Be Natural(ホムンクルス)

登録日：2019/04/28 Sun 20:23:19
更新日：2024/04/04 Thu 13:26:37
所要時間：約 9 分で読めます

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また、内容のネタバレが含まれますので、閲覧は自己責任でお願いします

我慢しないで…シちゃえばつらくない…よね？

『Be Natural』*1はワニマガジン発行の『COMIC快楽天 2013年7月号』に掲載されたエロ漫画。
作者は「ホムンクルス」。この作品は2013年12月20日*2に発売された単行本『レンアイサンプル』に収録された。

【概要】

天然で妹を自称するヒロインが、主人公とエッチする内容。作風はホムンクルス氏が得意とするイチャラブもの。
ホムンクルス氏によると「天然とは何か」で担当と紛糾しており、今でもよくわからないとコメントしている。
とらのあな限定小冊子『レンアイサンプル+』に収録された『Be Natural+』では『至近距離恋愛』で登場していた智花が登場している。

【あらすじ】

会社員の草壁健太郎とその妹である澪はアパートに帰る途中おばあさん…もとい大家さんとバッタリ会う。
夫婦みたいと言われる一方、外見が似てないとも言われてしまう。無理もない。澪は健太郎の元に突如現れた、自称・妹である。

半年前、外国に住む放蕩親父が突然手紙をよこした。それは、「知人の子を預かってくれ。ほかに頼るあてがない。学校卒業までの少しの間でいい」と。
かくして健太郎は知人の娘である澪との生活が始まったが、彼女の天然全開と無自覚に誘惑するので理性崩壊と戦う日々を送っている。

【登場人物】

• 澪

この物語のヒロインで、健太郎の自称・妹。
前述の通り、外国に住む父親の知人の子であり*3、親父から「健太郎なら大丈夫だ」と言って彼と生活したのだ。金髪碧眼が特徴で、外国から来たことから、ハーフ系だと思われる。
純粋でヘンな奴であるのかどこかズレており、当時は一人ぼっち見知らぬ男である健太郎の前で怯えるでも警戒するでもない態度を取る*4…のはまだいいレベル。
健太郎の目の前で下着姿になったり、上は着るが下はパンツしか履いてない、脱いでから「風呂に入っていーい？」と聞く等、健太郎を誘っているとしか思えない行動を取っている。

• 草壁健太郎

この物語の主人公で、澪の保護者。
作中で見る限りサラリーマンであるようだが、半年前で外国に住む放蕩親父から知人の子である澪を預けて欲しいと頼まれて生活することに。
しかしかなりの天然娘であり、尚且つ露出度の高い格好や全裸になっても何ら恥じらいを見せない澪に頭を悩ませてしまう。
真面目そうだが実はむっつりスケベであり、澪と同じ屋根の下で生活し、なおかつ手出ししないようにとしたので「溜まって」しまうのであった。

• 健太郎の同僚

健太郎の相談相手をしている同僚のサラリーマン（？）。
澪との生活で理性崩壊しかけている健太郎に対し余りにも身も蓋もないことを言い出す。

• 大家さん

健太郎と澪がクラスアパートの大家の老婆。
二人を優しく見守っており、「夫婦みたい」と評する。

• 智花

『至近距離恋愛』のヒロインで、『Be Natural +』に登場。
澪のクラスメイトで仲が良い模様だが、天然過ぎる澪の言動に困惑している。

【顛末】

てな調子で理性崩壊の危機と戦い続けた健太郎は目に隈ができるほどに寝不足に陥ってしまい、相談相手である同僚からも呆れられてしまう。
挙句の果てに「実の妹じゃないからいっそのことヤッちまえよ（意訳）」と言われるが一応保護者である健太郎は子供である澪に手を出すなんてとんでもないと反論。
同僚はそれに見かねたのか「その子供にムラムラしてんだろが」とバッサリ、「誘われてるんじゃねーの？」だの「案外お前よりオトナだったり」とも言われてしまう。

帰り道の健太郎はそんなわけがないと否定しようとするが商店街で健太郎に大きく手を振る澪。
そんな彼女に不用意にフラフラするなと言おうとするが、目を離すと猫に猫じゃらしでじゃらしている。
子供みたいに無邪気な姿の澪が大人とは思えない、いっそ実の妹だと思うと己に言い聞かす健太郎。

ある日の夜、健太郎の目の前に映っているのは、一糸纏わぬ澪。しかも「エッチする？健太郎したいんでしょ？」と言い出してしまう。
当然びっくり仰天の健太郎はその事を問いただすと、「だって昨夜も一昨日も夜中でトイレで」ナニしていたのを見てしまったから。
理性崩壊に抗うくらいならいっそのこと、と無自覚に誘う澪に「そういうことは好きな男と」やるべきだと止めようとする。だが澪は

……健太郎は

いつも早く帰ってきて、お酒も飲まないで

いつも一緒のご飯を食べて、いつも心配してくれる

だから…す…バっ

バカなことを考えるな…！！

澪を振り切るかのように風呂場に逃げ込み、これまでだって辛抱できたんだと耐えようとする健太郎。
しかし、「すき…」という言葉がどうしても頭の中によぎってしまう。風呂から上がった健太郎は澪のもとに向かい…
彼女の身体を抱き、強引に部屋に連れ込んできた。澪も彼の行動に怒っているのではないかと問いかけるも

我慢するな…ってお前行ったよな。俺がやりたいこと知ってるのか？

俺はな、お前が俺をどう思っていようと関係なく

お前を滅茶苦茶に犯したいんだよ…

今まで我慢した反動からか健太郎は自分の陰茎を澪の秘部に擦りつけ、乳首を舐め回した上で言い放つも
澪は「いいよ、それでも…」と嫌がるでも拒絶するでもなく健太郎を受け入れた。

健太郎は自分の舌で澪の舌を絡めとり、澪が息苦しさで中断してもかまわず続行してしまう。
続いて乳房を手で優しく包み込むようにしたかと思えば、乳首を思いっきり摘んでいく。
澪の喘ぎ声に反応したかのように健太郎の陰茎は一層大きくしていく。

どうやら痛くされるのがイヤだとわかった健太郎は陰茎を突き出して澪に舐めさせる。
澪にとってソレは初めてであるが、健太郎はソレを容赦なく口の中に突っ込ませていく。
手コキも禁止させた健太郎は「痛いのがイヤなら自分でいじれって」と澪に自分の秘部を弄らせつつ、イラマチオもさせていく。

澪を四つん這いにさせて愛液が溢れている秘部を広げて行くが、彼女は嫌がっている。だが何故かそんなことされて興奮している。
すると健太郎は秘部に陰茎の先っぽを入れつつ指で尻の穴を弄っていく。二つの穴を同時に刺激された澪は喘ぎ声を上げる。
そして健太郎は自分の陰茎を澪の秘部に入れて激しく腰を振っていく。まるで今までの鬱憤を晴らすかのように。

避妊すらしていない。自分は澪の保護者なのに、頭ではわかっているのに考えたくない。ただ澪を汚したい。そんな衝動に駆られる健太郎。
寸前に秘部から引き抜いて射精した健太郎は、これで澪が自分の本性を知っただろうと思うが、澪は陰茎を舐めていた。
それどころかさっきの激しい性行為をもう一回して欲しいと涙ぐんで言ったのだ。どうやら澪も健太郎と同じだった。

澪は犬が尻尾ふるみたいに健太郎の上で激しく腰を振り、健太郎は膣内射精を行おうとするが、何故か澪はそれを拒んでいる。
散々なまでくわえておいてどういうことなのかと聞かれると、できちゃったら今よりもっと健太郎に迷惑かけてしまう。澪はソレを恐れていたのだ。
澪がそんなことを考えたのかと思いつつも、健太郎は妊娠させてやると言わんばかりに膣内射精していった。

赤ちゃんできた…？

かもな…

…じゃあ、絶対…できるまで…して…？

そして、澪と健太郎は一晩中性行為をしていた。健太郎は自分がそんなに溜まっていたと頭を抱えつつも澪の安らかな寝顔をみて受け入れた。
…が、人目に憚らず健太郎の腕にしがみつく澪。「我慢しなくていいてゆった」と可愛らしい笑顔を浮かべる澪に対し、困惑する健太郎。
そしてその光景をおば…ーやさんに見られてしまう。大家さんに暖かく見られている事に健太郎は昨夜のアレが聞こえていたのではと焦る。

お兄ちゃん大好きなのねぇ

いやっこれは…

うん…赤ちゃん産むの…

ぶッッ！？

天然全開で大胆な発言をする澪に取り乱す健太郎と微笑ましく見守る大家さん。犬はその光景に何を見出したのだろうか。

【後日談】

『Be Natural+』ではいつもどおり仕事から帰ってきた健太郎だが、何故か裸エプロンの姿をしていた澪。
澪にその格好で自分を誘惑しようというのかと問いただすと、服ぜんぶ洗濯したからこの格好になっただけであった。

だがその格好に興奮した健太郎は夕御飯の支度している澪にエッチなことをしてしまう。
純粋でヘンなところがある澪に不純でスケベな健太郎が一方的にハマっているのだ。その調子でゴムなしでのセックスをしてしまう。
そのあとお布団でいっぱい性行為していたら夜中になってしまい、ピザを頼んでいたそうな……。

ファストフード店でソレを聞いた智花は絶句してハンバーガーをこぼしてしまう。
智花は澪に兄である健太郎と暮らしていると聞いて固まってしまうが、裸エプロンをすれば祐貴もエッチになるのではと思案してしまう。

追記・修正は純粋でどこかズレている自称・妹と暴走気味なエッチをした人にお願いします。

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▷ コメント欄

• 澪が星井美希にみえてしかたがありません。 -- 名無しさん (2019-07-07 13:53:38)

#comment

*1 本来は『Be Natural♡』であるが、機種依存の文字や絵文字は使用不可であるため、当項目では便宜上このタイトルで表記している。
*2 電子書籍版では2014年2月21日に発売。
*3 健太郎の方は知人を「絶対昔の女」ではないかと言われ、挙句の果てに「まさか隠し子ではないか」とまで疑われる始末。
*4 よほど父親を信頼しているのか、或いはよほどの天然ではないかと思われた。