神話において、神々がこの世界に降り立った時、大地に蔓延る邪な龍の王であった純白の龍。
暴虐の邪龍帝、闇を呼ぶ白炎龍、邪なる龍王と、ギルガンテスを形容する言葉は神話にも数多く登場する。
白く輝く炎の吐息を操り、神々の王であるカルザミスと戦った。
その大戦は幾十年にも及んだと伝えられ、その終局でカルザミスが右腕を代償に放った雷の槍はギルガンテスの炎と共に喉元を貫いたのだとされる。
カルザミスは残った左腕で仇敵を讃え天に掲げた。
その骸は天に輝く星となり、火竜座として今にその姿を残していると言われている。
ギルガンテスの系譜は多くの龍に受け継がれたと言われており、獄炎司る黒龍王ダグザルカンなどはその直系だとされる。
その他にもダグザルカンと並び称される白き炎の蛇龍ガルゴレス、サンダルカスとその知恵を比べあった北領の蛇龍ミルドラシア、ローランディア大陸西部を制していた紫電纏いし蒼蛇龍ダグラレイオスなど、神話や建国史に名を残す龍王は、その系譜を辿ればギルガンテスに行き着くのだとされている。
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