［肝試し］前橋城

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前橋城 はぁ……大丈夫だろうか。 肝試しも近いというのに……。 ……ああ、殿か。 昨晩、山の方で大雨が降っただろう。 近くの川が氾濫するのでは、と少し案じていた。 ん？私の雰囲気がいつもと違う、だと。 ……そうだな。 一つ、川に関する話を思い出していた。 昔、酒井忠清どのに見初められた 『お虎』という大層美しい娘がおった。 しかし、その美しさ故にお虎は、 周囲の奥女中から嫉妬による 嫌がらせを受けることとなってしまった。 奥女中に陥れられ、お虎は 縫い針を仕込んだ飯を、忠清どのに出してしまうのだ。 忠清どのは、ひどく激怒した。 その上、お虎を庇ってくれるものは居なかった。 奥女中たちの言い分を信じた忠清どのは、 お虎に罰を下すことを決断した。 お虎を……蛇や百足と共に、木箱に押し入れ、 坂東太郎の淵に沈めたのだ。 お虎はその間際、皆に向けてこう言い放った。 『城を取り潰し、七代まで祟ってやる……』 それからと言うもの……私、前橋城は お虎どのの無念を表すかのように、 水害に苦しめられ……。 結局、忠清どのから数えて七代目で 本丸を移転せざるを得なくなった。 お虎の遺言が現実のものとなった……というわけだな。 これが『お虎が渕伝説』と呼ばれる、 恐ろしくも悲しい怪談話だ……。 もし、殿が……。 お虎どのにしたような仕打ちを 私にしたら、その時は……その時は……。 ……なんてな。冗談だ。 殿がそんな人物で無いことは分かっておる。 ……どうだ、中々に怖かっただろう？
ああ、上手く話せていた。	か、顔が怖い……！
ははっ、そうかそうか。そこまで怖がってくれたのなら 語って聞かせた甲斐があったというものだ。 ふふ、どうした？ 怖いのならば私が頭でも撫でてやろうか？　ほれほれ♪	そ、その言い方は酷くないか！？ 確かに怖がらせるように表情も意識したが、 もう少し言い方というものがあるだろう！ 私だって傷つくのだぞ！
……心配はいらぬ。 殿は呪いなどを脅威に感じる必要は無いのだ。 なぜなら、どんな怨霊だろうが、 私が全て打ち払い、守り抜いてみせるからだ。 ……なんてな、ふふっ。 柄にもなく、恥ずかしい台詞を吐いてしまった。 さて、私は少し、出かけてくるとしようか。 川の様子も気になるからな。 怖いからと言って目を背けていては……、 いつになっても前に進めないだろう？ では、失礼する。 肝試しの当日、また会えることを楽しみにしているぞ♪

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性能

< ［裏］大宰府 - ［肝試し］伊予松山城 >
[肝試し]前橋城（きもだめし まえばしじょう）
No.	585	［肝試し］前橋城icon
最大Lv.	110
基本 消費気	13
地域	関東	実装日	2021-08-10
好物	改壱	2021-08-17
特性	関東七名城 肝試し

特技[]

関東の幽華

自身の攻撃速度が20%上昇 射程内の敵の射程が15%低下

[改壱]特技

幽妖の大華

自身の攻撃速度が25%上昇 射程内の敵の射程が20%低下

計略

虎が渕の呪

45秒間対象の攻撃が1.7倍、妖怪に対して攻撃が 半減されない。対象の射程内の城娘への回復が ダメージに変化(自分のみが対象)

使用間隔60秒気12

画像[]

城娘	特技
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大破	御嬢
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城娘	特技
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大破	御嬢
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DMM版	GooglePlay版
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ボイス[]

声：森谷里美

自己紹介	私こと前橋城には、 肝試しにちょうど良い逸話があってな。 お虎が渕伝説という、 利根川に沈められた女性の話だ。 その逸話を元に衣装を整えてたのだが……。 中々手が込んでおるだろう？ ……どうだ、怖がってもらえるだろうか？ ははっ、私は怨霊を怖がるような 軟な精神をしておらん。 そうだな、お虎どのを飲み込んだ坂東太郎の方が よっぽど怖い……。
入手	この前橋城、怪談話には少々自信がある。 ふふ……夏の暑さや苦しさを忘れさせるのほどの恐怖を、 私がたっぷりお見舞いしてやろう♪
所領1	坂東太郎……、 すなわち利根川の恐ろしさは、 いくら年月が経とうとも 忘れられん……。 水嫌いを克服しても、 あればかりはな……。
所領2	なぁ殿よ。 今度、肝試しの一貫として 怪談会を催さぬか？ ふふ……私の御城に伝わる 『お虎が渕伝説』の恐ろしさを 思い知らせてやるぞ。
所領3	愛したものに疑われ、 裏切られ、そして失意のままに 水底に消えていった、 お虎の無念は……。 どれほどのものだったの だろうか……なぁ、殿？
変身	我が城に刻まれた怨恨と共に……変身！
変身解除	どうだ殿よ。これなら暑さも一瞬で吹き飛ぶだろ？
出陣クリック	私の前に立つのならば馬から降りよ！
出陣	我が城が背負う念と思いの一端を、味わわせてやろうではないか。
委任出撃	任せるがいい、蛇や百足達もやる気に満ちておる。
編成1	関東の華を求めるか、いいだろう、後悔はさせぬ。
編成2	私に任せておけ。さあ、敵はどこにいる？
つままれ	か、川沿いだけはやめてくれー！
配置	不届き者を震え上がらせてやるぞ。
選択	川の底に沈めてやろうか。
巨大化	お前たちの行き先は、既に決まっているぞ。
特技発動	怨霊たちよ、纏わり付け！
計略発動	はっはっは、沈め沈め！
大破	七代まで呪ってやるからな！
勝利	さて殿よ、勝利の一風呂を浴びに行こうか。
合成	より強固になったな、感謝する。
放置	ふむ、鉄砲の整備でもしておくか。脅かすのは大事だがいざというときのために備えておかないとな。
おかえり	おぉ、殿。丁度肝試しに備えて飾り付けをしていたのだが、感想を聞かせてくれるか？
ありがとう	感謝する。
ダメージ1	この程度、お虎の無念と比べれば！
ダメージ2	は、氾濫してしまう！
敗北1	まだ諦めぬ、このくらい坂東太郎の氾濫と比べれば。
敗北2	思えば川の氾濫以外にも災害ばかりに襲われておったな。
イベント1	ふふっ、そうか。 この先、怪談話を語って聞かせることもあるだろうしな。 良き語り部になれるよう、鍛錬を積まねばな。
	殿は厳しいな……。 まだ始めたてなのだ、もう少し優しくしてくれても いいじゃないか……。 私だって気落ちすることくらいあるのだぞ。
イベント2	あ……すまない。 あの時のことを思うと、震えが止まらないんだ。 その……済まないが、手を握っていてもらえないか。 こうしていると、すごく……落ち着くんだ……。
	そうかもしれないが、昔よりは随分マシになったんだ。 それに……誰にだって、 怖いものの一つや二つくらいはあるだろう。 少しは優しくしてくれてもいいんじゃないか？
イベント3	ははっ、そうかそうか。そこまで怖がってくれたのなら 語って聞かせた甲斐があったというものだ。 ふふ、どうした？ 怖いのならば私が頭でも撫でてやろうか？　ほれほれ♪
	そ、その言い方は酷くないか！？ 確かに怖がらせるように表情も意識したが、 もう少し言い方というものがあるだろう！ 私だって傷つくのだぞ！

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イベント[]

イベント1[]

前橋城 ふむ、ここはもう少し 着崩した方が、雰囲気も出るだろうか……。 ああ、殿か。 すまない、気づかなかった。 今は肝試しに使う衣装を調整していたんだ。 遊びだからこそ、全力を尽くす……。 城娘たちを怯えさせるような、出来栄えにしたいのだ。 で……どうだ。 このあたりなど私のこだわりが出ているだろう。 ここなどはわざと解れさせたり汚したりして―― む……なに？聞き取りづらい？ す、すまない。 私はどうにも興奮すると、早口になってしまうようでな。 前橋城の城主で大老を務めた酒井忠清どのも かなりの早口な人物だったようで、 『早言の頭』などと言われていたようだ。 どうも、私も忠清どのと同じぐらいに その気があるようでな……。 む、確かに殿の言うとおりだ。 肝試しの語りが早口では情緒にかけるというものだ。 んんっ、そうだな……。 殿よ……私が、こだわった部分は―― ……うん。 こんな感じで……どうだろうか……？
いい感じだな。	……なんだか不自然だな。
ふふっ、そうか。 この先、怪談話を語って聞かせることもあるだろうしな。 良き語り部になれるよう、鍛錬を積まねばな。	殿は厳しいな……。 まだ始めたてなのだ、もう少し優しくしてくれても いいじゃないか……。 私だって気落ちすることくらいあるのだぞ。
よし、せっかくだ。 動きもゆったりとさせてみるか。 こう、ゆっくりと…… 穏やかな時の川の流れのように……。 む……もしや、この動きを活用すれば、 霊や怪を想起させるような、 恐ろしげな雰囲気を醸し出せるのでは……？ よし、この調子でしばらく鍛錬してみようか。 殿、そこで私の動きを見ていてくれ、頼む！

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イベント2[]

前橋城 ふむ、このような感じで……。 ここはまだ向上の余地があるか―― ――む、どうした殿よ。 そんなに驚いたような顔をして？ 今は鉄砲の整備と、飾り付けをしていた。 皆の怯える顔を思うと、手が止まらなくてな。 ……ん、脅かされることについては、 策を練らなくても良いのか、だと？ それは……確かに、そうかもしれないな……。 水に関わる話などをされたら、 流石の私も、情けない姿を見せてしまうかもしれん。 うむ……確かに水嫌いは克服した。 たがそれでも……拭えない恐怖というものは存在するのだ。 それが……坂東太郎。 暴れ川として知られる、利根川の異名だな。 大雨が降るたびに大きな被害を生み、 私、前橋城も……。 ついには本丸の移転まで追い込まれたのだ……。 泳ぎが出来たって、多少の苦手を克服したって……、 人も建物も、容易く押し流されていく。 それを思い出すだけで私は……私は……。
大丈夫か？	やっぱり苦手なんじゃないか！
あ……すまない。 あの時のことを思うと、震えが止まらないんだ。 その……済まないが、手を握っていてもらえないか。 こうしていると、すごく……落ち着くんだ……。	そうかもしれないが、昔よりは随分マシになったんだ。 それに……誰にだって、 怖いものの一つや二つくらいはあるだろう。 少しは優しくしてくれてもいいんじゃないか？
は、はは……肝試し本番の前に、 私の肝が試されているようだ。 思い出すだけで、 勝手に身体が震えてくる……。 いや、殿のせいではない。 未熟な私が悪いのだ……。 だが、その……もし私を心配してくれるというなら……。 少しだけでいい……、 震えが止まるまで……傍にいてくれないか……？

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イベント3[

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