登録日:2009/08/10(月) 19:23:23
更新日:2023/10/30 Mon 11:15:48NEW!
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Oh, Yeah !
the pillowsとは、日本のオルタナティブロックバンド。
概要
山中さわおをリーダーとする3ピースバンド。
1989年に結成。
今でこそそれなりの知名度を誇るが、楽曲がオリコンにランクインしたりするようになったのはデビューから15年ほど経ってからであり、デビュー当初は(CD全盛の90年代に活動していたにも関わらず)全く売れなかった。
“日本人ならだいたい知ってるヒット曲”のような楽曲が存在せず、ブレイクしそうでしないその様子から、誰が呼んだか『永遠のブレイク寸前』。
しかし、腐ることなく続けた長い音楽活動の中で着実に人々の心を掴んでおり、ファンの数は常に緩やかな右肩上がりで増え続けているとも言われる。
そんなバンドの有り方についてリーダーの山中さわおは、結成25周年記念のライブにて、以下のように語った。
俺たちは遠回りをしたんじゃない。
近道をしなかっただけだ。
音楽業界や芸能界にもピロウズファンを公言する者は多い。
交遊関係も広く、2004年9月16日に発売した結成15周年記念トリビュートアルバム『SYNCHRONIZED ROCKERS』では多数のバンドが参加し、ピロウズの楽曲をカバーした。その中にはMr.ChildrenやBUMP OF CHICKENなどの著名なバンドの名前もあり、(当時のピロウズの知名度に見合わない)その豪華さで話題となった。
2009年9月16日、結成20周年の記念日に初の武道館ライブを開催、チケットは即日完売した。
代表的な楽曲
- ストレンジカメレオン(1996年)
同期のバンドが次々と売れていく中、ヒットに恵まれない自分達を『周りの色に馴染めない(=時代に迎合できない)出来損ないのカメレオン』と歌った歌詞が印象的で、当時の彼らの苦悩が垣間見れる楽曲。*1
今日に至る当バンドの音楽的な方向性を決定付けた一曲とされる。
実際、ストレンジカメレオン以降に発表されたいくつかの楽曲(概ね90年代後半~00年代前半の発表曲)はファン人気も非常に高く、この時期が黄金期と評されることも。
Mr.Childrenのボーカルを務める桜井和寿は、本楽曲を「生涯で傑作を10曲挙げるとすれば間違いなく入る曲」と公言しているらしい。
ピロウズ側もこのリスペクトに応え、結成15年の節目に本楽曲のカバーをオファー。2004年に発売されたトリビュートアルバムにMr.Childrenによるカバーverが収録された。
- ハイブリッドレインボウ(1997年)
ピロウズの代表曲のひとつで、前述のストレンジカメレオンと同じく、当時の彼らの苦悩がこれでもかと表現された楽曲。
彼らの発表曲の中でも特に人気が高く、ライブ等の定番曲といえる。
2009年に発表したシングル「雨上がりに見た幻」は、ジャケットが「ハイブリッドレインボウ」のジャケットのセルフオマージュとなっていたり、歌詞が同楽曲へのアンサーソングを思わせる内容になっている。ハイブリッドレインボウが、彼らのバンド活動においても非常に重要な位置を占める楽曲であることが伺える。
余談だが、「雨上がりに見た幻」も本楽曲に負けず劣らずの名曲なので、ハイブリッドレインボウと合わせて聴き比べてみよう。
2004年の結成15周年記念トリビュートアルバムでは、BUMP OF CHICKENが本楽曲をカバーした。原曲よりしっとりと歌い上げるアレンジで、こちらのカバーも人気が高い。
- LITTLE BUSTERS(1998年)
同名のアルバム『LITTLE BUSTERS』に収録。
山中はピロウズファンを指して“バスターズ”と呼称するが、それはこの楽曲に由来する。
それまで「逆境の中で抗う自分達」を歌い続けたピロウズが、初めてリスナーという「自分達の理解者」を意識して歌った曲であり、これ以降は歌詞が比較的前向きになったという意味で大きな転換点といえる。
本楽曲も含め、同アルバムの楽曲は人気が高く、ライブでもよく演奏される。
2004年の結成15周年記念トリビュートアルバムでは、ロックバンドのGOING UNDER GROUNDがカバー。
- Funny Bunny(1999年)
アルバム『HAPPY BIVOUAC』に収録。
シングル曲ではないが、CMやアニメなどで他のアーティストにカバーされる機会が非常に多く、当バンドの知名度アップにも多大な貢献をしている楽曲といえる。
漫画『SKET DANCE』の、とあるエピソードで登場人物が本楽曲を演奏する場面があり、アニメ版でも本楽曲のカバー曲*2が挿入歌として使用された。
2004年の結成15周年記念トリビュートアルバムでは、ELLEGARDENが本楽曲をカバー。
2019年には日本コカ・コーラ「アクエリアス」のCMソングとして、Uruがカバーした楽曲が使用され話題となった。
さらに、同時期にギャツビーのWebムービーでも本楽曲のカバー*3が使用されるなど、発表から20年の時を経て、本楽曲には静かなブームが巻き起こっていた。
CMを通じて本楽曲に触れ、ピロウズの存在を知った人も多い。
山中さわおらしい言葉選びでエールを送るサビのフレーズが非常に印象的。
上述のCMや漫画でも、サビ部分の歌詞が効果的に使われている。
2009年に発売されたベスト・アルバム『Rock stock & too smoking the pillows』には、本楽曲の再レコーディングバージョンとなる「Funny Bunny (Rock Stock Version)」が収録されている。
- Ride on shooting star(2000年)
山中曰く「お遊びで作っていたらメンバーから意外と好評で、シングルに格上げされた曲」。
演奏時間は2分強と、ピロウズの楽曲の中ではかなり短い部類。
OVA『フリクリ』のエンディングテーマ曲に採用されており、オープニングが存在しない同作にとっては本楽曲が作品を象徴する立ち位置にある。
- バビロン 天使の詩(2002年)
アルバム『Thank you, my twilight』収録。
楽曲そのものより非常に斬新なPVが有名で、某動画サイトでは「日本一ダサいPV」「邦楽一ダサいPV」などと散々な言われよう。
その筆舌に尽くしがたい出来映えは、是非ともご自身の目で確認していただきたい。
いくら低予算という悲しい背景があるとはいえ、このようなPVがあろうことか21世紀に爆誕しようとは…。
楽曲自体は評価が高く、それがまたダサすぎるPVとのギャップを生んでしまっている。
ちなみに、ファンの間では「インスタントミュージック」(1998年のシングル曲)のPVも、本作と双璧をなすヤバいPVとして有名。
こちらも楽曲自体は人気なのだが、そのPVは『少しグロテスクなウサギらしき生き物がひたすらチ○コを振り回す』という内容となっている。いやマジで。
- スケアクロウ(2007年)
avex移籍後、最初のシングル。
アニメ『MOONLIGHT MILE』のエンディングテーマに選ばれた。
“Scarecrow”とは“案山子”を意味するが、本楽曲は1973年のアメリカ映画『スケアクロウ』に由来している。
本楽曲の歌詞はバンドのリーダーを務める山中から他メンバーへ向けたメッセージ、というよりある種の“決意表明”となっている。
楽曲の完成後に山中がたまたま見た映画『スケアクロウ』の“ろくでなしの友情”という部分に運命的なものを感じ、歌詞やタイトルへの引用に至ったらしい。
メンバー
- 山中さわお(Vo/Gt)
北海道小樽市銭函出身。
現リーダーであり、the pillowsにおけるほぼ全ての楽曲の作詞作曲を手掛ける。
ライブや楽曲内でよく「アウイェー!」というフレーズを使う(サビをアウイェーだけで押しきる曲もある)。
ギターの演奏力はあまり高くない(自他公認)。自身のギターを『これはネックレスだから』と評したことも。
メンバーの中では唯一の普通自動車免許持ち…だが、ペーパードライバー。
浮世絵集めとオリジナルTシャツ作りが趣味。パソコンはほとんど使えず、英詩を書くときは辞書で一つ一つ意味を引くらしい。
『THE PREDATORS』と言うバンドも組んでいる。更にソロでも活動したりpillows以外の活動も多い。秋田犬わさおとコラボもした。
- 真鍋吉明(Gt)
北海道札幌市出身。
結成当初にさわおの演奏力に不安があったために加入したメンバー。愛称はPeeちゃん。
そのギターテクニックは評価が高く、マーティ・フリードマン*4から“天才”と評された。
何かと仕草がエロく、そのため男性が好きな男性の方に人気があるとかないとか。
the pillowsとは別に『NINE MILES』という別名義でソロ活動も行う。
そちらではロックではなくレゲエを主軸としている。
レゲエに何かしら抵抗がある人は一度聴いてみるといいかもしれない。癒される。
NINE MILESの活動頻度は非常にまったり。
- 佐藤シンイチロウ(Dr)
茨城県出身。愛称はシンちゃん。
酒とサンダルをこよなく愛する。
ライブやレコーディングも酒をのみながらサンダルを履いて臨む。武道館でも気にしない。
ちょっとくらいお酒が入っていても、そのドラムパフォーマンスには乱れがない…というか、ちょっとくらい酔っている方が調子がいいとか何とか。
元々別のバンドをやっていたが、メンバーの一人が麻薬事故で解散。その後the pillowsに加入。
また、the pillowsと平行して『The ピーズ』でも活動している。
一時期、THE BLUE HEARTSのサポートドラマーだった。その時ヒロトにこのまま正式メンバーになってくれないかと言われたとか何とか。
趣味は競馬で、一時期馬主だった。
ベイビーイッツユーという馬の一口馬主の一人として出資していたようだ。
- 上田ケンジ(Ba)
北海道札幌市出身。
バンド結成時のリーダー。1993年に脱退。
- 鈴木淳(Ba)
1999年からサポートメンバーとして参加したベーシスト。
愛称はじゅん。PVには出たり出なかったり。
演奏するときの格好が特徴的で、大きく足を開いて演奏する。
10年以上サポートメンバーを務めたが、正式メンバーになる気配は一向に無いまま、2015年にサポートメンバーを離脱。*5
the pillowsと親交のあるカミナリグモのサポートベース、ソロ活動等でも活躍中。
アニメ・漫画界との関係
アニソンバンドというわけでは全くないのだが、本バンドとアニメ・漫画は何かと縁が深く、もはや切っても切れない関係にある。
FLCL
2000年に発売されたOVA。『新世紀エヴァンゲリオン』で副監督を務めた鶴巻和哉による初監督作品。
ピロウズとアニメの関係を語る上で外せない作品で、ピロウズの様々な人気曲が、アニメ全編に渡って挿入歌として効果的に使われている。
今日のピロウズ人気の火付け役的な立場にあるアニメ作品で、山中自身もそれは承知している。
本作で使用された楽曲を集めたアルバム*6も発売されたが、これは事実上の“当時のthe pillowsのベストアルバム”と呼べる豪華な収録曲になっていた。
これからピロウズを聴こうと思っている人にも十分オススメできるアルバムである。
つかみどころのない独特な作風のアニメながら、海外人気も非常に高い。
アメリカで行われたピロウズのライブDVDでは、観客の中に本作のキャラクターのコスプレをした人物が居る様子や、メンバーが立ち寄った店で偶然にもピロウズの楽曲がかかっている様子などが映っている。
2016年には続編の製作が発表され、2018年に劇場版『フリクリ オルタナ』『フリクリ プログレ』の2作品が公開された。こちらもピロウズがテーマ曲などの楽曲を担当。
続編の製作が発表された際、ライブにて山中は、
「風の噂で、続編があるらしい話は聞いていた。が、一向に我々の所に(楽曲制作の)話が来ない。」
「ONE OK ROCKに取られたのではないか?[ALEXANDROS]に取られたのではないか!?」
と不安になっていたことを明かし、最終的にピロウズに指名が入ったことを喜んでいた。
さらに、山中は、
「もはやフリクリはピロウズの物といっても過言ではないからね」
(少し考え込んで)「…いや、それは過言だな」
と冗談めかして続け、旧作への思い入れや新作への意気込みを語った。
BECK
月刊少年マガジンで連載されていた、バンド活動を題材とした漫画。作者はハロルド作石。
2004~2005年にアニメ化したが、その際、架空のバンド「ヒーローズ」のボーカルとして山中・真鍋の2名が声優出演し、特に山中はとても自然な演技を見せた。
「インディーズながら20万枚を売り上げるヒーローズを辞めるなんてなぁははあ」
けいおん!
軽音楽部を題材にした4コマ漫画。作者はかきふらい。
2009~2010年に京都アニメーションによってアニメ化され、ハイクオリティな演奏シーンなどで話題になった。
作中に、明らかにピロウズメンバー(サポートメンバーの鈴木淳を含む4名)の名前を文字った登場人物が登場する。*7
ちなみに山中本人もこの件は把握しており、ラジオにて「山中さわこってキャラが居るらしいんだけど」「でも楽曲提供とかの話が来ない」と笑い話にしていた。
SKET DANCE
週刊少年ジャンプで連載された学園コメディ漫画。
2007年に連載開始、2013年に完結。
作者の篠原健太はピロウズの熱狂的なファン。
『代表的な楽曲』の項で記載した通り、本作のとあるエピソードでは、登場人物がピロウズの代表曲『Funny Bunny』のバンド演奏を披露するシーンがある。
2011~2012年にはアニメ化され、エンディングテーマ『Comic Sonic』をthe pillowsが手掛けた。
あひるの空
高校バスケを題材にした少年漫画。
週刊少年マガジンにて2004年から長期に渡って連載。
高校スポーツのリアルを描いた作風が特徴。
“少年誌のスポーツ漫画”と聞いて連想される「才能ある人物が集まり、栄光をつかみとる」というイメージからはかけ離れた、努力しても勝てない敗者のストーリーが印象的。
作者の日向武史はピロウズの活動初期から彼らにハマった筋金入りのファンであり、原作漫画の何気ない台詞やサブタイトルの中には、ピロウズを知っていればニヤリとできるフレーズが登場したりする。*8
2019~2020年にはアニメ化され、オープニングテーマ『Happy Go Ducky !』をthe pillowsが手掛けた。
評価/評判
「年々ライブ動員数が増えているバンド」という触れ込みは伊達ではなく、活動期間の長さに比例して年々人気が高まっている。
ヒット曲が存在しない中で地道に活動していたことが、結果的に一過性のものではない根強い人気の獲得に繋がっているのかもしれない。
海外での人気はかなり高い。(特にアメリカ、韓国、メキシコあたり)
これは上述のとおり、楽曲提供したアニメ「フリクリ」の海外での人気によって、the pillowsの名も知れ渡ったため。
結成20周年・25周年などの節目にはカバーコンテストを開催し、日本国内のみならず海外のコピーバンドも多数参戦した。
山中は、
「(原曲が)英詩の歌なんだけど、(ネイティブが歌うから)本物よりカッコいいの!」
「PVも気合い入ってて、『コピーバンドが何なんだよ!?』っていう…」
と参加者のレベルの高さに驚き、真鍋も「(コピーバンドに)負けた気がした」と述べ、それぞれ採点に苦労したことを明かした。
交友関係
同期のMr.Childrenとは交流があったが、あまり知名度ないピロウズの自身の不遇さに対し、どんどん知名度を上げていき日本を代表するバンドまでミスチルを成長させた桜井和寿に、山中さわおが嫉妬していた時期もあった。
楽曲「CHERRY」はそんな思いが込められていると解釈している人も少なくない。
が、2004年にthe pillows結成15周年を記念したトリビュートアルバム「SYNCHRONIZED ROCKERS」で、代表曲の「ストレンジ カメレオン」をミスチルが歌い、互いに親交がある事を示した。
また同アルバム内ではBUMP OF CHICKENが「ハイブリッドレインボウ」を、ELLEGARDENが「Funny Bunny」を歌うなど、その豪華な面々により話題となった。
2010年には「BORN IN THE'60s」という60年代生まれのオッサンバンド達を集めたライブを主催。
参加バンドはコレクターズ、怒髪天、TOMOVSKY、THE ピーズと主に山中さわおが尊敬する方々である。
2014年には結成25周年を記念し、2作品目となるトリビュートアルバム「ROCK AND SYMPATHY」を発表。
こちらはピロウズより若手のバンドが中心となって参加している。
収録曲の中には、アニメ「ガッチャマンクラウズ」のスタイリッシュなOPで話題になったバンド「WHITE ASH」が、そのバンド名の由来となったピロウズの楽曲『White Ash』をカバーする、という遊び心溢れる組み合わせも存在する。
バスター君
ピロウズのマスコット的存在。
外見はクマだが、バスター君はバスター君であり、それ以外の何者でもない。
初出は一応、ハイブリッドレインボウのPV。
バスター君のモデルになった人形が登場する。
たびたびPVに出演しており、『WAKE UP! DODO』のPVでは主役をゲット。
このPVのバスター君はとにかくかわいい。
他には『comic sonic』や『1989』、『GO!GO!jupiter』、『YOUR ORDER』などのPVにもこっそり出演。
ちなみにブログもやっている。
ツイッターにもいる。
が、なかなか更新してくれない。
アルバム『OOPARTS』(2009年)のライブツアーでは、バスター君の着ぐるみに何とメンバー自らが入り、会場前に待機。*9
ライブ会場を訪れたファンから、たくさんのハグとパンチを貰ったという。
ドラムの佐藤曰く、その様子は『BUSTER-KUN GO TO OOPARTS TOUR』として後にDVD化され、その特典映像としてライブの様子も収録されるとのこと。
山中「逆、逆!!」
何かとPVが病気、低予算、公式が病気などと言われがちな彼らだが、バスター君を見ずして語るべからず。
「今夜もいい項目にしたい。追記・修正頼むぜバスターズ!」
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- 1989と雨上がりのPVはヤバイよ。うるっときた -- 名無しさん (2013-09-21 14:39:51)
- 雨上がりの飛行船はハイブリッドの飛行船なんだろうなー... -- 名無しさん (2014-03-20 19:06:49)
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*2 カバー担当はThe Sketchbookという3ピースバンド。
*3 カバー担当は佐藤緋美という当時20歳の若手俳優。
*4 メタルバンド「メガデス」などで活動していたアメリカのギタリスト。日本ではTV番組「タモリ倶楽部」の有名企画『空耳アワード』において海外の楽曲の解説などを担当していた外国人、と言えば分かる人には伝わるだろうか。
*5 詳細は明かされていないが、サポートメンバーになってから長年、彼の素行不良が問題となっていたらしい。
*6 『FLCL Original Sound Track No. 03』というサントラで、選曲は山中自身によるもの。
*7 該当するのは山中さわ子・真鍋和・佐藤アカネ・鈴木純の4名。
*8 ハイブリッドレインボウ等を発表していた時期のピロウズの苦悩や足掻きは、『陽の当たらない者の物語』を描く本作と親和性が高いのだろう。
*9 日替わりでメンバーの誰かが着ぐるみに入っていたらしい。
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