登録日:2011/07/17 Sun 23:53:00
更新日:2023/12/14 Thu 11:22:08NEW!
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洋楽 パンクロック バンド スタンド チョコラータ ジョジョ 5部 green_day ジョジョの奇妙な冒険 ←の元ネタ グリーンデイ ビリー・ジョー 爆発ライブ バークレー
アメリカ合衆国カルフォルニア州バークレー出身のパンクロック・バンド。
その歴史は古く、1987年にギタリストのビリーとベーシストのマイクが前身となる「スウィート・チルドレン」を結成し、1989年に「GREENDAY」に改名。
1990年に1stアルバムを発売、1993年にメジャーレーベル「リプリーズ・レコード」へ移籍。
翌年にアルバム「Dookie」(ドゥーキー)を発表、メジャーデビューを果たす。
日本でも徐々に知名度を得て1996年に初来日し、「爆発ライブ」を敢行。
これ以降は徐々にアルバム及びシングルの発表のスパンを伸ばし、同時にポップパンクへと路線を変更していく。
そして2004年、実に4年もの充電期間を経て「American Idiot」を発表。
これが翌年にエンターテイメントの最高峰「グラミー賞」で「最優秀ロックアルバム賞」を受賞。全世界屈指のモンスターバンドという地位を不動の物にする。
「American Idiot」の発表後、しばらくは当アルバムからのカットシングル以外の発表は無かったが(Fox Boro Hot Tubsという別名義での活動はしていた)、
2009年、再び4年という歳月の後に「21st Century BreakDown」を全世界同時発売。
こちらもビルボードチャート1位を獲得し、その勢いは未だ留まる事を知らない。
◆メンバー
- ビリー・ジョー・アームストロング(Billie Joe Armstrong)
1972年2月17日生
ギター&ボーカル。
ザ・クラッシュのギタリスト ジョー・ストラマーを尊敬しており、同バンドのカバーも手がけている。
驚異的な肺活量の持ち主で、LIVEでの「Minority」の「Heeeeeeeeeeey…」のパフォーマンスは必見。
自身がバイセクシャルであるかのような発言をした事もあるが、「興味がある」程度らしい。
2012年9月にラスベガスで開催されたライブ中に「残り時間1分」という表示を出されて激怒し、
ギターをステージに叩きつけて観客を騒然とさせ、その2日後に薬物の更正施設に入所し、現在は活動休止している。
- マイク・ダーント(Mike Dirnt)
1972年5月4日生
ベース&コーラス。本名は「マイケル・ライアン・ブリチャード」で、ダーントはニックネーム。
LIVEでは大股開きでのプレイが特徴的。
California Music Awardsを始めとした数々の音楽賞で「最優秀ベーシスト」に選ばれた、世界有数のベーシスト。
- トレ・クール(Tre Cool)
1972年12月9日生
ドラム。本名はフランク・エドウィン・ライト3世。
1991年に加入して以来、正ドラマーに定着している。
マイクと同じく、数々の音楽賞で「最優秀ドラマー」に輝いている。ギターも弾ける。
- ジョン・キフメイヤー
トレ加入前の正ドラマー。音楽性の相違などを理由に1990年に脱退。
- ジェイソン・ホワイト
- ジェイソン・フリース
- ロニー・ブレイク
- ジェフ・マティカ
サポートメンバー。それぞれサポートギターやコーラスを担当している。
◆ディスコグラフィー(順不同)
- American Idiot
GREENDAYと言えばやはりコレ。
世界中のキッズ達を取り込んだ代名詞的なアルバム(筆者もこれからGREENDAYを聴き始めた)。
メンバー自身も「これを作る際は目標を山のように高くし、それを越えた」と語る程の会心の出来だった。
一部歌詞が過激過ぎる部分があり、ラジオ等で流れるとピーが入ったり、その部分だけ歌詞を無音にして対処している。
- Warning
「American Idiot」発表前に最後に発売したシングル。
この曲から後に、GREENDAYはポップパンクの路線を追求していく事になるターニングポイントとなった一曲。
- Basket Case
古参のファンにとっては、「American Idiot」よりもこちらをGREENDAYの代表曲に上げる意見も多い。
アヴリル・ラヴィーンら多くのアーティストが、後にこの曲をカバーしていることからもそれが伺える。
- Wake Me Up When September Ends
ビリーが10歳の時に亡くなった自身の父の事を題材に書き上げた一曲。
彼にとっても思い入れの深い曲で、イングランドのミルトンキーンズボウルでの「Bulet In A Bible」ツアーでは、この曲の演奏中に感極まって涙を流している。
- 21Guns
最新アルバム「21st Century Breakdown」から。同アルバム発売後にシングルカットが決まった人気の高い一曲。
GREENDAYらしい反戦的な意味合いの強い内容だが「Holiday」とはまた違う悲哀も込められている。
映画「トランスフォーマー リベンジ」にも挿入歌に使われている。
◆余談
- ポップなパンクという所謂「売れ線」なサウンドは、他のパンクファンから批判も多く、アンチが多数存在する。
- 特に「オアシス」のノエル・ギャラガーはGREENDAYアンチとしては最も有名な人物。
- 本来は2003年に「Valentine And Cigaletces」というアルバムを発表する予定だったが、
収録中にマスターテープを盗まれたために「American Idiot」が作られたという逸話がある。
- Fox Boro Hot Tubsについて
「21st Century Breakdown」発売までの期間限定で活動していたGREENDAYの覆面バンド(当初は否定していたがビリーの声でバレバレ。後に本人達も認めた)。
60年代のガレージミュージックをフューチャーしており、故に古臭さを感じるかもしれないが、
強烈なメッセージ性を盛り込んだこれまでのGREENDAYとはまた違った世界観を構築しており、実にお気楽にのびのびと演奏している。
最初にネット配信が行われ、後にアルバム化もされた。こちらも非常にオススメの一枚である。
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