ユーミル(FE)

ページ名:ユーミル_FE_

登録日:2022/10/09 Sun 01:18:10
更新日:2024/06/27 Thu 10:40:27NEW!
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私はユーミル。生命の竜。

私の命の輝きを、あなたの力に変えられたら……。


出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS


概要


『ユーミル』とは『ファイアーエムブレム ヒーローズ』の第六部の『戦渦の連戦 生と死の王女』で初登場した女神。
ゲームのシステム上、クラスは特にない。
イラストは開花イシュタルなどを担当したニジハヤシ氏。


CV:河野ひより


第三部で登場した「死の王国ヘル」があった場所にもともと存在した「生の国ユーミル」の神竜。
彼女曰く「人も風景も眩しいほど生命の輝きを放っている国」だったようで、今のアスクに近かったという。
人に命を与える力を持ち、慈悲深く、母性溢れる性格。
そんな国の王女として生まれたエイルのことも両親共々よく知っており、親交も深かったらしいが、
当時幼かったエイルはそれをあまり覚えてはいない。


しかし、その平和は相反する概念を持った死の女王ヘルの侵攻を受けて打ち砕かれ、国は瞬く間に滅ぼされる。
戦う手段を持たなかったユーミルは、生き残った民の魂を幼いエイルの内に隠すことにした。
ユーミルの王族にはいくつもの命を持つことを可能とする特性があり、それを利用したものだった。
だがヘルはそんなユーミルの策に早々に気付き、己の力を増すためにエイルは専用の処刑場で一日に一回ずつ、その命が一つになるまで殺され続けることになる。
エイルに死の苦しみを味あわせる結果に繋げてしまったことを深く悔いた彼女は、失意のうちに姿を消した。


そして時は流れ、ヘルが討たれたことでようやく姿を現す。
しかし、その時既にエイルはガングレトによりトドメを刺されていた直後だった。
彼女はエイルを生かすため、自らの命を差し出して彼女の生を繋ぎ止める。
その代償にエイルの心の中でしか存在できなくなってしまったが、彼女はそれに何らの躊躇いもなかった。
そして、ヘルがいない今こそ生の国を復活させる絶好の機会として、死者の国に彷徨う生の国の民の魂を回収しようとするが……。


ちなみに竜の姿は翼を持ったシカのような姿で、角には木が生い茂り、尾からは水が流れている。


元ネタは北欧神話の原初の巨人ユミル。
巨人を自分の体から生み出し、オーディン達によりその亡骸は世界や生命の創造に使われたとされる。
ちなみにユミルが生まれた場所はムスペルヘイムの熱とニヴルヘイムの寒気がまじわった所とのことなので、
これに従うなら、生の国ユーミル(死の王国ヘル)はムスペル王国と二フル王国の間に存在している、という事になるが……。



性能


出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS


2022年7月の戦渦の連戦終了後のEchoesのキャラに混じって実装。
緑属性の騎馬マムクートにあたる。
青属性のニフル、赤属性のムスペルとは同じ騎馬マムクートでもきれいに属性が分かれた。


特筆すべきは、その登場から実装までの驚異的なまでの速さにある。
最初に登場したのは、戦渦の連戦「生と死の王女 1」の終了した7月17日の16時過ぎのエンディングから。
この時は顔見せ程度でしかなく*1、もちろん戦うシーンなど描かれもしていない。
にもかかわらず、翌7月18日の12時には早々に実装が告知された。この間わずか20時間ほど、1日さえ経っていない
余りの急展開に多くの召喚士が呆気にとられることとなった。
神階英雄でないのは、上述の通りエイルの心の中でしか存在できなくなってしまった事で神でなくなってしまったためか。
エイルの中にしかないはずのユーミルさえも実体化する……エクラ、ひいてはブレイザブリクがいかにとんでもない力を持つかが分かるだろう。


武器スキルは攻撃+3と射程2の敵に敵の守備か魔防の低い方でダメージ計算する錬成ブレス効果に加え、
応援か移動系補助(体当たり、引き戻し、回り込み等)を使用した時または自分に使用された時、
移動後の自分と相手の周囲2マスの味方のHP10回復し、不利な状態異常を解除、
更に戦闘開始時自身のHPが25%以上なら、戦闘中全ステータス+5と絶対追撃を得られる『永生のブレス』。


Aスキルは周囲2マス以内に味方がいる時、戦闘中攻撃魔防を+5し、
かつ、自分が攻撃魔防の弱化を受けていれば、それぞれの弱化の値の2倍だけ上昇させる『攻撃魔防の連帯』。
Bスキルは戦闘中敵の攻撃魔防を-3し、自分から攻撃、補助、地形破壊の行動をした後、
直後に行動前に移動した分の残り+1分だけ再移動できる『攻撃魔防の近影3』。
Cスキルは周囲2マス以内に味方がいる時、自分とその味方は戦闘中守備魔防+4、
かつHPが75%以上で敵の致死攻撃を受けた時、ダメージをHPが1残るように軽減する『永生結界』。


ステータスは攻撃が59と結構高い部類。戦う手段を持たないとは一体……。
他はHPと速さは少々低いが守備と魔防はそこそこ。


生命の竜らしく、味方の生存をコンセプトにしたユニット。
応援を行ったり移動系補助の対象にする事で、HPの回復とデバフの解除が行える。
ユーミル自身は『攻撃の大応援+』を持つので、攻撃のバフ付与と一緒にHPの回復とデバフ解除が一手に可能。
大応援なので余程離れていない限り味方のほぼ全員を対象にできる。
更に周囲にいればHP75%以上限定で祈り効果を発動できるようになるのも強み。


弱点はCスキルでの祈り効果の条件が厳しく、固定ダメージや範囲奥義、連続行動する疾風迅雷、連続攻撃のある効果の前では意味を為さない事。
魔法やブレスは魔防の強化があるためマシだが、守備は強化が無いので物理武器は苦手。竜特効と騎馬特効の両方を受けるので、
ファルシオンあたりは受けたらひとたまりもない。
回復を封じる不治の幻煙持ちのムスペルなどや、祈り効果を貫通する伝承ナンナあたりも天敵といえる。



水着姿になると、エイルの成長がよくわかるわね。

こんなに大きくなって……うれしいけど、少しだけ寂しいかも?


出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS


23年7月にエイルとの比翼英雄が参戦。イラストはいちかわはる氏。
無属性の魔法使い。歩兵ユニット。
外伝では二人で仲良く海で過ごしている姿が描かれる。
しかし「自分が楽しんでいいのか」という負い目がヘルの幻覚を生み出してしまい、悩むエイルをユーミルは励ましている。


武器スキルは『真夏の生命の輝き』
奥義が発動しやすい(発動カウント-1)
周囲3マス以内に味方がいる時、受けた範囲奥義のダメージを75%軽減(巨影の範囲奥義除く)、
かつ戦闘中、敵が追撃可能なら、最初に受けた攻撃のダメージを75%軽減。
周囲3マス以内に味方がいる時、戦闘中、敵の攻擊、魔防-6、
さらに、敵の攻撃、魔防が、戦闘開始時の自分のHPの30%だけ減少(最大12)、自分は絶対追撃、
戦闘後、自分は、10回復。


Aスキルは戦闘開始時、自身のHPが50%以上なら、戦闘中、攻撃、魔防+7、
かつ周囲2マス以内にHPが50%以上の味方がいる時、戦闘中、敵の奥義発動カウント変動量-1『生命の業火静水3』
Bスキルは戦闘中、敵の攻撃-5戦闘中、敵の「敵の守備か魔防の低い方でダメージ計算」と「杖は他の武器同様のダメージ計算になる」を無効化。
敵が杖の時、戦闘中、自分が受けている反撃不可を無効。戦闘後、HP10回復する『生命の護符4』
Cスキルには『永生結界』




追記・修正は誰かを守るために命を捧げられる人にお願いします。


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  • 新暗黒竜にユミルというウォーリアが居たのは...関係ないか -- 名無しさん (2022-10-09 09:29:20)

#comment(striction)

*1 しかも登場した時点で既に死亡したに等しい状態にあったという点でも異例。

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