東急池上線

登録日：2014/07/05 (土) 23:57:40
更新日：2023/12/18 Mon 13:55:35
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鉄道 路線 東急電鉄 東急 ワンマン運転 都会のローカル線 東京都 東急池上線

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東急池上線は五反田から蒲田まで結ぶ東急電鉄の路線である。
路線記号はIK。

(出典:日本の旅・鉄道見聞録)

概要

全区間が東京都品川区と大田区に属し、東急電鉄の中ではローカルな路線である。
使用車両は18m級3ドア車3両編成と、東京都内の路線でも短い部類に入る。
しかし車両が短いわりには利用客は多く、他線との接続もあるのでかなり混雑する。特に通勤・帰宅時のラッシュアワーはぎゅうぎゅう。

全列車が各駅停車で基本的には全線通しの運転だが、一部時間帯は車庫がある雪が谷大塚止まりの列車がある。
また、全列車でワンマン運転を行っており、ホームにはセンサーが設置されている。

なお注意点として、立体交差のない駅がかなり多い。
そのため乗降時間が全体的に短いのもあいまって、電車に遮られると乗車はかなり難しくなる。
利用時は若干の余裕を持って移動することをお薦めする。

車両については東急多摩川線と共通運用なので、そちらを参照。

【駅一覧】

●五反田
JR山手線、都営浅草線乗り換え。
池上線の起点駅で山手線よりも高い4Fにホームがある。
周辺は品川区有数の商業・業務地域。

●大崎広小路
駅間距離が全体的に短い池上線のなかで一番短い(五反田から0.3km)。
大崎駅も近くりんかい線や湘南新宿ラインとの乗り換えに使えないこともない。

●戸越銀座
1.3kmという長い距離を持つ戸越銀座商店街の最寄り駅。
都営浅草線の戸越駅が間近にある。

●荏原中延
地下駅。ここも周辺に商店街がある。

●旗の台
東急大井町線乗り換え。昭和大学前の副駅名を持つ。
それ故に乗り換え客は多いが、改札を出入りする人はそれほど多くない。

●長原
環七通りと立体交差するため再び地下駅。

●洗足池
その名の通り洗足池公園最寄り駅。
勝海舟が晩年住んで臨終した土地でもあり、その縁もあって近くの図書館には勝海舟関係の資料・特集が多い。

●石川台
周辺は坂が多く、そこからの風景は印象的に映るためかCMやドラマのロケで使われる事が多い。
東京工業大学大岡山キャンパス石川台地区へも近い。

●雪が谷大塚
雪が谷検車区がある。
朝や夕方、夜に始発・終着列車がある。

●御嶽山
駅の下を東海道新幹線と横須賀線が通っている。
実は普通鉄道で東海道新幹線の上を通る路線は意外と少ない。
そのため鉄道オタクならずとも珍しい光景らしく、よく駅構内から見物したり写真を撮っている客がいる。
ちなみに駅名の由来は木曽御嶽神社の分社がここの駅前近くに存在するから。
東京23区内にある駅ではかなりマイナーな部類であり、「御嶽山の駅前行きたいんだけど」と伝えても、タクシーの運ちゃんでも知らない人は多い。
知っていたら「この人やるな」と思おう。

よく晴れて空気の澄んだ日には、ホームから富士山がよく見える。のだが、近年は高めのビルが建設されたせいで眺めが少し悪くなった。
福山雅治の曲「桜坂」のモチーフとなった坂が存在し、この駅から歩いていくのが割合近い。

●久が原
大田区の高級住宅街といえば田園調布が有名だが、当駅周辺も負けず劣らずである。
田園調布にもなんとか歩いて行ける距離で、そこまで遠くはない（隣駅の御嶽山からのほうが近いけど）。

●千鳥町
かつては線内唯一の跨線橋を持つ駅だった。

●池上
非常に著名な寺である池上本門寺と尾上部屋の最寄り駅。
東急で最後まで"改札内に"踏切があったが、新駅舎は橋上になった。
それだけに乗降客は途中駅で最多。
10月12日のお会式の時には臨時列車が増発されるほどである。
西島三重子の有名な歌「池上線」の舞台となっている土地でもある。
この曲、実は作詞家「佐藤順英」がかつて本当に体験した、過去の恋愛談とのこと（『角のフルーツショップ』があった場所は、今はケンタッキーフライドチキンとなっている）。
興味がある方は是非聴いて頂きたい。

●蓮沼
蒲田の街の西端に位置するような駅。
そのため「蒲田」と名のつく施設の一部は当駅からでも十分行ける。

●蒲田
東急多摩川線、JR京浜東北線乗り換え。
東急2路線の終着駅で、現在は東急唯一の頭端式ホームを持つ駅。
雪が谷検車区からの送り込みの関係で、東急多摩川線直通でスイッチバックを行う列車がある(池上線内は蒲田行き。蒲田到着後に多摩川行きになる)。
駅周辺は大田区の商業・行政の中心地。

追記・修正よろしくお願いします。

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