チアフルチャーマーもも。

ページ名:チアフルチャーマーもも。

登録日:2010/09/10 Fri 23:36:25
更新日:2023/10/05 Thu 10:43:16NEW!
所要時間:約 6 分で読めます



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ハセガワケイスケ 七草 作者の暴走 魔法少女 ライトノベル 電撃文庫 公式が病気 もとい本気 単行本化してもらいたい プリ〇ュア ブ〇ーチ チアフルチャーマーもも。 しにがみのバラッド。



『チアフルチャーマーもも。始まりま…………せん!』




電撃文庫の公式海賊本、電撃Pに収録された書き下ろし作品。


著者:ハセガワケイスケ
イラスト:七草


一応『しにがみのバラッド。』のスピンオフ作品。
『しにがみのバラッド。』ドラマCDのシークレットトラックでもある。
シークレットトラックの隠し方と隠しジャケットの方式は、作者が好きなBUMP OF CHICKENと同じ。


もともと、2004年夏、電撃hp、電撃の缶詰誌上での通信販売専用で販売された電撃pでの収録が初出。
その後、2005年の電撃hPa、2006年の電撃BUNKOYOMIと3年連続、公式海賊本上に連載されていた。


『しにがみのバラッド。』本編の登場人物がそのまま出てくるが、キャラ設定そのものが崩壊しているため、学園キノと似通ったものががある。


ちなみに、ドラマCDでは本編と同じキャストの人が担当している。



あらすじ
咲ヶ本百萌はごく普通の小学五年生。実は咲ヶ本家は先祖代々つづく魔法使いの家系であり、百萌は魔法少女だったのである。
この物語は、変身するとなぜかブラック魔法少女になってしまう百萌こと、チアフルチャーマーももが、
魔法による世界征服を目指し邁進していくサクセスストーリーであり、彼女に虐げられ続ける使い魔ダニエル(ヘタレ)の不遇の物語でもある。



登場人物
咲ヶ本 百萌(さかもと もも)
主人公。
女子高の教師である父と人気少女漫画家の母をもつ天然ボケ気質の小学五年生。
ボケそのものは凄まじいの一言で、「人の話をほとんど聞かない」(主にダニエルの)、
電撃作品内外を問わずに危険用語を連発する「著作権侵害王」(かいぞくおう)の異名を持つ以外は?のキュートでコケティッシュな少女。
実は先祖代々続く魔法使いの家系である魔法少女……なのだが、ピンクのモバイルPCを使って変身しないと魔法は使うことができない半人前以下の存在。
変身することで、チアフルチャーマーももとなる。


チアフルチャーマーもも
百萌が変身した際の姿。
略称はC.C.もも。ピンクのモバイルPCを開きスイッチョスイッチョして変身する。
変身したあとの違いは髪の色が白に、目が若干つり目に変わる程度。
無論、変身しても服は変わらないため、母親の栞が携えたコスチュームに着替えなくちゃならない。
変身後は邪悪かつ腹黒。その力を破壊のためだけに使う、正に魔王と化す。



ダニエル
百萌の使い魔。咲ヶ本家に代々使える使い魔の家系の出である。でも不遇。



広日向 明日梨(ひむかい あずり)
百萌のクラスメイトで大親友。百萌とは『聖アンジェリカ女学院』の初等部に共に通うお嬢様。何故かピラニアを家で飼っている。
変身した百萌のテンションに普通についていける程の器量を持ち、多少のことには動じない性格をしている。将来の夢は、変身したC.C.ももの嫁。



原上 誠悟(はらかみ せいご)
小学校教師。百萌、明日梨の通う『聖アンジェリカ女学院』初等部にて図工を担当している。
本編同様に明日梨とは恋人同士なのだが、その関係は主と下僕の間柄に近く、ダニエルの次に報われない人物である。ドラマCDで、25歳と設定された。



咲ヶ本 栞(さかもと しおり)
百萌の母親にして人気少女漫画家。人気アニメ『マジカランドプリチィ・アン』の原作者でもある。
昔から創作、特にコスプレには並々ならぬ思い入れがあり、コスプレイヤーの気があるらしい。
その気持ちを代弁するかのごとく、もものコスチュームのすべてを手がけている。
娘である百萌を偏愛し、夫の桜介とは未だにラブラブな29歳。



咲ヶ本 桜介(さかもと おーすけ)
百萌の父にして、女子高の数学担当教師を勤める。
冷静沈着な性格の持ち主(沈着すぎてマイペースな気があるものの)であり、
嵐的な存在である娘、百萌と、妻、栞を押さえ込むことのできる、咲ヶ本家の縁の下の力持ち的存在である。
魔法使いの直系であるため、桜介本人も魔法使いでなのだが、本人は「イマドキ魔法なんて使えても…。」と懐疑的。
栞の高校の一年先輩であり、学生時代から付き合っていて、栞が妊娠したことを機にゴールイン。つまり、できちゃっt(ry
大学に通いながら、栞をデビューからささえ続けてきた。
30歳と若く、ハンサムなため、女性徒には人気があるのだが(しょっちゅう生徒に告白され、時々押し倒され半裸にされてしまうことも)、
桜介本人は妻、栞と娘の百萌一筋である。



クロエ・ヴァニベル
『全マ連』(『全日本マ法使い連盟』)からやってきた魔法少女。
『見た目は子供。中身も子供』とどこかで聞いたことのあるようなセリフをぶらさげた実年齢15歳のフランス人高校生。百萌に負けず劣らずの天然気質。
当初、『全マ連』から「世界征服をたくらむ魔法少女の陰謀を阻止せよ!」的な命を受け百萌たちの前にあらわれる。
あわ対決かと思われたが、妙な点で意気投合。仲良くなってしまった。
途中、何故か小学生になる。


チアフルチャーマークロエ
クロエが水色のモバイルPC型マジカルアイテムをスイッチョスイッチョすることで変身。
このときモバイルPC には『Cheerful Charmer Chloe`』『Let`s WRECK!!』の文字が表記される。
もも同様、変身の際には専用コスチュームに着替える。変身すると、金色でウェーブがかっていた髪の毛がスーパーストレートになる。
性格は、声色が変身前に比べ多少丸くなり、あずまんが大王の美浜ちよのような声、いい加減でテキトーな性格となってしまう。
初対面時、ももとは一触即発の状況にまで陥るが、
二人のそのときのコスチュームが日曜の早朝の朝日の方向の朝8時頃からのアニメ番組に登場の二人組にそっくりであったため、
戦うことなく、意気投合してしまった。



ドウシー
百萌たちが拾ったDEATH NOTEで死神が所持していたものにそっくりなノート、「ノート・デス」を落とした(正確にはそのノートに化けていた)死神。
死神の世界から逃げてきたらしく、ノート・デスを百萌たちに使わせるよう仕向けた。見た目はとある作品に登場する死神にそっくりらしい。
「ノート・デス」はそのノートに書き込んだ人間を殺す力を持っているが、3人までにしか行使できない。



森田 壱吾
柏木やえ子と共に、ドウシーを追ってやってきた死神。
「真っ黒い着物に白い帯、手に日本刀」、髪の色/オレンジ、瞳の色/ブラウン、職業/高校生兼、死神代行と、某死神にそっくりな外見をしている。
その第一印象は、のんびりとしていてマイペース。
愛称はいっちゃん。



柏木 やえ子
森田壱吾と共に、ドウシーを追ってやってきた死神。
壱吾同様、「真っ黒い着物に白い帯、手に日本刀」な服装の上、
自己紹介時に他作品に登場するキャラクターの名を挙げてしまっていることから意識しているのが分かる。
作中での発したセリフから、仕事熱心で、相棒の壱吾は既にやえ子に尻にしかれているらしい。
愛称は「やえっぺ」。



ルーシィ
クロエのペット兼、使い魔。ウサギのような外見をしている。
ダニエル同様、代々仕えてきた使い魔の家系の出らしいが、ダニエルに比べると作中でのその扱われかたは圧倒的に良い。
多分、女の子。





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