登録日：2020/01/16 (木) 19:57:06
更新日：2024/05/16 Thu 11:00:41NEW!
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スーパー戦隊シリーズ 地球戦隊ファイブマン 蜂須賀祐一 次女 双子 教師 音楽 カンフー 酔拳 戦隊個別 歴代イエロー ゴーカイジャーに登場したレジェンド戦士項目 ファイブイエロー 星川レミ 早瀬恵子 成嶋涼 格闘技チーム
星川レミが、『ドレミ』のレミだってことを教えてあげるわ！
ファイブイエロー／星川レミとは、『地球戦隊ファイブマン』の登場人物。
演：早瀬恵子（現・成嶋涼）
テーマソング：「カンフー・ダンス」（歌：CHIEMY）
【概要】
星川兄弟の次女であり、第4子。三男の文矢とは二卵性双生児であり、それをわかりやすくするためかペアルックでいることが多い。
項目冒頭のセリフにもあるように、名前の由来は音階の『ドレミ』。若干20歳でニュータウン小学校の音楽教師を務めている。
「手のひらを太陽に」を伴奏しながら授業を進めていたところに銀帝軍ゾーンの攻撃を受け、他の兄弟と共にファイブマンとして立ち上がる。
絶対音感の持ち主であり、戦闘時にはリズム感や身軽な動きを採り入れたカンフーで戦う。
変身前でもバツラー兵を蹴散らし、銀河の牙ザザと互角に渡り合うなど、身体能力は高い。
パワフルな動きを得意とする次男の健と比較して、身体能力や素早いアクションを活かした見せ場が目立つ。
【人物像】
明朗快活な性格であり、何物にも恐れ知らずに突っ込むお転婆娘。
甘い面があるのか料理や掃除などの家事は苦手であり、長女の数美やアーサーG6に大抵任せている。
20年前にシドン星を脱出した時、レミと文矢はまだ赤ん坊だったので、写真でしか両親のことを知らない。
特にレミの両親に対する憧れは人一倍強く、第31話「あぶない母」では銀河博士ドルドラにこの点を付かれて窮地に陥った。
文矢とは時折口ゲンカもするが戦闘では息の合った動きを見せ、第36話「双子大作戦」でサソリナマズギンに魂を入れ替えられた時も抜群のコンビネーションを発揮していた。
どんな逆境でも決して諦めない勇気の持ち主でもあり、行動力やとっさの機転を活かして活躍する場面が多い。
長男の学が敵幹部との一騎打ちで存在感を示す一方、レミは孤軍奮闘しながらゾーンの作戦を阻止する姿が際立っている。
【本編での主な活躍】
第4話「地球を酔わせろ」では水をアルコールに変えて地球全体を泥酔、しまいには衰弱死させて侵略を達成しようと企む銀河闘士ゾウルギンに酔拳で対抗。
拳法着姿のレミはワインを飲みながら華麗な動きでゾウルギンを翻弄し、割って入ったザザも鼻をつまんで軽くあしらう。
その姿を見た他の4人は奮起し、最後は力を合わせてゾウルギンを倒す。
巨大戦ではファイブロボに酔拳の動きを応用することで逆転の糸口を掴み、初披露となる超次元ソードの二刀流で勝利を飾った。
第13話「ドレミファイト」では音楽学校時代の親友に代わって発表会を控えた生徒達の指導を受け持つなど、音楽教師としての才能を遺憾なく発揮。
銀河商人ドンゴロスの命でトドルギンが人々の身も心も凍らせる中、生徒達が演奏していた「ドレミの歌」のメロディーがその冷気を無効化する。
そのことに気付いたザザに楽器を全て壊され打つ手がなくなってしまうが、レミはとっさに花瓶のバラから草笛を作り、
生徒達も「音の出るものは何だって楽器なんじゃないのかい？」という学の言葉を受け、バケツや金ダライなどを楽器代わりに鳴らして演奏を再開する。
そのままレミ達は鼓笛隊の如く街に繰り出し、「ドレミの歌」でトドルギンに凍らされたレッド達4人の氷を溶かしていく。
最後は作戦が失敗して焦るドンゴロスをフルボッコにし、更に変身してトドルギンを必殺のドレミ拳で圧倒した。
第24話「のろ亀忍者」ではゆう・もあ村を舞台に、落ちこぼれのバツラー兵339号との交流が描かれる。
頭領である銀河忍者バツラギンの下でバツラー兵達が立派な忍者となるべく訓練を積む中、339号だけは綱渡りでもジャンプでも失敗ばかり。
当初は「バツラー兵の中にもあんな情けないのがいたなんて…」と軽蔑していたが、六化けの術に失敗して仲間に追われる339号を助けるうちに考えを改め、
彼に助けた理由を聞かれると「バツラーの命も、人間の命も同じよ。」と答える。
その優しさに心打たれて改心した339号は「忍法・レミ変化」でレミに変身し、彼女の身代わりとなってバツラギン達の総攻撃を受けたことで死亡。
339号の死を無駄にしないと誓いながら一騎打ちでバツラギンを圧倒し、
巨大戦もスーパーファイブロボのヌンチャク攻撃で優位に進めた後、必殺技のスーパーベクトルパンチで339号の仇を討った。
第31話では銀河カンフー軍団に追われる母・緑と再会するが、それらは全てドルドラがレミを倒すべく合身銀河闘士タヌキツネギンに作らせた幻だった。
しかし、学が20年間変わらない緑の姿に違和感を覚え、更に「本当（の母さん）ならもっと歳を取っているハズじゃないか？」という至極真っ当な発言でカラクリがバレてしまう。
幻の緑や銀河カンフー軍団はアーサーが放ったアースウェーブで消滅し、怒りに燃えるレミはメロディーパワーでタヌキツネギンを叩きのめす。
母との再会はぬか喜びに終わるもスターファイブに続いて両親が生きている手掛かりを掴み、兄弟に励まされながら決意を新たにするのだった。
第42話「カンフー魂」では変身に必要なVチェンジャーエネルギーをヒルアゲハギンに奪われ、それを転送された銀河戦隊ギンガマンのギンガイエローが変身する偽ファイブイエローにより窮地に追いやられてしまう。
初代艦長シュバリエの指揮の下、ヒルアゲハギンは残りの4人からもエネルギーを奪い、偽ファイブマンとなったギンガマンはホークアローに乗りながら街で破壊行為を繰り返す。
その様子を見せつけるというシュバリエの挑発に耐え兼ね、レミは傷が癒えないままアーサーの制止を振り切って街へ向かう。
街では破壊行為が原因でファイブマンを非難する人々の声に心を痛めるが、ファイブイエローを慕う少女・恵のひたむきな姿に勇気づけられる。
―こんなにファイブマンを信じている子がいる。
ファイブイエローを信じている子がいる！
……頑張らなくては！！
この言葉で自らを鼓舞すると偽ファイブレッドの急所に飛び蹴りを浴びせ、偽ファイブレッドは元のギンガレッドに戻った。
残りのメンバーもレミに化けの皮を剥がされていき、学達もその場に合流して戦闘態勢に入る。
生身の5人はギンガマンを圧倒していき、更にアーサーがエネルギーを再チャージしたブレスとコンパクトを渡したことで再変身が可能となる。
ヒルアゲハギンを必殺のスーパーファイブボールで倒し、街に束の間の平和を取り戻すのだった。
ファイブイエロー
レミ！ ファイブ・イエローッ！！
スーツアクター：蜂須賀祐一
レミがVチェンジャーコンパクトで変身した姿。額のマークは八分音符。
額のエンブレム「サウンドファイブコーダー」には、色々な音波をイエローフルートで吹くための装置が内蔵されている。
装備・個人技
●メロディータクト
イエローの専用武器。
笛型武器「イエローフルート」にVパワーグリップを装着、敵を殴りつけたり、先端からのリボンで縛ることで攻撃する。
敵の戦闘意欲を下げる特殊な音を奏でる機能を持つ。
合体技「ブラザーアタック」では最初に敵を拘束し、次の攻撃に繋げるという重要な役目を担う。
●メロディーパワー
敵をメロディータクトのリボンで縛り上げ、エネルギーを流し込む技。
●ドレミ拳
「ドレミファソラシド」の音階に合わせ、敵をメロディータクトで次々と殴る必殺技。
●酔拳
カンフーの技の1つであり、酔っ払いながら戦う技。
ゾウルギンの酒攻撃をヒントにこの方法を思いつき、アーサーとの特訓で培った動きも活かしながら会得に成功した。
●ツインアクション
第5話で見せた、ファイブブラックとの合体攻撃。
双子同士が背中合わせでVサーベルを構えて発動。
向かってくる敵をサーベルで切り払った後、メロディータクトで捕縛してファイブブラックのパワーカッターで追い打ちを決める。
●ツインフィニッシュ
第36話で見せた、ファイブブラックとの合体技。
双子であることを活かしたコンビネーション攻撃後、ジャンプキックを同時に決めて敵を打ち倒す。
移動手段
●ホークアロー5
ファイブマンが所有する宇宙活動用バイク「ホークアロー」のうち1台。
機体色は所有者に合わせて黄色となっている。
【その後のスーパー戦隊シリーズでの活躍】
『スーパー戦隊ワールド』
帝王ダイダス率いる悪の軍団にカクレンジャーが苦戦する中、ジェットマン・ジュウレンジャー・ダイレンジャーと揃って加勢に現れる。
その後はメロディータクトでバツラー兵を振り回していたが、キリンレンジャーとのダブル酔拳が見たかったという声も少なくないだろう。
『海賊戦隊ゴーカイジャー』
ファイブイエローのレンジャーキーはゴーカイイエロー／ルカ・ミルフィが使用、本編で初めてゴーカイチェンジした第23話「人の命は地球の未来」は同じ兄弟戦隊であるゴーゴーファイブのレジェンド回だった。
全員でファイブマンにチェンジしたのは計2回。劇場版『199ヒーロー大決戦』でブラザーアタック、第42話でスーパーファイブボールをそれぞれ放つが、
第43話でバスコ・タ・ジョロキアに大いなる力を奪われていたことが判明する。
その後、第49話「宇宙最大の宝」にてバスコを倒したゴーカイジャーが一度は奪われた大いなる力を勝手に使っていいのか悩む中、レミがレジェンド戦隊代表として登場。
ずっと見てたわ。君達も……奇跡の絆で結ばれてるのね。
同じくバスコに大いなる力を奪われていた飛羽高之・疾風翔・ダイ・アキラと共に、大いなる力をゴーカイジャーに改めて授けた。
その後の戦闘でもルカがファイブイエローにチェンジ。ドゴーミンをメロディータクトで縛り上げ、ファイブラスターで倒した。
エピローグでは戻ってきたファイブイエローキーを手に、ゴーカイジャーの旅立ちを微笑みながら見送った。
なお、この時音楽室にいたことから、教職には復帰したと思われる。
『スーパー戦隊最強バトル!!』
格闘技チームとして参戦。
リュウレンジャーを筆頭に、レッドマスクとタイムレッドがそれぞれ決勝戦まで駒を進める中、オーグリーン共々出番がなかった。
【余談】
演者の成嶋涼氏は前番組の『高速戦隊ターボレンジャー』第37話「カンフー謎少女」にゲスト出演。
レッドターボ／炎力ら五人が通う都立武蔵野学園高校の3年A組の担任である山口先生の妹・美香を演じている。
第37話冒頭でステッキを使いトレーニング中だったピンクターボ／森川はるなやかっとび暴魔ズルテンが生み出したズルテン・メタルタイプにもひるまずキレのいいカンフーアクションを見せているが、姉を救うためはるなからターボブレスを奪い変身しようとするものの失敗に終わった。
とはいえ、ブレスを拾い上げた妖精シーロンの姿が見える*1場面から、戦士としての素質はあったのかもしれない。
成嶋氏は、文矢役の小林良平氏と本作での共演がきっかけで結婚している。
実は同じスーパー戦隊メンバーでの結婚は非常に珍しく、ファイブマンでのケースは2023年時点でも数少ない成功例である*2。
両氏は三児をもうけた後に離婚してしまったが、近年になってギンガピンク／サヤを演じた宮澤寿梨氏のインスタグラムにて学役の藤敏也氏と揃って映っている姿が確認されたり、
ファンとの交流イベントを合同で企画するなど、確執があるわけではないのであしからず。
イエロー、Wiki籠もりにも追記・修正を教えてくれ！
OK～！
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▷ コメント欄
- ゴーオンイエローの早輝と声が似ている -- 名無しさん (2020-01-16 21:30:33)
- 主役回がやたら多かったイメージ -- 名無しさん (2020-01-17 20:59:03)
- あれ？スカートの中身見せて、サメジゴクギンを誘導してなかったっけ？ -- 名無しさん (2020-01-17 21:34:29)
- 一応,戦隊メンバー同士の結婚についてはダイナマンのイエローとピンクが結婚しているので唯一ではないかな(ピンクは再婚だが) -- 名無しさん (2020-01-18 09:33:43)
- ↑忘れてたけど、デカレンジャーのピンクとブレイクも結婚してたね（ピンクはレッドレーサーと結婚してたけど離婚して再婚） -- 名無しさん (2020-01-18 14:06:09)
- おとり作戦が得意 -- 名無しさん (2021-08-13 15:51:16)
#comment
*2 再婚も含めるならダイナマンやデカレンジャーも挙げられる。
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