登録日:2012/10/28(日) 03:11:31
更新日:2023/10/16 Mon 13:16:38NEW!
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サモンナイト サモンナイト2 サモンナイト3 稲田徹 海賊 船長 ヒゲ 眼帯 ツンデレ ジャキーニ
こうなったら、戦争じゃぁぁぁぁ!!
ジャキーニとは、『サモンナイトシリーズ』に登場するキャラクター。
初出は『サモンナイト2』。
ジャキーニ海賊団を率いる頭目で、召喚術を悪事に利用する外道召喚士として登場。大きな海賊帽を被っており、髭がスゴい。
港町ファナンに突然現れ、大砲を撃ったりメイトルパの召喚術を使って暴れていたが、カザミネには砲弾を一刀両断され、
自身もモーリンにコブだらけになる程ボコボコにされてあっさり倒され、その後は金の派閥のトップであるファミィ・マーンに引き渡されて出番終了。
だからっ…陸(おか)に上がるのは嫌なんじゃぁぁぁぁぁ!!
ユニットとしては杖装備の召喚師だが、にわか仕込みの外道召喚師なためかMATが低く召喚術が全然痛くない。
むしろ物理攻撃の方が恐いというちょっとした変わり種である。
1話限りの脇役なのだが、上記の口癖など記憶に残りやすく、インパクトの強いキャラであった。
そのせいか、続編である『サモンナイト3』にてまさかの再登場。
『3』は『2』の20年ほど前の時間軸のため、『2』ではスゴかった髭もまだチョビ髭くらい。
へい、船長!
ヤードが魔剣を使った時に発生した嵐が原因で船ごとさらわれ、
主人公と生徒、海賊カイル一家よりも先に、物語の舞台となる島に流されてしまっていた。
へい、船長!
嵐によって海賊船が損傷した上に、島を覆う結界によって島からも出られず、さらに島は(彼視点で)はぐれらしき召喚獣だけが暮らしている有様だったため、
副船長であり弟分であるオウキーニと共に途方に暮れていたが、ユクレス村から食料(主に野菜)をかっぱらう事で何とか食いつないでいた。
…わざわざ食料をかっぱらわなくとも魚を釣ればいいんじゃないかって? 「わしはお魚が嫌いなんじゃあ!」との事です。
へい、船長!
……ちなみにさっきからうるさいのは彼の船員であり、船長が何と言おうとほとんどこの言葉しか返してくれない。
シチュエーション次第で「船長」の前の言葉が変わったり、普通に話したり*1もするが、やっぱり基本的にはこの言葉しか返してくれない。
へい、船長!
初登場は第4話。
島の護人から「ユクレス村の作物が人間に盗まれる被害が多発している」と相談され、レックス/アティとカイル一家が調査に乗り出すも、
以前から一方的に自分たちを目の敵にしているジャキーニ一家が島におり、件の泥棒が彼らだと察したカイル一家は途端に「関わりたくない」とばかりにげんなり。
しかし放置もしておけないため、カイルが代表して声をかけるも、ジャキーニは「わしらをひどい目に合わせようとしてるんじゃろ!?」との被害妄想から逆上。
部下たちと共に一行に襲い掛かるも、あっさりと返り討ちにあってお縄に。
その後は罰として、作物をかっぱらっていたユクレス村にて、「盗ったものは作って返せ」ということで部下共々畑仕事をする羽目に。
ジャキーニはいやいやながら土いじりをするが、やっているうちに畑仕事や畑に愛着が出てきた上、
部下と揃って畑仕事に関する才能があったのか、彼らが手塩にかけて育てた野菜はレックス/アティがその美味しさを絶賛する程の逸品に。
褒められて悪い気はしないらしく、先生からの賞賛を得意げに受け取っていたジャキーニだったが、「もう海賊に戻らなくてもいいのでは」と言われると表情を一変させ、
「嫌じゃぁぁぁぁ! わしは、海に帰りたいんじゃあああああ!!」と海への執着を見せた*2。
へい、船長!
こう書くと何か情けない船長のように見えるが、そんなことはない。
普段の言動こそ我儘に聞こえるが、実際には部下想いで優しく、義理人情にも篤い漢である。
例えば第9話でイスラ・レヴィノスにそそのかされて反乱*3を起こした際。
自分の不用意な一言で激怒したマルルゥに引きずられるように戦った主人公たちにまたあっさり鎮圧されるも、必死で兄貴分を庇おうとするオウキーニの言葉を遮って自分だけ罰してほしいと頼んだり、
本来この反乱はイスラが裏切るのと同じタイミングでやるように彼から要請されたが、「そんなえげつないことできん」と断っていたりしている。
こうなったらもう、ジタバタはやめじゃい。ただし、おとがめはワシだけにしてくれい。子分は、つきおうただけじゃきに…
船長おぉぉっ!?
封印の剣の持ち主同士で激突した結果、剣を折られて心が折れた*4先生を不器用ながらに励ましたり。
とりあえず…ほれ、ナウパの実、食うか?好物なんじゃろう?
腹が減っておったらなにをやったってうまくいかん
オウキーニの口癖じゃ。たらふく食ってぐうすか眠って、頭の芯をしゃっきりさせてみりゃあ…また、違った波だって見えてくるかも知れん。そうじゃろうが?
サブイベントにて、オウキーニに想いを寄せ、彼も憎からず想っているユクレス村の獣人・シアリィが何者かに攫われた際には、
弟分のために部下共々奮起し、すぐさまその居所を突き止めた上、攫ったのが危険な無色の派閥の一党だと知っても果敢に立ち向かう漢気を見せた。
さすが船長!!
よくも、わしの弟分の嫁さん候補をいじめてくれよったな…いくぜ野郎ども!戦争じゃあぁぁっ!!
へい、船長っ!!
正直『サモンナイト2』の時からは考えられない程大活躍している。っていうかもはや別人(まぁ『3』の方が後発タイトルだからしょうがないが)。
実はこのゲーム中トップクラスの漢である。
ちなみに『3』の番外編にもちょっとだけ登場。
ファミィさんのかみなりドッカーンで脅され、水先案内人として『2』の主人公とその仲間たちを島へと連れて行っている。
島の召喚獣たちや、島に残ってシアリィと家庭を持つことを決意したオウキーニのために、島はそっとしておくべきだという考えで案内を渋っていたようだ。
ただ、島には行かずとも島にいるオウキーニや彼の家族のことは義兄弟として気にしていたらしく、再会した時には涙を流して喜び合っていた。
ユニットとしては典型的な前衛型。
高いATKとDEF、ZOC形成の威圧が光る。
PS2版では仲間にならないため、スポット参戦時しか操作出来ない。
なんと言っても必殺技が特徴的。
その名も…
あっ!
…ネタではなく、本当に「あっ!」と言う技名なのだ。
相手を強制的に背後へ向かせ、その隙に攻撃すると言うなんとも古典的な技。
消費MP1で繰り出せるが、失敗すると逆に反撃を貰ってしまうハイリスクハイリターンな技となっている。
PSP版では傀儡ユニットとして使用可能。
傀儡組の常でスキル数がやや足りないものの、前衛としてはまずまずの性能。
特に普通の必殺技になった「あっ!」の燃費が良く使い易い…というか作中で雑魚キャラ扱いされているのが嘘みたいな高性能。
ちなみに相手が騙されなくても強引にぶった斬ります(ちなみにマルルゥの「あっ!」は原作仕様)。
またクラスチェンジすると杖を使えるようになったり、召喚ランクが戦士系にしては高めだったりと、『2』を意識した味付けがされていたりする。
ただしやっぱり召喚術より物理が得意なのも『2』と同じ。
余談だが、『2』で彼をフルボッコにしたモーリンは、(一方的に)因縁があるカイルの姪という裏設定が存在する。
つくづくカイルと悪縁のある男である。
間違えてブラウザバックしたじゃと…!?だからっ…追記・修正するのは嫌なんじゃぁぁぁぁぁ!
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▷ コメント欄
- 5に明らかにジャキーニな幽霊が登場したw -- 兄ウォーター (2013-06-06 18:15:14)
- 3から2の間に何があったんですかねぇ… -- 名無しさん (2013-06-06 18:42:18)
- オウキーニというストッパー役がいなくなってしまったからな……ついつい暴走してしまったんだろう -- 名無しさん (2014-08-24 19:22:44)
- 3から2の間に変わったというより、どちらもジャキーニが持つ一面と見るべきだろう。 -- 名無しさん (2015-11-26 20:10:40)
- リスクを考慮しても、「あっ!」のコスパの良さは異常。 -- 名無しさん (2018-09-07 20:05:33)
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*2 ただ、そう言われて一瞬言葉に詰まる辺り、自分たちが畑仕事に向いている自覚はあった様子。
*3 といってもユクレス村の一画を占拠して道行く住人に嫌がらせをする程度のもので、なんだかんだで彼らも島に馴染んできていたためか、駆け付けた護人たちは「またなんかバカやってる」くらいの生暖かい視線を向けていた。
*4 封印の剣は使い手の精神と同調しており、剣が折られることは使い手の精神が折られることと同義であった
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