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更新日:2023/08/10 Thu 15:12:00NEW!
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漫画 893 登場人物 ヤクザ 一覧項目 代紋take2 ヤの付く自由業
ここでは代紋TAKE2に登場する主要人物の名前を挙げていく
こちらを参照する前に
の項目も参照にしてほしい
●目次
阿久津組
第五部の序盤にて阿久津丈二が新宿で旗揚げした組織。
構成員は約60名程度だが、親である丈二への忠誠度が極めて高く、日本中の極道が一目置く関東有数の武闘派集団である。
親分である丈二が若くして名を挙げた為、幹部級の舎弟や子分は丈二と同年代か年上の者が多い。
- 森下晶
阿久津組幹部。通称「原爆のアキラ」。
元は博多にあった『梅鉢一家』の若衆だったが、福岡県警の陰謀で梅鉢一家が解散させられ、その報復として警察署を襲撃したことで逮捕され、府中刑務所に収監された。
府中刑務所で丈二と出会い、その器に惚れ込み丈二の子分となる。
登場は第二部中盤と他の主要人物と比較して遅い時期に仲間に加わったが、本作の準主役とも言えるくらい活躍の機会は多く、丈二が全く出ないアキラが主役の巻がある程。
博多弁で喋るコミカルな雰囲気のギャグ要員として扱われる事も多いが、丈二にも似た不死性と無類の強さを誇る。
また、初登場の刑務所編では看守たちを監禁した房に設置された起爆装置用トランシーバーが働かないように工作する(しかも、受信周波数が固定されていたことに気づいてチップごと交換している)という、謎の手際の良さを見せている。
素手の喧嘩の腕前は、武闘派揃いの阿久津組でも随一の戦闘力。
刑務所編で多くの人を死に追いやり厭世観に憑かれた丈二を極道人生に戻るように諭す、起爆装置の細工を見破りチップごと交換する謎の手際の良さを見せる、丈二と同じく特に理由もなく死亡確認後に蘇る、阿久津組解散後も唯一最後まで丈二の手下になるなど、江原と同じく何らかの「役割」を持たせられていた可能性がある。
- 近田勇
阿久津組若頭。三馬鹿トリオの一人。
元は因縁をつけた丈二を袋叩きにした拓山大応援団の団長で、土橋歳実や斎藤聡の三馬鹿トリオの筆頭格。
丈二がチンピラの時からつき従い、苦楽を共にしてきた。
- 土橋歳実
阿久津組幹部。三馬鹿トリオの一人。
元拓山大学応援団副団長。近田、サトシと共に大学を退学処分になり、ヤクザを志して二人と共に丈二の舎弟となる。
全身と頭に18発もの弾丸を受けても生還した阿久津組屈指の不死身の男。
神田賢治との内部抗争で恋人を殺され自身も瀕死の重傷を負うも、幹部会の席で破門になった神田を射殺し、殺人罪で逮捕された。
当初は黒羽刑務所に収監されていたが、刑務官を暴行して刑を付加され府中刑務所へ移送されていた。
丈二が府中刑務所に収監されたことで丈二と再会する。
再会した当初は、神田を殺害したことによる増長や神田に恋人を殺された恨みから丈二に反発していたが、明石組の渕上との揉め事を丈二に仲裁されたことで和解し、関係も元通りに修復した。
丈二が白浜組八代目を襲名した時に舎弟から子分となり、阿久津組旗揚げ後は幹部として組を仕切っている。
作中では二度うんこを漏らしており、そのことに触れられるとキレる。
出所後は影が薄い。
- 斎藤聡
阿久津組幹部。三馬鹿トリオの一人。
博多出身で、そのためアキラとの絡みが多い。
父親は「博多のアンドレ・ザ・ジャイアント 」と綽名されるプロレスラー。
三人の中では一番の武闘派となり、様々な厄介事を引き起こすようになっていく。
最終的には丈二の苦言も甲斐なく悲劇に発展するが、その際に見せた一人十殺の凄惨劇は警察の捜査関係者をも震え上がらせた。
- 石田一成
阿久津組舎弟頭。
元は海江田組の幹部で「念仏の石田」の異名で呼ばれる武闘派ヤクザ。
しかし、時代の流れによって抗争が激減したことで役割を失い、江原にそそのかされ薬物の売買に手を出してしまう。
「前の世界」では薬物中毒にまで身を落として親殺しを行ってしまうが、それを知る丈二に救われた後は彼の器量を認める。
江原の三代目襲名後、強制的に引退させられ海江田組をクビになり、白浜組八代目を襲名した丈二の舎弟頭となる。
終盤で未成年のJKと付き合い始めるが、それが理由でロリコン疑惑をかけられることに。
- 福永孝
阿久津組舎弟。
元は江原の舎弟で丈二と同時期に渡世に足を踏み入れた同期。
江原が自分の組を立ち上げた際は、江原組の若頭となり、江原が海江田の三代目となった際に江原組の二代目組長となるが、江原には体よく利用され、左腕まで切り落とされた挙句に使い捨てられて破門となる。
捨て鉢になって鉄砲玉として丈二を襲撃するが逆に助命され、その後は丈二の盃を受けて忠誠を誓うようになった。
丈二が新宿に戻った後は、白浜組の十代目を務めていたが、後に新宿に戻り阿久津組の舎弟になる。
左腕が切り落とされたことで渕上親分からは「極道としては終わった」と言われるが、実際には戦闘力と貫目が飛躍的に上昇した。
阿久津組の幹部としては唯一人だけ最終回で動向が語られず、江原との最終決戦で撃ち抜かれた右手の容態と併せて、現在でも懐古ファンの話題となる事が多い。
- 浅野洋一
阿久津組舎弟。
丈二の舎弟――なのだが強いものに迎合する主義で、すぐに丈二を見限って江原派に鞍替えした。
後の江原失脚後は丈二の舎弟に復縁して、その後は阿久津組の幹部として丈二に忠誠を尽くすようになる。
福永同様、丈二の配下になってから戦闘力と貫目が飛躍的に上昇した。
関東八州田上連合会
関東極道社会の中心にある連合体で構成員は15000名。
海江田組は田上連合の有力組織である梅沢一家の傘下にあり、田上連合から見れば三次団体となる。
- 山城寅松
関東八州田上連合会会長。
明石組の渕上と共に、丈二の白浜組八代目襲名のお膳立てを行った。
- 工藤英次
田上連合幹事長。
関東極道社会の頂点に立つ男で、その地位に相応しい器量を備えた立派な極道。
山城の会長引退後は関東八州田上連合会の会長に就任した。
政治力や組織の調整能力に優れている。
府中で丈二と知り合って以来、彼を観察して器量を高く評価し、一時は丈二を舎弟にしていた。
田上梅沢一家
江戸時代から続く由緒ある一家で構成員は1500名。
中核的な下部組織として海江田組、中山組、島原組を傘下に持つ。
優秀な後継者がおらず、中山総長の引退を機に驚くべき決断を下すことになる。
- 中山加津雄
五代目田上梅沢一家総長。
二代目海江田組組長の山崎忠義とは五分の兄弟分。
初登場時は中山組の組長だったが、先代が引退したため田上梅沢一家に就任した。
温厚な人物だが、山崎同様に身内を可愛がりすぎる悪癖がある。
そのために有事の際の冷徹な決断を下せず、引退を考えているが優秀な子分に恵まれず頭を悩ませている。
- 清水光一
五代目田上梅沢一家若頭・島田組組長。
六代目総長になることを目論み、田上連合の幹部に対して様々な政治工作を行っている。
かつては山崎の舎弟だったが、出世した後はヤクザとしての筋目を重んじる山崎と対立しており、後に大事件を起こす。
- 辻井隆
中山組若頭。
中山の直接の子分で、中山が五代目田上梅沢一家の総長に就任した後は、中山組の二代目組長に就任し、同時に五代目田上梅沢一家の若頭補佐に就任した。
江原と繋がっており、江原を海江田の三代目に就かせることで海江田組を自分の下に付けようと画策していたが、江原が自分の親分である中山の直杯を得たことで目論見が失敗に終わる。
丈二が千葉から新宿に戻って阿久津組を旗揚げした際、清水の政治的な目論見から丈二の舎弟になった。
- 矢野欣也
三代目黒川組組長。
山崎の五分の兄弟分だった黒川組二代目総長・矢野恵蔵の実子。
丈二とは同い年で父親の死後、丈二と同じく若くして黒川組組長を襲名した。
丈二と幾度となく対立するも江原と違い丈二を憎むことはなく彼を敵でなく「生涯のライバル」と認識し、それを原動力に清濁併せ持った立派な極道へと成長する
おそらく作中最も丈二を尊敬している人物
海江田組
新宿を縄張りとするを持つ暴力団組織、構成員250名。
二代目組長である山崎忠義の代では任侠道に恥じぬ誇り高い一家であったが、江原の三代目襲名後には圧政が敷かれる。
江原を追い落とした丈二の三代目襲名のやり直しにより往年の海江田組の姿に少しずつ戻っていく。
一方で江原が残した爪痕は大きく「海江田組の呪い」として禍根を残すことになる
- 山崎忠義
二代目海江田組組長。
仁義を重んじる立派な侠客であり、丈二の人生に多大な影響を及ぼす。
一方で親バカな面があり、身内に対して冷酷な決断を下せないことがある。
四代目田上梅沢一家では若頭補佐を務めており、中山の五代目襲名後は舎弟頭を務めるも、的屋・飴善屋一家と関東菊水会の仲裁に失敗したことで田上梅沢一家を破門されてしまい、関東菊水会の襲撃を受け非業の最期を遂げた。
「前の人生」では薬物に手を出した石田を破門にしたことで逆恨みした石田に殺害された。
- 大西康雄
二代目海江田組若頭・初代大西組組長。
組の内外から高い評価を受ける実力者。
早い段階から丈二の才能を高く評価していたが、山崎の後を追うように非業の最期を遂げる。
「前の人生」では氏家の三代目襲名後、氏家の舎弟頭となった。
- 志村勝男
初代大西組若頭。
もともと大西の子分であったが、大西の横死によって三代目海江田組では若頭となった。
三代目体制下では暴走していく江原の行為に頭を痛める穏健な良識派であったが、四代目襲名以降は丈二との格の違いを見せつけられた事により、江原に匹敵する怪物と化した。
作中で「丈二の出世の早さについていけない」と吐露していたが、志村本人も四十路前後で田上梅沢の若頭に手が届きかけるという異例のスピード出世を果たしており、比べる相手が悪すぎたと言える。
- 仲西健造
二代目海江田組若頭補佐・仲西組組長。
普段は軽い物腰も見せるが、「ドス健」の通称に違わぬ海江田組を代表する武闘派として、要所では内部制裁も辞さない暴力性も発揮する。
江原の三代目襲名に反発し、海江田組を割って独立するも追い込みをかけられて組は壊滅。
後に海江田組に復縁したものの末端組員にまで身を落とした。
丈二の三代目のやり直しで復権を果たして、志村の四代目襲名後は海江田組相談役に収まる。
「前の人生」では、ライバル視していた氏家が海江田組の三代目組長に就任した事で佐山や丈二と共に海江田組を割って独立するが、追い込みをかけられ組は壊滅。
その後堅気になったと見られるが定かではない。
- 佐山久
二代目海江田組若衆。
仲西の舎弟で丈二の直接の兄貴分。「BAR青い部屋」のオーナーで杏子という恋人がいる。
江原とは同期で、同期の出世頭である江原をライバル視している。
江原の海江田組三代目襲名後、恐喝罪で丈二と同じ府中刑務所に収監。
兄弟分だった的屋を刑務官に殺害された復讐に刑務所内で暴動を起こし、警察組織を震撼させた。
暴動鎮圧後は丈二らに遅れて釈放され、末端組員として海江田組から虐げられる日々を送っていたが、江原の破門後に復権し、四代目海江田組の舎弟頭となった。
江原三代目襲名後に江原の命令で丈二を襲撃したが見逃され、覚醒剤中毒になっていた氏家を救い江原の破門に決定打を与えた。
最終話では、五代目海江田組組長となる。
「前の人生」では、極道から足を洗って正人の経営するコーヒーチェーンで店長を務めていた。
- 浜田正人
二代目海江田組若衆
佐山の舎弟で丈二の兄弟分。
菊水会との抗争の最中に丈二を狙う江原の放った刺客に刺され、命を落とす。
「前の人生」では佐山と共に極道から足を洗い、立ち飲みのコーヒーショップチェーンの社長を務めていた。
- 氏家利男
二代目海江田組若頭補佐・氏家組組長。
江原の直接の兄貴分。
海江田組でも随一の経済ヤクザだが武闘派からは嫌悪されており、内部抗争に巻き込まれて若頭補佐を解任される。
江原の三代目襲名後はシノギを奪われた挙句、江原の陰謀で薬物中毒となり廃人寸前まで追い詰められるという転落の一途をたどるが、後に丈二に協力して江原放逐を果たす。
仲西同様に志村の四代目襲名後は海江田組相談役に収まる。
登場時は江原の兄貴分だけあって、丈二に身内殺しの濡れ衣を着せる等の狡賢い立ち振る舞いをしていたが、四代目体制下では薬物中毒で辛酸を舐めた故なのか思慮深い言動を見せるようになった。
もともと大西から「若い頃から目端が利いていた」と評価される程で、終盤ではノーヒント状態で、江原と志村が巻き起こした騒動を別個の事件だと見破るという頭の冴えを示した。
それで結局、田上梅沢に盃は直せたのだろうか?
「前の人生」では、山崎殺害後、その経済力によって三代目組長となるが、金の亡者に成り下がり、舎弟頭となった大西達に引退を画策されていた。
- 神田賢治
二代目海江田組幹部・二代目山崎組組長。
山崎がまだ若手だった頃からの子分で、山崎が海江田組二代目を襲名した時に山崎組二代目を引き継いだ。
極めて自己中心的かつ凶暴な性格でならず者のような面が強いが、山崎のことを心から慕っている。
「前の人生」では獄死していたが、「後の人生」では山崎が丈二を可愛がっていることを聞きつけ強引な手段で仮釈放をもぎ取り出所。
義兄で山崎組の若頭である宮下ツトムを氏家組の若頭に殺されたことで氏家組と内部抗争を引き起こし、巻き添えで土橋の彼女を殺し、土橋に瀕死の重傷を負わせる。
そしてそれが原因で海江田組から破門され、最後は幹部会の席で土橋に射殺された。
ちなみに雑誌連載時には「本田賢治」と表記されていたが、単行本掲載から「神田賢治」に変更されている。
- 宮下ツトム
二代目山崎組若頭。
元は山崎の子分だったが、神田が山崎組二代目を襲名した時に二代目山崎組若頭となった。
山崎がまだ若手だった頃からの子分だった事から、実質的に海江田組の幹部とは同格で、丈二も敬語を使っていた。
氏家組の里見に神田と間違えられ殺害されてしまった。
- 大田原征蔵
二代目海江田組舎弟頭・大田原組組長。
山崎の舎弟で二代目海江田組では舎弟頭を務めていた。
江原の三代目襲名後は、相談役に据え置かれたものの、海江田組での実権を奪われた挙句博打にのめり込み、借金にまみれて身動きが取れなくなる。
その状況を、新宿に舞い戻り阿久津組を旗揚げした丈二に救われ、丈二を舎弟として大田原組をやり直すが、自らの保身のため丈二を裏切り江原に付いた。
丈二の新三代目襲名が決まった後は破門され極道界から姿を消し、以後は登場しない。
- 栗山正/牧田信治
二代目海江田組若衆。
石田の舎弟。
菊水会との抗争で鷹山を殺した石田の身代りに逮捕され、千葉刑務所に収監された。
その後8年の刑期を終えて出所し新宿に戻ってきたが、自分より下の立場だった丈二の盃を受けることを嫌がり、それが引き金となって阿久津組と海江田組の深刻な対立を引き起こし、有田に囚われ瀕死の重傷を負わされる。
事件が終息した後は王傑臣の手引きで二人とも台湾へ高飛びし、日本から姿を消した。
「前の人生」では山崎を殺した石田を殺すため、共に組からヒットマンとして差し向けられ、石田を射殺した。
千葉阿久津連合会
阿久津丈二が千葉の極道組織を統一した連合体。
丈二が総長を務めていた白浜一家を中心として31団体、構成員二千名以上からなる千葉最大の暴力団組織。
初代会長であった丈二を絶対的に崇拝しており最終章では丈二の支援のため千人もの増援を東京に送り込む。
- 川上鉄郎
三代目千葉連合理事長。
富山の二代目引退を受け、旧三代目海江田組による千葉連合と阿久津組の分離工作によって三代目会長となった。
丈二が海江田組の新三代目となった後、連合の分裂を危惧した丈二の後押しにより会長を続投。
それをきっかけとして丈二に心酔し、兄貴分として心から慕うようになった。
白浜組
江戸時代から続く由緒ある一家で、千葉の木更津を縄張りとしている老舗。
木更津の網元だった白浜屋伝兵衛が江戸時代後期の文政四年(1821年)に旗揚げした。
当初は十人ほどの小規模な組だったが、三代目の鈴木宗八郎の頃には組員五百人を数える大所帯と成り、千葉全土に影響力を持つ大組織となった。
しかし、明治後期に成ると新たに木更津で旗揚げした藤原組との抗争に敗れたことで弱体化。
七代目の頃には組員五人の弱小組織まで落ちぶれてしまっていたが、八代目を継いだ丈二の手で再興した。
- 磯村浩吉
七代目白浜組組長。
昔気質の立派な侠客だったが、それが災いして一家を痩せ細らしてしまい、白浜組は組員五人の弱小組織まで落ちぶれてしまった。
病気のため引退を決意するも、自分と同じタイプの政岡では同じことの繰り返しに成ると考え、渕上の推薦で跡目を丈二に譲った。
- 政岡光利
白浜組若頭。
七代目白浜組の若頭で、丈二が白浜組八代目を襲名した際にも引き続き若頭に任命される。
非常に温厚で思慮深い人物であるが生来はバリバリの武闘派。
若い頃に一人で組を一つ壊滅させた伝説を持つ事から「鬼殺しの政岡」の異名で呼ばれている。
丈二の阿久津連合会会長に就任後は白浜組九代目を襲名し、丈二が新宿に戻った後は、白浜一家総長を引き継ぐ。
川上が千葉連合会長を続投した際は、木更津派の盟主だったことから千葉連合会長代行に就任した。
同じ指を二度も詰めるという奇特な体験をすることになる。
- 柳下博已
白浜組若衆。
元から白浜組に所属していた組員で、丈二が白浜組八代目を襲名した際に丈二の子分となった。
明石組との抗争の際に死亡した。
- 向井健一
白浜組若衆。
元から白浜組に所属していた組員で、丈二が白浜組八代目を襲名した際に丈二の子分となった。
- 宮崎信平
白浜組若衆。
元から白浜組に所属していた組員で、丈二が白浜組八代目を襲名した際に丈二の子分となった。
藤原組
千葉の木更津を縄張りとする一家。
明治時代から続いている老舗で木更津では最大勢力を誇っている。
組員は八十人。
- 吉田慎次郎
四代目藤原組組長。
穏健派の切れ者で、早くから丈二の器量を認め、明石組の侵攻の際には丈二を旗頭として担ぎ上げた。
しかし、明石組と白浜組の決闘に参加せず、その責任をとる形で引退した。
- 浅田光二
四代目藤原組若頭・浅田組組長。
明石組の策略にはまり、期せずして明石組の関東侵攻の足がかりを作ってしまった。
明石組との決闘に参加しなかった責任を取って引退した吉田の跡を継ぎ、藤原組五代目を襲名。
同時に組を存続させるため丈二の舎弟となった。
- 宮本信介
四代目藤原組幹部。
白浜組の縄張りで盆を開いていた。
真鍋組
千葉の木更津を縄張りとする一家。
組員は六十人。
- 真鍋吉三郎
四代目真鍋組組長。
昔ながらの極道で、丈二に仲裁を依頼した加東組との諍いが自分の子分によって破られた際に、丈二の勧めもあってその責任をとるべく引退を決意、跡目を富山に譲った。
- 富山新市
四代目真鍋組若頭・富山組組長。
真鍋の引退後、五代目真鍋組組長となる。前組長の勧めもあり、明石組侵攻阻止後、丈二の舎弟となった。
丈二が千葉から新宿に戻る時に二代目千葉連合会長に就任したが、江原や反対派の工作にあい、体調の悪化もあり会長を辞任し引退した。
- 風間真司
四代目真鍋組幹部・風間組組長。
政岡が愚連隊だった頃からの舎弟で幼馴染。
政岡が白浜組八代目を襲名できなかったことに逆上、丈二襲撃を命令し一度は殺害するが、奇跡的に蘇生した丈二から八代目としての胸中を打ち明けられ、以降は白浜組と友好的な関係を築く。
後に富山が真鍋組五代目を襲名したときに、真鍋組若頭となった。
- 轟元太郎
四代目真鍋組舎弟頭・吉元組組長。
酒乱気味で酒に酔って加藤組の経営する店で暴れたため激高した加藤組の組員に殺害された。
- 宮地鋭悟
真鍋組内吉元組若頭。
自分の親分である轟が殺害されたにも関わらず、真鍋組が喧嘩もせず加藤組と手打ちにした事を不服とし、仲裁後に加藤組の若頭を殺害し逮捕された。
千葉加東本家(加東組)
千葉の木更津を縄張りとする一家。
組員は四十人。
- 加東慎
加東組組長。
真鍋組との諍いを丈二に仲裁されたことをきっかけに、丈二と親交を深める。
明石組との抗争後に丈二の舎弟となり、その後も丈二を慕っている。
丈二が新宿へ戻った後、インチキ霊媒師の口車に乗せられ、組を解散しようとしたことがある。
明石組
兵庫県神戸市に本拠を置く日本最大の暴力団組織。構成員3万名以上。
派閥間の内部対立が激しく3代目の死去に伴う跡目問題で対立が顕在化。
日本を震撼させる一大抗争に発展することになる。
モデルは山口組。
- 田村芳雄
明石組三代目組長。
構成員3万名以上の明石組の頂点に君臨する極道界のカリスマ。
若い頃は自分に逆らった人間は誰であろうと許さない冷酷非情な人物だったが、現在は温厚な人格者となっている。
府中刑務所での服役中に持病が悪化し、国から獄死を望まれたために入院治療の許可が下りず苦しんでいたところ、丈二の手で八王子医療刑務所への移送が認められ、以来丈二を明石組の直若に取り立てようとするなど、何かと気にかけていた。
出所後、渕上らに見守られながら71歳で天寿を全うした。
- 渕上重正
3代目明石組若頭補佐・渕上組組長。
温厚な人物で関東とは共存共栄を唱えている。
若い頃は愚連隊を率いて暴れていたが、明石組との抗争に敗れ処刑を待つ身となる。
しかし、その際に客人として明石組に滞在中だった山崎の嘆願によって助命され、田村との縁を取り持ってもらったことから、山崎に恩義を感じていた。
府中刑務所で丈二に田村親分を助けられて以来彼に目をかけ様々な便宜を図り、後に丈二を舎弟とする。
作中で若頭が病死した事から3代目明石組若頭となり、田村の死後に四代目明石組組長に就任した。
丈二の忠告により三栄会の襲撃を辛くも切り抜けることとなる。
現在でこそ穏健派に回っているが生来は組随一の武闘派であり明石組抗争の際には、三栄会に対して一大攻勢を決行、壊滅状態にまで追い込む。
- 大森丈博
三代目明石組若頭補佐・大森組組長。
渕上と仲が悪く、渕上組の若頭を利用し罠に陥れたり、渕上の面子を潰すため関東侵攻作戦の標的を白浜組のある木更津に定めたりと折に触れていがみ合っている。
大阪で浮浪者生活を送っていた江原を拾い上げ、後に渕上の四代目継承に異を唱えて組を割り、三栄会を立ち上げて明石組と抗争を繰り広げる。
- 倉田通利
大森組若頭・倉田会組長。
大森の側近で、府中刑務所では渕上と行動を共にしていた。
親分である大森を心から慕っている一方、大森とは不仲の渕上に可愛がられている。
また渕上と同じく丈二を可愛がっており、リーダーとして当たった明石組の木更津侵攻では板挟みで苦悩する場面もあった。
- 伯野浩二
倉田会舎弟頭・伯野組組長。
アキラの博多時代の兄貴分で、組が解散した後、梅鉢一家の再興を夢見て明石組の一員となった。
白浜組の柳下を殺害したことでアキラと決闘になり、アキラの放った銃弾を腹に受けて命を落とした。
関東菊水会
- 安田登
菊水会会長。
的屋・飴善屋一家との抗争を激化させ、海江田組による抗争の仲裁が鷹山によって破られたことにより、海江田組から引退を迫られる。
その状況を打破するためツトムの山崎襲撃に乗じ、江原らの後ろ盾を得て山崎殺害のためヒットマンを差し向ける。
更に大西も暗殺させたが、ツトムの居場所を探しに本宅に乗りこんできた丈二に殺害された。
- 林田与一
菊水会若頭。
安田の死後は後を継いで菊水会会長となり、保身の為に海江田組三代目を継いだ江原の舎弟となった。
江原と組んで覚せい剤の密売に手を染めていたが、覚せい剤の購入ルートを阿久津組に潰され、江原に独断で暗殺者を丈二に差し向けた。
江原が山崎殺害を指示した証拠を盾に江原と対等に振舞おうとしたが、それが江原の逆鱗に触れてしまう。
- 鷹山忠
菊水会幹部。
新宿では名前の通った百戦練磨の猛者だったが、債権回収に関する丈二との諍いに敗れたことで落ち目となる。
その後の飴菊戦争で、極道として再びのし上がるために手打ちを破らせ、これによって仲裁役の海江田組が激怒、石田らに襲撃され殺害された。
- 沖田努
菊水会組員。
鷹山の舎弟で元プロボクサー。
鷹山と丈二の諍いがきっかけで丈二と出会い、カオリに一目惚れしたことを機に丈二と行動を共にするようになる。
飴菊戦争に端を発する海江田組との抗争で、鷹山の仇を討つため単身山崎を襲撃。
その事実をもみ消そうとした安田に拉致され、覚醒剤中毒にさせられ廃人となってしまう。
その後幻覚症状に襲われて丈二を殺害しようとし、身を守ろうとした丈二の銃弾に倒れ命を落とした。
正式な兄弟分ではないが、馬の合う親友同士で兄弟盃を交わす約束もしていたことから、丈二は死後も兄弟分として扱っている。
エグゼブティブ・デルタ社
江原が東京を壊滅すべくフランスから招聘したPMCに所属する7人の傭兵部隊
ほとんどの隊員が特殊部隊過程を経ておりここの戦闘スキルは非常に高い
江原の依頼により東京壊滅作戦を実行し、その戦闘能力で機動隊や自衛隊を圧倒する
- カルロス・クライバー
傭兵集部隊のリーダー、階級は大佐。
適格な指揮と冷静な判断によって東京を壊滅させていく。
しかし、丈二を狙ったばかりに彼も江原同様、悪夢のような世界を体験することになる。
劇中最強の戦闘力の持ち主であり一人十殺どころか一人六百殺を成し遂げてしまう。
- ジェームス・ローリング
カルロスの部下。階級は特務曹長。
傭兵部隊のナンバー2で医療担当でもある。
イギリス出身。
- ルイス・ザブロンスキー
カルロスの部下。階級は一等軍曹。
爆発物のスペシャリスト。
ロシア系アメリカ人。
カンボジアでの捕虜生活によるトラウマで、不潔なものや悪臭を極端に嫌う。
- アラン・フルニエ
カルロスの部下。階級は三等軍曹。
コンピューターと通信を担当する。
お調子者かつ粗暴な性格のトラブルメイカー。
フランス出身。
- ケン・アレクザンダー
カルロスの部下。階級は伍長。
通訳担当で、英語と日本語、中国語、韓国語を話せる。
日系アメリカ人。
- ケビン・ブラウン
カルロスの部下。階級は伍長。
重火器・車両担当。
母親思いでもある。
アフリカ系アメリカ人。
- フランシス・バラウド
カルロスの部下。階級は伍長。
狙撃担当。
イギリス人。
その他の登場人物
- 島村カオリ
丈二の彼女、後に彼の子供を身ごもり結婚する。
実はかつて江原と付き合っていたこともあり、前世では江原とは仲睦まじい夫婦であった。
しかし二人の男を愛し、そして愛されたことが後にこの三人に悲劇をもたらす。
実は前世では江原とは付き合っておらず、江原は別の女性と結婚していたのだが、丈二は江原と付き合っていたと思い込んでいた。江原がカオリと付き合っていたのは丈二が大学生のサトシに襲われる以前のため、丈二のタイムスリップと関係なく歴史が改変されしまっている。かなり重要な伏線だったと思われるが、この後特に使われることはなかった。もし使われていたら、丈二自身が「神」の存在を明確に認識する契機になっていたのではないかと思われる。
- 美也子
丈二の前の世界での妻。
太ったキン肉マンのような外見をしている。
前の世界では悪妻であったが、後の世界では彼女も人間として女として成長していくこととなる。
本作最強の近接格闘術の持ち主。
- 松田さやか
アキラの彼女。ツンデレ。
元は千葉のレディース『紅孔雀』の三代目総長で時に地が出る。
普段はアキラに対してはキツく当たっているが、彼を深く愛しており時々デレるツンデレの黄金比の持ち主。
現在でも十分通用するキャラである
「俺は阿久津丈二、建て主の怠慢のせいでさらなる追記・修正地獄にはまってしまったタイムスリップ・ヤクザだ!」
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▷ コメント欄
- 前の世界での江原の妻はカオリじゃないよ。丈二がそうやって誤解してただけ。 -- 名無しさん (2013-11-16 19:39:54)
- ラストで言ってた本当のラスボスって誰だったんだろ? -- 名無しさん (2020-01-02 10:44:11)
- 舎弟頭と若頭ってどっちが偉いの? -- 名無しさん (2021-03-08 23:30:04)
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