本作の主人公。
家族構成
義父:キルステン家当主
実母:アンナ
異母兄:アルノー
異母姉:ゲルダ
異母弟:エミール
実父:カレン父
夫:カミル
従兄:ドミニク
従妹:マリー
容姿
いろんなところで美少女と記載されている。
黒髪ストレート、目は青緑というか碧色(9話)。
163話で真っ白な髪に変化、左腕の肩から肘にかけて蠢く魔法の紋様が入っている。
208話でシスと目を交換したため、青緑(右)と銀鼠色(左)のオッドアイとなった。
説明
転生前の記憶を持って中流貴族のキルステン家生まれた。転生前は三十路の日本人女性。
14歳のとき突然母に忘れられ、その騒動の中で不義の子であることが知れる。
本当の父親は庭師の息子。
そのとき、実の父(庭師の息子)の家に出されるが、16歳のときキルステンに連れ戻される。(1話)
キルステン家からの追放時、貴族学校を中退し平民学校へ入りなおしている。
連れ戻された際、平民学校の卒業もあいまいにされていたようだが、21話でカミル氏により卒業できるように取り計らってもらっている。
最終目標は人目を気にせず発泡酒と一緒によく焼いた鶏の丸焼きにかぶりつきく生活をすること。
高熱を出しやすい体質。そんなに体が強くない。
30話でダンスが踊れないことが判明。
料理は作れる。25話でやつれた兄アルノーのために胃に優しいご飯を作っている。
ファルクラム陥落後、帝国へ移住前のタイミングでキルステンの父から、実の父親が前出の庭師のベルナルドの兄ベルトランドの可能性があるという話を聞く。
同時期にアンナが両方と関係を持っていたことは事実のようで本当のところは分からないが、帝国でベルナルドが養子となっているバーレ家の現当主イェルハルドはふたりが言動までよく似ている、と評している。
母親の記憶喪失についてはナーディアを参照。
181話で(おそらく)ナーディア妃が20年ほど前に行った山の都の儀式によってこの世界に召喚されたことが判明する。ナーディアは不完全ながら2回儀式を行っており、その2回がカレンとエル。
ファルクラムの王都住まいからコンラート領へ嫁入り。コンラート領陥落後は王都のコンラート邸住まいとなり、ファルクラム陥落後は帝都へ引っ越す(コンラート家全体で移住)。
コンラート陥落後に後見を求めてコンラート家としてライナルト派に入り、エル死亡後にカレン個人として本格的にライナルト陣営に入る。
エルの遺物であるルカの宿主となったが、箱を破壊するにはカレン自身の魔力が少なすぎるため、シスの目を移植して魔力を補填することとなった。
自分の身を箱の破壊に利用する代わりに、銃に関する法整備をライナルトに持ち掛けた。しかし、それによってライナルトから怪しまれてしまう。一旦はルカに諫められて落ち着いたものの、疑惑は晴れていないので今後何かに影響するかもしれない。
年齢について
1話開始時点で16歳。
22話で17歳。
39話(崩壊編開始)で18歳。
腕輪
7話で姉にもらった金細工の腕輪。繊細な細工に薄青の宝石。
のちに16話で鎖が切れたものを直そうとした際にライナルトが作らせたものであることが判明している。
(どういう経緯で作らせたのかは不明)
コンラート領襲撃の際に紛失。
帝国へ移住後、気に入っていたので同じようなものを作ろうとライナルトに制作工房を紹介してもらおうとしたところ、改めてライナルトから腕輪を贈られることになった。(124話)
173話でライナルトから新しい腕輪を受け取る。新しい腕輪は金細工の細い鎖に碧色の宝石。
(この腕輪を見たマルティナが顔色を変えているのでおそらく元の薄青の腕輪の方のことを知っている)
202話でマルティナが父母の最後の稼ぎとして手に入れていた薄青宝石の腕輪をエマの指輪と共にコンラートに持ち帰った。このとき、同席していたライナルトとシスがこの最初の腕輪はカレンとの婚約の証として作ったこと、腕輪についている薄青の宝石はシスがわざわざ取りに行ったものであることが分かる(ずいぶん手が込んでないですか)
219話でシスが最初の腕輪に魔法の加護を付加してカレンに渡した。もしもの場合は命くらいは守れる機能がついていることと、教えてもらえていない本命の用途がある。
ライナルトとのあれこれ
2話 | 手に挨拶のキス。一緒の馬車に乗る。 |
9話 | サブロヴァ夫人宅の庭で散歩。雨の中外套の中に入れてもらう。からのお姫様抱っこ。*1 |
15話 | 郊外の詰め所でのトラブルの際、助けに駆け付けた。 |
18話 | 熱で不安になって兄の服を握りしめたと思ったらライナルトの上着を握りしめて寝ていた。 |
26話 | マリーに平手打ちされた後、隠れた建物の陰で遭遇。乱れた髪を結いなおしてもらった。 |
29話 | ファルクラム王主催の夜会に、出席しないカミルの代わりにエスコートしてもらう。の夜会行きの馬車の中で、カレンはライナルトに手を組みたいのかと聞かれて、自分にはそんな価値はないと答えている。また、「ライナルト個人のことが好き」と言っている(この時点で恋愛的な意味ではないんだろうけど)。 |
31話 | 夜会でのカレンの瞳とドレスの色がライナルトの髪紐とクラヴァット留めの宝石の色とお揃い。夜会の時、なんどかカレンの装いをほめているが、カレンは全部お世辞だと思っている。 |
42話 | カミルを責めるライナルトが本気でないことをカレンが指摘する。抱きかかえられた状態で。 |
〃 | 同じく42話でライナルトがコンラート領を去るときにカレンの髪にキス。 |
55話 | コンラート領の壊滅を前に泣きもしないカレンをライナルトが泣かせに来た。泣いたカレンを抱き寄せて慰めた。 |
64話 | ライナルトがカレンを夫人ではなくカレンと名前で呼ぶ理由を、”名の響きがカレンらしくてよく似合っている、凛として可愛らしい”と本人に伝えた。 |
81話 | カレンがライナルトの櫛を借りてライナルトの髪を三つ編みにした。 |
103話 | 地下水路を歩くとき、ずっと手をつないでいた。 |
106話 | 地下水路から出る前に、ライナルト本人からシスを解放する理由を聞いて”あなたのそういうところが好き”と言っている。 |
124話 | 食事会のあとカレンのダンスの進捗を知りたいと、ふたりでダンス。 |
134話 | 意外と分かりにくいカレンの様子の変化をライナルトが察する。お互いにお互いのことは分かりやすい様子。 |
137話 | 誕生祭でリリーと同伴しているライナルトに対して露骨に目線を合わせない、見ないなど動揺している。 |
143話 | 誕生祭の帰りの馬車でのエルとの会話の中で、ライナルトが好きであることを自覚している様子を見せる。 |
150話 | エルからの問いかけに対してライナルトが好きなことを認める。 |
181話 | ナーディア妃との面会の帰り、心臓にわるいドッキリ(花束と山の都)を仕掛けられた文句を言いにライナルトの執務室に寄ったところ、文句の途中でサンドイッチで口を塞がれる(そして食べる)。 |
186話 | シスからカレンにも花を渡せと言われていたと、カレンに(近くの花壇の)花を渡す。カレンは花を貰えたことを嬉しく思う。ライナルトはカレンがこの花が好きだと勘違いした。 |
207話 | 壁ドン(甘くない)。銃の規制に関する法案について述べたカレン(の超常の力)を疑うライナルト。 |
229話 | エスタベルデ郊外の陣営の夜。魔力の解放のために抜け出したカレンと、同じく抜け出してきたライナルトの語らい。外套に入れてもらう。ライナルトに異性に無防備だと苦言を呈される(これは230話) |
234話 | 酔ってライナルトとキエムの密談を魔法で盗み見しながら寝落ちたあと、起こしに来たライナルトを幻だと思ってべたべた触って、まだ酔っぱらってると思われて抱き上げられそうになった |
241話 | ライナルトはカレンが自分についたのもコンラートのため、先を見届けたいと思っている相手もヴェンデルの事だと思っていた。それをカレンが直接本人に訂正した。 |
264話 | 目の塔地下の制圧後ライナルトへ報告に向かったものの、ライナルトからの返答にへそを曲げたシスによって休むためにカレンが連れてこられた場所が王宮のライナルトの私室。そこで眠った。 |
267話 | 様子のおかしいカレンを問い詰めるための壁ドン。そしてどうしていいか本人も分からず抱きしめてもらった |
271話 | 普通でない様子のカレンに対してライナルトが送った花束(268話)に186で渡した花が含まれていた。 |
*1 このお姫様抱っこはダヴィット王子とゲルダの関係を目撃するのを避けるためだった
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