加したストームチーム。
ブレインに対して攻撃を成功させるものの、ブレインは迎撃形態へ変化し、苛烈な砲撃で反撃をしてくる。
ストームチーム以外の攻撃部隊が全滅していく中、戦えるものはいないのかと本部が懸命な通信を試みる。
遅れて、ペイルチームとスカウト4、オメガチームが何とか駆けつけてくれる。
ペイル「英雄と共に戦えて光栄です。奇跡を起こすつもりなら、手を貸します!」
スカウト4「私は夢見ていたのです。伝説の英雄と共に戦う日のことを!」
オメガ「ストームチーム、再び共に戦える時を待っていた。8年前の、あの日のように」
…つまり、今まで操作していたプレイヤーキャラクターこそが行方知れずとなっていたストーム1その人であったことがようやく分かる。
ストーム1であるプレイヤーがブレインを撃墜し、かつての伝説を再現できるかは、プレイヤーの腕前にかかっている。
地球防衛軍5
今作では新しい世界観ということで前作までの話とは繋がっていない。
主人公は民間人としてEDFのベース228に仕事で訪れており、今作の侵略者であるプライマーの襲撃に巻き込まれることとなる。
そこでは軍曹チームに助けられ、安全な場所に連れていくと言われ自衛のために武器を持たされる。
すると主人公はエイリアンハンターとしての才能が開花、軍曹たちが驚くような活躍をしてみせた。
最終的にこの侵略が地球規模であることが分かり、安全な場所はどこにもなく、その実力もあってか入隊することが一番安全と勧められ、主人公は晴れてEDF隊員の仲間入りをすることになる。
EDF隊員となった主人公はその才能から誰もできなかった歩兵によるテレポーションシップの撃墜や巨大生物の駆逐、コロニストからの包囲からの脱出など数々の活躍を見せる。
周囲が全滅しているのに一人だけ生き残って敵を殲滅するといった戦闘力を発揮する主人公に対して情報部は注目、単独通信を行い専属オペレーターをつける処遇を与えた。
やがてスーパールーキー、エース、英雄と持て囃されるようになった主人公は、怪生物アーケルス対策として利用できるギガンティックアンローダー・バルガ確保のため、バルガが放置されているベース228奪還作戦に参加することとなる。
ベース228はプライマーの苛烈な攻撃により壊滅、制圧された状態であったが、作戦敢行のため精鋭部隊が集められた。
幾度となく主人公を助けてきた軍曹チーム、死神部隊と恐れられるフェンサー部隊グリムリーパー、グリムリーパーに劣らない勇猛果敢なウイングダイバー部隊スプリガン、そして主人公である。
スプリガン隊長「グリムリーパーも噂ほどではないな」
グリムリーパー副隊長「ウサギの様に跳ねるやつがいる。敵を狙いにくい」
戦闘力は折り紙付きだが、グリムリーパーとスプリガンは何かとプライドが高くライバル同士であり、反目しあっていたが、これを見かねた司令部はチームをまとめる為、彼らを「遊撃部隊ストーム」と命名する。
本部「スプリガン、君たちはストーム4。グリムリーパー、ストーム3だ。軍曹、君はストーム2。そしてストーム1は、お前だ。今後はこのコードネームを使う。分かったな!」
つまり、地球防衛軍5におけるストームチームは彼らであり、ストーム1は主人公のコールサインである。
この作戦以降彼らのコールサインはストームとなるが、ストーム2~4は部隊単位であるのに対してストーム1だけは主人公個人に対するものであるあたり、司令部からも特別視されていることがわかる。
この後もストームチームは数々の活躍をし、ついにプライマーの司令官である通称銀の人を撃破するものの、人類は1割にまで減少、文明も壊滅寸前といった状況で苦い勝利を手にした……。
地球防衛軍6
地球防衛軍5の3年後という舞台となった本作。
あらゆる都市はズタボロにされ、社会システムはとうに崩壊、EDFという組織もほぼ壊滅状態。ストームチームもストーム2~4は戦死し、生き残ったストーム1こと主人公はベース251に人員補充という形で訪れる。
かつてのストーム1の活躍は疲弊した人々から忘れられてしまったようで、ベース251にいる他の隊員や大尉も主人公の顔を見て気が付かない始末である。
そんな中、同じく人員補充としてスーツ姿のまま戦わされている元先進技術研究所の主任だったプロフェッサーという人物は主人公の顔を見て「生きて会えたな。どれだけほっとしたか分かるか?」と語りかけてくる。
どうやらストーム1とプロフェッサーは知り合いのようだが…?
プライマーに置き去りにされたコロニストや巨大生物との小競り合いを続ける日々。
しかしある時、超巨大なリング状の物体が飛来する。
それはプライマーによるタイムマシンであり、これで過去に情報を送り過去改変することで完璧な勝利をする。
プライマーとは時間を操れる存在であり、銀の人が倒されてしまったこの時間を変えようとしていたのだった。
しかしストーム1とプロフェッサーはこのリングの弱点と問題を知っていた。
あるタイミングで弱点を攻撃し破壊すればタイムワープに事故が発生、この作戦を実行する二人ならば、記憶を保ったまま過去移動できるという事実。
この二人が知り合いだったのは、繰り返したループの同行者だったからである。
つまりそれは、地球防衛軍5の時代の時点でストーム1は何度かループを繰り返していたということである。
作中の表記をそのまま信じるのであれば、5の時点で5回繰り返しており、5内の時間経過が2年、6の冒頭までで3年でストーム1はすでに25年戦い続けていることになる。
プライマーは過去に情報を送って有利に戦争を進めるが、ループするごとに蓄積するストーム1の戦闘経験と記憶、プロフェッサーの知恵と技術も強化されていくことになる。
つまりストーム1はループを繰り返して、絶望の未来を変える「歴史の修正者」であった。
5の時点で恐ろしい戦果を挙げていたのもループによるものだと思えば納得だろう。
ストーム1とプロフェッサーはある程度のループではタイムパラドックスを恐れて行動を自重していたので、プライマーが優勢になりストームチームなどの戦友が前のループより早く死亡するなど、状況がより悪くなっていった。
しかしあるループからプロフェッサーが「タイムパラドックスを恐れるのやめよう」と提案、ストーム1は本来の歴史より早いタイミングでテレポーションシップを堕とし撃墜方法を全世界に知らしめるといった行動を取り始める。
これにより状況が好転、人類側にとって有利な状況へと変遷していく。
プライマーは過去を改変することで損害を最小限に抑えスマートに勝利するきらいがあり、例え自軍がどれだけ有利でも過去改変してよりよい結果を求めてループを繰り返した。
そしてそれは、実際に途中まで上手くいっていた。
しかし誤算だったのは、どれだけ戦力をつぎ込んでも単騎で全て殲滅しつくしてしまうストーム1というヤベェ存在だった。
どれだけ追い詰めてもあきらめず戦況をひっくり返し、ループすればするほど強化されていくストーム1。
プロフェッサーの技術が蓄積された武器の存在もあって、二人が自重をやめたあるループからEDFはプライマーを圧倒していくようになる。
プレイヤーの考えによって変わるが最終的にループは9週、または9週以上しているのが示唆されているため、ストーム1は少なくとも45年以上戦い続けていたことになる。
情報部少佐はその戦いぶりを見て「まるで10年、いや100年以上戦い続けているようだ」と称しているので、描写されていないだけで実際にはもっと多くのループを経験しているかもしれない。
終盤では戦場に出るだけで他の隊員が喜び、士気が上がるほどの英雄として一目置かれる。
一方で基本無口な彼のプライベートも他の隊員から少し触れられており、経験を生かし敵の動きを予測したアドバイスをしたり、運を引き寄せるのかカードで圧勝したりといったエピソードが語られている。
ループによる戦闘経験、何度も戦友を殺された怒り、そしてなにより繰り返しても諦めない心を併せ持った兵士。
この2作のストーム1は、そんな周回プレイという概念を会得した存在なのである。
余談
この項目ではストーム1を「彼」と称しているが、女性隊員であるウイングダイバーでもストーム1にはなれる。
というかダイバー操作でもボイス差分がないからプロフェッサーなどから男扱いされるのでもしかしたらすごく女っぽい男なのかもしれない。
作中では英雄と言われ、異常なチートぶりを発揮するが軍人としての階級はイマイチ不透明。
他の隊員を指揮下に入れられることからそれなりの地位にいるのは分かるが……。
追記修正よろしくお願いします。
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▷ コメント欄
- デジボク地球防衛軍でも歴代のストーム1が三人登場する。と言ってもミッション中の会話イベントで「通りすがり兵士が単騎で敵を全滅させた」とだが -- 名無しさん (2022-10-11 18:22:22)
- 6のぶっ飛び具合を見ると、民間人時代のストーム1が来てた基地に蟻襲ってきたのって、偶然じゃなくて本当にストーム1一人を抹殺するためだったんじゃないかと思う。実際殺せれば人類滅亡は確実なわけだし -- 名無しさん (2022-10-11 19:25:03)
- あの基地、バルガあるしグリムリーパーが所属してるから前の周てEDF側の拠点だった疑惑あるんだよね、プライマー的にさっさと潰したい基地だったんだろう -- 名無しさん (2022-10-11 19:41:04)
- なんかBETAがいる世界とか別の侵略者がいる世界観でも普通に生きていそうな人である。 -- 名無しさん (2022-10-11 21:32:55)
- 本日の予定とか烈火の大地とか、明らかに過剰としか言えない戦力を突っ込んでくる戦場はストーム1を殺しにきてた感じはある -- 名無しさん (2022-10-11 21:34:36)
- たぶん前の周回でバルガに痛い目見せられたから、死蔵されてる228基地を初手で潰しに来たんじゃないかと思う。結局無駄に終わったけどな! -- 名無しさん (2022-10-11 21:56:07)
- 某動画サイトのプレイ動画のおかげでストーム1=おじいちゃんのイメージが付いてる -- 名無しさん (2022-10-12 00:59:29)
- 多分プライマーもどこにいるかまでは特定できてないけど、特定の戦場に居るの分かったら戦力の逐次投入の増援が来てるんだと思う。増援のタイミングとか明らかにおかしいときあるし -- 名無しさん (2022-10-12 11:52:49)
- 5-6次元のストーム1の強さの理由は6でほぼ完璧に説明されたけど、だからこそ理由も無しに雑に強い3-4次元のストーム1や1-2主人公の強さがおかしくなってくるのが面白い -- 名無しさん (2022-10-12 22:37:30)
- ↑6何ならBETAも平気で単騎で全滅させるんじゃねえの? -- 名無しさん (2022-10-13 09:59:03)
- 3が1のリメイクであることを考えると、1の主人公(伝説の男)は平行世界のストーム1である説 -- 名無しさん (2022-10-13 21:25:54)
- とうとう個別項目が出来たか…… -- 名無しさん (2022-10-13 21:46:43)
- EDF4はウイングダイバー(つまりEDF3の陸戦兵とは性別が異なる女性兵士)を操作していてもNPCが「英雄と共に戦えて光栄」と言うので4の主人公=3の主人公とは言えないのでは…? -- 名無しさん (2022-10-15 21:57:15)
- 3は移植作品でウィングダイバーが追加されてるよ -- 名無しさん (2022-10-16 22:08:50)
- 善良なChara。Gルートのほぼ同義語 -- 名無しさん (2022-10-24 21:17:04)
- ↑プライマーからしたらストーム1はCharaそのものだろうよ -- 名無しさん (2022-10-31 20:06:07)
- タイムリーパー主人公の中でもタイムリープが出来るのは5年周期、死に戻りなんて甘えた仕様は無しで人類の大半が死滅する絶滅戦争を毎回最前線で戦い生き残らなければならないという難易度超ウルトラハード仕様のキャラ。それを一番少なく見積もって10回はやってる辺り戦闘力も精神力も完全に人類やめてる。 -- 名無しさん (2022-11-14 00:42:03)
- デジボクでもコマンダーチーム(プレイヤー)の活躍の裏で大暴れしていたとか…。しかも歴代のストーム1勢揃いで。 -- 名無しさん (2024-06-10 13:40:21)
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