登録日:2014/05/21 (水) 02:01:17
更新日:2023/12/18 Mon 10:49:53NEW!
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特捜ロボジャンパーソン 重甲ビーファイター 高畑淳子 カルト 特撮 メタルヒーロー ジャンパーソン 科学 超科学 (自称)地球の守護神 ss-n スーパーサイエンス・ネットワーク 綾小路麗子
ドクター椎名「麗子様!ジャンパーソンを生け捕りに!?」
そうだ。
我がスーパーサイエンス・ネットワークがこの世を制するには、確かに邪魔な存在。
しかし…あのパワーの秘密を
生きたまま徹底的に切り刻んで探りたい。
この手で……!
スーパーサイエンス・ネットワークとは特捜ロボ ジャンパーソンに登場する敵組織。
【概要】
科学者の綾小路麗子が率いる過激派科学研究団体。略称はSS-N。
初登場は第4話ラストだが、本格的に活動したのは第6話からであり、三つの組織の中では最も出番が遅かった。
ジャンパーソンの生け捕りと科学による世界制覇を目的とし、配下の研究員の発明品や改造人間、人工生物(バイオモンスター)を使ってジャンパーソンに戦いを挑む。
狂気的な側面が強いが、絶対的な悪とは言えない面もある。
ちなみにアジトの類には麗子の写真が飾ってある。
【主なメンバー】
◇綾小路麗子
忠誠心があっても無能な者は嫌いなの、私。暗い地の底で勉強し直す事ね。
演:高畑淳子
SS-Nの代表で博士号を持つ科学者。
登場初期は普通の科学者然とした恰好だったが、すぐに白塗りの顔に木のような髪型、真っ赤な衣装を身に纏った姿に変身するなど、悪の首領にふさわしい風貌となる。
現場を指揮することは少なく、アジトから指令を下している。
多くの部下は麗子を崇拝しており、どんな理不尽な命令にも従う。忠誠の証として、体に爆弾を埋めた者までいた。
部下が失敗した際は色々な教訓を言ってくれる。
ある理由から人間を憎むようになり、世界征服を企むに至る。
かつては銀河魔女だったり、諜報参謀だった人。
また後の世ではビルゴルディの開発者が数学を教え、G3ユニットの開発者が学ぶ中学校で保健教諭をしていた。
中盤から出番が少なくなったのは出産したため*1。最終決戦時に復帰した*2。
息子はNHK連続テレビ小説「まれ」でアラン/仮面ライダーネクロムや城島ユウキと共演したが、翌年事件をやらかし高畑氏が謝罪する羽目になった。
◇冷凍男(アイスマン)/工藤助三(演:小野寺丈)
第6話「さまよう冷凍男」に登場。コードNo6。
詳細はエピソード項目を参照。
◇ドクター椎名(演:石川武)
第6話に登場したSS-Nのトップバッター。
詳細はエピソード項目を参照。
◇ドクター西園寺(演:遠藤憲一)
8話に登場。コードNo8。
付着させた人間の形状を記憶させ、それを浴びせることで相手をその人間と同じ姿に変える「形状記憶細胞」を開発した、本人曰くSS-NNo.1のバイオ科学者。オカマ口調でルー大柴のように英語交じりのセリフを喋る。
形状記憶細胞でジャンパーソンを強盗犯・マシンガンジョー(演:六角虎五郎佐藤信一)に変身させアクションモードになれなくしてしまう。
最後は装置の事故でマシンガンジョーの形状を記憶した細胞を浴びてしまい、体が変化。ショベルドーザーで攻撃するもニーキックミサイルで破壊され、逮捕されてしまった。
妖怪軍団のボスの息子ではない。
◇大黒(演:大堀浩一)、えびす(演:藤岡太郎)
10話に登場。福の神に扮したSS-Nの科学者兄弟で、兄の大黒が超音波を発生させる打ち出の小槌型の催眠装置で強盗の際に人々に覚めない夢を見させる。
これには電磁石の機能もあり金属を引き寄せることも可能。その他に足止めのために米俵爆弾を使用した。移動手段として白の日産エスカルゴ「福の神号」に乗る。
弟のえびすは釣り竿や大小の鯛型爆弾などで兄の支援を行う。
◇大崎(演:高橋利道)
13話に登場。富嶽山系で発見された超古代文明の秘密を狙って、緑色の顔で迷彩服を着用した四名の部下と共に活動する。
銃弾を浴びても平気なほどの常人をはるかに超える身体能力を持ち、サバイバルナイフと手榴弾を武器に使う。
サングラスで隠しているが、非常に長い睫毛で時折オネエっぽい言動を見せる。
最後は鉄鋼兵のビームにより部下共々消滅させられた。
◇鉄鋼兵
13話に登場。超古代文明が悪を根絶するために作り出した善悪の判断回路を持つ無敵の警備兵団。
あらゆる所に配備され世の中の悪は激減したが、その結果追い詰められた悪人たちが電子頭脳を混乱させる方法を編み出し暴走、激しい戦いの果てに超古代文明は崩壊した。
しかし、大崎の襲撃時に黄金の指輪の力で神官メイリンに変身した調査団の一人・平野ユカリ(演:夏目純子)が遺跡にあった棺の紋章に触れたことにより最後の一体が復活。制御装置が壊れたことにより暴走を始め、ジャンバルカンにより破壊された。
一つ目のジャンパーソンのような風貌で額からビームを発射し、ジャンパーソンと互角の格闘能力を持つ。
◇怪盗パンサーレディ/石黒小夜子(演:村上聡美)
19話に登場。物質電送理論の権威で豹型の体を電子化する電送スーツを着用し、電送装置に必要なブルーダイヤを盗む「電送魔女」。
ジャンパーソンの体内に侵入し、内部からの破壊を狙った。
電気鞭や電送スーツについた尻尾、両手の付け爪が武器。
受信機を外されると現実世界に戻される欠点がある。
◇ドクター甲賀/青木マサオ(演:大谷朗)
20話に登場。元東都大学生物学教授で、国際的に禁止されていた遺伝子実験を行い学会から追放されその後SS-Nに加入する。
忍者の研究に熱中しており、二刀流で戦い刃を交差させ閃光を放ち爆発を起こすことも可能。その他に煙玉を使い鉢金から光線を発射する。
最強の忍者軍団を作るべく、忍者装束の助手を率いて猿飛佐助の血を引く人間を狙う。
◇麗麗虫
23話に登場。コードNo23。麗子が作り出したイモムシ型のバイオモンスター。
AIチップが好物でロボットの体内に入り込み食べてしまう性質を持つ。また乗り物に憑りつき暴走させてしまう*3。
テレパシーで個体同士が連帯し、口からは爆発性のガスを吐くが、高熱に弱い。
◇人間モドキ(演:シグ土門廣)
24話に登場。コードNo24。ドクター三山(演:早坂直家)が作り出した外見も精密検査上も人間と違いがないバイオモンスター。
体は人工タンパク質でできており、どんな攻撃を受けても再生する「倒せぬ敵」。
ジャンパーソンの発言から自分の存在に疑問を感じるようになり、任務を放棄して街を彷徨っていた所飛び降り自殺しようとしていた女性(演:白石なつみ)を助けるが、第二・第三のモドキを作ろうとする三山に拉致されてしまう。
最後はジャンパーソンたちの助けによって死んだようにみせかけ、自身を求めた女性と共に何処かへ旅立った。
ネオ生命体のプロトタイプになった改造人間にも似ている。
◇軽部博士(演:岡野耕作)
28話に登場。オカルト科学の権威で、一年前に実験に失敗し事故死した阿久津博士(演:伊藤高)の空間ワープ装置の秘密を狙う。
二人の助手を引き連れウラメシエネルギーを使って正当本格派幽霊として復活させるが、逃げられ幽霊バキューム装置などを使って捕えようとする。
◇ダベ星人
33話に登場。ダベ星から空飛ぶ円盤に乗ってやって来た超能力を持つ宇宙人のコマンド部隊で、地球を植民地化しようとたくらむ。ジャンパーソンのセンサーでもサーチ不能。
というのは嘘でその正体は超能力者の洞田博士(演:高品剛)が率いる超能力者たち。
超能力を千倍にパワーアップする超能力増幅スーツを着用し、テレパシーで洗脳されている。
そのうちの一人、倉田真一(演:高橋克明)はかつてかおると共に警視庁科学装備開発班で働いていたことがあり、超能力の分析にやって来たかおるにプロポーズし…。
どこかの諜報参謀などが部下とする戦闘員に似ている。
◇赤龍(演:岡本美登)
41話に登場したSS-N戦闘部隊の隊長で、バイオモンスター。
同じくバイオモンスターである三名の部下を指揮する。光線銃と剣が武器。また口から触手状の光線を吐く能力がある。
ビルゴルディの策略で魔神島におびき出されネオギルドのキルと戦わされる。
◇コマンダー黒木(演:甲斐道夫)
43,44話に登場したSS-Nコマンダー部隊の隊長。
麗子の側近的存在で部下である四名のバイオ兵士と共に、脱走したSS-N関係者を処罰していた。
槍と光線銃が武器。
以下、ネタバレ注意
◇倉橋歳三(演:中村雄一)
麗子の父、綾小路博士の元同僚で麗子の義父。麗子の行動に反発していたが、見逃されていた。
超獣神と化した麗子に説得を試みたが、溶解液を浴びて肥料にされた。
◇超獣神(声:高畑淳子)
43話で麗子がSS-Nの研究データの全てを活かし、自身の体を改造して誕生した最強のバイオモンスター。自称・地球の守護神。
眼から光線、口から人間を肥料にする溶解液ガスや火炎を噴射する。大型のワープ装置を用いて一人で世界中の人間を肥料にする最終作戦を計画していた。
麗子は両親が移住した宇宙ステーションで育ち、地球は美しい星であると聞かされて育った。
両親は全ての環境の劣悪に敏感な絶滅危惧種の植物・ヒメハルソウの研究を行っていたが、ステーションの事故に伴い死去。
ヒメハルソウの種子と共に強制脱出する形で麗子は地球へ送られ、倉橋に引き取られた。
やがて彼女は科学者となり、すでに絶滅したヒメハルソウの研究を続けていたが、ヒメハルソウが地上に根付くことはなかった。
それどころか両親が信じた人間の叡智は環境汚染という形で裏切られ、麗子はある決心をした。
「環境を汚染する諸悪の根源=人間を潰すしかない」
麗子は人間を害虫と定義づけ、SS-Nを設立。
ワープ装置で世界中の人間に無差別攻撃を仕掛け、溶解液で肥料と化した人間を養分に、地球を緑で覆いつくすことを決意した。
ワープ装置が完成し、自分について来てくれた研究員・ドクター広瀬(演:平田広明)らに労いの言葉をかける麗子。
そして彼らは「どうか最後のお慈悲を!」と、自分から肥料にされた。
その後、コマンダー部隊と共にジャンパーソン達に挑むが、深手を負った超獣神は元の姿へ戻り、地球への思いを募らせながら息絶えた……。
その手にはヒメハルソウの種が握られており、ジャンパーソンが形見として引き継いだ。
そして人類抹殺計画も阻止され、SS-Nは壊滅したのであった。
三大敵組織としては最初に壊滅している。
重甲ビーファイターの特別編では直接登場しないものの、ジャグールに取り込まれた悪の一部として彼女の顔面が出現している。
この編集案はお預けします。全ての準備が完了したとき、追記・修正しに参ります。
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- 超獣神は後にビーファイター最終回でジャグールの手で復活するも、ブラックビートやほかの怪人のようにすでに究極の悪となったジャグールの体の一部にされていた。 -- 名無しさん (2014-05-21 08:30:02)
- ↑動機が動機だし、暴れされるのは(スタッフ的に)忍びなかったのだろうか? まあ、やるならどうしてもビルゴルディをカムバックさせたかったというものかもしれんがw -- 名無しさん (2014-05-21 19:40:06)
- 三組織で最後に登場して最初に退場。超獣神の試作コードナンバーがえれく飛んでいるのは映像外の活躍を想像してほしいということか。 -- 名無しさん (2016-08-16 12:31:36)
- Gガンの東方不敗やクライシス皇帝の言葉といい、やたらこの時代の敵は環境問題を語るのが多い気がするんだけど、何か理由でもあるんでしょうか? -- 名無しさん (2016-08-17 20:15:13)
- ↑80年代よりは改善されてきたとはいえ、まだ環境改善のなかばの時期だったから。今でこそ公害は減少してるけど、当時はちょっと前まで今の中国みたいなひどいありさまだったんだよ -- 名無しさん (2016-08-30 14:14:59)
- ジャンパーソンとの最終決戦はいまだに印象に残っている。幼心に、綾小路麗子も決して悪い人ではないと思えたし、一体どちらが正義で悪なのか、と人生で初めて疑問を持った。あの今際の際で特に。 -- 名無しさん (2017-11-12 20:48:04)
- まさかこの時リアルで生まれた子供の『真の父親』が、23年後明かされることになるとは… -- 名無しさん (2018-02-09 14:30:45)
- ↑×2 小説版ウルトラマンギンガSのマウンテンピーナッツも過激派の環境保護団体だけど、あちらは悪辣ぶりが強調されててガチで悪としか思えなかった -- 名無しさん (2018-02-10 18:20:59)
- 「お慈悲を」と言いながら死を望む部下と、「ありがとう」と労いながら望み通りに殺す麗子様のやりとりが大人すぎて、子供心に凄い衝撃を受けた こういう価値観もあるんだと -- 名無しさん (2018-05-12 18:50:06)
- 女王様!! -- 名無しさん (2019-11-24 13:34:09)
- ドクター椎名、ガロア艦長 -- 名無しさん (2020-01-18 21:01:11)
- サンジ「麗子様!」 -- 名無しさん (2020-03-22 16:42:51)
- 高畑さんの最期の迫真の演技強烈だったゾ -- 名無しさん (2020-04-01 14:57:19)
- 麗子様の息子の話いる?特に最後の一言 -- 名無しさん (2022-05-11 16:52:12)
- ふと思ったけどやたら構成員が豪華というか特撮作品出演する人、した人が多い気がする -- 名無しさん (2022-07-07 22:34:27)
- 高畑さんの出産時期が撮影とずれていたら、後半一体どんな作戦をしてくれたんだろう?と想像してしまう。 -- 名無しさん (2022-07-08 08:25:18)
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*2 その間、41話でもSS-Nが登場するが、本人は写真だけの登場だった
*3 秩父鉄道の1000系電車(元国鉄101系)に憑依し、ガンギブソンを轢いた。ちなみに1000系電車は翌年のブルースワットでもエイリアンに憑依されている
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