登録日:2012/01/03 Tue 16:32:49
更新日:2023/08/09 Wed 11:08:58NEW!
所要時間:約 11 分で読めます
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月 救世主 キラ l 主人公 ラスボス 闇堕ち 自分が悪だと気づいていない最もドス黒い悪 ダークヒーロー 完璧超人 チート 厨二 顔芸 キラキラネーム 犯罪者 やべーやつ 賛否両論 dqnネーム 計画通り 世界の歪み 首領パッチ 殺人鬼 独裁者 神 処刑 イケメン 残念なイケメン 残忍なイケメン 悪魔 俳優の本気 正義 宮野真守 負けず嫌い 幼稚 声優の本気 演者の怪演 正義のためなら人間はどこまでも残酷になれるんです 煽り耐性ゼロ ※主人公です 高校生 大学生 悪役 有能 夜神月 デスノート death note ライト 新世界の神 僕がキラだ 元リア充 元善人 実はにわか 運命を狂わされた男 革命 独善 dqnネーム←イジメ防止目的 ポテチ 裁き 死神以上に死神らしい存在 死神を超えている存在 藤原竜也の本気 窪田正孝の本気 神様気取り 歪んだ正義 藤原竜也 窪田正孝 歪んだ正義の執行者 浦井健治 柿澤勇人 甲斐翔真 村井良大 夜神 宮野真守の本気 東応大学 ソシオパス lを継ぐ者
夜神月
漫画『DEATH NOTE』の主人公。
CV:宮野真守
演:藤原竜也(映画)、 浦井健治・柿澤勇人・村井良大・甲斐翔真(舞台)、窪田正孝(テレビドラマ)
●目次
【概要】
1986年(アニメ版は1989年)2月28日生まれ。
さほど苦労している様子もなく全国模試であっさり一位を取るほど頭が良く、更にスポーツ万能という文武両道を地で行く優等生。
さらにはルックスも海砂に一目惚れされるほど整っており、歩いているだけで道行く女子に振り向かれたり、
一声かければすぐデートに行けるほど女子をキープしているという、イケメンでリア充な完璧超人。
作中でLに名前をパクられたアイドルの流河というモブキャラ以外では原作者も「特に整った顔」と明言している唯一の公式イケメンキャラである。
月爆発しろ*1
好奇心から道端で拾ったデスノートを使い、効果が本物であることを知った時から、彼の運命は変わっていく。
【人物】
経済的にも裕福な家庭に生まれ、極めて優秀な頭脳と容姿を持ち、人間関係も良好だったが、それゆえ世の中に対して退屈と不満を感じていた。
当初はデスノートを用いて世の中を変えることを目論み、悪人以外を殺そうとはしなかった。
が、保身のためにFBI捜査官を殺害したことをきっかけに、性格もだんだん歪み始め、
「新世界の神になる」目的の障害であるならば例え悪人でなくとも躊躇なく殺すようになり、
やがては自分の目的のためなら殺人すらも厭わない、独善的なサイコキラー『キラ』へと変貌*2。
言動も、徐々に自分の優秀さに自惚れ、他者を見下す傲慢さを(特にモノローグでは)見せるようになるが、
普段は猫を被ってそれをおくびにも出さず、卓越した話術で相手を自分の思い通りに動かして利用する稀代の悪人へと成長していく。
※アニメ版の心理描写では髪と目が赤い色に変化し、よりその二面性を強調する演出がなされている。
その様は死神リュークから「死神以上に死神らしい」、レムから「死神を超えている」と評されたほど。
一方で優秀であるがゆえにプライドが非常に高く、負けず嫌いなので、煽り耐性も皆無。
想定外の事態への対応も拙い所があり、メロに出し抜かれノートを奪われてしまったりと、ニアからは非常時への対応のお粗末さを酷評されている。
勝利を確信するとその瞬間死に行く相手に対して自分がキラであり勝者であることを堂々と宣言して相手を見下すなど驕りから来る行動も時折見られる。
その為、Lに決定的なヒントを与えてしまったほか、最終局面では『僕の勝ちだ』という勝利宣言が自ら墓穴を掘る結果へと繋がった。
本来の月
デスノートを拾う以前は、父親譲りの道徳的で生真面目な優等生であった。
デスノートの効力を信じておらず、興味本位で名前を書いた音原田九郎の時はともかく、効力について半信半疑の状態で渋井丸拓男を殺した際には、
「自分が(ノートで)殺した」と確信した直後に路上で吐きそうになり、深刻な表情で布団に包まり、夜はうなされて眠れない影響で5日で4キロ痩せ、
死神を自称するリュークが初めて現れた際には、ノートを使った代償に魂を取られることも覚悟するなど、「殺人」の責任を非常に重く受け止めていた。
前述の変貌も、「新世界の神」としての使命感や殺人、日々続く頭脳戦によるプレッシャーによるところも大きいだろう。
一時的にノートの記憶を失っていた際には、「たとえ捜査のためであっても女性の好意を利用するなんて出来ない!」と提案を却下し、
護身用に拳銃の携帯を勧められた際にも「日本では(法律で)それは許されない*3」として拒否するなど、
特に最終話まで読んだ読者からすれば「本当に同一人物か?」と言いたくなるほどの好青年であった*4。
『誰かに迷惑を掛ける人を殺したほうが良い』という生真面目さが、アングラで評価されて「自分の手で犯罪の無い世界を創る」という歪んだ使命感に変わり、
その使命感に排除されていく者を嘲笑ううちに、いつしか傲慢になっていったのであろう。
そういう点では、彼自身もデスノートに人生を狂わされた被害者なのだろう。
異性関係
劇中では海砂を始めとして様々な異性に恋心を向けられている月だが、原作者は「彼は女性を好きになることはないでしょう」と発言している。
別にこれは月がゲイだからではなく*5、飛び抜けて優秀な才覚を持って生まれた故に、
自分に比肩する、対等に付き合える人間が周囲にいない彼は、周囲の人間を「馬鹿」と見下しているため、
例え自身に強烈な恋心を抱く海砂や高田であっても、月から見て「馬鹿」である時点で好きになることはないという意味合いだと思われる。
これについてはノートとは関係がない、彼の育った環境によるものであるため、
例えノートを拾わずとも、何らかの精神的変化があるか、自分に比肩する優秀な女性と出会わない限り、女性を好きになることはなかったと思われるが、
それでも、ノートを拾って『キラ』(=サイコキラー)になることがなければ、月が内心女性を含む周囲を見下していても、
高田のように、彼に関わったばかりに不幸な目に遭う女性が出ることはなかっただろう*6。
【劇中の活躍】
第一部
僕は新世界の神となる
突如として手に入れたデスノートにより、次々と世界中の犯罪者を裁いていくが、
死因こそ違えど犯罪者ばかりが凄まじいペースで死亡していくという異常事態に、警察やFBI等の司法機関は流石に疑惑の目を向け始める。
そして、彼らに依頼された世界最高の名探偵『L』は、「犯罪者を何らかの手段で殺している者がいる」という前提の下、
アングラで流れる噂から仮称『キラ』とするその何者かを、死刑囚を使って挑発し、死刑囚を殺させることで存在を立証しようと試み、
果たして月はLの作戦に見事に嵌められ、素性こそバレなかったものの、『キラ』とアングラで呼ばれる犯罪者殺しの殺戮者がいることと、
日本の関東地区、東京の近くに住んでいることまでLに知られてしまい、互いの命と正体を賭けて彼との頭脳戦を余儀なくされることに。
そして、Lの卓越した推理力により、月はFBIに尾行されたり、部屋に監視カメラを仕掛けられたりとマークされ、
ついには自ら「自分はLです」と名乗りながらLに直接接触されるという危機を何とか退けるが、『第二のキラ』弥海砂の出現で事態は急変。
世間一般に公表されるであろうビデオメッセージで「死神」やら「ノート」やら口走る、あまりにも考え無しで無防備な彼女の振る舞いに悩まされるも、
「顔さえわかれば殺せる『死神の目』を持つ海砂をLに会わせれば勝てる」と考え、自分に恋心を抱く海砂を抱き込んだ上で行動に移していく。
結果的にLと海砂を引き合わせることには成功するも、海砂がLの名前をデスノートに書く前にLが彼女を拘束・監禁したことでその目論見は崩れ、窮地に追い込まれてしまう。
だが、彼は諦めなかった。
月はある計画を立て、まずは入念に根回しや準備をした上でLに自身を拘束させ、デスノートの所有権を放棄。自らキラとしての記憶を失う。
急に態度が変わった月に困惑しながらもLは彼の拘束を続けるが、その最中に新たなキラによる殺人と思わしき怪死事件が発生。
Lは推理の練り直しを余儀なくされ、月と海砂の拘束を解く。解放された月はLに捜査協力を申し出て、共にキラを追うこととなった。
ちなみに、月がLに捜査協力を申し出たのも、キラを捕まえようという熱意も、全て月の本心から出たものであり、
もしもデスノートを月以外の誰かが拾ってキラとなっていたのなら、月はL側に立っていたと推測される。
そして、Lと月、そして捜査本部の活躍で、キラはヨツバという企業の人間だとわかり、月達は『ヨツバキラ』火口を拘束。
ノートを押収するが……、
勝った……
計 画 通 り
以下激しいネタバレ(未視聴者はスルー推奨)
実は『ヨツバキラ』登場から確保まで、Lや捜査本部、そして火口は皆、月の手のひらの上で踊らされていた。
月は自分への疑いを晴らした上でノートを取り戻すべく、記憶を失った自分すらも利用した計画を立て、それを見事に達成したのである。
ヨツバキラは犠牲になったのだ……。
そしてL達が混乱している最中に、死神レムを利用してLとワタリを殺害。
これにより、「新世界の神になる」という野望は一気に現実味を帯びていく。
第二部
Lの死亡から4年。二代目Lと「キラ」の二足の草鞋を履いて新世界構築を目指す月の前に、Lを継ぐ者、メロとニアが現れる。
Lに匹敵する頭脳を持つニアと、行動力に長けるメロの二人はそれぞれ「キラ」の捜査に乗り出し、着実に月を追い詰めていく。
この頃になると、執拗に迫ってくるニアの存在もあり、月は精神的にかなり追い込まれていた。
(自分の代わりに裁きを行う者を、ほとんど直感に近い曖昧な理由で魅上にしたこと等からそれが伺える)
また、他者の切り捨てに今まで以上に積極的になり、海砂と会うたびに「ここで殺しておくべきか?」と考えるなど、傲慢な性格にも拍車がかかっていく。
余裕を失いつつも、ニアの取る策を予想した上で、ニアとSPK、そして日本捜査本部を一網打尽にする策を進める。
準備が整ったところで、ニアやSPKたちと顔合わせする機会をニアの提案を受ける形で設けた月。そのXデーを静かに待つだけ…
……のはずだった。
ニアとの対面まで残り3日となった時、日本に潜伏していたメロがキラの代弁者である高田を誘拐する事件が発生。
月からメロの人相と本名、そして緊急時にどうすべきかを教えられていた高田により、ついにメロはデスノートによって死亡する。
高田からの電話でメロの死を確信した月は彼女も用済みとばかりに始末するが、後にこれが尾を引くことになるとは誰も予測出来なかった。
そして迎えたニアとの対面当日。
ニアとついに対面した月は、
彼が発案した「デスノートの一部をただのノートにすり替え、そこにXキラこと魅上に自分たちの名前を書かせることで、本命のキラを炙り出す」という作戦を聞かされる。
しかし、月はその作戦の内容などを正確に予測しており、その作戦を逆手にとってあらかじめ魅上にノートの複製を作らせておき、それをSPKに本物と誤認させて細工させ、
Xデーには魅上に隠させておいた本物のノートを持ってこさせて自分以外の名前をノートに書かせることで、SPKと日本捜査本部の面々を抹殺しようとしていた。
目論見通りに事が進み、魅上が自分以外の名前を本物のノートに記入したことを確認した月は、名前が書かれてから35秒後、今までで1番のゲスい笑顔と共に勝利宣言をする。
だが……、
何故死なない!
実は、メロが突発的に起こした高田の誘拐に対して魅上は独断で本物のノートをXデーの前に使ってしまい、それを確認したSPKは月の仕掛けた陥穽を察知。
SPKはジェバンニの活躍もあり、本物と偽物のノート両方に細工を施すことで月と魅上を出し抜くと共に、上記の作戦を成功に導いたのだ。
魅上に足を引っ張られる形になった月は自分の立てた抹殺計画を台無しにされた上、上記の勝利宣言が実質的な自白となってしまったことで窮地に追い込まれる。
※おそらくなりふり構わなければ、魅上に本物のノートではなくあらかじめ切り取っておいたページを使わせる、キラ崇拝者の武闘派を予め呼んでSPKだけを始末させる、名前と顔を覚えさせて後でノートで殺させるなど、
『安全』な策は色々あったと思われるが、プライドの高い月はそれらの安全策ではなく、ニアに決定的な敗北を見せつける上記の策を採ったのだろうと考えられる。
ちなみに、自分の策の成功を確信していた段階で月はニアがデスノートが本物なのかを試さなかった(と読んでいた)ことについて、
「(Lなら偽の可能性に気付いて必ず試すという見解から)Lに遥かに劣る」「美しく勝とうとしすぎた」と内心小馬鹿にしてほくそ笑んでいたが、
結果的に、高田誘拐への魅上の対応が読めなかったのは仕方ないにしても、自分の策の成功を疑わず「美しく勝とうとし」、
「偽物に差し替えられた可能性に気付いて試す」ことをしなかったことが敗因となったため、上記の言葉が自分にブーメランしてしまっている*7。
しかし、まだ月は諦めない。「僕がキラだ」と認めた上で、キラの出現により世界の犯罪が70%減少した事実を滔々と語り、SPKや日本捜査本部に自分を認めさせようとする。
だが、ニアには「貴方はただのクレイジーな犯罪者」と持論を一蹴され、SPKも日本捜査本部の面々もまったく自分を認めようとはしなかった。
月は「言っても分からぬ馬鹿ばかり」と説得を諦め、腕時計に仕込んだノートの切れ端でニアを殺害し、その上で他の面々を口八丁で言いくるめる作戦を考える。
そして、月はハッタリをかまして彼らから十分な距離を取った上で、腕時計のギミックを展開。ニアの名前を書き込もうとするが…。
ドン
馬鹿野郎ーっ!! 松田ァ! 誰を撃ってる!? ふざけるなーっ!!
あと少しでニアのフルネームを書ききれる、というところで、松田の銃撃でペンを弾き飛ばされてしまう。
松田に、涙ながらに総一郎が月の無実を証明するために死んだことの意味を問い詰められた月は、
「父は馬鹿を見ただけ」(意訳)であり、総一郎のような正直者が馬鹿を見なくて良い自身が目指す新世界を作るためにニア達を撃てと松田に迫る。
あまりの言い様にか怒りのためか、沈黙した松田を尻目に、月はなおも自身の血でニアの名前を書こうとするが、激昂した松田にそれも銃撃で阻止される。
重傷を負った月は、拘束されている魅上に殺害を命じるが、そのようなことが出来るはずもない魅上には当然無理だと言い返され、激昂した魅上にクズと罵倒される。
銃撃されたことによる失血や追い詰められたストレスからか月は次第に錯乱し始め、この場にいないミサや自分が殺した高田にまでSPK達を殺すように叫んだ後、
リュークにすがりつき、彼の持つデスノートでSPK達を殺すように懇願する。
しかし、リュークは一連の流れで月の敗北を確信したことや、本来傍観者である自分にまで助けを求めたことで完全に月を見限り、
「死ぬのはお前だ」と宣告した上で月の名前をノートに書き込み、それを月に見せつけた。
ノートに書き込まれた自分の名前を見た月は最期の40秒間、生への執着を訴え続けるが、一度ノートに名前を書き込まれた者の死は何をしても取り消せない。
『死にたくない』『逝きたくない』という叫びも空しく、ノートに名前を書かれてから40秒後に心臓麻痺によって死亡した。
史上最悪の犯罪者が、最後の最期でその報いを受けた瞬間であった。
ちなみに、漫画では唯一『デスノートに名前を書かれたことを心臓麻痺の前に知り、40秒後の確実な死への恐怖に怯えながら死んだ』キャラである。
最終回は「『夜』、『神』を想い『月』に祈りを捧げる灯火(=『ライト』)を手にしたキラ信者たち」のシーンで締めくくられている。
【別媒体でのキラ】
アニメ版
原作同様の設定だが、最終回において松田に撃たれた後の展開が大幅に変更された。
魅上が目の前で自害し、周囲が驚いている隙を突いてYB倉庫から脱出する。*8
ニアは「(逃げてももうすぐ死ぬだろうから)放っておけばいい」と言うが、相沢は「君の指図は受けない」と返し、月の追跡に向かった。*9
夕日の中、血まみれで逃げながらノートを拾う前の自分の幻影とすれ違う月。
そもそも新世界の神になると決めたのは、
「退屈の気まぐれから半信半疑でノートを使った結果、犯してしまった殺人の罪の意識から逃げる為に、
世の中腐ってる、自分が世の中を変えなければいけない、と開き直る他に無かった思い込みから行き着いた結果」である。
ニアへの演説も、初めて犯してしまった殺人によって心の闇が生まれた結果であろう。
もしノートを拾わなければ、また違った人生を歩んでいたのかもしれない……。
そんな様子を高い塔から見ていたリュークは、どこか名残惜しげに自身のノートに月の名前を書いていく。
「随分長い間お互い、いい退屈しのぎになったじゃないか……」
「色々と、面白かったぜ」
やがて月は廃れた工場にたどり着く。
死の40秒が始まった瞬間、彼はかつての宿敵だったLの幻を見る。
同じ「正義」を持っていた2人。
もしノートを拾わなければ、本当の意味で2人が手を組むこともあっただろう……。
そして月は独り、安らかな表情で息を引き取った……。
実写映画版
東応大学法学部の大学生として登場。
ノートを拾う以前から司法の道を目指し、犯罪者の実態を独自に探るなど既に正義の実現に向けて数々の行動を起こしていた。
しかし、その過程で多くの犯罪者が野放しになっていることや彼らが全く反省していない状況を知り法律の限界に絶望。
そのような劇的な状況下でデスノートを手にする。
理想以上に退屈さや自己顕示欲が強かった原作に比べると、キラ思想による歪んだ正義感や、それに伴う冷徹さも原作以上と言えるほどで、
自身の理想をわかってくれるだろうと期待していた恋人ですらも捜査本部に入るために利用して殺害しており(一応、その場では落ち込んだ様子は見せている)、
リュークに「悪魔」、レムからも「お前こそ本当の悪魔だ」と評された。
最終的に捜査本部の回収したノートを手に入れるために総一郎の名前までノートに書き込む(これは海砂ですら止めた程だったが、「たとえ家族でも犠牲にしなければならないこともある」と全く意に介していなかった)。
実写映画版ではレムにLとワタリの名前を書かせるも、Lの文字通り命を捨てた策により敗北。
その場でキラの正しさを訴えるが、総一郎からは「お前は独りよがりだ」と拒絶される。
リュークに助けを求めるも、原作同様リュークのノートに名前を書かれて死亡。
その最期は、生への執着よりも、「これからじゃないか!まだ死ぬわけには行かないんだ!」と自らの使命を全うできなかった事への後悔の方が強かった。
父・総一郎に死の直前まで思想への理解を求める姿には父の正義感への敬意と父を超えたいという想いが滲み出ていた。
ドラマ版
もはや別人と呼べるレベルに設定が変わっており、ドルオタなこと以外は普通の大学生。
ノートで人を殺した後も一時は自殺やノートの放棄も考えるが、止むなき理由(ノートを使った相手の死を喜ぶ声、父・総一郎が凶悪犯罪に巻き込まれてしまう等)が重なった結果、
原作同様ノートによる犯罪者への裁きを行っていく。
さらにリュークもリュークで原作より露悪的な性格になっており、「お前がノートを手放せば代わりに殺人鬼にでも渡す」と実質的に脅されたため、キラを止める事も出来なくなってしまった。
天才の素質(所謂「やればできる」)はあるらしく、話が進むに連れ狡猾な面が見えてくるが、根が凡人ゆえに原作の月と比べると詰めが甘い部分も見受けられる。
また、Lに関して「違う形で会っていれば」と友人になり得た可能性に言及するなど、周囲の人間に対して原作版よりも情を抱いて接しており、人間味のある性格となっている。
ある意味、一般人であっても(理由が重なれば)キラになり得る例を描いているともいえるだろう。
命を投げうって月に詰め寄った総一朗の「自分が死んだら月がキラだと断定して捜査してくれ」という遺言と、Lが死の前に残した指示によって追い詰められる。
銃撃され、満身創痍となった月を救うべく魅上は火災を起こすが、確かにニア達が火災から避難することで月は逮捕されなかったものの、月は燃え盛る炎の中で孤立してしまう。
月は燃えるデスノートを自身に火が燃え移ることも省みず手に取り、遂にリュークに死神の目の取引を持ちかける。
その執念はリュークを感嘆させるも、彼の寿命がここで尽きることを知っていたリュークから「おせぇよ」と拒絶され、そのまま焼死した。
「計画通り」の時の顔や演説、「馬鹿野郎ーっ!! 松田ァ!」、そしてラストシーンの月(演:窪田正孝)の熱演はアニメ版に匹敵すると言われている。
【夜神月流ポテチの食べ方】
1.袋は左手で中身が取れるように配置。
2.事前に中に39800円の小型TVを仕込んでおく。
3.ポテチを取りながら袋の中の紙切れに文字を書いていく。
4.小型TVごと破棄。
さあ、君もやってみよう!
※夜神家でコンソメ味を食べるのは月だけ
【キラ様の名(迷)台詞】
「僕は新世界の神となる」
「こう見えても僕は結構モテるんだよ」
「はーっ また表紙に騙された……」(グラビアを読んだ後に)
「変な奴だとは思っていたが、マジでおかしいのか?」
「駄目だこいつ……早くなんとかしないと……」
「お……女を殴りたいと本気で思ったのは生まれて初めてだ……」
「計画通り」
「ははは……いいざまだ」
「だ……駄目だ……まだ笑うな……こらえるんだ」
「ざぁまぁーみろ! ニア!」
「罠だ……これは罠だ! ニアが僕を陥れるために仕組んだ罠だ!
ノートに名前を書かれたのに死なないというのはおかしいじゃないかァ、それが罠だという証拠ォ!!」
「馬鹿野郎ーっ! 松田ぁ! 誰を撃ってる!? ふざけるなぁー!」
「うわー死にたくない!! 逝きたくないー!!」
「ち、ちくしょう……」
【余談】
- 西尾維新の小説「DEATH NOTE アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件」では、語り部である人物から、「ただ単に恐怖政治を敷きたかっただけ」「非現実的な殺人ノートの能力と頭の悪い死神の手助けに、終始おんぶに抱っこしているらしい調子づいた殺人鬼」と自身とその思想を完全に否定されてしまっている。
これは作者の西尾維新が月のことを「お世辞にも性格が良いとは言えない人物」と解釈した事によるものである。
- 実写映画版で月が書く字は文字のみのシーンも含めて演じる藤原竜也自身がすべて書いている。
しかし、上映後に「原作に比べて月の字が汚い」というツッコミの声が上がり、そのことを内心気にしていた藤原竜也は後編の撮影に向けて硬筆習字の特訓をしたという。その甲斐もあってか、後編では見違えるように字が綺麗になっている。
ただ、皮肉なことに後編で月が字を書くシーンは2シーンのみでそのうち1シーンは書きにくい針の先で書くシーンだったため、肝心の成果のアピールとしては寂しい結果に終わってしまった*10。
- 『ポケットモンスター ベストウイッシュ』に登場するデントは月と同じ宮野真守が担当しており、番組開始当初から月の台詞をデントに入れ替えて遊ぶ「闇デント」が流行していた。
...と思ったら第19話でポケモンソムリエールのカベルネの脳内イメージであるが闇デント(ついでに闇ヤナップ)が公式で登場した。
この前のデスマスデントと言い「スタッフもこのことを知っていたんじゃないか?」と思われる部分もある。
僕は追記・修正の神になるッ!!
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▷ コメント欄
- コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2017-03-18 12:26:48)
- 一番やばいのは「デスノートの記憶を失った自分がどのように行動するか」まで読んでたことだと思う -- 名無しさん (2017-03-18 17:18:53)
- あの親父がこんなDQNネームを付けるとは思えないから実は前の父親の子供だったりしてね。粧裕と再婚相手の総一郎は実子だけど、月は違ったリ……そんなわけないだろうけどさ -- ライ (2017-04-20 23:44:14)
- 現実にそぐわない名前にしたのに、ライトを凌ぐDQNネームが現実には世の中に溢れている -- 名無しさん (2017-05-16 13:57:57)
- 物凄い今更なんだけどリュークの「どう切り抜けるつもりかと思ってたけど俺に助けを求めるようじゃお前ももう駄目だな」みたいな台詞からして、少なくとも漫画版では月の本来の寿命ってあそこじゃなかったのかね。 -- 名無しさん (2017-06-09 06:10:25)
- 後戻りができないって必死さは劇場版が一番だったと思う。「もう法律では救えない世界になってるんだよ!!」はなんというか心に来た。 -- 名無しさん (2017-06-26 18:37:23)
- ↑その分、映画のオリキャラの詩織を犠牲したのはあれだけどね。クズ度は原作と同じくらいかな -- 名無しさん (2017-06-26 18:43:56)
- 原作のエルを殺してしまってからのキレのなさに賛否があるけど、やっぱりエルを倒して慢心したのが原因なんかね。キラでありエルでもある自分は世界の支配者だ、敵う奴などいないって具合に -- 名無しさん (2017-07-07 01:11:06)
- ↑ 慢心はあるだろうなぁ。あの世界3大探偵を兼ねるLに勝ったら気持ちは解らんでも無い -- 名無しさん (2017-11-09 11:22:24)
- メタ的に言えば主人公が最強の能力と最強の権力を手に入れた状態で負ける展開を作るわけだから・・・な。 -- 名無しさん (2017-11-10 00:57:31)
- ライトは自分が死んだ後はどうするつもりだったのかね。独裁者の後継者は大抵私利私欲に走って世が乱れるのが常だが、そこまで考えていたのか -- 名無しさん (2017-11-10 02:02:43)
- 正直なところ、こいつの事はクソッタレの大悪党の尊大ナルシストで個人的に大嫌いなタイプではあるけど、でも恐怖の象徴としては必要な人間じゃないかと思える。 -- 名無しさん (2018-01-07 05:48:44)
- もし月が金田一やコナン世界にいたらどう行動するんだろ? -- 名無しさん (2018-02-03 18:14:31)
- ↑ -- 名無しさん (2018-04-09 20:50:35)
- ミス。↑むしろコナンと金田一がデスノートの事件を解けるのか気になる。「超常的な現象によって殺人を行っている」と考えられれば結構あっさり真相に辿り着きそう。それが一番難しいんだが -- 名無しさん (2018-04-09 20:51:59)
- タグで大笑いしてしまった…何だかんだで愛されキャラなんだなあ。自分も好き -- 名無しさん (2018-05-18 11:37:07)
- ある意味コナン(新一)、金田一はLである。(山口勝平) -- 名無しさん (2018-05-19 17:55:19)
- ノートが全く関係しない最序盤の時点で厭世家な台詞を吐いていたが、それでもやっぱり警察になる気だったのかな。Lみたいな活動も向いていそうだが -- 名無しさん (2018-05-29 09:42:31)
- 何かきっかけがない限りはそのうちLと出会ってうまくやってたかもな。家族が犯罪被害に遭うとかあれば振り切れたかもしれんが -- 名無しさん (2018-05-29 09:56:40)
- 結局キラがいなくなった後は、一般人たちは「キラがいた頃は犯罪者に怯えずに済んだ」とか思ってそうなのがまた。月は悪になってしまったけど、それでもノートを新世界のため以外に使ったことはないし、罪のない人間の被害で言えば圧倒的にキラの支配する世界のほうがマシってのがまた考えさせられるとこある -- 名無しさん (2018-06-04 00:02:23)
- それでも誰か一人が神になって裁いちゃいかんってことだわな -- 名無しさん (2018-06-04 04:50:21)
- 我々は神ではありません。この私も含め、愚かで感情的で、間違えてばかりのちっぽけな生き物です。そんな人間に人間を裁くことはできるのでしょうか。いいえできません。だから人間に成り代わり、法が裁くのです。どんなに怪しかろうと、どんなに憎かろうと、一切の感情を排除し法と証拠によってのみ人を裁く。それこそが我々人類が長い歴史の中で手に入れた法治国家という大切な大切な財産なのです。 -- 名無しさん (2018-08-12 17:54:12)
- 矢上来人がいるってマジ? -- 名無しさん (2018-09-01 07:46:22)
- 作中で罪の無い一般人が安堵するのがピンと来ない。一般人視点だと裁きの基準がかなりガバガバなんだもん(ピッキングだけで死亡、キラ反対の立場を取って死亡、キラを利用して金儲けして死亡、懲役終えた者も裁かれるetc 二番目は別の協力者によるものと明かされたけど、それで群衆が納得するように思えない)。その上、休止と復活を繰り返しているにも関わらず、キラがいなくなるなり元の世界に戻るのはご都合主義な感じがしてモヤモヤする -- 名無しさん (2019-02-02 17:30:25)
- 初めてDEATHNOTEを読んだときは月と同じように「犯罪者はタヒね。」という中二的思考があったけど、『冤罪』の問題もあるわけで今にして思えば月(キラ)の手で冤罪の人も殺されてたんじゃないか?って思ったりする。 -- 名無しさん (2019-03-22 16:13:11)
- まあ冤罪とかは現実でもありうる問題だし、誤認逮捕からの裁きミスはあったろうね。 -- 名無しさん (2019-03-24 23:07:29)
- FBI皆殺しにしたのは保身のためだとかキラに刃向うからとかじゃなくて、彼らを消すことでLの駒を減らして前線に出させるのが目的だったんだけど色んな所で保身とか言われてるよな。 -- 名無しさん (2019-03-26 18:23:39)
- 矢上来人という名前があるとかないとか -- 名無しさん (2019-06-01 05:44:30)
- 「人の好意を利用するのは一番許せない憎むべき行為」 と言えるアツい男が本来の月だったんだよな……その憎むべき行為を正当化して、好意を踏みにじる下衆そのものへなっちゃったけど -- 名無しさん (2019-06-08 01:56:58)
- ヨツバ編の月とキラってそんな性格に差異は無い気がするんだが -- 名無しさん (2019-09-25 09:06:53)
- ↑作中の分析によれば、情状酌量の余地などを汲むのが月、犯罪者ならのべつ幕なしに始末するのが火口、犯罪者でなくても怠け者や暴走した出目川までも始末するのが魅上 -- 名無しさん (2019-09-25 09:17:12)
- 月の本当の人格ってなんなんだろうな?過去編が出ない限り分からないままなんだろうなと思う。ヨツバ編の所謂きれいな月は第1話の冷めた感じの月ともまた違うしな。1.ヨツバ編の月はみんなから求められる優等生を演じてただけで本性はキラ 2.キラはノートの力を認識した瞬間から箍が外れて性格が歪んだ月、ヨツバ編が本来 どっちだろうな?第1話月は厨二病に罹ってただけ?にしては高校3年生で厨二病っておかしくないかとも思う。ガモウはここら辺を過去編描いて決着つけて欲しい。 -- 名無しさん (2019-10-12 02:50:40)
- 月と照を勘違いしてる奴多すぎ。月は前科者やニートを裁こうなんて思ってなかったぞ。冤罪者も極力裁かないようにしてたし同情の余地あるものは情状酌量適応して殺さないようにしてた。月と照は似てる部分も確かに多いが照のほうがより極端だ。 -- 名無しさん (2019-10-12 06:21:46)
- ケロロ軍曹のデスノパロ回のラストはアニメ版の最期のパロディになってるんだよな。自分は原作→ケロロ→アニメの順で視聴したので驚いた思い出 -- 名無しさん (2019-10-12 07:53:26)
- 窪田正孝の演技は素晴らしかったが、何かを超越してしまった感のあるアニメ版と比べるのは失礼 -- 名無しさん (2019-12-23 09:15:13)
- リュークに「デスノートを使った人間が天国や地獄へ行けると思うな」と聴かされて「単に天国も地獄もない」と判断したのは「地獄があるならば、自分は地獄へ行くはずだ」と思うような、良心があったからなんだろうか? -- 名無しさん (2020-02-16 23:57:54)
- ↑「ノートを使うデメリットはない」と明言された後にとってつけるように言われた言葉なんでハッタリ(そもそも天国も地獄もない)と気づいたんじゃないかな -- 名無しさん (2020-02-17 00:27:16)
- どっかで言われてるけど結果的にFBIとかの尾行を始末してるのが全部裏目だよな… -- 名無しさん (2020-02-27 00:02:14)
- タグ最後の革命 顔芸 首領パッチ のゴロの良さ -- 名無しさん (2020-05-21 13:01:58)
- ↑8 連載当時の解説によると、本来は純粋で正義感が強く真面目ではあったらしい。相応に優しい部分があったのも嘘じゃないだが、挫折を知らないのでスコーンとドツボにハマるのだとか。 -- 名無しさん (2020-05-21 23:15:46)
- 競売で手を汚さず20億儲けたキラがやばすぎる -- 名無しさん (2020-06-20 16:52:48)
- なぜかこいつ見てると笑えて来る -- 名無しさん (2020-06-20 16:58:41)
- 正義感というより「天才の自分なら何だって出来る」というこじらせたナルシストに見える。 プライド傷つけられて殺意抱くところとか。 -- 名無しさん (2020-07-30 21:20:38)
- 正義感自体はある。というか、正義感が有りすぎて狂ったようなもの。リンドの時はもう既にノートの狂気に飲み込まれて狂った後だから参考にならん。ノートを拾わなかったら何もかも完璧な好青年としてLの助手になってたのは公式だからな。 -- 名無しさん (2020-08-17 17:16:11)
- ヨツバ編で記憶を失ってた月が我が身を省みていたときのことをLに話す必要はないと判断してたけど、もし話していたらどんな展開になっていたか今でも気になる -- 名無しさん (2020-08-17 20:06:22)
- ↑2 そこを例外にされちゃったら8割例外みたいなものだろう。 原作はノート拾う前の設定の掘り下げが浅いからどうしてもノート拾ってからの人格が素に見えてしまう。 実写版やドラマはそこのところ上手く掘り下げられてたな。 -- 名無しさん (2020-08-22 16:55:54)
- ↑ヨツバ編の記憶を失った月が本来の人格でしょ。紛れもない善人で好青年 -- 名無しさん (2020-08-22 17:00:22)
- ↑2。ノート拾った後の性格は本来の性格じゃないぞ。13巻を読めばすぐ分かる。ヨツバ編のが本来の人格だろ。もしノート拾った後が素ならノート無しであんなには綺麗にならない。月も所詮はノートで狂っただけ。1話のは退屈してたから捻くれてた。 -- 名無しさん (2020-08-29 13:20:45)
- ただまあ、過去の掘り下げが浅いのは同意。テニス大会で「テニスは遊び」と言っていたことと高2の時に難事件を助言で解決した事ぐらいしか分からないからな。Lの過去編が出たなら月の過去編もガモウが漫画家引退する前に出して欲しいものだ。 -- 名無しさん (2020-08-29 13:23:14)
- ニアの言ってた「Lキラ」の"L"は探偵名としてのLだけでなく"Light KIRA"のLでもあったんだ lightは「軽い」の意味もあるから暗に「キラは軽薄」だと馬鹿にしてた -- 名無しさん (2020-09-04 20:58:49)
- デスノの話題を取り扱ったまとめ記事とか読んで思ったんだが「月=サイコパス」って、まだ言われ続けてるんだな。ソシオパスって概念も昔と比べて広まったし、何より月がモノホンの悪党じゃないってのは公式ファンブックとかヨツバキラ編を見てれば分かるだろうに…。「月は人の感情を理解出来ない」ってのも間違いで、むしろ理解した上であえて利用してんだよアイツは。つか、本物のサイコパスならシブタク殺して体重4kg減ったり、夜はうなされて眠れないなんて事にはならないと思うがね。サイコパスとソシオパスは同義に捉えられているが、先天性なのか後天性なのかの違いはかなり大きいぞ。 -- 名無しさん (2020-09-24 11:47:07)
- ↑人の気持ちが理解できるからこそ、悪質な犯罪に怒りを覚えたわけだしな。なんだかんだ妹可愛がってたのもそうだし、ノート拾わなきゃ本当にLのこと好きだったんじゃないかなあ。 -- 名無しさん (2020-10-05 09:14:38)
- 白月はLと良い相棒・コンビにはなるけど友人にはならなそうだし好きにもならなそう。Lって色々えげつない手段使ってくるし疑り深いから居るだけでストレス溜まってそうな感じ。まだキラ月の方がLの事好きっぽい。白月が好きなのは魅上だと思う。BLの話じゃないよ。 -- 名無しさん (2020-10-14 15:38:55)
- 夜神月は、2ちゃんねらーだったと考えられる。よく彼は作中でネットの意見を気にしていて、かなりネットを見ているだろうことが窺えるので彼が2ちゃんを見ていた可能性は高い。部屋に個人用PCもあるし、これは中学2年生の頃にテニス大会で1度目の優勝を果たしたときに買ってもらったのだろう。ちょうど彼が中学2年生の頃は1999年で2ちゃん開始と重なる。2ちゃんで煽り合いをしていくうちに歪んでいったものと思われる。ヨツバ編でキラキラしてたのは本来の性格に戻ったから。だが、2ちゃんで育てられた歪みは心の底にあるのは変わらない。夜神月は2ちゃんねらーである。閲覧していた板は当時だと旧速だろうな。 -- 名無しさん (2020-11-04 15:16:41)
- ガモウひろしもバカバカしいの!でモナやギコを登場させてた事から、彼自身も重度の2ちゃんねらーであることが推定される。おそらくそれが夜神月にも反映されたのだろう。 -- 名無しさん (2020-11-04 15:20:03)
- 夜神月が2chねらーなら、当時の旧速を確認してリンドLの放送を回避するだろ。電波長文お疲れだが、お前の推理は的外れだ。 -- 名無しさん (2020-11-26 14:16:21)
- 「ノート拾ったあとの月が本性、月はサイコパス」というレスをよく見かけるが、それは違うだろと言いたい。「1話の月はクズだったのにヨツバ編で浄化されてる」とか言うが、1話の状態は退屈してたからやさぐれてただけってなんで分からないのか。退屈を取り払ったらヨツバ編のような好青年になるのは当たり前だろ。シブタクを遠隔で殺したぐらいで体重減ったぐらいだし元々は純情な好青年だったんだ。 -- 名無しさん (2021-01-03 10:35:24)
- 一部の時でも擁護出来ない犯罪者ではあるけど、二部のような醜悪さは乏しかったからな。ノートに取り憑かれて使う度に精神悪化するのは間違いない。ノートを使った人間は逃れようなく不幸になるというのは確たる設定だし。 -- 名無しさん (2021-01-28 03:21:01)
- 倫理観自体はきっちり持ってるからな。それを自己正当化の屁理屈で覆い隠したのが月であって根っからのサイコと言われると疑問がある -- 名無しさん (2021-02-14 16:02:18)
- タグ見て思ったんだけど魅上と違って月は自分が悪だと気づいていない最もドス黒い悪というのは違うんじゃない? -- 名無しさん (2021-02-14 16:14:45)
- 毎日暇だなと思ってたら名前を書いたら死ぬノートを拾った、そんなわけないだろと思いつつ興味本位で使ってみたら本当に人が死んでしまった。取り返しのつかないことをしてしまったが『ノートに名前を書いたら人が死んだ』なんて到底誰も信じないので警察に自首することもできない。法で裁かれることもできないので自分は裁く側(神)だと自分を納得させてノートの力を世の中の為に役立てようとしたら祭り上げられていよいよ後戻りも出来なくなってしまった。そう考えると、キラは生まれるべくして生まれたってことかね…。 -- 名無しさん (2021-07-01 16:09:39)
- 序盤で「社会で信頼し合っている人間は一握り」と発言していたが、月自身もミサや信者や魅上の行動を制御しきれず失敗した。 人を見下し、社会も意のままに操れると思いあがったことこそが敗因。 -- 名無しさん (2021-08-15 09:04:58)
- ここでも非国民しか使わない戯言『ブーメラン』が使われていて不愉快になる。 -- 名無しさん (2021-09-24 20:05:25)
- ゲイ扱いされてるの?まぁあんまり頭が良すぎても孤立して社会から排除されるっていう一例なんだろうけど。 -- 名無しさん (2021-09-24 22:23:02)
- 「yagami を逆から読むと I'm a gay だから月はゲイだ!」って言ってた外国人ニキを見た時は吹いたw -- 名無しさん (2021-10-05 19:45:14)
- 最初は本人なりの正義感や義憤で動いていたんだけどねぇ…宮部みゆきのクロスファイアで「人殺しを続け、他人の生殺与奪を握ることを覚えてしまうと、たとえその殺戮の目的が何であったにしろ、人は自分勝手な生き物へと成り下がる」って奴を地で行っている -- 名無しさん (2021-10-05 20:29:18)
- 結局月はやり甲斐を求めてたんじゃないかな?高校生時代は周りとレベルが違いすぎて暇を持て余して腐ってノートで人殺しをしてしまった。記憶喪失時の綺麗な月を見てると、別の形でLと出逢ってたらやり甲斐と生き甲斐を手に入れて最高のコンビになれたように思う -- 名無しさん (2021-11-20 12:09:30)
- ある意味彼も強くなりすぎたので作者が倒し方に困ったヴィランキャラだと思う。後半のニアメロのなんでもありな超科学、超技術っぷり見てると -- 名無しさん (2021-11-20 14:46:29)
- けっきょくノートの力で世界平和をの基準が「神になる」という発言からも自分が終始基準となるからエゴイスト(独裁論者)にしかみえない -- 名無しさん (2021-11-28 20:06:24)
- ↑死刑云々と無関係の邪魔者認定したのを殺すのに何の葛藤もないからね。正当化して賛同得るための建前と謗られて仕方ないと思う -- 名無しさん (2021-12-01 01:45:53)
- ↑4 実際作者は「月って本来純粋なキャラなんですよ」と言ってるから、ノートに関わらずLと出会いが違っていれば真っ当に善人のままだったんだろうね。 -- 名無しさん (2021-12-01 08:25:18)
- 「馬鹿」のくだりを読むに、月が本気で向き合えるのはLだけだったんじゃないかなぁと思う -- 名無しさん (2021-12-11 20:42:22)
- 記憶がないときの月とLを見ると、性格は反対だけれど信頼関係がきずけそうな描写があるのがね -- 名無しさん (2021-12-11 20:57:17)
- ドラマ版だと「出会い方が違っていればLとは親友になれた」という点を強調してる気がする -- 名無しさん (2022-02-12 23:39:36)
- 「覚悟は出来ているよ、リューク。僕は魂を取られるのか。」 この発言をしたときに比べて最後の月は本当に落ちぶれたな。 人の命を奪っておきながら自分の死には怯えまくる典型的なイキりのヘタレになっていた。 -- 名無しさん (2022-03-24 06:22:59)
- 月ってよく友達居ないキャラみたく言われるけど原作者曰く『友達は多い方』らしいぞ。まあリア充だし友達居ないわけないんだけどな。 -- 名無しさん (2022-03-26 12:35:27)
- 本来の月って別に白100%ってわけじゃないんだよね。黒い部分も少しはあったからこそキラとして覚醒したんだと思う。ただヨツバ編の性格が本来の月と原作者が明言したからあくまで白ベースなのには変わりない。ただ黒も少しあるよってだけで。 -- 名無しさん (2022-04-14 15:58:03)
- ↑2 疑似ハーレム形成してたように上辺だけの友達は多い方だろうな。 本心では見下してそう。 -- 名無しさん (2022-04-24 09:15:02)
- 海外の人間って本当に月が嫌いなんだな。日本でも月アンチ多いなーと思ってたが海外では日本以上に月アンチ多いな。月派の俺としてはかなり凹むwやっぱり海外だと「悪は成敗されるべき」思想が日本より強いんだろうな。 -- 名無しさん (2022-05-07 18:46:51)
- ↑悪を成敗以上に法治国家を貶して否定する思想が嫌われてそう。日本でも連載時よりもアンチが明らかに増えてるのは(相棒のダークナイトも批判炎上一色だったり)、近代から入った法治主義がさらに徹底して根付きつつあるんだなと -- 名無しさん (2022-05-08 00:53:54)
- 月が死んだあと元の世界に戻るのはまあ……一般人から見てもキラが「誰にも知られてなくてもお前の悪事は知ってる神様」でなく「手段はわからないが名前を知ったものを殺す死刑執行人」なのは確定してるからな。殺し屋雇ったり脅迫して犯罪させたり「死刑になりたくて人殺した」みたいなのは防げないし、そうやって表ざたになった犯罪者が全然死ななければ、徐々に「神は死んだ……仮に10年後に帰ってきたとしても、いまさらそんな昔のこと裁けるものか」派が増えてくんじゃないかなぁ。 -- 名無しさん (2022-05-10 07:25:29)
- 日本の月アンチはむしろ連載時より減ったような気がするが…。もしかして月アンチとキラアンチは別のものなのかもな。 -- 名無しさん (2022-05-16 22:24:13)
- 連載時は月の主張こそ正しいんだ、因果応報の無惨な最期におかしいと発狂してる人わんさかいた。今は好きな人も悪人主人公が奔放に暴れるのが面白い的な感じにシフトして最期も笑って眺めてる。 -- 名無しさん (2022-05-17 03:46:36)
- 月を「いいやつだった」「ソシオパス」と擁護してる人は明らかに連載時より増えてると思う。連載時は「月はクズでサイコパス、だがそこがいい」みたいな感じの論調が多かった。 -- 名無しさん (2022-05-17 15:48:27)
- ↑ 時代がキラ様を必要とし始めてる -- 名無しさん (2022-05-17 22:49:23)
- ↑自称正義の公機関無視者は氏ねが今の風潮だぞ -- 名無しさん (2022-05-18 09:50:17)
- だからあれだろ。キラアンチは増えた、月アンチは減ったって事だろ。 -- 名無しさん (2022-05-18 18:34:48)
- 別に月を善人だと思うのは自由だが、キラを正義だと言い張る奴は危ない感じがする。距離を置きたいレベル。 -- 名無しさん (2022-05-22 20:24:02)
- 善悪以前に、ただ「哀れ」としか思えない。あれだけ恵まれたスペックを持っていたはずなのに -- 名無しさん (2022-05-30 05:36:21)
- 月もデスノートによる被害者だからねえ。シブタクが死ななかったらノート捨てて幸せになれたはずなのに。 -- 名無しさん (2022-05-30 09:07:01)
- 闇のイージスで主人公が「依頼を受けない限り積極的には関わらない」「誰も頃さないし頃させない」って自身の行動に枷を嵌めていたけど、月に自身の行動制限は無いからな…そりゃやりたい放題になって堕落する。抜きんでた才覚と頭脳はあったが、結局超人にはなれなかったんだろう(むしろそれが普通) -- 名無しさん (2022-06-04 09:29:28)
- そろそろコメ欄長くなってきたし一旦リセットしようぜ -- 名無しさん (2022-06-08 18:55:16)
- 西尾はL派かつアンチライトだからこいつの月評価は当てにならない。こいつはメロも一人称「僕」の気弱キャラにしやがったし、ナオミの性格までいじりやがったから嫌い。 -- 名無しさん (2022-06-10 00:13:41)
- 一回読んだだけじゃ分からないだろうけど、月って結構総一郎に似てるよな。生真面目さ・正義感の強さ・頑固さ・元来の優しさ・演技派なところ・行動力があるところ・目がイッちゃってるところwとかさ。ノート拾わなかったら総一郎みたいな大人になれたかな?総一郎も昔は月みたいな感じだったのかな? -- 名無しさん (2022-06-16 03:25:31)
- 「夜神月はノートによって闇堕ちさせられた好青年だ」派と、「夜神月は元々の異常性・悪性がノートによって引き出されただけ」派で全然解釈が分かれてるよな。まあそれだけ凄いキャラって事なんだろうけど。 -- 名無しさん (2022-06-26 06:37:55)
- キラになった月は全否定するが、それでも後者の人はヨツバ編の月をどう説明するのかね。演技皆無の我が身さえ惜しまない正義漢そのもの。だからLさえ惑わせた -- 名無しさん (2022-06-26 06:52:40)
- 「ヨツバ編の月も性格悪い」とか言ってのけたやつなら見たことあるぞ。まあ全盛期で月の性格の変化を受け入れられないor月アンチのLオタor夜神月には性格悪くあってほしい生粋のアンチのどれかだったが。白月を性格悪く思うのって控えめに言っても不可能だよな。あんなに好青年なのに。 -- 名無しさん (2022-06-27 07:00:23)
- 夜神月を好青年だとかソシオパスだとか思うのは自由だがいい加減うざい。そんなにそれ主張したいなら個人ブログとかチラ裏にでも書いてろ。ぶっちゃけ夜神月を擁護する時の言葉がテンプレートすぎて飽きた。 -- 名無しさん (2022-06-28 09:17:35)
- よく「映画の月やドラマの月は原作の月と違って善良だよね」って言われるけど、原作の月も根は善良だよ。それが如実に現れてるのがヨツバ編。オリジンが善良だから派生作品も善良なんだよ。 -- 名無しさん (2022-06-29 14:14:56)
- 銃で撃たれたけど母と妹に捜査本部はなんて説明したのかな -- 名無しさん (2022-10-05 21:13:45)
- ↑映画だと「キラと差し違えて死んだ」って事にしてたから多分同じ可能性、『自分の息子or兄がキラだった』なんて人情的には正直に話せる内容ではあるまい -- 名無しさん (2023-02-01 15:04:57)
- ↑7 月はやっぱ後者だろう。最初に2人殺した後、まともな人間ならニアの言うようにデスノートの使用を封印するか、或いは高潔な善人なら他人の手に渡る前に焼き捨てるか。たとえそれでリュークに殺されるとしても。それを殺人正当化のためにあんな方向に舵切った根本的な要因は間違いなく生来の歪みだよ。ガモウも元から歪んでたって言ってるし。 -- 名無しさん (2023-03-13 01:17:07)
- ↑月は前者だと思うな、俺は。 -- 名無しさん (2023-03-16 16:11:12)
- ↑2。歪んでたから元から悪人だとか、そういう話じゃないと思うけどな。善人でも歪んでるなんてことはままある事だし、月は完璧超人だったから無意識に他人を見下していくのもしょうがない。ポルポトみたいな奴なんだと思うよ、月は。 -- 名無しさん (2023-03-16 16:12:36)
- 封印するとか焼くという選択肢が取れる状態になかったんじゃないと思うけどね、Lたちみたいにノートがどういうものか概要だけ知ったわけはなく実際に使用してすでに人を殺してた、その罪悪感から逃れるために劇中のような行動を起こしたというのは概要にも書かれてるし想像に難くない、月は人間味に欠けるとこが大いに目立ったけど事の始まりを見ると彼はかなり人間臭いキャラだった -- 名無しさん (2023-06-02 15:55:05)
- デスノートの一番面白いところは、デスノートさえ拾わなかったら、Lと月ふたりタッグでどんな犯罪も見逃さない世界一の探偵になり、正しい方法で犯罪の無い世界を作れていたかも知れないところだ。違う出会いをしていれば…… -- 名無しさん (2023-06-04 14:43:59)
#comment
*2 物語が進むにつれて第二のキラ、ヨツバキラ、Xキラ、Cキラ、Aキラと多数のキラが登場したが、単にキラの場合は月を指す。
*3 父親も全く同じ理由で拒否している
*4 多感な高校生時代は上述したように世の中への不満も感じていたようだが、キラ事件を追う…という自身の正義感が生きる環境にいたことが生真面目な気質を後押ししていたのかもしれない
*5 劇中では高田清美と性行為をしたと匂わせるような展開があり、性的嗜好はノーマルと思われる
*6 海砂は最後まで生き残ったが、月が度々「ここで殺しておくべきか…?」と考えるシーンがあり、生き残ったのは高田のように月が能動的に殺す理由・機会共になかっただけに過ぎない。
*7 レイ・ペンバー殺害時や南空ナオミ殺害時にも勝利宣言を行っていたことが上記の自爆の伏線となっていたといえよう
*8 皮肉にもこの脱出を目撃したことで、半ば錯乱状態だった松田が正気を取り戻している。事実、後述の月の追跡にも参加していた。
*9 この返答にはニアも多少驚いていた。
*10 ただし、もう1シーンは夜神総一郎の名前をノートに書きこむ映画でも非常に重要なシーンである
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