登録日:2022/03/13 (日曜日) 18:53:06
更新日:2024/06/18 Tue 11:41:07NEW!
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リンクモンスター 光属性 サイバース族 遊戯王 遊戯王ocg 遊戯王vrains 禁止カード playmaker リンク1 藤木遊作 問題児 インチキ効果もいい加減にしろ! ハリファイバーの相棒 トークン eternity code
リンクロス
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リンク・効果モンスター
リンク1/光属性/サイバース族/攻 900
【リンクマーカー:下】
リンク2以上のリンクモンスター1体
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。
そのリンク素材としたリンクモンスターのリンクマーカーの数まで、自分フィールドに「リンクトークン」(サイバース族・光・星1・攻/守0)を特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は「リンクトークン」をリンク素材にできない。
遊戯王VRAINS最後のパック「ETERNITY CODE」に収録されたカード。
リンクモンスターを素材にしているモンスターで、
素材にしたモンスターのリンクマーカーの数までトークンを作り出すことができる。
ただし発動後のデメリットとして、そのターン中リンクトークンをリンク素材にできないので、リンクトークンの用途が限られてしまう。
融合素材にするには融合カードを、シンクロ素材にするにはチューナーを別途用意しないといけない。
場合によっては多くのトークンを作れるものの、処理に手間がかかってしまうのが玉に瑕。
リンク召喚実装後にトークン生成カードが暴れた事例は枚挙に暇がないため、いい塩梅の調整と言えるだろう。
いい塩梅の調整だったら、どれだけよかったことか…
最凶のふたり
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リンク・効果モンスター
リンク2/水属性/機械族/攻1500
【リンクマーカー:左下/右下】
チューナーを含むモンスター2体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。
手札・デッキからレベル3以下のチューナー1体を守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは、このターン効果を発動できない。
(2):相手のメインフェイズ及びバトルフェイズにフィールドのこのカードを除外して発動できる。
EXデッキからSモンスターのチューナー1体をS召喚扱いで特殊召喚する。
《リンクロス》が登場する2年以上前に登場し、既に様々な形で活躍していたこのカード。
《リンクロス》は《水晶機巧-ハリファイバー》と手を組むことで、柔軟かつ狂暴な可能性を最大限に発揮するのだった。
ハリファイバーの(1)の効果を使った後にハリファイバーをリンクロスの素材にすれば、リンクトークン2体とチューナーとリンクロスが揃う。
そこからリンクトークンと呼びだしたチューナーでレベル6までのシンクロ召喚が可能
(《D・スコープン》は、永続効果でレベル4のチューナーとして運用できる)。
多数のデッキでソリティアを加速させた《星杯の神子イヴ》がシンクロ召喚の筆頭候補で、
他にはチューナー蘇生効果を持つ《武力の軍奏》も有力な候補になっていた。
リンクロスとハリファイバーのコンボは事実上「リンクモンスターをシンクロ素材にしている」とも言え、
効果を使い終えたハリファイバーの処理方法を一つ増やしたことになる。
一例として、先の《武力の軍奏》を交えた展開ルートを記載。
1:《水晶機巧-ハリファイバー》をリンク召喚し、その効果で《幻獣機オライオン》をデッキから特殊召喚
2:《水晶機巧-ハリファイバー》を素材に《リンクロス》をリンク召喚、リンクトークン2体も特殊召喚
3:《幻獣機オライオン》とリンクトークンで《武力の軍奏》をシンクロ召喚
4:《幻獣機オライオン》の効果で幻獣機トークンを、《武力の軍奏》の効果で《幻獣機オライオン》を特殊召喚
この流れにより、ハリファイバー1体からモンスター5体を生み出すことができてしまう。
後は豊富な物量を存分に生かし、ここから千万の展開ルートにアクセスできる。
例として展開ルートの一部を抜粋する。
- 《光帝クライス》やメタルフォーゼの破壊用、フィールドコスト用カード
- 《リンクリボー》の自己蘇生コストにすることで「リンク素材にできない」制約の踏み倒し、さらなるリンク召喚の促進
- 《虹光の宣告者》《シューティング・ライザー・ドラゴン》のシンクロ素材になり、儀式カードをサーチしつつ墓地の儀式魔人を使って儀式召喚
特に、同時期に暴れまわっていた【リリーサードラグーン】の中枢にもなっており、
《超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》と《儀式魔人リリーサー》付き《クラウソラスの影霊衣》を立て、
あらゆる抵抗をへし折る布陣作りに大いに貢献していた。
冒頭で「リンクトークンに制約をかけることで、リンク召喚の加速を抑制している」と書いたが、この通り全く抑制できていない。
- リンク以外の素材、コストには何の問題もなく使える
- リンクトークンを素材にしたシンクロモンスターもリンク素材に使える
- 素材制限は特殊召喚したターン中限定なので、《I:Pマスカレーナ》等を用意すれば翌ターン以降にリンク素材にできる
- 《リンクロス》本体は素材制限が全く無い
ご覧のように制約と呼ぶにはあまりにもガバガバだったことから、この様になっている。
最終的には、2020年7月にて禁止カードに指定。
登場から半年足らずの172日で指定されている。
明確なパワーカードをノーマルで収録しておいてのコレなので、全国のプレイヤーは「またこのパターンか」と頭を抱えた。
ノーマルだったらこそ、あっさり規制されたという見方をする人もいた。
効果についての補足
《リンクロス》による「リンクトークンはリンク素材にできない」制約は、
《リンクロス》に限らず《リンク・ディヴォーティー》が特殊召喚したリンクトークンも対象になる。
ただし《リンク・ディヴォーティー》の「リンク3以上を召喚できない」効果と《リンクロス》からの高リンク召喚の流れがかみ合わないので
《リンク・ディヴォーティー》が特殊召喚したリンクトークンが《リンクロス》の制約に巻き込まれる機会は無いと言っていい。
アニメの活躍
アニメ遊戯王VRAINSのラストデュエル「Playmaker vs Ai」戦にてPlaymakerが使用。
リンク2の《エクスレイヤー》を素材にリンク召喚している。
その後《リンクロス》は《プロキシー・F・マジシャン》のリンク素材に、リンクトークンは《ヴァレルロード・F・ドラゴン》の融合素材になった。
アニメでもリンクトークンを融合素材にしていたことから、
リンク以外の素材として消費されることは想定内だったことがうかがえる。そこからどうして「リンク素材にできない」程度の縛りが不十分だと思い至らなかったのか
ちなみにリンクトークンの制約について、OCG版とは微妙に異なっている。
アニメ版は「特殊召喚したリンクトークンはリンク素材にできない(つまりターンを跨いでもリンク素材にできない)」制約だった。
余談
前述の通り、登場から禁止までの日数は172日。
《十二獣ドランシア》の174日を追い抜き、同率1位(167日)と同率3位(169日)に次ぐ禁止RTA5位、
EXデッキのモンスターに限れば最速1位という不名誉な記録の持ち主となった。
このカードの現役は2020年の1月~7月、つまり世間が新型コロナウイルスで大混乱になり、
様々なイベントや活動が休止を余儀なくされていた期間である。
当然遊戯王の大会も例外ではなく、公式の大会は殆ど開催されていなかった。
これはつまり、リンクロスを使用できる機会(大会)が殆どなかったことを意味している。
前述の現役期間の短さもあって、最も使われなかった禁止カードという見方もできる。
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▷ コメント欄
- ノーマルの明らかにぶっ壊れカードなんか刷ってKONAMIは何がしたかったんだ -- 名無しさん (2022-03-13 19:01:16)
- リンク召喚そのものをできなくすれば良かったんじゃ… -- 名無しさん (2022-03-13 19:04:12)
- アニメで良くあるご都合カードをそのまま出したらどうなるかを示した良い例(悪い例)。 -- 名無しさん (2022-03-13 19:17:19)
- リンク召喚自体の手軽さとトークンも素材に出来るのがそもそもやばいからいい加減ルール改定しろって話 -- 名無しさん (2022-03-13 21:04:38)
- デュエマとMTG -- 名無しさん (2022-03-14 00:59:28)
- ↑ミス デュエマとMTGも同時期に最速記録出してるのよね禁止カード -- 名無しさん (2022-03-14 01:00:09)
- リンクロスなんだから十字リンクの四体要求にしちまえ(暴言) -- 名無しさん (2022-03-14 03:10:32)
- ???「俺がやってる事なんてダンディライオンさんとそんなに変わんないじゃないですかー、リンク出来ないし」 -- 名無しさん (2022-03-14 09:56:14)
- 個人的にドラグーンを超える伝説のカードだな -- 名無しさん (2022-03-14 10:47:32)
- ↑4 DCGに影響されて業界的になんか焦ってんのかな? -- 名無しさん (2022-03-15 00:16:49)
- リンクロスが禁止になってリンクロスになったわ -- 名無しさん (2022-03-15 23:03:30)
- ノーマルだから確信犯臭いし、コロナで大会もロクに無いうちに禁止に放り込まれたし本当になんのために生まれてきたんだこいつ -- 名無しさん (2022-03-16 20:14:32)
- 例え効果が「このモンスターがフィールド上にいる限り自分はリンク召喚できない」だとしても暴れそう -- 名無しさん (2022-04-26 09:03:18)
- 下手に環境に気を使って弱体化させると、それはそれで顰蹙買うから仕方なかった -- 名無しさん (2022-05-24 21:42:39)
- ↑2 一番の問題はトークンとシンクロが相性が良かったことですからね。 -- 名無しさん (2022-11-07 12:42:45)
- 2枚でハリファイバーを出してリンクロスに変換したらリンクロス・チューナー・トークン2体とフィールドのカードが増えてるんだよな・・・。シンクロ素材にする分には何の問題もないし。トップクラスの採用率を誇るハリファイバーと相性が良すぎたのがね -- 名無しさん (2022-11-12 09:59:28)
- 誰も使ってないのに禁止になったから集団幻覚呼ばわりされてんの草 -- 名無しさん (2024-02-03 07:20:33)
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