惣流・アスカ・ラングレー

ページ名:惣流_アスカ_ラングレー

登録日:2010/05/27 Thu 20:20:13
更新日:2023/10/03 Tue 13:52:41NEW!
所要時間:約 13 分で読めます



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新世紀エヴァンゲリオン ヱヴァンゲリヲン新劇場版 エヴァ 大尉 中学生 パイロット ヒロイン ツーサイドアップ ツンデレ ヤンデレ マザコン 式波・アスカ・ラングレー nerv ネルフ ヴィレ 精神崩壊 ドイツ クォーター 宮村優子 不遇 あんたバカぁ? スパロボ救済対象者 アラサー 傭兵 惣流・アスカ・ラングレー 同人誌のエース 眼帯 帰国子女 コラボ系作品救済候補 シンジの嫁 不老 セカンドチルドレン ツンデレ ←ではない疑惑 弍号機 ナディアの髪と肌色替え 稲垣早希 ドッキドキ☆ 将来は巨乳




あんたバカぁ?



惣流・アスカ・ラングレーとは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズに登場するキャラクター。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』に登場する「式波・アスカ・ラングレー」についても説明する。


+ 目次-

プロフィール

生年月日:2001年12月4日
年齢:14歳
身長:157cm
血液型:A型
声優:[[宮村優子>宮村優子]]


人物

本作品のヒロインの一人。エヴァンゲリオン弐号機のパイロット。
ドイツ人と日本人のクォーターで、血はドイツの方が濃い。
他のチルドレンと違い、平常時でもヘッドプラグを付けている。


幼少時にエヴァへの適性が認められ、以降は二番目の少女、セカンドチルドレンとしてパイロットの英才教育を受けた。
飛び級で大学を卒業しており、日本語とドイツ語の両方を流暢に操る事が出来る。
性格は碇シンジ綾波レイと対照的に強気で、エヴァのパイロットである事に並々ならぬプライドを抱いている。
知能の高さとは裏腹に幼稚な部分があり、気に入らない事があればすぐに喚く事も多い。
事ある毎に(特にシンジに)冒頭の台詞を浴びせており、この台詞は彼女の代名詞となっている。
特に訓練もなしに高いシンクロ率を示したシンジに強い対抗心と執着心を抱いており(恋愛的なものも含まれ余計複雑に)、彼の前では他の人間に比べて態度が悪い。
また、レイの事も碇ゲンドウのお気に入りだから贔屓されていること、シンジとの関係を邪推、嫉妬もあり、
名前で呼ばずに「ファースト」と呼んで嫌い抜いていた。
そういった性格の裏には、かつてエヴァの起動実験失敗により精神に異常をきたした母の存在が関係している。
彼女の母キョウコは精神崩壊を起こして人形を娘と思い込み、本物のアスカを省みなくなった。


そんな母を振り向かせる為に努力を重ねたが、エヴァのパイロットになった事を報告する際に母は自殺し、このことは彼女の心に深い傷を残した。
その事が転じて「自分の価値は自分で周囲に認めさせるしかない」として、自意識過剰とも言える性格を形成した。
ある意味で、シンジと正反対の方向に進んだとも言える。
努力の甲斐あってエヴァの操縦技量は非常に高く、単純なシングルコンバットであればチルドレン随一。
また弐号機自体にも拘りがあり、弐号機こそ本物のエヴァンゲリオンと信じて疑っていない。
加持リョウジに想いを抱いているが、前述のトラウマによる大人になりたいという願望から来る、背伸び的な恋愛感情な為か、
加持はそれを「恋に恋している状態」としてまともに取り合ってはいない。
学校では洞木ヒカリと仲が良く、家出した際には彼女の家に泊まっていた。


レイに並んで、所謂「オタク向けアニメ」のヒロインとしては国民的なキャラクター。
最近ではパチンコ等の普及も相まって、エヴァ自体を知らない人もイラストと名前くらいは見た事があるだろう。
「レイかアスカか」という議論は、放送当時から今に至るまでファンの至上命題である。
因みに、人気投票では惜しくもレイに敗れた。


あるラジオドラマではダブルスコアで負けたと言われているが…



劇中での活躍

TVアニメ版

「アスカ、来日」で初登場。
初っぱなから使徒の襲撃を受け、シンジに自分の実力を見せる為に強引に弐号機をふたり乗りした。
以降は葛城ミサトの家でミサト、シンジとの共同生活を営み、徐々にシンジとも打ち解けていった。
ユニゾン訓練後はシンジを異性として意識しはじめ、「暇潰し」と称してキスに持ち込んだ事もあった。


「ねぇシンジ…キスしよっか」


しかし戦果としては殆どがシンジとコンビを組んだ成果であることや、*1
度重なる敗北から自信を失い、それに伴うシンクロ率の低下によりパイロットの座すら危うくなってしまう。
*2
最終的にはアラエルの精神攻撃で自身のトラウマを(追加されたシーンではそれに加えて認めたくない自分のシンジへの想いも)引きずりだされ、
加持が死んだ事を止めに完全に精神崩壊を起こした。
最終回のシンジの精神世界では何故か幼なじみで、いきなり出てきた挙句シンジに馴れ馴れしくするレイに強い敵意を示すラブコメを演じた。



旧劇場版

基本的にTV版の補完だが、彼女は大幅に活躍が増えている。
精神世界では出会って間もない頃からシンジに惹かれてアプローチしていた事、
それに対するシンジの態度からふたりの間にかなりの温度差があった事が明らかになっている。
シンジに対しては強い独占欲さえ抱くようになっており、シンジを精神的に追い詰める要因となった。
ツンデレの代表のようなキャラだが、この事からヤンデレでもあると言える。
ネルフ本部襲撃時には意識のないまま弐号機に乗せられるが、その際に母キョウコの「アスカを愛する魂」は弐号機に宿っていた事を知り、
今までの汚名を返上するかのように戦自を薙払った。


「ママ…ここにいたのね…ママ!」


その後のエヴァ量産機戦でも獅子奮迅の健闘を見せるがロンギヌスの槍に貫かれ、内臓電源も切れて活動停止、無惨に牙を突き立てられている。
そして彼女はエントリープラグの中で、喰われる痛みに苦しみつつ、恨みの言葉をつぶやきながら2つに裂けてしまった…
サードインパクト後、シンジと共に目覚めた。*3
彼に首を絞められ、頬を撫でる行為と共に「気持ち悪い」と告げたが、この真意は不明。


漫画版

髪色が茶髪から金髪(本来の設定通り)になっている。
ただ、トウジからは茶髪女と呼ばれていたりしたが。


基本的にTVと同じだが、シンジ達との出会いの経緯が変更(ゲーセンで遭遇)、周囲への対応、親の設定などが違う他、
シンジ程ではないが本人も設定・性格に若干の違いが見てとれる。


上の立場への猫かぶり・ブリッ子な面が強調されている。
その他のメディアでは考えられないだろう、猫なで声全開の台詞はなんだか新鮮。
一方、ユニゾンの特訓の際、口調こそ厳しいが手取り足取りシンジの面倒をみたり、
シンジとゲンドウの関係性に思うところがある発言をしたり、
トウジとヒカリの縁結び役を率先して引き受ける等、おせっかい焼きの一面も見られる。


また原作アニメでは無かった、カヲルとの面識があるのも特徴。
猫を被る時のこてこてのクサい演技・変顔でアイス食うシーンはある意味必見。


シンジとレイの関係性に対しては、「ちょっとからかいたくなる」程度の目線であり、最後には笑い飛ばした。
ちなみにその直後に行われたキスは「大人になるための通過儀礼」というより「子供の遊び」感覚で行おうとしたが、未遂で終わっている。
その後加持に必死に弁解したり、真正面から色仕掛けも交えて告白する等、終始本命は加持さん一択。
それ故か、シンジとは「戦友」「悪友」「喧嘩友達」の側面・描写が大きい。


量産機戦ではシンジの初号機が間に合ったため、ついに盛大にデレた。
片腕をちぎられたり、背中を刺されたりと、やはり痛い思いはするものの、最終的に木っ端微塵にされた原作アニメと比べれば遥かに軽傷で、
なおかつサードインパクト発生時まで生き残り、加持の幻想に抱きしめられながら溶けた。


ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

」から登場。
新劇場版において日本姓が「式波」に変更され、レイや同じく「破」から初登場となる真希波・マリ・イラストリアスと共に「三波」と称された。
ユーロ空軍のエースで、階級は大尉。
原作に比べて健全な精神の持ち主で、前述の歪んだ恋愛願望などは抱いていない為、加持に興味を持っていない。
暇潰しの為に携帯ゲーム機のワンダースワンを持ち歩いている。
最初はシンジを「親の七光り」と見下していた*4が、共同生活の中で打ち解け、彼に恋愛感情と独占欲を抱くようになった。


その為、同じくシンジに想いを寄せるレイをライバル視しており*5、旧作ではやらなかった料理に挑戦したりするが、
レイが企画した食事会の際は3号機のテストパイロットを自ら名乗り出る等、彼女に対しての気遣いも見られる。
しかしこの時にミサトに対し、盛大な死亡フラグを立ててしまう。
そして3号機ごと使徒に浸食され、初号機のダミープラグによって倒された。
その際エントリープラグを噛み砕かれ、一命は取り留めるも、使徒の重度の精神汚染により昏睡状態のままネルフに封印され、
リツコに「貴重なサンプル」と呼ばれた。


ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q

年齢は28歳。ただし「エヴァの呪縛」により外見は14歳のまま。
対ネルフ組織「ヴィレ」に所属する専属パイロットであり、数々の戦いを生き延びた「歴戦の傭兵」。
「破」で見せた女性らしさはほぼ鳴りを潜め、基本的には強気で男勝りな言動が目立つ。
使徒の浸食から回復した経緯は不明だが、眼帯で覆っている左目が時々青く発光しており、人間でない可能性がある。


真希波・マリ・イラストリアスとはパイロット仲間で「コネメガネ」と悪態をつきつつもマリからも「姫」と呼ばれておりパートナーとして信頼し合っている。
一方、初号機からサルベージされたシンジとの14年越しの再会ではいきなり「怒りと悲しみの累積」と称したガラス越しのパンチをお見舞いしたり、
終始冷ややかな態度に徹し、何もわからずに混乱するシンジに同情するでもなく冷たい視線と言葉をぶつけたりと、彼への態度は酷く悪い。
だが反面、US作戦で危機に陥った時には「なんとかしなさいよ!バカシンジ!」と真っ先にシンジに助けを請うたり、
目覚めたシンジに会いに行ったことをマリに茶化されてムキになったりと、内心ではシンジに複雑な感情を抱いていることが示されている。


物語後半、アヤナミレイ(黒波)の誘いに乗ってヴィレからネルフに脱走したシンジが、自分たちに止められていたエヴァンゲリオンに乗っているだけでなく、
エヴァと『槍』の力で世界をやり直すと言い出すなどの稚拙な振る舞いを見せたことに幻滅して「バカシンジ」から「ガキシンジ」と呼び方を格下げし、
シンジの乗る第13号機と本気で戦うもバッテリー切れで返り討ちに遭い、「女に手を上げるなんてサイッテー…」とひとりごちている。
フォースインパクト発動時にはMark.09と戦闘し、コード777(ビースト強化型)で挑むも敵わず、長年付き添って来た2号機に謝罪し自爆させた他、
この時戸惑う黒波に「あんたはどうしたいの!?」と問いかけるなど、自我の芽生えを促している。


そして、自爆した2号機から脱出した後、フォースインパクトやカヲルの死のショックで廃人化したシンジの下に駆け寄り、
反応を返さないシンジに「助けてくれないんだ?私を」と、自身の彼に向ける複雑な心境や感情を覗かせる言葉をかけて無理矢理プラグから引っ張り出し、
勝手についてきた黒波とともにリリンが近づける場所まで移動するべくシンジを引っ張っていくところで物語は終わる。


シン・エヴァンゲリオン劇場版:||

パリカチコミ作戦の後に登場。
リリン(人間)が近づける所まで黒波ことアヤナミレイ(仮称)、シンジと共に赤く染まった大地を率先して歩いている。
カヲルを失って失語症となったシンジに対して『根性無しが…』と若干キレていた。その直後にとあるに迎えにきてもらう。


+ 正体と劇中のネタバレ-

シンジと黒波と共に生存者が住む第3村にたどり着く。
アスカはこの村で度々お世話になっているようで、この村に住むかつての同級生、相田ケンスケの家に身を寄せている。*6
ケンスケとは良い関係を築いているようで、彼のことを『ケンケン』とあだ名で呼んでいるほど。*7


さらにアスカも首にDSSチョーカーを装着していることが判明。
アスカはもうずっと食べ物を食べれず水だけで過ごしており、さらに眠れないことになっている。
そのことからか、リリンもどきのシンジに対しては『飯の不味さをしっておけ!』とレーションを無理やり口に押し込んだりとかなりスパルタに接しているものの、
彼がケンスケの家から出奔した際にはシンジの身を案じてちょくちょく様子を見ていた。*8


ケンスケ曰く『式波は村へは出れない。』そうで、ケンスケの家で掃除に勤しんだり、ゲーム(『破』でも登場していたワンダースワン)していたりする。
村で『仕事』をして自我が芽生え始めた黒波が尋ねてきた際に『あなたは仕事をしないの?』と聞かれた際には『あんたバカ?ここは私のいる所じゃない。守る所よ。』と言い放った。


中盤、シンジが立ち直って村に戻っても、『泣くだけ泣いてスッキリとでもした?』と厳しかった。*9
その後シンジがケンスケやトウジの手伝いやある事件を経て覚悟を決め、ヴンダーへ戻る決意をすると、アスカは規則に則ってシンジをスタンガンで失神させると、自身もトウジからサクラへの手紙をもってヴンダーへ帰還した。


ヴンダーでマリと共同生活を送る部屋は爆薬が仕掛けられている。
アスカ曰く『信用が減っている。』らしい。ちなみにヴィレでの階級は少佐。


最終決戦へといくため、エヴァに搭乗するものの、搭乗直前にヴンダーで軟禁されることになったシンジと面会。
シンジに対して『あの頃はシンジのことが好きだったんだと思う。いつか食べたあんたの弁当、美味しかった。』と言い残して出撃した。


NERV壊滅とエヴァ第13号機再起動阻止のために『ヤマト作戦』が始まり、ヴンダーがNERVヴンダーことNHGシリーズの奇襲を受けつつ、旧南極のセカンドインパクト爆心地に潜行する。
ニコイチ型に改造した新2号機を操縦するアスカは8号機のマリと連携して大量生産されたエヴァMark.7シリーズを蹴散らす。


NERV本部へ到達したアスカは第13号機を発見。
『停止信号プラグ』を差し込もうとしたその時、第13号機と新2号機の間にA.Tフィールドが現れる。



『A.Tフィールド!?



第13号機はA.Tフィールドを持たないはずなのに…



まさか…新2がコイツを恐れてるってこと…??



ごめん!新2!また無理をさせる!』



『姫…ヒトを捨てる気…?』



アスカは裏コード999を実行。
エンジェルブラッド(使徒の血)を新2号機に投入する。
アスカは眼帯を外し、眼から使徒封印呪詛柱を取り出し、第9の使徒の力を解放。使徒化した自分のA.Tフィールドで展開された新2号機のフィールドを中和しようとしたのである。


2号機は初号機のように新しい腕を生やし、A.Tフィールドを中和。
第13号機へ停止信号プラグを差し込もうとしたが、その時。
第13号機が再起動。新2号機を手刀一撃で沈黙させたのであった。



『シングルエントリーじゃなかったの…?』



沈黙した新2号機のエントリープラグの中に謎の人物が入ってくる。
その奥には『Q』で死亡したカヲルの影も見える。



『!?…シキナミタイプ、私のオリジナルか…』



エントリープラグに入ってきたのはアスカのオリジナル*10であった。
オリジナルはアスカに対して微笑みながら近づく。



『最後のエヴァは神と同じ姿…



さあ、あなたもこっちへ…』



アスカはDSSチョーカーを見せつけて叫んだ。



『お生憎ね!』



『無駄よ。おバカさん…』



オリジナルがこう言うとアスカは第13号機へと取り込まれてしまうと同時に第13号機が新2号機のエントリープラグを取り出し、
使徒化した新2号機はそのまま破裂するように第13号機によって殲滅されてしまった。


その後、碇ゲンドウの目論む真の目的が明かされる。
エヴァ初号機の復活と第13号機=ゲンドウとの戦いを経て、アディショナルインパクトが起きる。
インパクトが起きる中、精神世界でシンジとゲンドウは対話をし、ゲンドウとシンジは和解する。
インパクトのトリガーがゲンドウからシンジに移るとシンジは取り込まれてしまったアスカ、レイ、カヲルを救うことを決意する。


そしてアスカの過去が判明する。
アスカは人類補完計画のために造られた『シキナミシリーズ』の1人であり、父親も母親も存在しなかった。



『パパもママもいない私はエヴァに乗るしかない。』



『悪口を言われても関係ない。エヴァに乗れればそれでいい。』



シキナミタイプはアヤナミタイプと違い、複数体がいた。
何人もいた『アスカ』は次第に1人ずつ減っていき、最後に残ったいちばん優秀なシキナミタイプが『式波・アスカ・ラングレー』となったのである。*11
エヴァ2号機のパイロットとしてアスカは人一倍努力した。
幼い頃から親というものを求めずに1人で生きてきた。



『でも本当は…ただ頭を撫でて欲しかったの。』



幼いアスカはある日、NERVドイツ支部に訪れたゲンドウ、ユイ、シンジらを見てしまう。幼いアスカは雪景色の中、それをなんとも言えない表情で見ていた。
精神世界でアスカの人形が幼いアスカの頭を撫でる。



『アスカはアスカのままでいい。』



そう撫でてきた人形の頭を外すと、中にはケンスケがいた。
そしてアスカはあの浜辺にて目を覚ます。*12そばにはシンジがいた。



『私、寝てた…? バカシンジ…!』



『ありがとう、アスカ。好きだと言ってくれて。



僕もアスカのこと好きだったよ。



ケンスケによろしく。』



『姫、お達者で。』



するとアスカはケンスケの家で目覚める。
シンジ曰くアスカは居場所を見つけたらしく、その居場所がケンスケの所なのであろう。
シンジがネオンジェネシスを発動させ、世界が書き換えられた後、シンジとマリ、レイとカヲルらは駅のホームにいるのが確認できる他、
向かい側のホームにのベンチにアスカも座っているのが確認できる。*13
新しい世界で彼女は居場所を見つけられたのだろうか?




余談

宮村女氏は初期は「この子、いつも怒っているな…」とアスカのキャラ構造そのものに疑問を抱いていたが、
同時に寂しがり屋で、怖がりな面も多く見せたアスカを見て、「大人ぶってる子供」「本当は悪い子じゃない」と思いながら演じた。


メディアミックスや二次創作においては、殆どがシンジに対するツンデレキャラとして描かれている。碇シンジ育成計画等のIF物では幼なじみ設定も多い。


シンジとレイとアスカの三角関係は大概の作品で共通だが、渚カヲルや霧島マナ等の参入で四角、五角と増えていく事もザラで、
場合によってはゲームキャラの山岸マユミやマリイ・ビンセンスにMAGI三人娘、新劇場版の真希波・マリ・イラストリアス等も参戦する。


「綾波育成計画withアスカ補完計画」では条件を満たすと(DS移植版では最初から)、レイだけではなくアスカの保護者にもなれる。
プレイヤーの育て方次第で様々なアスカへと成長する他、ストーリーの進め方によってはプレイヤーに異性としての好意を持ち、その状態でEDまで辿り着くと結婚できる。
好意を持つと立ち絵や顔グラがいかにも乙女チックなものに変化する他、シンジと違って主人公はエヴァパイロットではないためか素直に好意を示し、
「呼んでみただけ」をやってきたり、デートではなにかと理由をつけてキスをせがんできたりと完全にデレデレ状態に。バレンタインなどのイベントも含めてアスカファンは必見である。
もちろん、本編と同じくシンジとラブコメを繰り広げるアスカを保護者として暖かく見守ることもできる。年の差的にこっちの方が健全とか言わない
また、プレイヤーと恋仲となった上で条件を満たすと、アラエル戦で受けた精神攻撃のダメージから完全に回復し、アスカが弐号機パイロットの座から転落しないifルートに発展。
続くアルミサエル戦で零号機の援護に入って使徒のレイへの浸食及び彼女の自爆を阻止したのを皮切りに、本編とは全く違うラストへと突き進んでいくことになる。


新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION』のエヴァコラボ回では箱根湯本駅へ向かうハヤトをレイと共に目撃している他、ラストでは熱海駅の駅そば屋で「にんにくラーメンチャーシュー抜き」を注文するレイに「あんたバカぁ?ここは駅そばだってーの!」と突っ込んでいる。
また『シンカリオンZ』のエヴァコラボ回ではレイと共にザイライナー ミュースカイ TYPE EVAを探すために名古屋駅を訪れ、日本の駅が入り組んでいる事を愚痴ったり、「あおなみ線」を「あやなみ線」と間違えたレイに「あんたバカぁ?」と突っ込んだりしていたが、最終的には探し出している。


speenaの曲「ジレンマ」は旧劇場版を中心にしたアスカのシンジへの想いをオマージュした曲と言われている。


代表的なツンデレキャラとされることが多いが、宮村女氏は『(アニメの)アスカはツンデレではないと思う』と語っている。
一方でアスカのシンジへの想いには言及があり(本当に気になるのはシンジで加持には単に憧れなど。公式設定だから当然なのだが)、
アスカをツンデレではないとする見解の中でも、「アスカはシンジに好意を抱いていない(からツンデレではない)」とする見解とは異なる立場である。
ただ、宮村氏(公式)と同様に、「アスカはシンジに好意を抱いている」という前提に立った上でアスカを『ツンデレ』とするか否かの判断(見解)は非常に難しく、
「内心好意を抱いているとしても態度がツン一辺倒なら『ツンデレ』とは言えない」として、宮村氏のように「ツンデレではない」とするか、
「好意を抱いているのならば、素直に表に出せずツンツンしてしまうとしても『ツンデレ』と言える」として、「ツンデレだ」とするかについては、
最早『ツンデレ』という言葉を各々がどう定義するかという問題になってしまうのである。


初期設定画では髪が短めでそばかすがあり、片隅に「ASUKA SŌRYŌ」と書き込みがある。




ホントにバカね…

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  • 漫画版の最終回でアスカとケンスケ君だけがシンジと出合ったけど意味があるのかな? -- 名無しさん (2013-08-25 22:11:45)
  • ↑あたらしいはじまり、出会いって意味じゃない? レイやトウジ、カヲルとも会いそうだ。 -- 名無しさん (2013-08-25 22:13:04)
  • 旧劇場版って死んでいないのか? どう見てもコックピットで2つに裂けてるんだが… -- 名無しさん (2014-02-10 23:07:40)
  • ↑本当に最後まで観た?重傷は負ったけどちゃんと生きてるよ。 -- 名無しさん (2014-03-02 14:33:36)
  • 最後ってあのシンジと2人でいるラストの事か? あれは一度サードインパクトで1つの生命体になってから、また分離した事で体を再生したんだろう。あの包帯は手当てしたわけじゃなくて飾りみたいなもので。大体明らかに2つに裂けてるのに、あんな包帯くらいで手当てできるわけないだろう -- 名無しさん (2014-03-02 18:14:58)
  • 友だちが飛鳥って名前だったから醤油・カッパ・ラーメンってあだ名になったな。語呂的な感じで -- 名無しさん (2014-03-07 01:49:41)
  • ↑醤油、ラーメンは分かる。カッパってなんぞwww -- 名無しさん (2014-03-07 01:54:55)
  • 母親が自殺したのを見れば壊れるのもわかるがあんなにツンケンした態度をとられるとかえって同情できない。 -- 名無しさん (2014-03-07 21:44:48)
  • ↑↑ショウユー・アスカッパ・ラーメングレー って事じゃない? -- 名無しさん (2014-03-07 22:10:31)
  • ↑2つまり、シンジくんみたいにウジウジしてた方がいいってか? -- 名無しさん (2014-03-20 18:39:02)
  • 惣流の方が好きだなぁ。シンジへの深すぎてヤンデレに足突っ込んでるレベルの愛情がだんだん愛おしく感じるようになってきた。 -- 名無しさん (2014-03-22 23:43:20)
  • ↑3まるで意味がわからんぞ! -- 名無しさん (2014-03-22 23:48:12)
  • ちゃっかり第三次Zで離脱を回避出来たりする。(その代わりマリが参加しなくなる) -- 名無しさん (2014-04-19 16:25:34)
  • 和葉「あんたアホぉ?」 -- 名無しさん (2014-06-02 01:20:24)
  • ↑和葉ちゃん豊口めぐみさんに変わってしまわれ、 -- 名無しさん (2014-07-01 13:11:11)
  • 「(レイのことは助けたのに、私のことは助けてくれないんだ?」 -- 名無しさん (2014-08-27 05:45:46)
  • ↑4 次作で離脱が正史ルートになりそうで怖い・・・ -- 名無しさん (2014-08-28 00:07:36)
  • ナディアの髪と肌を変えただけって、色々と無理があるような -- 名無しさん (2014-08-28 21:15:29)
  • 新劇は何だかんだ言いつつシンジへの面倒見は良い気がする -- 名無しさん (2014-08-28 21:45:33)
  • 最近セブンイレブンで見かけるバドガールの水着版みたいな衣装の三波がけしからん事この上無い。 -- 名無しさん (2014-08-28 23:37:15)
  • 中の人が色んな意味で不味い状況だからなぁ…新劇は早めに完結しないと… -- 名無しさん (2014-08-29 21:17:04)
  • ↑第3次Zでの新音声聞いたけど、なんかかなり辛い声に聞こえた。大丈夫なんだろうか -- 名無しさん (2014-08-29 22:57:41)
  • 空軍ってことは戦闘機乗れるのか -- 名無しさん (2014-08-31 13:12:40)
  • ↑この際、丁度幼体固定処理みたいなの施されてるようなもんだし、某R-9機に乗って活躍してもらおう -- team R type (2014-09-09 22:01:15)
  • TV版じゃ、シンジに抱いていたのは「愛憎」だからな。単なるツンデレではない。TV最終回の幼馴染版は別として、明確にツンデレとして描かれたのは鋼鉄のガールフレンドが初か? -- 名無しさん (2014-11-03 18:22:47)
  • ↑2chの漫画版ではシンジはアスカを選んだな -- 名無しさん (2014-11-30 20:52:06)
  • 割と好きなキャラクターかな -- 名無しさん (2015-02-24 13:47:20)
  • ↑7 まずい状況ってなにかあったん? バセドウ病を患ったのは知ってるけど・・・ -- 名無しさん (2015-02-24 15:21:38)
  • 第三次Zで唯一ハッピーエンドじゃないっぽいんだよなぁ……。Qでの戦いと、シンでの戦いが残ってるし…… -- 名無しさん (2015-07-21 17:41:31)
  • ちなみに知らない人も多いが、アスカには父親が存在しないという裏設定がある。離婚していないとか言うのではなく、精子バンクで人工授精して生まれた子供がアスカなので、本当の意味で父親がいない。加持さんに憧れてたのは父性愛を求めていた面も強かったのかも。 -- 名無しさん (2016-10-30 00:29:56)
  • ↑3ものすごい亀レスだけど、病気の為か一時期声が上手くでない状態だった。今は回復してるから大丈夫 -- 名無しさん (2016-10-30 00:36:04)
  • ↑2それって漫画版だけの設定じゃなかったっけ? -- 名無しさん (2016-10-30 12:28:26)
  • ↑アニメでも「パパ」の話は全然出てこないから基本は同じなんじゃないだろうか。 -- 名無しさん (2016-10-30 14:13:00)
  • いや回想にパパ出てきてただろw>アニメ -- 名無しさん (2016-12-08 20:16:33)
  • ↑関俊彦さんのイケボ聞こえてたよwww -- 名無しさん (2017-05-15 22:50:21)
  • シンジにもいえるけど、漫画版の結末にはホッとした。 -- 名無しさん (2017-05-16 08:06:47)
  • どうせ次の劇場版の時に公開前のテレビロードショーで来週公開の予告編を!みたいなのでアスカ二人並んでる映像が流れて超盛り上がるんだぜ 俺は詳しいんだ -- 名無しさん (2018-04-11 17:37:55)
  • ↑次がいつになるのか分からないけどな^^;。 -- 名無しさん (2018-04-11 20:30:18)
  • 漫画版の最終回に出てきた少女は本編のアスカではないってcutインタビューではっきり明言されてるから記憶を無くしたって説は間違いなんだよな -- 名無しさん (2018-12-28 21:43:17)
  • Qのアスカ嫌い -- 名無しさん (2019-01-02 19:45:22)
  • ↑2つまり・・・シト新生の時( シンジくんが第3東京に来る前の学校 )みたいにアスカに似た少女みたいな感じって事?↑他のキャラもそうですが、そんな風な態度じゃ伝わらんぞ自分の想いなぞ・・・説明してほしいよ。 -- 名無しさん (2019-01-29 00:33:55)
  • 2017年に理不尽暴力ヒロインランキング5位に入ってたりするしな 擁護出来んわ -- 名無しさん (2019-02-07 19:52:15)
  • 5chで長年アスカage他キャラ中傷(特にレイ)してるアスカ厨なんとかならない? -- 名無しさん (2019-02-19 12:56:52)
  • Qでは28歳という年齢からか旧劇ミサトの立ち位置になったわけだけど、外見と言動のせいで旧劇ミサト以上に「大人になれてない大人」感マシマシの残念な女になってるな。庵野がもしQアスカを「シンジを引っ張っていく大人」として描写しているつもりなのなら感性を疑うかも。意図的にそういう風に描写しているならいざ知らず -- 名無しさん (2019-04-05 21:45:31)
  • アニメのシンカリアンのエヴァコラボ回でも、ちょこっとだけ出たな…スタッフはやってくれた。 -- 名無しさん (2020-04-17 11:14:54)
  • 助けてくれないんだ言ってたがアスカを助けた起因のニアサード -- 名無しさん (2020-08-29 04:02:03)
  • いい歳のおばさんがガキガキ子供をいじめてんのはダサい -- 名無しさん (2020-08-29 20:25:39)
  • ↑結局、まともと思われてた新しい世界線でもヤンデレだったということよ。 -- 名無しさん (2020-08-29 21:09:31)
  • 気を病んでるのが旧劇、病んでないのが新劇。ヤンデレの本質は変わってない -- 名無しさん (2020-08-30 02:03:58)
  • 世界さえまともなら歪まないんだろうけど、世界が歪んでなきゃシンジとは出会えない。 -- 名無しさん (2020-09-01 10:29:20)
  • シンジが状況まともならと良く言われるけど、アスカにも当てはまるよな。TV中盤や破辺りならそこらのツンデレキャラと変わらんし -- 名無しさん (2020-10-14 21:51:42)
  • 新劇版は、アスカとの交流イベント(+キスイベント)がほとんどハブられたから、シンジの方がアスカを異性として意識する機会と余裕がなかったというのがでかいんだよな。結局アスカの一方通行という... -- 名無しさん (2020-11-12 07:55:25)
  • アニヲタWiki(仮)に誤字脱字、変換ミスと思しきものは数あれど、『内臓電源』とあるのは、正しいのか?間違っているのか?悩んでしまうなぁ。 -- 名無しさん (2020-11-12 11:16:54)
  • スマホゲー「崩壊3rd」でのコラボで、人間用サイズのロンギヌスの槍を使って生身で無双するというとんでもない姿をお披露目する事に -- 名無しさん (2021-01-23 17:43:30)
  • 本人は自分に出来る精一杯を尽くしているのに報われない、結果が伴わないことがシンジ君以上に多い印象だから、最後は幸せになってほしい -- 名無しさん (2021-03-09 10:50:23)
  • アスカに関してはオチが… -- 名無しさん (2021-03-12 23:04:17)
  • ↑「内臓電源」は誤字、「内蔵電源」が正式なはず。 -- 名無しさん (2021-04-03 09:40:09)
  • 今度は首絞められずにお礼を言ってもらえてよかったね。彼女も拗らせた初恋を卒業できたんだろうな。 -- 名無しさん (2021-04-04 00:06:21)
  • シンゲキにて惣流アスカは綾波を退け勝ちヒロインになりました。 -- 名無しさん (2021-04-04 00:16:47)
  • シンジの事は隠しヤンデレ的な目線になるがある意味その状態のアスカが一番シンジを好きだと認識してるイメージしてる。因みにレイは決別こそしたが決して他人ではなかったからレイが犠牲になったのもある意味大きい傷み。つまり彼女もシンジ同様に誰かが犠牲になるとすぐに脆くなってしまう -- 名無しさん (2021-05-17 22:46:37)
  • TVと旧劇だとシンジの子供から大人への成長部分がメインだけどアスカは精神的には最後まで子供のままよね -- 名無しさん (2021-07-14 15:00:13)
  • ↑ というより、エヴァンゲリオンの登場人物は「敬意」という概念が欠落した人間しかいない。新旧同じ。そこに成長があるわきゃあない。 -- 名無しさん (2021-09-07 17:45:56)
  • 描写と資料解説で今更だが、旧劇を連想させる描写もあるシンエヴァでアスカが初めてシンジを好きだとちゃんと言ったのはデカい。説明不要でそういうキャラとして語れるようになった。 -- 名無しさん (2021-11-20 01:47:39)
  • ピコピコの親友とかの甘い関係の入らない戦友としてのアスカは新鮮だった -- 名無しさん (2021-11-20 02:26:02)
  • ↑シンジをそれとなくフォローしたり、周りの関係を取り持ったりと貞本版のアスカの良い所を更に磨き上げた感じだった。 -- 名無しさん (2021-11-20 07:24:36)
  • 30年近く経とうが今でもエヴァキャラで一番好きだ -- 名無しさん (2023-03-14 20:16:10)
  • ちなみにケンスケとの仲は「恋人関係か」については中の人は「そんな訳ない」とあっさり否定してる。納得ではあるけどね。 -- 名無しさん (2023-06-10 01:28:49)

#comment

*1 唯一単身で倒したサンダルフォン戦もシンジがいなければ生還できなかった
*2 実際には使徒や初号機&シンジが規格外なだけで彼女にはそれほど落ち度はない。
*3 体はサードインパクトで一度溶けてから、この世界に戻る際にまた再構成されたらしい。
*4 「ナナヒカリ」という仇名まで付けていた
*5 ゲンドウに贔屓されている事から「エコヒイキ」と呼んでいた
*6 前々作、旧作における親友であったヒカリとの現在の関係性は不明。
*7 恋人のような関係性ではなく、旧作の加持とアスカのような関係性、ケンスケはいわゆる保護者のような存在であると思われる。
*8 またシンジが拒否反応を示す自身のDSSチョーカーもバンダナを巻いて隠している。
*9 が、シンジが泣きはらすシーンにアスカは直接映ってこそいないものの、その直後に「泣いた」ことを知っていた発言を加味すると…?
*10 この"オリジナル"が誰なのかは不明。旧作の惣流アスカという説もあるが真相は不明。
*11 一種のバトルロイヤルのようなもので、劇中では大量のシキナミシリーズの写真が登場し、徐々に消えていった。
*12 その際のアスカの作画は非常に綺麗。アニメーターの本気が見れる他、身体は成長(『ANIMA』で描かれた17歳の時の姿を上回るほどの巨乳になっている)し、旧作のプラグスーツを着用していた。恐らく"エヴァの呪縛"から解き放たれた証拠。
*13 初見だと非常に分かりにくいところにおり、スマホをいじっているようにも見える。

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