ゾムシリーズ(ゼントリックス)

登録日：2011/12/08 Thu 22:14:51
更新日：2023/11/20 Mon 13:44:28
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『時空冒険記ゼントリックス』の終盤で登場したゼントロイド集団。

それまでに開発されたダークシリーズ・シルバーシリーズの技術を組み合わせて作り出された新たな機体群。
外見はダークカラーで人格も男性だが武装や能力の特殊性はシルバーシリーズ近い。

プラネットベース要塞での最終決戦でシルバージェネラルが戦線に投入。ミーガンの仲間達の前に立ちふさがる。

○各個体情報

◆ゾム01
最初に登場したゾムシリーズのゼントロイド。
割と標準的な人格。
平均サイズのボディに対して異常に大きな両腕を持つ。腕自体はかなりの重量であるがそれを自在に振り回す驚異的なパワーを誇り巨大な鉤爪を武器にする。
装甲も厚く、ブレイドの剣やヘルタンクの機関砲をまともに受けて傷一つつかないほどの耐久力を誇る。
また、本体の胴体部分は分離してダーク04よろしく単独飛行ができ、高出力のレーザーで戦闘も可能。

劇中では要塞に侵入した新生ブレイド＆ヘルタンクの兄弟コンビと対決。
持ち前の腕力で二人を圧倒するが、片腕を犠牲にしたヘルタンクの捨て身の攻撃で吹っ飛とばされ下層のフロアに転落する。
だが機能停止には至らず、分離した本体の高出力レーザーの不意打ちでヘルタンクを戦闘不能に追い込む事に成功する。しかし最期はヘルタンクのゼントリウムを託されたブレイドの渾身の一断を喰らい爆散した。

◆ゾム02
CV：塩屋翼
ゾム03と共に要塞の中ほどで待ち構えていたゼントロイド。
面倒臭がり。何故か陽気でお調子者な人格を持っており、芸人のようなひょうきんな言動を繰り返す。
ゼウス並の大型機体だが、腕や胴体を自在に切り離すことで攻撃を避けたり、リーチを延ばすといったかなりトリッキーな戦闘スタイルを持つ。

劇中では03と一緒にキング＆ファイターのコンビと対決。
その変則的な動きで二人を翻弄し互角の戦いを演じる。
しかし本領発揮したキングに分離合体を邪魔され吹っ飛ばされてしまう。更にその先にいたファイターにトンファーで突き刺され、キングの方に蹴飛ばされた下半身はキングの剣で両断、上半身は味方である03の方に背負い投げよろしく吹っ飛ばされた挙句、03にソードで刺され、付近に投げ捨てられ機能停止した。
ヒド過ぎる（泣）

◆ゾム03
CV：千葉繁
ゾム02と共に登場したゾムシリーズ。目は２つだが、上下に並んでついている。
常に酔っ払ったオッサンのような言動をとる。登場時は02と一緒に立ったまま寝ていた。
ボディのサイズは平均的でかなり細身。
一見すると隙だらけだが酔拳のような動きで敵の攻撃をのらりくらりとかわし素早い反撃を仕掛けるかなりの曲者。
武器は腕から取り出す某ジェダイの騎士のようなエネルギーソード。かなりの切れ味を誇り二本を連結させてダー○・モールみたいにして戦う。

劇中では02と共にキング＆ファイターと対決。
その独特の動きでファイターを圧倒。飛んで来た02を串刺しにしてぶん投げるといった外道具合を見せつけた。
02が倒されたことで二対一になっても互角の戦いを展開する。このシーンの殺陣はかなりカッコいい。
しかし最期は二人の連携に圧されファイターの攻撃を受けて体勢を崩されたところにキングのビーム砲をまともに喰らい撃破された。

ちなみに、日本語版の時空冒険記ゼントリックスは録音演出に千葉繁氏が協力している。
その影響で、全編通してキャラクターのやりとりがフリーダムで軽快なのがこの作品の特徴であり魅力の一つ。
それが最終決戦にしてとうとう千葉繁ご本人が参戦してしまったわけである。期待を裏切らず、キャラはノリノリ。

ちなみに英語版ではゾムシリーズではなく新型のダークシリーズダーク07・08・09・10(ゾム01はボディと本体で別個にカウント？)などと呼ばれたりもしている。
でも映像はそのままなのでゾム02に至っては肩に思いっきり「02」と書かれている。

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