キミガシネ -多数決デスゲーム-

ページ名:キミガシネ -多数決デスゲーム-

登録日:2020/04/14 (火) 01:04:50
更新日:2024/05/17 Fri 11:19:15NEW!
所要時間:約 6 分で読めます



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ホラーゲーム フリーゲーム ゲーム キミガシネ ナンキダイ



概要

キミガシネ-多数決デスゲーム-とは漫画家であるナンキダイ氏が製作したフリーゲームである。
RPGツクールMVで制作されRPGアツマールに投稿されているためスマホでもプレイが可能。
序章からパートごとに更新されており、2020年4月14日時点で最終章Aパートまで公開されている。
ジャンルはホラーミステリーといったところで、推理要素以外にもホラーシーンが結構出てくる。


背景は全てドット絵で描かれており、ファミコン探偵倶楽部のようなADV形式となっている。
キャラクターは全員ナンキダイ氏による手書きである。
また、このような作品に珍しくマルチエンド方式であり、プレイヤーの選択でキャラクターの生死および展開が変わる。


あらすじ

主人公である千堂院紗良(サラ)はストーカーに悩まされており、幼馴染の田綱丈(ジョー)と一緒に夜道を帰っていた。
帰り道、ストーカーとおもわしき人物が街灯前にたっており、焦って逃げるような形で家に辿り着く。
家は真っ暗であるが鍵は開いており、台所の電気をつけると母親が倒れており父親は居場所不明になっていた。
サラはジョーに救急車を呼ぶのを頼み、自分の部屋に向かったところで複数の手に襲われる形で意識を失う。
目が覚めるとサラは全身を拘束されており、また隣にも同じように拘束されたジョーがおり、アナウンスに従い「最初の試練」と呼ばれたデスゲームをすることになる。
なんとか謎を解きお互いの拘束を解いた二人は開いていた扉から脱出を試みるも、扉の先の暗闇の途中で床が崩れ落下し再び意識を失ってしまう。
再び目を覚ました時、サラの目の前にはジョーを含めた同じように攫われた11人の姿があった…



登場人物


デスゲーム参加者


  • 千堂院紗良

本作の主人公。ゲーム内表記はサラ。
剣道部に所属しておりたまに侍のような物言いになるしっかりものの女子高生。


  • 田綱丈

サラの幼馴染。ゲーム内表記はジョー。
サラの親友であり、チャラい見た目や言動に反して恋に関しては奥手であり喋りは明朗快活。
救急車を呼んだあとにサラの悲鳴が聞こえサラの部屋に向かうと、倒れているサラと立ち尽くすストーカーがおり、カッとなって殴りかかるも敗北し同じく攫われた模様。


  • 篠木敬二

自称警察官。ゲーム内表記はケイジ。
自分のことを「おまわりさん」と呼び、何かとサラを持ち上げる言動をする。
窃盗グループの捜査中に一人になったところを殴られ気絶したらしい。


  • 木津地神奈

自称中学生。ゲーム内表記はカンナ。
頭にバケツ帽子をかぶっており、ゲーム開始時点では口がきけないほど怯えている。
学校帰りに姉と一緒にアイスを食べていたところ、黒い車から出てきた人たちに襲われたらしい。


  • バーガーバーグQ太郎

自称2軍野球選手。ゲーム内表記はQタロウ。
かなりガッシリした体型をした長身の男で、パワーが自慢。野球のポジションはピッチャー。
復帰試合で浮かれ酒を飲んでいたところ気を失い、目が覚めたらここにいたらしい。


  • 日和颯

自称フリーター。ゲーム内表記はソウ。
気の弱そうな青年で実際力もひ弱である。現在はコンビニバイトをしており就活や定職の話をすると具合が悪そうな態度を見せる。
コンビニバイトにいつも通り向かってる途中に襲われたらしい。


  • 八分雨澪子

シンガーソングライター。ゲーム内表記はレコ。
かなりパンクなファッションをしている女性。ゲーム内でも充分派手な姿をしているが本番だともっと派手な姿をしている。
シンガーソングライターとしてはそれなりに有名らしく、登場人物の中では知っている人もいる。
新作の曲が完成し、メンバーと合わせるためにスタジオに向かう途中に襲われたらしい。


  • 絵心菜緒

美大生。ゲーム内表記はナオ。
ものすごい毛量のあるロングヘアーの女性であり、ツッコミ役に周ることが多い。
高校時代の恩師であるミシマの秘密のアトリエで他の学生とともに油絵のレッスンを受け、ミシマに送ってもらう途中で検問に止められそのまま意識を失った。


  • 三島和己

高校教師。ゲーム内表記はミシマ。
銀髪に眼鏡とマッドサイエンティストみたいな風貌をしているが、ものすごく生徒想いの高校教師。美術と生物を教えている。
アトリエでレッスンしていた生徒を送り、最後にナオを送り届けている最中に検問に止められ意識を失ったらしい。


  • 佐藤戒

自称シュフ。ゲーム内表記はカイ。
立ち絵で赤いエプロンとオタマやヘラなどを後ろ手にもっている不思議な雰囲気を醸し出す男性。
攫われた経緯は不明。


  • 飯伏銀

自称小学生。ゲーム内表記はギン。
犬のフードを被り猫のクッションを持った少年。セリフの語尾にワンやニャンが付く。
家で母親の帰りを待っていたところ、インターホンの音が聞こえドアを開けたら知らない大人が立っておりそこで攫われたらしい。


  • 山田権兵衛

囚人。ゲーム内表記はゴンベエ。
ゲーム開始時点では集合しておらず、のちにロッカーで死にかけているところを発見される。囚人服を着ており手には重石がついたチェーンが巻かれている。
面会で呼ばれたが相手がおらず、待っていたところ意識を失い目を覚ましたらここにいたらしい。


運営側の登場人物


  • 笑い人形 ホエミー

1・2Fフロアマスター。ゲーム内表記はホエミー。


  • 着せ替え人形 トト・ノエル

3Fフロアマスター。ゲーム内表記はノエル。


  • 涙人形 ハンナキー

3F副フロアマスター。ゲーム内表記はハンナキー。



【多数決デスゲーム】

「最初の試練」を突破した参加者は、章の後半で『多数決デスゲーム』に参加することになる。


章の前半中に、参加者全員に何らかの形で役職が配られる。
(1章では絵柄付きのカードを拾い、2章ではタブレットに役職データが表示されるという形式。)
役は以下の通り。


  • 平民

人狼でいう村人。能力はない。
平民のみ複数存在し、他の役職はそれぞれ1人のみ存在する。


  • 鍵番

多数決で処刑されると参加者全員が死亡する。


  • 賢者

鍵番を持っている人物を特定することができる。


  • 身代

多数決で選ばれると勝利。ただし他の人物が選ばれると死亡する。
勝利した際はもう1人を指名し共に脱出することができる。(それ以外は全滅。)また、投票権を2票分持っている。



まず参加者による予選投票を行い、その後得票数上位4人で決選投票を行う。
そして最終的に4人のうち最も票を集めた1人が処刑されるが、上記の通りその人物の役職によってゲームの結末が変わる。
平民または賢者が選ばれた場合はその人物+身代の2人が処刑され、鍵番が選ばれれば全滅し、身代が選ばれればもう1人を指名し脱出する。
なお、それぞれの役職は非公開情報だが任意のタイミングでCO(宣言)することもできる。この際、役職を騙ることも可能。


システム的な特徴としては、1回のゲームで最低でも2人の犠牲者が出るのが確定していることと、
身代を引いてしまった人物は正攻法ではまず生き残ることができないことが挙げられる。


そして何より最大のポイントは、投票で選ぶのは殺人事件の犯人などではなく、あくまで共に脱出を目指す仲間のうちの1人ということ。
そのため登場人物たちは「この中なら誰を犠牲にしてもいいか」という話し合いをすることになるが、
それに加えて「鍵番と身代を選ばないこと」を最優先する必要がある。



1章は展開が固定だが、2章からは死亡者がプレイヤーの選択で変わることとなる。



追記・修正はデスゲームを生き残ってからお願いします。


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  • 登場人物がみんな好きになる作品。最初は嫌いだったソウも事情が分かるにつれて「こういう行動に出るのも仕方ねぇわな…」ってなる。唯一例外としてミドリは別。 -- 名無しさん (2022-05-29 00:20:21)
  • アツマール終わっちゃうんだけどどっかに移動するのかな -- 名無しさん (2023-02-15 10:35:24)

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