ビッグコンボイ

ページ名:ビッグコンボイ

登録日:2011/11/28(月) 17:21:52
更新日:2023/10/20 Fri 12:41:47NEW!
所要時間:約 6 分で読めます



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ビーストウォーズ トランスフォーマー tf 井上純一 司令官 ワンマンアーミー 教官 理想の教師 ツンデレ 自己犠牲 悲劇の主人公 涙腺崩壊 一匹狼 コンボイ ビッグコンボイ マンモス 主人公 サイバトロン 本当は優しい人 ビーストウォーズネオ ワンマンズアーミー 有能な総司令 悲劇の主人公 ←漫画では マンモス先生 一匹狼←否 一匹マンモス 皆より少しお兄さん ビッグコンボイ部隊





昔から、つるむのは嫌いでね。




ビッグコンボイとは、『超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズネオ』の主人公。
歴代においても、かなり有能な司令官である。


CV:井上純一




【概要】


身長:3.2m
体重:3t
パワー:110万馬力
スピード
ロボモード:時速95km
ビーストモード:時速75km
飛行速度:マッハ7
テックスペック
パワー10 知力10 スピード9 耐久力10 階級10 勇気10 火力10 テクニック10 合計79


「伝説のワンマンズアーミー」と恐れられている歴戦の勇者。
昔から他人とつるむのが嫌いで、いつも一人で任務をこなしてきた。
昔は落ちこぼれだったらしく、かつての教官だったサバイブには今でも頭が上がらない。
コンボイの称号を得てはいるが、総司令官の座に(というより元々指揮統率自体に)は興味がない模様。


マンモスに変身するが、本編ではあまりビーストモードを披露しなかった。
第1話から第3話まではビーストモードが披露されず、第4話のエンディングで始めてマンモスの姿がお披露目。
普段の姿からはビーストモードが分かりにくく、茶色い毛と大きな牙からマンモスだろうかイノシシだろうかと思った人もいるはず。
第5話では初めてビーストモードが本編に登場したが、変身バンクはその次の第6話になってやっとお披露目となった。
放送開始から1ヶ月半引っ張った分、バンク自体は気合が入っていて非常にカッコいいものになっている。


基本的な一人称は「俺」。司令官になってからは「私」に改めるようになった。
無愛想で厳格だが、根は教え子想いで兄貴分な一面も。そしてツンデレでもある。


ちなみに歳は「(教え子の)皆より少しお兄さん」とのこと。
最終回で教え子に年寄り扱いされた際には「私はまだ若い!」と少しムキになっていた。




【戦闘力】

必殺武器は背中に背負っているビーム砲&「ビッグキャノン」
「ビッグキャノン、ゴー!」の掛け声で発射する。
あるエピソードでは、宇宙訓練船ガンホーの主砲代わりに使用したこともあった。
これにマトリクスを搭載すると左腕ごとマトリクスバスターに変形する。
作中後半では作画に気合が入っており、ビッグキャノンをグルッと豪快に回してから発射するのがカッコイイ。後期OPでも胸部のエネルゴンマトリクスが発光後、光のラインが上腕部にまで伸びた後ビッグキャノンが放たれる場面も必見。
両腕部に仕込まれたトンファー「マンモストンファー」や大腿部に仕込まれた「マンモスハーケン」での近接白兵戦も得意で遠近どちらにも隙が無い。
ビーストモード時には牙から超振動波を放射して敵を分子レベルで破壊する「マンモスダイナマイト」が使えるが、自身の身体を崩壊させかねない危険な技である。
OP映像では肩アーマーからマイクロミサイルらしき物を発射している(玩具にもそれっぽいデティールはある)が劇中では未使用。


また、様々な戦いを経験しているからか戦況を見て戦術を立てることも得意。
作中でも実際に教え子達に的確な指示を与え、見事に作戦を成功させたこともある(なお、作戦開始前にはあらかじめ「かなり危険」と断っていた)。
どこぞの「私にいい考えがある」のとは大違いである。




【作中での活躍】


プロローグでいきなりデストロンの要塞基地に単独で乗り込み、破壊大帝マグマトロンを倒すという活躍を見せ、視聴者に大きなインパクトを与えた。
その後、上層部のグレートコンボイの呼び出しを受け、独断専行のペナルティとして「新兵の教育係」の任務を与えられる。
当初は「教官なんてガラでもない」と興味がなかったが、ベクターシグマからの命令であることを知らされ、渋々その任務に就くことになる。


ガンホーに入ってすぐ、ブレイク達新兵にいきなり実力を試されるも、持ち前の実力で返り討ちにした。
最初の任務として行方不明になったライオコンボイの行方を探すため、前作『ビーストウォーズⅡ』の舞台である惑星ガイアを訪れる。
そこでライオコンボイのメッセージが入ったブラックボックスを入手し、彼の頼みで前作の最終決戦で宇宙に散らばった「アンゴルモアカプセル」を集めることになる。
途中で元サラブレッド部隊のマッハキックも加入し、デストロンとのカプセル争奪戦は熾烈を極めていった。
ビッグコンボイ自身もベクターシグマからの毒電波助言で、徐々に司令官としての自覚を持つようになる。


ある時、謎の第3勢力「ブレントロン」の攻撃を受け、今まで集めたカプセルを奪われてしまう。
彼らは伝説の破壊神・ユニクロンを復活させるべく動いており、カプセルはそのために必要だった。
過去のダイナソアでライオコンボイと出会ったビッグコンボイは、彼からユニクロンの復活を阻止するよう頼まれる。
だが健闘もむなしく、ガルバトロンの身体を借りてユニクロンは復活、マグマトロンも返り討ちに遭って倒されてしまう。


やがて戦いの舞台はセイバートロン星へ移行。
当初は教え子たちを他のサイバトロンの応援を要請するために宇宙に逃がし、ビッグコンボイ一人で決着を着けようとしたが
戻ってきた教え子達の志願もあり、共に戦うことを決意。彼らの成長を実感し、1人1人がコンボイの心構えで戦うよう告げた。
しぶとく生きていたマグマトロンの特攻に加え、ダイナソアから駆け付けたライオコンボイ、そして教え子達の力を借りて、ビッグコンボイはマトリクスバスターでユニクロンを撃破した。


戦いの後、ベクターシグマから功績としてグレートコンボイの称号を貰うも、本人は辞退。
その後はやっぱりしぶとく生きていたマグマトロンに喧嘩を売られたり、セイバートロン星を復興したりした。


最終回の視聴者に向けた全員集合メッセージでは「また会う日まで!」と残した。




【玩具】


抜群のプロポーションの良さとかっこよさと可動範囲の広さで、歴代の中でも非常に出来が良い部類に入る。
正直玩具の出来は微妙だったライオさん涙目である(ロボマスで名誉挽回したが)。
ギミック面でも、ビッグキャノンの展開と発射、マンモストンファーの展開、マンモスハーケンの発射、胸部の中にあるマトリクスを取り出して手に持たせることができると盛り沢山。


構造がかなり複雑で、ロボットモードからビーストモードに変形させようとして苦労した人も多い。
変形は言ってしまえば盛大なガワ変形なのだが、そのおかげで前述のようなメリットがあるのも事実。


ビーストモード時にビッグキャノンやマンモスハーケン等を前方に向けた「アタックモード」(アニメ未登場)に変形することができるが、頭から尻尾の上側がガパッと開いて前に向くという変形のため少しグロく見える。


玩具設定では、造形が少し違う左腕は義手らしい。勘がよければこの時点でマトリクスバスターのフラグが有るのが分かるだろう。
また、色違い商品(限定版)で「ブラックビッグコンボイ」があり、玩具設定ではベクターシグマが作った影武者とされている。
海外では、ユニクロンが創造したマトリクスの力を打ち消すデッドマトリクスを持つ「ネメシスプライム」という設定でブラックとはまた違う色違い商品が発売されている。


2019年1月に『トランスフォーマーアンコール』にてアニメカラーに準じたカラーリングで再販され、その翌月にはタカラトミーモール限定で、「復刻版ビッグコンボイ(マトリクスバスターver)」が発売。当時企画されながらも未発売に終わったマトリクスバスターが付属。


また一時期、韓国の玩具メーカー・ソノコンから発売され、国内でもアキバなどで大量に流通されたことがあり、容易に入手できた。




【余談】


歴代コンボイの中で唯一、海外でも「convoy」と表記されているキャラクターである。
また、ライオも海外では「ライオコンボイ」名義で玩具が発売された他、彼がモチーフの「レオプライム」も登場している。


彼のセイバートロンモード(TFの本来の姿)はアメコミに描かれている。
背中に背負ったガワがない分かなりスマートなイメージ(その分ビッグキャノンが目立っている)だが、ビークルモードは全身に砲台がこれでもかと備わった多脚戦車である。
正直某三体合体機械天使の量産型のアレ。


ちなみに声を担当した井上純一氏は元ジャニーズ系アイドルで、アニメ出演は映画版『地球へ…』等本作含めわずか数作くらいだったりする。
またジャニーズ事務所時代、学園ドラマ『ゆうひが丘の総理大臣』『あさひが丘の大統領』に生徒役で出演しており、生徒から教官へと捉えると感慨深いと言える。




漫画版


漫画版では元々はダイナソアに住むビッグという名の普通のマンモスだったが、デストロン化した恐竜たちに襲われて瀕死になった所をライオコンボイの命を得ることによりトランスフォーマー化。
昔の記憶が無いためアニメよりかなり粗暴な性格であり、一人称はずっと「俺」のまま。


しかし教え子想いな性格は同じで、途中でブレイクを救うためにビッグキャノンを手離す(以降はビーストモードになれなくなった)。


マグマトロンとの最終決戦ではユニクロンによって瀕死となったマグマトロンの最期の願いにより戦士としての死を与え、その形見の剣によりユニクロンを倒すも、ユニクロンにボディを奪われかけた際に自らマトリクスを破壊してユニクロンもろとも消滅。
彼の魂は、白きライオンに導かれて消えていった……


その後、コンボイに昇格した彼の教え子たちがダイナソアで一頭のマンモスと出会う……そのマンモスこそ、ビッグコンボイが生まれ変わった姿であった。
そのマンモスが、自身に敬礼するかつての教え子たちに心で語りかける場面で物語は幕を閉じる……




――お前らにしちゃ上出来だ……――






多くの人々にこのWikiを見てもらうには、良い項目を立てなければならない。


利用規約をきちんと守り、適度に項目を追記・修正することも必要だ。




……また、俺らしくないことを言ってしまった。



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  • 事あるごとに向いていないと言うがその実ライオと並ぶ歴代でも優秀な司令官 -- 名無しさん (2013-08-19 03:40:30)
  • 漫画版は感動した -- 名無しさん (2013-09-15 21:55:08)
  • 一人称が途中で変わった稀有なコンボイ -- 名無しさん (2013-09-23 03:11:04)
  • アニメ版は、見たことないけど、漫画は面白かった。ビッグが仲間の大切さを知る場面は本当に良かった。 -- 名無し (2013-09-23 09:40:06)
  • ミサイル、アンカー、キャノン、トンファーと日本のロボアニメの主役メカっぽくない武装 -- 名無しさん (2014-03-06 20:06:18)
  • 任務より仲間を優先した部下に対して、口では冷たくしながらも腕立てで済ませる優しさ・仲間のために躊躇なく身をさらす気高さ……上官にしたいコンボイNo.1!! -- 名無しさん (2014-03-06 21:32:48)
  • ↑逆に上官にしたくないのはイボンコだな 電波だし -- 名無しさん (2014-03-08 22:28:23)
  • 上官、というより先生にしたいTFだよな -- 名無しさん (2014-03-08 22:29:25)
  • ↑先生本気と書いてマジで怒るぞ -- 名無しさん (2014-03-08 22:39:07)
  • 先生の玩具買ったったwww -- 名無しさん (2014-03-17 17:15:53)
  • 「障らぬ石頭に祟り無しだ」が一番好きな台詞。しかし声優が井上純一という凄い昔の売れっ子俳優だったのに驚いた。 -- 名無しさん (2014-03-17 17:35:32)
  • ↑和製TFにはよくある事 サイバトロンガー破壊大帝の声優はテリーボガードだったりするし -- 名無しさん (2014-04-05 22:11:23)
  • もしまた和製TFが作られるとしたら、今度は先生とネメシスの対決にして欲しい。 -- 名無しさん (2014-04-05 22:15:48)
  • そもそも作ってる所がCGビーストと違ってマイナーな人とか俳優・舞台系をよく使ってるイメージ -- 名無しさん (2014-04-05 22:19:01)
  • 当時買ってもらった玩具はトランスフォームしてから元に戻せなかったな… -- 名無しさん (2014-05-16 10:35:48)
  • 実は歴代でも有数なくらい部下たちとよい関係を築けているコンボイだと思う。ブレントロンたちの襲撃で「私の教え子たちに手は出させない」と重傷負ってまで生徒を守ろうとしたし、生徒たちもまた自分たちのせいで降格されそうになる先生を救おうと無茶をする……もう天職じゃん教官 -- 名無しさん (2014-05-21 17:03:52)
  • ↑あと集めたアンゴルモアカプセルより部下が大事、生徒を遺して一人死にに行く先生の命令(生き残ったサイバトロン戦士とともにユニクロンを倒せ)には従わない……など似た者師弟です。 -- 名無しさん (2014-05-21 17:08:09)
  • ユニクロンがベクターシグマ乗っ取った時に例の毒電波で操られたりするんじゃあるまいなと心配したもんだ -- 名無しさん (2014-06-24 01:25:35)
  • 漫画版最終回での「辛い人生だったが、ビッグコンボイとして生きられて良かったと思えるからこそ、ビッグコンボイとして死ぬ」、「こんな俺によく付いてきてくれたな。ありがとう」、「お前らにしちゃ、上出来だ」は今でも胸に響くよ。 -- 名無しさん (2014-08-26 00:01:12)
  • ライオコンボイの海外名は「レオプライム」となったのに対し、ビッグコンボイは海外でもビッグコンボイのままだけど、プライムの名を付けるとしたら、「ビッグプライム」かな? -- 名無しさん (2014-09-10 19:29:06)
  • なんだろうその前微妙だな -- 名無しさん (2014-09-10 19:39:10)
  • ところで彼はなにがビッグなんだ?大きさは普通にビースト系の司令官サイズだし、下ネタに走ろうにもロボットだから多分ないし・・・ビーストモードの大きさかと思ってもライオと違ってセイバートロンモードの時点ビッグコンボイって名前だし。 -- 名無しさん (2014-09-10 19:45:24)
  • 「マンモコンボイ」じゃ、締まりがないからな。 -- 名無しさん (2014-09-10 20:03:26)
  • ビーストコンボイ、ライオコンボイ同様にロボットマスターズ版も出てほしかった。 -- 名無しさん (2014-09-10 21:47:14)
  • ↑3まぁ単にマンモスのイメージからだろう -- 名無しさん (2014-09-20 02:22:50)
  • ↑2なかなかリメイクされないよね先生 -- 名無しさん (2014-10-12 10:51:14)
  • ナンバーツーカラーはあるらしいけどな -- 名無しさん (2014-10-12 11:01:59)
  • 玩具はプロポーションいい代わりに可動域が死んでてな…… あとライオコンボイは海外名もライオコンボイのままでレオプライムは似ている別人じゃなかったっけ?変形ギミックからして違うし -- 名無しさん (2014-10-12 15:09:05)
  • ってああ、調べたら同一人物か 本人が名前を変えたのね -- 名無しさん (2014-10-12 15:11:55)
  • マンモススキャン前からビッグキャノンって持ってたんだろうか・・・・ -- 名無しさん (2014-11-26 19:14:55)
  • アメコミ展開だけど、セイバートロンモード時代からビッグキャノンは持ってるらしい。ちなみにビークルモードは全身に砲身が伸びた多脚戦車 -- 名無しさん (2014-12-20 14:44:24)
  • 1話で変身しないという凄い主人公。一応肩のキバで判別推測できるか。 -- 名無しさん (2015-03-02 18:24:29)
  • ↑11 人(TFだが)としての器がビッグ。実際歴代でも有数の有能かつ人望厚いコンボイだし -- 名無しさん (2015-04-24 20:35:23)
  • 中の人は嫁(アニメ放送時)や元先輩・後輩等周りが凄すぎたり濃かったりでどうも知名度的に不遇なんだよな…。個人的にはリアルで「ワンマンズアーミー」は大変って感じの経歴。 -- 名無しさん (2016-11-14 15:26:13)
  • ↑コメの続き。ある意味じゃ矢吹丈や村上まもるの後輩だしリーヤや武藤遊戯の遠い先輩とも言えなくもない。ま、他の某事務所退所者に比べて「不幸」話が少ないはいいことか。 -- 名無しさん (2016-11-14 15:32:18)
  • ライオン型TFが登場するたびにリデコ商品化されるライオコンボイと比べると、マンモスというオンリーワンなモチーフ故にリメイクに恵まれない感じ -- 名無しさん (2017-03-06 23:50:58)
  • 海外だと色替えでウルトラマグナスカラーの「ウルトラマンモス」も発売されてる。ビーストモードは青いマンモス。……その名前と毛皮の色は何とかならんかったのか -- 名無しさん (2020-01-16 03:29:40)
  • 海外TFでよくあるトンデモカラー... -- 名無しさん (2020-07-28 22:06:25)
  • 中の人はアンパンマンの元旦那さん。 -- 名無しさん (2021-09-24 21:12:45)
  • おっさん呼ばわりされるのを気にしてるのは笑ってしまったww -- 名無しさん (2021-12-28 18:03:43)
  • 生徒達と共に成長していった司令官 -- 名無しさん (2023-05-15 01:07:10)

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