ルカ

ページ名:ルカ

エルが遺した黒い珠に内包されていたプログラムの人格。
初登場:163話
名前の初出:

家族構成

なし

外見

カレンの夢の中ではエルに似た外見の女性の姿。エルと違い、髪を下ろして可愛らしいレースのドレスを身にまとっていた。
現実に姿を見せるときは女児の姿になる。

説明

エル死亡後、コンラートの庭で見つかった彼女が遺した黒い珠の中に保存されていた、”箱”を破壊する手段を導き出すプログラムの人格。
初回起動の切っ掛けは不明だが、カレンを宿主として目覚めるようにプログラムされていたもの。
しかしカレンの魔力が非常に低かったため、ルカが初めて起動したときカレンは魔力不足で死にかけた。宿主(カレン)の命の危険を察知したので近くにいたライナルトにもパスを繋いでそちらからも魔力を奪って稼働している。
ルカが宿った結果カレンの髪色が白くなり(魔力を奪われると白くなる。シスの髪も同じと、シス談)、背中に刺青のように蠢く紋様が現れた。ライナルトの腕にも同様の紋様がある。
ルカが現実に姿を見せていなくても起動して解析をしている間は魔力が消費される。ルカが稼働していると、カレンは眠り、ライナルトは体がだるくなったりめまいがしたりする。

はじめはカレンの夢の中にのみ現れ、コンタクトを取ろうとするが言葉が通じない状態だった。しばらく後、カレンの持つ前世の知識の解析が終了すると普通に話すことができるようになった。その後、現実に姿を現してライナルトやシスにも情報を共有した。
現実に姿を現すときに子供の姿になるのは、魔力消費を抑えるため。

ルカが魔力の少ないカレンを宿主とし、その解析を行っていたのは、箱の封印に地球の言語知識が深く絡んでいるため。箱や帝都の地下遺跡には地球上の言語が使用されており、この世界の住人の持つ知識だけでは扱えない。

ルカが箱の破壊手段そのものというわけではなく、保存されていた箱の情報とエルの記憶、カレンが持つ前世の知識を解析してその破壊方法を導き出すプログラム。

箱の破壊、地下遺跡の破壊の時には、カレンから離れて箱経由で遺跡へ侵入するが、破壊後無事に帰ってこれるかはわからないと言っている。


293話で帰還時の詳細が分かる。
黒の子を維持するためにかなり削れてしまい、その後は人形に宿りエルの魂を探してシスと共に旅に出た。

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