登録日:2018/05/19 Sat 06:37:05
更新日:2024/02/26 Mon 13:33:31NEW!
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鳥人戦隊ジェットマン 次元戦団バイラム レーザー トカゲ 30秒 戦隊悪役 戦隊怪人 スーパー戦隊シリーズ 西尾徳 不遇 怪人 瞬殺 バイオ次元獣 レーザートカゲ いきなりハンマー!
レーザートカゲとは『鳥人戦隊ジェットマン』の第38話「いきなりハンマー!」に登場した次元戦団バイラムのバイオ次元獣。
バイラムの幹部マリアが作ったバイオ次元獣で腹にレーザーを装備したトカゲの怪物の様な姿をしている。
登場して約30秒で倒されてしまい、バイオ次元虫はジェットマンに凍結されて捕獲された。
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うそのうそ……すなわち本当のことなのである。
本当にたった30秒程度で倒されたのだ、このレーザートカゲは。
で、どういう流れで倒されたかというと、
1:第38話が始まった瞬間、レーザートカゲがジェットマンに向かって走っていく。
2:レッドホークがレーザートカゲをウイングガントレットで殴り飛ばす。
3:ジェットストライカーを呼ぶ。
4:ファイヤーバズーカに変形させて必殺技をぶっ放してレーザートカゲを吹っ飛ばす。
5:レーザートカゲ死亡(チーン)
この間、僅か30秒程度*1。
実際はこの流れにかかった時間は34秒ぐらいでジェットマン抜きでレーザートカゲの出番だけなら15秒ぐらい……なんにせよ超短い出番しかないのだ、このバイオ次元獣。
しかも折角レーザーを装備しているのにそれを使うこともなく倒されてしまっている。
なのでどんな作戦目的だったのとかどんな能力があったのかは不明。
でもスーパー戦隊シリーズの怪人って巨大化するよね?と思ったそこのあなた。
バイオ次元獣はバイオ次元虫というバイラムの生物兵器が寄生していて、バイオ次元獣が倒された後、このバイオ次元虫がバイオ次元獣を巨大化再生させる。
これがバイラムにおける巨大化システムなのだが……レーザートカゲから分離したバイオ次元虫は、
ジェットマンにバードブラスターの冷凍ビームで凍らせて捕獲された為、レーザートカゲは巨大化することができなかったのだ。
「ジェットマン」には出番が少ない怪人は他にもいるが、レーザートカゲ程ではないし能力もばっちり使ってくれる。この様な体たらくだった為、作ったマリアは当時バイラムのトップだったトランザにお仕置きされ名誉挽回の機会ももらえないという散々な目に。
では、なぜレーザートカゲだけ出番が約30秒ぐらいなのか?
そもそもレーザートカゲが出る第38話はジェットマンがバイオ次元虫を捕獲。
捕獲したバイオ次元虫を遺伝子工学研究所に送って調べてもらうことに。
これに危機感を覚えたトランザは自らが作った新たなバイオ次元獣*2を指揮してバイオ次元虫の奪還を目論む。
しかし、遺伝子工学研究所にはレッドホークである竜の親友・チェンジドラゴン柳がバイオ次元虫を見て……。
というバイオ次元虫を巡る物語という構成となっているのだ。
つまり物語上、レーザートカゲの役割は『ジェットマンにバイオ次元虫を捕獲させる為のやられ役』なのだ(不憫な!)。
まあ、レーザートカゲのバイオ次元虫をジェットマンが捕獲した際、
ジェットマンたちが「やったね! 作戦大成功!」と言っているので、画面に映っていないだけでバイオ次元虫を捕獲する作戦が展開されていたはずである。
ちなみにレーザートカゲの声は西尾徳氏が演じられている*3。
スーツは一番最初のバイオ次元獣ライトアルマジロを改造したものである。
新造ではなく改造とは言え、改造もただではないというのに、スタッフの皆さんはなかなか思い切りがいい。
余談だが、西尾氏はドラマCDでバイオ次元獣ギロチンコウモリの役も演じている。
こちらはメディアの都合上姿形は不明であるが、その代わりにレーザートカゲと違って言葉を喋っている。
他にでてきてすぐにやられた怪人と言えばスーパー戦隊シリーズ第27作目にでてきたこいつとか、
同作品のギガノイドの第7番とかがいるが、
前者は実は生存した上その後大出世し、後者も時間稼ぎの囮として作られたので弱かったが役目は一応果たしている。
それに対してレーザートカゲは碌な活躍も描かれないままさっさと倒され、
バイオ次元虫は捕獲され大きくなることもできず、しかもバイオ次元虫を調べられてはバイラムは戦力が分析されてとことん散々な扱い。
再生怪人とかで復活したりとかもなし!
無残だったり悲惨だったり悲しい最期を遂げた怪人は数いれど不遇という点で見ればレーザートカゲが一番と言えるだろう嫌な一番ではあるが。
が、スーパー戦隊シリーズ第42作目で、
レーザートカゲを上回る不遇な目に合う怪人が現れてしまった……と当初は思われていたが、その後きっちり復活→討伐(W戦隊同士のもめ事の合間だったけど)回が描かれたためここまで不遇にならずに済んでいる。
本話の原題は「友情のパス」で、トランザの代わりにトランが登場していた。
追記・修正は約30秒でお願いします。
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▷ コメント欄
- ちなみに、ウルトラシリーズにはクール星人やバドリュードなど、戦闘時間10秒にも満たずに倒された怪獣もいる。非戦闘員のクール星人はともかく、バドリュードは戦闘用の巨大兵器、その回のメイン怪獣にもかかわらずわずか6秒という秒殺っぷり(戦闘開始以前の登場シーンを含めても30秒にも満たない)。下には下がいるのだ -- 名無しさん (2018-05-19 07:08:38)
- バドリュードは…フォローする言葉が見当たらない -- 名無しさん (2018-05-19 08:41:23)
- ああ、ルパパトの兄弟怪人の兄かww >不遇な目に合う怪人ww -- 名無しさん (2018-05-19 09:31:55)
- それ以前にニンニンジャーではシルエットしか出なかった上に30秒どころか十数秒でやられたなもなき妖怪が居たんだぞ -- 名無しさん (2018-05-19 10:44:38)
- ギョライピラニアなんかも扱い悪い怪人ではあるよね -- 名無しさん (2018-05-19 14:26:58)
- ↑3 シルエットしか出なかった妖怪やレーザートカゲは普通に倒されたけど、アニダラは事故で退場したから気の毒すぎて笑えない・・・ -- 名無しさん (2018-05-19 19:23:02)
- ↑2 魚雷を撃つ瞬間にバードブラスターで撃たれて巨大化できなかった -- 名無しさん (2019-11-29 21:51:26)
- ニンジンワルド「流石に先輩には敵わないニンジン」 -- 名無しさん (2022-02-06 10:43:38)
#comment
*2 透明化能力を交えたハンマーによる奇襲攻撃を得意とするハンマーカメレオン。サブタイトルはここから付けられた様だ
*3 尤も唸り声しかあげていないが……
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